三上延のレビュー一覧

  • 読書狂の冒険は終わらない!

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    読書好きな2人の対談。
    本好きの熱量に圧倒されました。

    出だしからスティーブンキングの話だったのが嬉しい。
    私の読書体験のきっかけといってもいいのがスティーブンキング作品なので、とても懐かしい気持ちで読むことができました。

    自分は高校生になってから読書が好きになったので、三上さんと倉田さんの幼少期時代の話も面白かった。
    こんな2人でも挫折本があるんだ!と驚いたり、読む以外にも本には魅力があると気付けたり、本好きだったら読んでほしい。

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    2022年12月31日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    堂々完結❗️

    いやー良かった良かった❗️
    ラスト付近の緊迫感といい大輔と栞子が収まるところに収まり、智恵子との蟠りも多少解けと良いラストだった

    古書に読み慣れていない点はあったので難しい部分はあったが逆に興味が湧いてこれから読んでみようと思った
    これが本から本へと繋がっていくんだなと思う
    正に本というものの良い点だと思う

    この勢いのままに扉子シリーズへGO❗️

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    2022年12月20日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    良い人と出会い家族になる。
    家族に恵まれた一家の物語。
    家族の中でいざこざが無いのが良い。
    ただ、各章で必ずトラブルというか困難があるのがしんどかった。

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    2022年09月26日
  • ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編

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    三上さんチョイスのBJ作品。ページのほとんどがBJの漫画で、全話読んだことがある話だった。漫画のあとにちょっとだけ解説があって、それがまた良かった。
    BJは不滅。

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    2022年09月23日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    8つのアンソロジーからなる作品。正直アンソロジー作品は多少はハズレがあるが、この本はそれがなくどれも当たりだなと思った。朝井リョウが大好きなので気になって買ったが、他の作家も良い作品だったのでこれを機会に読んでみたいなと思う。
    各ページ冒頭の間取り図も見ていて楽しい。

    1話目
    ◎朝井リョウ「それでは2人組を作ってください」
    どうしてこんなに女子心がわかるんだろうと思うくらい、人の心の繊細さや機微を感じ取るのが上手だなと改めて感じた。『何者』を読んだことのある人だと余計楽しいと思う。朝井リョウ大好きすぎる。

    2話目
    ◎ 飛鳥井千砂「隣の空も青い」
    韓国出張に行く前と行った後の、主人公の心の変

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    2022年08月28日
  • 読書狂の冒険は終わらない!

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    作家以前に読書家であるお二人の対談。かなりマニアックな部分も多いけど、やっぱり本についての語り合い、面白いす。ただ相槌を打つだけにはなりそうだけど、自分も居合わせたいと思える。幸せな時間だろうな、ってのがひしひしと伝わってくる良書。

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    2022年07月04日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    大正から三世代にわたって同じアパートで生活する一家の物語。タイトルとなっている同潤会代官山アパートができたときからなくなるまで過ごした家族のストーリー。アパートと共に人の一生もそれが一つの線となって繋がっており、当時の時代を思い浮かべながらたどる、読み応えのある小説でした。
    と同時に同潤会というと表参道しか知らなかったがいろいろなところにあったと知り、いろいろ調べたくなりました。

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    2022年06月05日
  • ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~

    購入済み

    鎌倉が舞台

    鎌倉の近辺に住んでいるので、自宅近くに物語のような古書店があればいいなと思いながら本書を読み進めております。w

    #ドキドキハラハラ #感動する #タメになる

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    2022年05月21日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    関東大震災の浅草の塔倒壊で妹を亡くした八重は、その婚約者竹井と結婚して、代官山のアパートに住み始める。
    もう地震や火事で愛する人を失いたくないと、竹井が当時はめずらしかった頑丈なコンクリート建物を選んだのだ。

    やがて子どもが生まれ、アパ―トを増築し(!)、孫が生まれ、最後を迎え、アパートも取り壊される。
    代官山を起点に一つの家族を描いていく中に、それぞれの時代の空気が浮かび上がり、懐かしいような寂しいような、しっとりした気持ちになる。

    コンクリートの高いところに住んでいた反動で木造の戸建てを選んだ息子夫婦は、阪神大震災で家が壊れたり、
    火事に強い家だけど、火事を起こしてしまったりと
    いろん

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    2022年05月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

