三上延のレビュー一覧
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ネタバレ終わっちゃいましたね。
古書のお話しとゆうことで読み始めましたが、途中難しく感じることもあったシリーズでしたが、最後は集大成と言った感じで満足した終わりでした。
吉原喜市を最後にやり込められたのには大変スッキリさせてもらいました(笑)いい気味だと正直思いましたね。古書の話しでこんなに嫌な人が出てくるとは初めは思ってもいませんでしたし。でも、最後に2人が篠川智恵子にも認められて一緒になれそうで良かったです。ラストシーンはホントに容易く想像して読めたのでホッコリしました。これぞ2人の関係だな、と。
まだ続きもあるみたいなのでゆっくり読んでいきたいですね。 -
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前作から7年後、五浦くんと栞子には、なんと6歳の娘がいるではないか。栞子に容姿だけでなく本が友達というところまでそっくりで、人との繋がりを持たせようと本を通じていろいろ語り聞かせるがなかなか上手くいかない。そんな親娘の姿を思い浮かべるとほっこりする。7年後の五浦くんは、智恵子の手伝いのため一人で海外へいったりなんか逞しくなった感じ。
本書の中では「からたちの花」が良かった。北原白秋の詩が可愛らしいのと、「からたちの白い花が咲くように」叔父と姪の関係がこの詩をきっかけに良い方向に向かって行くのが心あたたまる。
志田さんが配っている「雪の断章」、1985年に斉藤由貴さん主演で映画化してたの全然覚え -
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三上延の連作ミステリ作品集『ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~』を読みました。
三上延の作品は、昨年11月に読んだ『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』以来ですね。
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珍しい古書に関係する、特別な相談 ── 謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。
その古い家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。
それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。
そし