三上延のレビュー一覧
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ネタバレ扉子編が始まって五冊目。
いよいよ時代は栞子さんの娘扉子の世代に本格的に移ったらしい。
今回は全編扉子の謎解き話だった。
それも有ってなのか、栞子世代には懐かしい人たちや因縁の相手の登場があって、昔の話のその後的なことが知れてシリーズのファンとしてはなかなか楽しかった。
それにしてももう作品内では20年近く時が過ぎてるんだよなあ。まあ、実際の刊行も第一巻から15年経ってると言うことで時のすぎるのは早いなあと感慨深い。
扉子は止められていても推理するのを止められない所が何ともお母さんの娘って感じがする。
栞子さんみたいな内気な感じはまったくないけど^^
ワトソン役樋口くんとの今後にも期待したい。
あと、智恵子おばあさんの存在感たるや!
出てきただけで緊張感と不安が漂うのがラスボス感ありすぎ。
色々伏線が増えてきたけど、おばあさんの仕込みなのかな?
次回も楽しみ。 -
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職場の友人とお互いの推薦本を貸し借りする形で、この作品に出会いました。
本が苦手な大柄男と、本以外のことはほとんど話せない文学女性が本を巡る厄介事に巻き込まれていくお話です。短編でありながら全体の構成も繋がっている感じは、直近で読んだミステリの「medium」や「天久鷹央」などと似ていて、読みやすくとても面白かったです!人が死なないミステリというジャンルも素敵だなと思いました。
この本のフレーズである、「人の手を渡った古い本には、中身だけではなく本そのものにも物語がある。」という一節が僕はすごく好きです。この本との出会いもまさに、そういった本そのものの物語なので、この本を貸し借りして読めたことを運命的に感じています。
続きが気になる終わり方だったので、早速2巻目も読んでみます。 -
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扉子は高校2年生。夏に両親が海外で仕事をすることになり(最近たまにあることらしい)扉子に接近する人物を警戒する両親が、戸塚駅そばの古書店、虚貝堂の孫で扉子の高校の後輩の樋口恭一郎に監視兼バイトを依頼していく。恋ごとに鈍い扉子は淡い恋心を持ちつつそばにいる恭一郎と(小説的に)いい感じの距離感を保ちつつ働くのだが、もちろん厄介ごとは近づいてきて…。
大きくお話は3つ。親しみやすい本と、お馴染みの登場人物が出てきて、高校生の淡い恋模様(うっすらでしたが)ともども、楽しく読めました。
第一話 「シャーロック・ホームズの歸還」
坂口夫妻(男性はほぼ盲目)が、父が愛読していたというシャーロックホームズを探してほしいとやってきた。まもなく処分されるので、父が戦地に持っていった本が本当にあるのなら、持っていたいと言う。昔罪まで犯すくらい荒れていた坂口は父からどう思われていたのか?坂口家の直晴(18)に軽く嫉妬する恭一郎が微笑ましいです。
第二話 森山大道「写真よさようなら」
栞子の妹、篠原文香おばさんが登場。文香の古い友人からの相談で珍しい写真集が持ち込まれたのだが、復刻版なのでは?なぜ初版じゃないのか?入れ替わったのか?などさまざまな疑問を解き明かします。
第三話 中原中也「山羊の歌」
初版コレクターの玉岡は手に入れたレアな中原中也の詩集をどうやら同居していた女性に持ち逃げされたらしい。玉岡は文香と昔、何かあったのか?二人の微妙な空気感(わかりやすいのに扉子は気づかない…)。そして、玉岡が詩集を手に入れた相手は栞子と因縁深いあの人だった。一筋縄では解けない、消えた詩集の謎。
あとがきで、2027年アニメ化と書いてありました!やった。ドラマ化の呪い(キャスティング的な個人の主観です)がやっと解けるかも。楽しみです。 -
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ネタバレ栞子さんシリーズ完結!!!
