神様にまつわるアンソロジー。
全体的に豪華なアンソロジーで、大満足でした。
お気に入りはビブリア〜と下町和菓子屋 栗丸堂。
ビブリアは栞子と大輔が新婚の頃の時系列。
短編ながら、読み応えあるキリストに纏わるストーリーでした。
扉子は赤ちゃんながら、現在と変わらぬ本の虫の片鱗が垣間見えました。
栗丸堂は、結婚後のエピソードで、まさか読めると思わなかったので嬉しかったです。
今だに「栗田さん」呼びの葵がらしくて、それに耐えられない栗田とのやり取りが微笑ましかったです。しかし、なぜ「女豹」呼び希望なのか…
続編希望です!