三上延のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ切なくて温かい、そんな読後感に浸っている。
大正14年から建設が始められ、平成8年に取り壊されるまで約70年にも渡って住まわれてきた同潤会代官山アパートメント。建築を専攻していた学生時代には、惜しくも取り壊されてしまった「近代集合住宅のレジェンド」として学んだ記憶がある。
本作を読んで、このアパートメントは多くの家族の物語を生んだ舞台あることが分かり、自分の中で血の通った温かい存在に変わった。
この小説の家族も4世代に渡って住み続けている設定だ。竣工と同時に入居した竹井と八重の夫婦から、取壊しを見届けた曾孫の千夏まで…それぞれの物語に常にこのアパートメントは寄り添っていた。
どの人物に -
購入済み
面白かったです
横溝正史の「雪割草」かつて殆どの作品を読んだ私も知らなかった作品から起こる事件。
「病院坂の首縊りの家」や「獄門島」もストーリーモチーフに取り込まれいて一気読みしてしまいました。
シリーズにはまだまだ続きがあるようですので楽しみです。