一気に読んでしまいました。6巻から結構シリアス調な展開が続いていましたし、結構血縁関係がごちゃごちゃでドロドロで、ちょっと昼ドラ感ありましたよね。
7巻は王道の展開というか、皆さん苦手のたまご頭おじさんに見事勝ちましたね。このシリーズであんなに嫌なキャラクターは初めて登場したように思います。まぁそれでも、最終的には智恵子さんの手のひらのうえで踊らされていたというか、一枚上手だったというか。とにかく無事に決着がついて良かったです。
大輔と栞子さんは、なんかもうラブラブすぎて入る余地がないですね。本が入る隙間もないという表現は、古書を扱うミステリーというテーマからも良い表現だと思いました。
競りのときの大輔もカッコよかったですよね。捨て身の小切手。しかし、それも事前の智恵子さんのコントロールによっての結果なのかもしれないと。智恵子さん強キャラすぎて、栞子さんシリーズというか智恵子さんシリーズですね(笑)
栞子さんシリーズは一旦完結とのことですが、あとがきで、ビブリアシリーズはまだ続くとのことでした。智恵子さんサイドの話もあるかな?楽しみです!!! -
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2026 07/02
登場しました。この人恐い。
今の栞子さんには大輔さんがいて、本当に本当に良かった。
でないと、智恵子さんがいる世界に行ってしまう素質があるもん、栞子さんは。
大輔さんの存在が栞子さんをこっち側に留めている。でもまだ何となく細いというか弱い力なのかも、、、て心配。ちょっとしたことで栞子さんは行ってしまう。大輔さんの前から消えてしまう、そんな危うさがある気がする。
だから大輔さんにはこれからも栞子さんをしっかり捕まえていてもらわなきゃ。
智恵子さんは余裕で栞子さんの上位互換だということが分かった。あの知識と度胸と圧で対峙されたら、、、あの雰囲気に飲まれてしまう。人を操る術も心得ているし。
最後の最後で明かされた真実だって、あの人物の「あの人はあの人なりに家族のことを考えてんだよ」の千恵子さん評を素直に頷けない自分がいる。。。「恩人だ」っていう意識を植え付けられて手駒にされている可能性は?その人物の流している情報は本当に家族のことが心配で欲しい情報だったのか。栞子さんを自分の手の内に入れたいと画策してるんじゃないのか。って疑ってしまう私って、、、性格悪いのかなぁ。 -
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ネタバレ栞子さんシリーズの第5弾。
プロローグから焦らしてきますね。告白の返事を教えてほしいと思っている大輔と読者を嘲笑うかのような構成(笑)でも、大丈夫です。
「私、大輔さんのことが好き。大好き」
もうこの文章ですべてのモヤモヤが浄化されました。色々事件がありましたが、もう覚えてません。大輔と同じで告白の返事のことしか考えてなかったですからね(笑)
5巻は原点回帰で短編集でしたね。ただ、各章の終わりに後日談のようなパートがあって、珍しく、大輔以外の視点で描かれていて新鮮でした。
それと、いつも思いますが、読者が置いていかれそうな時に大輔が話に割って入ってくれるのでありがたい存在です。
とにかく、大輔、おめでとう!!! -
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2026 06/17
“あの人”からの便りが出てきた時、内容にぞっとした。誰を通してなのかは何となく察したけど。それにしても何故?って。
しのぶさんのお母さんが、私にはどうしても無理。いくら心の内では娘を想っていたとしても、あの態度と物言いは容認し難い。
しのぶさん、いろいろ葛藤もあっただろうに明るく育って良かった。しのぶさんってホント良い人だもん。
母親の不器用な歩み寄りも実を結ぶ日が来るんだろうな。
その時は、
子供の頃のしのぶさんがどんな思いで『なかよしの家』を作ったか、「子供の頃、なかよしの家に行きたかった。寂しい思いをしないで、安心して暮らせる家」って言ったしのぶさんの気持ちを、ちゃんと受け止めてほしい。
自分が発した言葉の責任を取ってほしい。
あなたがしのぶさんに「バカ」って言い続けてきたから、しのぶさんは「自分はバカだから」って思ってしまってるんだよ。
不用意にそんな言葉言わないで。
子供は言われたことを忘れないんだから。
「今度はあたしが、誰かを迎え入れなきゃいけない。絶対に締め出したりしない」
って、強くなったしのぶさんは、いろいろ乗り越えたから素敵な人になった。
かっこいいと思う。
智恵子さんの影が濃くなってきた。
存在感が増してきた。
その場にいないのに。
何か企んでるようで、恐い。
『栞子さんとお酒』ってまったく想像してなかったけど、日本酒似合う。
栞子さんの本当の気持ちはまだわからないけど、大輔さんとちょくちょく飲みに行って少しずつ距離が近くなっていけば良いなぁ。
栞子さんって、栞子さんのことを好きな人に対して、きっと無自覚に、魔性属性を発動しまくってる。可愛いですなぁ。 -
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ネタバレビブリア古書堂の事件手帖栞子さんシリーズ第3弾!
すっかりハマってしまいました。
『たんぽぽ娘』
一つ一つのエピソードに、だんだんと母親の影が見え隠れしてきますね。
大輔の「栞子さんなら、1つだけじゃなくて、目当ての古書全部盗んでいくはず!」というのは果たしてフォローしているのかどうなのか?まぁ栞子さんも感謝していましたしOKですかね(笑)
坂口夫妻のエピソードはハズレがありませんね。しのぶが1巻のときから、「私はバカだから」って言っていたのは、親の影響だったんですね。素直に話せないとしても、自分の子供にそんな言い方はやめてほしいですよね。子供の頃のしのぶがどんな気持ちで「仲良しの家」を作ったのか。悲しい。これから少しずつ家族の関係を取り戻していってほしいです。
絵本のことを思い出したい理由が、未来の赤ちゃんのためだということ、そしてそこに繋がる手がかりが所々に散りばめられていました。全然気づきませんでした。
そして、本書はプロローグとエピローグがあって、プロローグでは文香がなにやら怪しい行動をしていましたね。というか、これは大輔の情報の漏洩場所なのでは?
そしてエピローグでは、真相が明るみになって。『クラクラ日記』こんなとこにある〜!続きが気になるので、すぐに4巻へ突入してきます!