三上延のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレちょっとラストが駆け足の感があった気はするけど、これ以上引き延ばしても意味はないのかもしれない。
結局、ジャンがヴィクトルの名を奪い取ることでつけた決着。そう来るかーと思いました。
ジャンがジャンであるまま、ヴィクトルと対決するのかと思っていたのでね。でも、そうじゃなかった。
ただ、ヴィクトルにもヴィクトルの正義と主張があり、それがあまり語られることがなかったのが残念。もちろん、これはジャンの物語なので、必要以上にヴィクトルのことが語られる必要はないと思うのだが。
ヴィクトル側からでも一本物語が書けるよね、と思ってしまった。
ラストはクリスとの淡い想いを実らせる感じで、よかった。その後、姫様がジャンを好きになってしまって、という展開もあるのだろうな。
恋愛面では、ラフエッジのエピソードに泣いた。『五分だけ号泣する』という言い方がたまらない。 -
Posted by ブクログ
これまたツボでした。
設定と挿絵が好み、てのもありましたが、いやはや参った。
とりあえず、クリスが凄いツボです…
このクリスについては今回は置いておいて(ぇ、
主人公・ジャンには双子の兄にコンプレックスを抱く弟として、
今ガンダム00好きもあって、ライル君を思い出しました。
「俺は兄さんじゃない」
セリフまで一緒だし。
今回をはじめ物語で双子の葛藤を見るに付けいつも思うのですが、
大概兄に弟がコンプレックスを抱いており、
ほぼそんな双子の100%が兄を兄さんとか敬称で呼んでいます。
葛藤も抱くよなぁ…ほんの数分~数時間しか生まれた時間に違いがないのに、
兄と弟として扱われるのです。
おのずと兄は兄の意識を抱くようになるんじゃないでしょうか。
そして弟は名前でなく敬称で呼ぶ、色々な意味で対等と思える相手
になるのか疑問です。
実際の双子の方がどうなのかわかりませんが、客観的にはそう思えました。
しかしながらこの双子の場合、実は「タッチ」の双子のような関係ではないかしら。
皆の注目を浴び、優秀な兄こそが努力の人(タッチのカッちゃん)で、
驚くべき資質を持った弟(タッチのタッちゃん)を
誰よりも意識していた=資質を見抜いていた。
兄弟逆は置いといて。
お兄さんのヴィクトルは断片的にしか出ませんがそう思える描写です。
実際主人公・ジャンはとんでもない資質の片鱗を見せますし。
そこへきて今回「敵」的な扱いのアマダスは子物すぎ。
このジャンに本気で立ちふさがるのは誰になるのか。
あと彼のパートナー、「竜」としてはキーヒロイン・ティアナ
でしょうが、別の意味のパートナーは…(笑)。
ひとまず竜のパートナーとしてはジャンとティアナは相性抜群ぽいです。
次巻、凄く読みたい! -
Posted by ブクログ
プロローグの前に登場するメンバーの紹介ページがある。いろんな作品でよく見る内容だがもはや主軸となるキャストが世代交代しているのに寂しさと嬉しかとが交錯する。でも、二世の子達もなかなかのワクワクを提供してくれて読むまでの楽しさは変わらない。
今回は大輔さん、栞子さん夫婦は遠くからのサポートに専念なのですね。若き二人の目利きは親世代に勝るとも劣らない能力でヒヤヒヤしながらもどこか期待の方が上回る。
いけない、と思うことって実行せざるを得ない条件を目の前に吊るされると何故か嬉しくなるのでしょう?怖いもの知らずのチャレンジャーにとっては馬の鼻先に吊るされた人参のようですね。
かくして相談を受けざるを得ない扉子さんは着々と経験値を上げていきます。しかもその成果を遠方の信頼度が高い相手が判定してくれているので尚更前に突き進む。 -
Posted by ブクログ
2026/09/18
意固地な大人気ない大人たちがしょーもないことをするから、話が大きくなってしまった。素直じゃなさ過ぎる。どうしてそこまで片意地を張るのか。変なところは協力し合うくせに、仲良くなれないのは引っ込みがつかなくなってしまったからなのか。本当に面倒くさい人たちです。
そういう人たちを間近に見てきたからなのか、遺伝なのかは知らないけれど、犯人のやったことの罪は大きい。その結果で壊れたものが大き過ぎる。
私なら、時がたって犯人が変わっていたとしても許しません。
大輔くんの心配をよそに、扉子ちゃんの本の外側にある謎、持ち主たちの秘められた物語を読み解く能力はますます成長して行くことでしょう。
でも、
栞子さんに大輔くんがいるように、本好きの友達がいる扉子ちゃんは大丈夫なような気がします。
智恵子さんと会うことも、『恐ろしいけど楽しい』と感じている扉子ちゃんは大物になる予感がします。
扉子ちゃんが初めて関わった古書の謎が推理小説なんて、扉子ちゃんの人生が謎解きに彩られる決定的な、運命的な始まりだと思いました。
今後、扉子ちゃんがどのように古書の秘密に関わっていくのか楽しみです。
『ビブリア古書堂の事件手帖』について語り合う、とは………?
今後の展開が楽しみな最後の一文でした。