【感想・ネタバレ】読書狂の冒険は終わらない!のレビュー

あらすじ

大ヒット古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの作者・三上延は古書店勤務時代に本の査定まで手掛けていた筋金入りの書物通。一方、ビブリオアクションシリーズ『R.O.D』の倉田英之も「欲しい本はいま持ってない本、全部」と言い切るほどの本マニア。ベストセラー作家にして稀代の「読書狂」の二人が「読まずにはいられない」名作・傑作・奇本・珍本の数々を、丁々発止で語り合うビブリオバトルが開幕! 博覧強記の二人が惜しみなく出し合う秘蔵の「読書ネタ」を収めた本書は、唯一無二のブックガイドである。【目次】まえがき 三上 延/第1章 モダンホラーは最高だ!/第2章 乱歩と横溝と風太郎と/第3章 映画と本の怪しい関係/第4章 「挫折本」もまた楽し/第5章 珍本・奇本が大好物/第6章 ああ、思い出のトラウマ本/第7章 『ビブリア』『R.O.D』打ち明け話/第8章 古本・古雑誌は宝の山/第9章 本、愛あればこそ/第10章 本の未来を語ってみよう/あとがき 倉田英之

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Posted by ブクログ

『ビブリア』の三上さんの舞台裏での姿が見れて興味深い。古典SF、モダンホラー小説、乱歩、横溝など、未読の読みたい本がたくさん。本好きの対談は面白いなあ。倉田さんの本も読んだことがないので今度読んでみたい。

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2019年01月13日

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本が好きという人にはぜひ読んでいただきたい1冊。大笑いしながら読めた。自分の好きな作品の話題は読んでてなぜか嬉しい

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2014年11月22日

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読書好きな2人の対談。
本好きの熱量に圧倒されました。

出だしからスティーブンキングの話だったのが嬉しい。
私の読書体験のきっかけといってもいいのがスティーブンキング作品なので、とても懐かしい気持ちで読むことができました。

自分は高校生になってから読書が好きになったので、三上さんと倉田さんの幼少期時代の話も面白かった。
こんな2人でも挫折本があるんだ!と驚いたり、読む以外にも本には魅力があると気付けたり、本好きだったら読んでほしい。

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2022年12月31日

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作家以前に読書家であるお二人の対談。かなりマニアックな部分も多いけど、やっぱり本についての語り合い、面白いす。ただ相槌を打つだけにはなりそうだけど、自分も居合わせたいと思える。幸せな時間だろうな、ってのがひしひしと伝わってくる良書。

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2022年07月04日

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よくある「本好きならこれを読め」「ミステリー入門!」というような本ではなく、本が好きな二人が好きな作家、作品について延々と語り合う本。
題材にされる本は知らない物が殆どだったが、お二人が「あーあれ面白いよね」「実はあの作家ね」とどんどん話しが膨らませていくのでとても興味をそそられる。

「飲み屋で隣席の男二人が話していて、聞き耳立てたら結構面白かった」
あとがきにこう書かれていたが、隣席でこんなに面白い話が繰り広げられていて、それを聞ける状況が羨ましすぎる。
ぜひ第二段もやってほしい。

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2020年12月05日

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ビブリオマニアのふたりによる本談義。ブックガイドというよりも好きな人が楽しく話しているのを、へえなるほど、うんうんわかると端で聞いている感じ。
でも書誌情報はもう少し欲しかった。
またこのふたりなのに、ラノベの話がほとんどなかったのも残念。

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2020年03月22日

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「ビブリア古書堂の事件手帖」の三上延氏と「R.O.D」の倉田英之氏による対談。本好きの本好きによる本好きのための対談です。本書をブックガイドとして紹介している場合もありますが、読んでいる人に一切お構いなしに好きな事を話しているだけです。これを読んで、この本を読んでみたいと共感する人は立派な読書狂だと思います。しかし、この企画面白いので、どこかのホールで実際にお客さんを入れてやってくれないかな。あと、これだけ取り上げてるんだから、本書の帯にも「キング絶賛」って入れましょうよ。

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2019年06月29日

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R.O.Dの人とビブリアの人の対談。本好きの人たちによる「本の本」を読むのは理屈抜きで楽しい。トラウマ本や挫折本も紹介されているのがいい。最後の方の「本を読むのが面倒くさいという人がわからない」という話には笑った。同感ではあるが。

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2019年01月03日

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読書狂お二方の対談。 おもしろかった。 次元が違う。 こういう本は読んでて発見(読みたくなる本)があるからおもしろい。 読書はキリがないですな。 時間がいくらあっても足りない。

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2017年12月27日

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読書が大好きな、本にまつわる小説を書いているふたりが好き勝手に好きな本を語る。知らない本も多くてふたりの豊富な読書経験に驚かされる。本の入門書と言うわけにはいかないけれど読書の趣味や幅をひろげるのにはもってこい。

