三上延のレビュー一覧
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ネタバレ学生の頃に読んだ本だけど、全く記憶が無く初見のように楽しめた。
本が読みたいけどトラウマがあり本が読めない男性と本が好きで本の話ばかりしてしまう女性のボーイミーツガール!良い組み合わせ。
短編小説かと思いきや、長編小説でもあり、日常の謎よりはミステリーしていた。本のことも知れてミステリーとしても楽しめてお得な感じ。
1番好きだったのは第3話「論理学入門」。坂口夫妻は罪をかかえる男性と太陽のような女性の夫婦。こんなの好きに決まっている。坂口の悩みをしのぶは想像を超える明るさで解決するので、坂口がしのぶを好きになってしまう気持ちがわかる。
対照的に第4話では、五浦は篠川に信頼されていないことに怒っ -
Posted by ブクログ
入院していた篠川さんが復帰し、五浦と一緒にお店を回していく。
「全ての本は何かしらの過去を背負っている」
やはりこの文章がいい味出してます。
今回も篠川さんは様々な謎を解いていきます。
この本を読む前に藤子・F・不二雄の生涯の本を読んでいたので、内容が藤子不二雄でびっくり。藤子不二雄のSFは当時で考えたらめちゃくちゃ内容もイラストのクオリティも半端ない。しかも部数もないので希少価値が高い。人物を予習してたので、内容がスッと入ってきましたが「最後の世界大戦」は初めて知りました。
藤子不二雄の本に纏わるお話で、篠川さんの母の真相にも迫るお話でした。
最後に篠川さんと五浦が同じマグカップでコーヒーを -
Posted by ブクログ
ネタバレ栞子さんと五浦君の古書ミステリ5冊目。古書としては珍しくマンガが登場する。
手塚治虫の「ブラック・ジャック」である。
作品についてだけではなく、手塚治虫本人についてもさまざまなことが分かってとても面白かった。こんなふうにこの物語で取り上げられると、すぐに読みたくなって困る。
謎解きの依頼を持ってきたのは、栞子さんの親友、滝野リュウの後輩の真壁菜名子だった。彼女の両親は二人とも手塚治虫のファンで、母親は結婚する時に自分の蔵書の一部を持ってきた。そのせいで家には重複している本も多い。ところが、その中で手塚治虫の『ブラック・ジャック』が何冊か無くなっているのに気付いた。どうやら、弟の慎也が持ち出し