三上延のレビュー一覧

  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    前作から7年後、五浦くんと栞子には、なんと6歳の娘がいるではないか。栞子に容姿だけでなく本が友達というところまでそっくりで、人との繋がりを持たせようと本を通じていろいろ語り聞かせるがなかなか上手くいかない。そんな親娘の姿を思い浮かべるとほっこりする。7年後の五浦くんは、智恵子の手伝いのため一人で海外へいったりなんか逞しくなった感じ。
    本書の中では「からたちの花」が良かった。北原白秋の詩が可愛らしいのと、「からたちの白い花が咲くように」叔父と姪の関係がこの詩をきっかけに良い方向に向かって行くのが心あたたまる。
    志田さんが配っている「雪の断章」、1985年に斉藤由貴さん主演で映画化してたの全然覚え

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    2025年03月08日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    今回のテーマは横溝正史さん。
    金田一耕助の幻の作品を巡って一族内で起きた問題の解決依頼がビブリア古書堂に来ました。

    事件は解決しましたけど、今まで一番後味悪い終わり方。毎回毎回ハッピーな事件解決というわけにはいかないですよね…

    そして登場する、智恵子さん…相変わらず怖いです。ゾクゾクします。

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    2025年03月01日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    ライトノベルと侮る勿れ、面白い。
    古本にまつわるストーリーだが、古さも暗さもない明るい雰囲気で本好きには魅力的。先へ先へと読みたくなる。
    連作短編で、前の短編で謎に絡んだ登場人物が後の短編で再び登場するのも楽しい。

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    2025年02月24日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    この世に存在しないはずの
    横溝正史の幻の作品『雪割草』が盗まれたと
    いう相談事が持ち込まれた。

    奇妙な相談事は、元華族の旧家の邸宅で
    起こった出来事。

    また、更に年月を経て、似たような相談事が
    持ち込まれる。

    このシリーズは様々な古書のコレクターが
    登場人物として出て来ますが、

    どうしても自分の手元に置きたいと
    いう想いが、人間関係すら壊してしまうことが
    あって、それは読んでいて、
    やるせない時があります。

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    2025年02月22日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    今回は鎌倉文庫という貸本屋を関わる篠川家三代に渡るお話。鎌倉文庫自体が実在しているお話だそうでリアルでは行方不明なものを小説というカタチで登場させたり、毎回本の蘊蓄が楽しいです。

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    2025年02月13日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    物静かな北鎌倉に店を構えるビブリア古書堂の女店主篠川栞子に幼少の頃のトラウマで本が読めなくなった青年五浦大輔が祖母の遺品である古書の査定を頼む所から始まるライトミステリー。
    緻密な文体でキャラに魅力が有り、世界観にのめりやすくあっという間に読破。

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    2025年02月12日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

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    前作から7年経過して、栞子さんと大輔さんの間に娘の扉子ちゃんが生まれました

    他の皆さんもそれぞれ成長されてました。
    今作は前日譚でしたけど、これからの物語が楽しみです

    表紙の栞子さん、めっちゃお母さんですね

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    2025年02月09日
  • 神様の本

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    栞子さん目当てでしたがどの作品も面白かった。
    杉井光さん、「透きとおった物語」とはまったく別テイストで驚いた♪

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    2025年02月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

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    面白くってどんどん読んでしまった(^_^)
    本好きでも、コレクションとして本を集めるはしたいとは思ったことないな~

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    2025年02月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    ネタバレ

    栞子の娘の扉子、そして親の智恵子の3代にまたがる漱石と鎌倉文庫をめぐるストーリー。智恵子の若かりし頃の話が今につながり、そして栞子と大輔の最初の出会いも描かれており全てがつながっているそんな話。昔ほど本の中身が謎解きのヒントになることは少なくなってきたので少し毛色が変わってきた感じもしました。

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    2025年02月02日
  • 百鬼園事件帖

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    文豪に怪異、大正~昭和初期と、好きなものが詰まった物語。
    怪異は、ほんのり怖い程度で、嫌な暗さはない。