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2015年08月11日

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面白かったです。ビブリアの三上さんとR.O.Dの倉田さんの本に纏わる対談集です。倉田さんの『R.O.D』シリーズは読んでいませんが、これから読もうと思いました^^ お二人の本好きがとてもよく伝わる内容で、出てくる本のタイトルも馴染みのあるものが多く嬉しかったです。三上さんがまえがきで「人に本を薦めるのは難しい」と言っていますが、本当にそう思います。その人が何を求めているかに依りますもの。ただ、自分が好きな本について熱く語って、ということなら喜んで出来ると思います。この本はそういう本です。

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2015年05月10日

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私とは読書傾向がずれていたので、理解できたのは半分くらいかな?
でも、こんな風に、好きなことについて語り合える相手がいるのはいいなぁ。

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2015年03月03日

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本の話がとにかく濃い!
私が読んだことある本はほとんど出てきませんが、すごく面白かったです。とりあえずスティーブン・キングは一度読んでみようと思いました。

とにかくこれ楽しそうです♪
本について語り合える相手って私には居ないので羨ましい~。

本そのもの扱いについての話も面白かった!
ページの端を折れるか?書き込みはOK?カバーをしおり変わりにする?など、読書あるあるネタが面白い。

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2015年01月07日

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おもしろかった!
もっと読んでいたかった。
どんなに本が好きかが
話題を変えつつ語られる。
ものすご〜く共感するので
読みながら、ずっと
そう!そう!そう!
と言ってた。
続編希望。

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2015年01月14日

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本について語るはずが、映画とその原作についてまで及んでおり、それがまた面白い。角川映画だけで一冊読みたい!

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2014年11月03日

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『ビブリア古書堂の事件帖』シリーズの三上延と、『R.O.D』シリーズの倉田英之の本・読書についての対話です。

二人とも、よく本の内容を覚えているなあと感心しました。

第9章の本の取り扱いに関するクセのはなしが面白かったです。

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2014年11月01日

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昨今では、スティーヴン・キングって誰ですか…という人も珍しくないようだから、第1章は「そうそう!」と大喜びで読んだ。クーンツにもケッチャムにもしっかり言及されてて満足。

私は、角川春樹が出て来る前の角川文庫のほうがいい、角川春樹が角川文庫をダメにした …とまで思っているので、かつ、赤川次郎もいいと思えないので、第3章には全く共感出来なかったのも面白かった。

知ってる本だらけで楽しい。喜国「本棚探偵」への言及もあって楽しい。8章、9章、10章と終わりに向かうほど、本への愛がみしみし迫ってきて楽しい。

本のセレクトは割と初級編?なので、ブックガイドとしての機能はあまりないけれど、ホラーやミステリを最近読み始めた人にはちょうどいいのではないか。マニアとしての話もまだ入り口で、たぶんまだまだ奥があると思われるので、もうちょっとディープな続編を期待する。

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2014年10月26日

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ネタバレ

ビブリアの三上さんと倉田さんという読書好きの二人の対談。
読むのも収集するのも凄い量です。
また同じ本を何冊も買う、というのも凄い

語られている本、殆ど読んでないので、話にはついていけてないですが
本について語り合える人がいるのはいいですね。

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2015年07月20日

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ビブリア古書堂の作者と R.O.D. の作者の、本についての対談。
ビブリア古書堂は(ちょっと古いにしても)まだわかるとして、なぜに R.O.D. の作者を今頃持ってきたかという。(^^;
これを機に R.O.D. を再開してくれるといいんですけどねぇ。

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2015年07月04日

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本好きをこじらせた二人による様々な本話は、本&本話好きな人には、読んでいるだけで楽しいし、酒を酌み交わしながら混じりたいほどだが、とてもこの読書量と知識についていける気がしない。そして、読みたい本が増えてしまう嬉しい悲鳴。

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2015年06月01日

Posted by ブクログ

こういう人達を見ていると、自分は普通の“読書好き”で、とてもとても“読書狂”にはなれないなぁ、と安心する。
自分は特にホラー系は全然読まないので、キングとかクーンツとかはよくわからなかったが、SFとミステリーのところだけでも面白かった。
読みたい本がまたたくさん増えてしまって大変。

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2015年03月19日

Posted by ブクログ

読書狂二人による対談本。ページの至る所から両者の本好きが見てとれ、まさに読書狂にふさわしい本となっている。

一つの本、一つのストーリー、一つのキーワードから様々に派生していく様は、さすがマニアだという印象を受けた。それもこれも、お互いが共通の本の内容を知っていたり、はたまた知らないまでも、似たジャンル・似たストーリーに触れ合っているからこそそういう話のつながりが瞬時に生まれてくるのだろう。

私自身も本好きな一人なのだが、彼らには遠く及ばない。それでも、自分のペースでこれからも本と向き合い、本を好きでいつづけたいとそう強く思わせてくれる内容となっている。

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2014年11月22日

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