三上延のレビュー一覧
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ネタバレ「夏目漱石『漱石全集・新装版』(岩波書店)」
「小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」
「ヴィノグラードフ・グジミン『論理学入門』(青木文庫)」
「太宰治『晩年』(砂小屋書房)」
ライトノベル出身の作家さんということで読みやすかったです(笑)第三話までは良くできていたし楽しめた(笑)古書の話と事件が上手くからんでいいですね(笑)ただし第四話が少し残念。あそこで彼を放火犯にまでする必要があったのでしょうか?もう少し軽い犯罪でもそしてメインの事件の方もちょっと微妙だし栞子さんの彼に対する評価が少し納得いかない。それでももっと続きを読みたくなる小説でした(笑)そしてもっと本を読みたくな -
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静かな語り口で没入して読めた。こういう雰囲気も好きな小説のひとつ。
主人公は五浦大輔という青年で、ある日亡くなった祖母の遺品である「夏目漱石全集」を査定してもらうため、ビブリア古書堂を訪れる。店主の篠川栞子はケガで入院中だったが、妹の計らいで病院まで行けば査定してくれるという。大輔は病院へ本を持参するが、そこで彼女は本に隠された祖母の秘密を読み取ってしまう。その後、大輔はビブリア古書堂にアルバイトとして勤務しながら、古書に関するさまざまなトラブルを栞子とともに解決していく。
短編集の形式をとっていて、全部で四つの作品が収められている。
どの話も好きなんだけど、それはその話に登場する人々が好 -
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太宰治自家用の「晩年」をめぐって大けがをしてしまい入院をした、五浦大輔。
退院しだいぶ回復してきたころ、ビブリア古書堂のバイトに復帰した。
取引に訪れた道具商の男が、買い取った太宰治自家用の「晩年」を売りに、
訪れたが・・・。売買に応じた際に渡された別の一冊が元で、洋書の古書
に対する謎と運命に対峙することになっていく。
今回は7巻で 前作のあとがきを読んだ人ならわかる通りの、最終巻。
とはいえ、今頃読めば、分かり切った第2期があることは明白なので、
そこには触れず、五浦大輔と篠川栞子、そして篠川智恵子の生い立ち、
ビブリオ古書店の事件手帖の総決算と言ってよいのかな。
とんでもない、賭けに出 -
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旅先で偶然出会った人と食べ物を通して、人生観が変わり、前向きになれる話を集めたアンソロジー。トラブルと偶然は旅につきもの。毎回すぐに「禍転じて~」になるとは限らないが、ターニングポイントとして意識されている。
全7話の中で、私は「夢よりも甘く」が最も気に入った。育ててくれた亡き祖母の思い出話。少女はそれが作り話であると薄々気づくのだろうが、大人になっても大事に温め続けている様子(例えば身近な人に指摘されてムキになる場面)が胸に刺さる。現実を知ってしまい、旅行中はコレといった良い出来事もなく、疲れ果て打ちひしがれて、旅が終わりに近づく。このまま静かに物語が終わるのかと諦めかけたところで、帰国後に -
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ネタバレビブリア古書堂の事件手帖が含まれていたので。
「神×本」をテーマにしたアンソロジー。
ビブリア古書堂は安定の面白さだったが、
神様の御用人が含まれていたのは嬉しかった。
下町の和菓子屋さんの話は刺さっても良かったと思うが、
ちょっとちがった。
個人的には聖書をテーマにしていた「ハレルヤ出版編集部」が面白かった。
アダムとイヴの息子、カインとアベルの捧げもののうち、
アベルの方しか受け取らなかったことを
「肉好きだからな!」と神が一言で切って捨てたのとか。
「俺は二次創作には寛大だから」と発言したり、
全知全能なのに金に困っているとか。
矛盾だらけの聖書について突っ込むのは野暮なことと思いつ -
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ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~
著者:三上 延
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**あらすじ**
三つの世代を超えて挑む、夏目漱石・名著の秘密。ビブリア新シリーズ第4弾。
三つの時代をまたぎ紐解く、鎌倉文庫の謎。
まだ梅雨の始まらない五月の終わりの鎌倉駅。よく似た顔立ちだが世代の異なる三人の女性が一堂に会した。
戦中、鎌倉の文士達が立ち上げた貸本屋「鎌倉文庫」。千冊あったといわれる貸出本も発見されたのはわずか数冊。では残りはどこへ――夏目漱石の初版本も含まれているというその行方を捜す依頼は、昭和から始まり、平成、令和のビブリア古書堂の娘たちに受け継がれていく。
十七歳の「本の虫」三者三