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    2025年01月30日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    扉子シリーズとなり4作目、今回は夏目漱石がメイン古書、そしてかつて鎌倉に存在した「鎌倉文庫」なる貸本業がキーとなり、さらに3世代親子の17歳時の事件が紡がれていくという、今までにない構成であった。鎌倉文庫についてはwikiでも調べること可能で、その在庫がほとんど行方不明という事実にも多いに興味が持てた。土地柄を組み合わせての展開であり、作者の創作性にただただ脱帽である。


    令和編「扉子」昭和編「智恵子」平成編「栞子」と進んでいくが、なんといっても白眉は昭和編「智恵子」の章である。これまでのラスボス的キャラにも17歳という時代があり、そこには年相応の出会いがあり、抱えている悩みなどがあったりし

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    2025年01月20日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    ネタバレ

    栞子は吉原喜一からシェイクスピアのポートフォリオ3冊の真贋を依頼され、セリで本物を落札。しかし喜一は全て偽物と指摘。実は本物の隠し場所を栞子は見抜いており、最後に謎解きが解決して爽快感を得た。

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    2025年01月15日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    ルームシェア、同棲、長期出張のホテルとか、いろんな形の「ふたりぐらし」を描いたアンソロジー

    最初に部屋の間取り図と最寄駅とか築年数とかの情報が載ってるのが部屋をイメージしやすくてありがたかった
    備考欄の内容が結構面白くて、ストーリー想像してから読んでた

    どの話も面白かったけど、18階の神様と月の沙漠の話が特に好き

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    2025年01月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    栞子と大輔の娘の扉子が、両親が関わった横溝正史の本に関する事件簿を読むというスタイルで話が進みます。

    今回は横溝正史が取り上げられていますが、ドラマは観たことがありますが読んだことが無い作家の一人です。おどろおどろしいイメージがあったので敬遠していました。
    古谷一行さんの金田一が好きでドラマで十分満足していました。
    これを機に読んでみようかなと思っていますが、怖くないですよね?

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    2025年01月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    『ビブリア古書堂の事件手帖~扉子~』シリーズの四冊目ですね。

     夏目漱石の『鶉籠』を巡り、扉子は親友の戸山圭と、気まずい関係になっていたが、仲直りをする事になるが、『鶉籠』がもと鎌倉文庫所有の本であった事が謎になり、扉子は鎌倉文庫を探ると、祖母の智恵子の存在が浮かび上がってきた…………?

     智恵子、栞子、扉子の三代の十七才が織り成す、『鎌倉文庫千冊』の謎解きミステリーです。

     智恵子と篠川登の出逢いと、二人の『鎌倉文庫』をめぐる物語が、初めて明かされます。

         目次

      プロローグ
     第一話 令和編『鶉籠』
     第二話 昭和編『道草』
     第三話 平成編『吾輩ハ猫デアル』
      エピ

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    2024年12月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~

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    今まで影の薄かった栞子の父目線のお話でした。

    智恵子との馴れ初めも描かれていて、新しい発見でした。
    夏目漱石の作品も読んでみたくなりました。(古い文体が苦手なのですが…)

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    2024年12月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    記念すべき100冊目でした!

    扉子も成長し、栞子や大輔も年を重ねていました。
    相変わらず智恵子は不気味に登場し、何か企んでいる様子。そんな回りくどいことしないで、もっと素直になればいいのになーと思いました。

    次も楽しみです。

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    2024年12月04日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

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    今回も読書愛に溢れた内容でした。
    栞子と大輔の娘も高校生になっています。
    そして、相変わらず栞子の母親の智恵子の影がチラつきます。
    今後の展開が気になります。

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    2024年11月23日
  • ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

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    じわじわと年月が経っていて、扉子の成長にビックリです。

    雪割草の話では、最終的には本によって家族がバラバラになってしまう結末になってしまったことが切なかったです。

    獄門島では、扉子に話の合う友達ができて良かったなーと思いました。

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    2024年11月19日