    購入済み

    日常の苦悩

    日常にありそうな場面の中で、登場人物の苦悩が印象的だった。智恵子の黒幕感、ラスボス感が最後に残り、本書単体としてはちょっと残念だった。

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    2022年04月02日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    1927年から1997年まで、1つの家族の4世代にわたる物語を、同潤会代官山アパートを中心に描いています。たったの70年なんだけど、関東大震災に始まり戦争を経て平成へと移り変わり、街の風景も文化も考え方もこんなにも変わっているんだということを再認識させられました。
    読みごたえはあるけど決して難しい文章じゃない。これは幅広い世代に読んでほしいなぁ。

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    2022年02月27日
  • 同潤会代官山アパートメント(新潮文庫)

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    同潤会アパートを舞台にした家族の物語。
    1927年から1997年まで、約10年ごとに物語を紡いでいく。
    ビブリア古書堂シリーズとは異なり、ミステリではないが、前の章に後の章に繋がるものが隠されていたり、ミステリ的な要素も入っている。

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    2022年02月06日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    『女子的生活』と名前忘れたけど神様の話が良かった。
    女子的生活は文庫本になってて続編があるからこの本読んで気に入った人は買ってみるといいと思う。

    神様の話も良かったな。見た目に囚われちゃいけないと思った。

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    2022年01月30日
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~

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    シリーズ7作目・完結編。終わってしまったー、と思うくらい好きなシリーズだった。番外編もあるようなので楽しみ。
    あとがきにも書いていらっしゃるけれど、古書をテーマにしながらも古書に詳しくない読者(私)が読んでも楽しめる、というのが本当にすごい。

    最後は案外あっけなかったなーというのが正直なところだけど、幸せな終わり方で良かった。今後、栞子さんと大輔が智恵子の仕事を手伝いそうな気配があるのが気になる。

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    2021年12月23日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    "結局私は、自分よりもバカだと思う人としか、一緒にいられない。"
    "自分に希望を感じさせてくれるものに目を向けて、それを大事にしたり、誇りに思ってみたらどうかなあ"
    "夢のようで、すべてが自分の思い通りの生活はステキ。でもときどき、「自分」すぎていけないのかなって思うことがある。だからこういうノイズも、たまにはあっていいのかも。"
    "いたいのって、なんでしつこいのかな。どうしたら飛んで行ってくれるのかな"


    ルームシェアいいな〜と憧れもあるけど、全く価値観が違う人と暮らすって大変だろうな…と。
    誰と暮らすかって本

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    2021年07月10日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    8人の作家の作品をつまみ食いできる本。

    朝井リョウ目当てで読んだけど、他にも好きそうな作家を見つけることができてよかった。


    7つ目の三上延の話が、登場人物が魅力的で素敵だった。
    普段の日常では寡黙な人は嫌いだが、この話に出てくるような寡黙な人だったら好きになれそう。

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    2021年05月30日
  • ビブリア古書堂の事件手帖(1)

    購入済み

    原作が好きなので、漫画版ってどんな感じかな?と読んでみました。少し変えてる部分もあるけれど、まぁ原作通りの展開で普通に面白かったです。ただ、アクション物などの様に文字よりも画で見るとよりシーンが解り易い…というような物語ではないので、小説(原作)で楽しく読んでいる読者がわざわざ漫画版を読む必要は無いかなと思いました。漫画版で楽しむ読者や逆パターン(漫画から原作へ)もあるから、コミカライズ自体は否定しませんけれどもね^^♪

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    2021年04月03日
  • ビブリア古書堂の事件手帖6 ~栞子さんと巡るさだめ~

    購入済み

    読み返して

    作者さんを知らずに読み進めていましたが
    途中の恋愛進行描写で男性と気付きました笑
    内容は以前に読んでいたはずですがまたハラハラしました。
    続きも楽しみです。

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    2021年03月07日
  • ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~

    購入済み

    期待したとおりでした

    文庫本が発売されたとき一度読んだのですが、ずいぶん前でもう1度読みたいと思っていました。意外性とロマンがあって楽しく読みました。

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    2021年01月14日
  • 読書狂の冒険は終わらない!

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    よくある「本好きならこれを読め」「ミステリー入門!」というような本ではなく、本が好きな二人が好きな作家、作品について延々と語り合う本。
    題材にされる本は知らない物が殆どだったが、お二人が「あーあれ面白いよね」「実はあの作家ね」とどんどん話しが膨らませていくのでとても興味をそそられる。

    「飲み屋で隣席の男二人が話していて、聞き耳立てたら結構面白かった」
    あとがきにこう書かれていたが、隣席でこんなに面白い話が繰り広げられていて、それを聞ける状況が羨ましすぎる。
    ぜひ第二段もやってほしい。

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    2020年12月05日