ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • クリスマス・プレゼント

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    ライムの短編は面白かったが…。他のはどうにもシニカルな結末ばかりでやや食傷気味。シェイクスピアの短編のように、オチのわからない話もあった。

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    2021年06月22日
  • ポーカー・レッスン

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    ネタバレ

    このミス海外編2014年版3位。ジェフリー・ディーバー2冊目の短編集。この人の本読みまくってて最近飽きてきてたんだけど、これは良かった。長編だとやたら描写が細かかったり、何回も事件のメモを板書したのが出てきて冗長だったり、やたら長くてしんどいんだけど、短編だとさすがに表現が簡潔で、珍しく短編の方が良い作家なのではと思います。全体設計にこだわらず豊富なアイデアを次々披露してもらえてお得感あります。話いっぱいあって、結局あんまりクリアに記憶には残ってないけど、読んでるときは適度にどんでん返しが楽しめた。

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    2021年05月10日
  • 青い虚空

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    ネタバレ

    頼む囚人天才ハッカーあいつを捕まえて!小説。


    モヤポイント
    逃げた厚化粧の女の行方
    ワイアットさんの共感できない異常な愛情
    出会って3秒でハッキング
    内部犯を疑わない無能警察
    ショーンのショーンたいショーンもな

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    2021年05月03日
  • 12番目のカード 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第6作目下巻。

    上巻でイラついた、ヒロインが何がなんでも学校に行こうとする理由が明かされていた。なるほど。

    真に狙われていた理由はもう壮大過ぎて、理解の範疇を超えている。

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    2021年02月04日
  • 12番目のカード 上

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    リンカーン・ライムシリーズ第6作目上巻。

    コフィン・ダンサーに続き、ヒロインは命を狙われているというのに学校へ行って試験を受ける、飛行機を飛ばすと言ってきかない。
    他の人の命を危険にさらしてまで言うことを頑としてきかない。
    イラつく。

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    2021年01月31日
  • シャドウ・ストーカー 下

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    ネタバレ

    伏線の回収がちょっと強引な気がする。
    リンカーン・ライムがいくつかの証拠の意味付けをせずに捜査をやめているところも、らしくなくてイマイチ。

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    2021年01月31日
  • ゴースト・スナイパー 下

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    久しぶりのリンカーン・ライムシリーズ。後半、犯人候補が次々と移り変わっていくストーリーに気持ちよく振り回されたが、インパクトは若干弱めか。

    原題の「The Kill Room」は内容とリンクしてて、タイトルとして覚えやすいけど、邦題の「ゴースト・スナイパー」はなんかしっくりこない。原題と邦題が全然違うなんてよくあることだけど、特にこの本に関しては変える必要あったのか疑問。

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    2021年01月24日
  • スティール・キス 上

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    まだマジシャンがマジックの説明を
    し始めた感じ
    「まず、カードが何枚あるかここに並べます」の段階
    まだまだ序盤、感想は下巻で。

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    2021年01月24日
  • 石の猿 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第4作目下巻。

    下巻の終盤はやはり面白かったが、そこまでの上巻と下巻の途中まで、読みながら気付くと何度も居眠りしてて、読み終わるのに時間がかかってしまった。
    つまり、眠くなる。

    最後の最後の逮捕劇もお粗末。

    好きなシリーズなだけに少し残念。

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    2021年01月16日
  • スリーピング・ドール 下

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    このミス海外編2009年版5位。リンカーンライムシリーズのスピンオフシリーズ。ウォッチメイカーで登場したダンス捜査官が主役の1作目。リンカーンとサックスも一瞬電話で登場する。ダンスは「キネシクス」の専門家なのです。日本語では「動作学」ってのか、相手のふるまいを見て興味の有無や嘘をついてるか等を分析する尋問のエキスパート。リンカーンの科学捜査と同様、こちらも細かく具体的に説明しながら尋問が進んでいく。緻密で分かりやすいんだけど分量が多い。ストーリー自体は展開が早く意外性もあって面白いし、暗示的な伏線が肩透かしされたりして飽きない作りになっているて、下巻からぐいぐい引き込まれて行くけどやっぱり長い

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    2021年01月15日
  • 悪魔の涙

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    ネタバレ

    ベースが狂人な殺人鬼が当たり前のように存在する定番が光り輝く海外サイコサスペンス。
    一転 二転と大きく動く展開が楽しかった。
    ただ一夜の出来事にしては大容量過ぎて、おっとりポケポケ風の「ジャガー」は裏方ではむっちゃ急いで行動してたんだろうな、といらん想像にクスッとしてしまいました。

    首謀者が発覚してからの確保を経てもまだまだ落ち着こうとしない終章は心から興奮した。しかしその最終対決の呆気なさは少し寂しい。初戦と復活戦のあっさり度が同等でまるで再放送を見ているかの様だった。

    首謀者の頭の良さが際立っているが、この時間をかけて作り上げた超大計画を一夜の間で裏をかき先回る(事が出来たり出来なかっ

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    2021年01月15日
  • 石の猿 上

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    リンカーン・ライムシリーズ第4作目上巻、
    今回は今のところ、主役であるはずのリンカーン・ライムの影は薄め。
    どう展開していくのか下巻が楽しみ。

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    2021年01月14日
  • エンプティー・チェア 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第3作目下巻。
    リンカーン・ライムのシリーズ前2作に比べて面白くないものの、最後の最後までハラハラさせられて読んだ。
    今回、無理のある展開も多く乱暴な印象を持ったが、作者の技量か、まあまあ楽しめた。

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    2021年01月09日
  • エンプティー・チェア 上

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    リンカーン・ライムシリーズ第3作目上巻。
    前リンカーン・ライム2作に比べて、犯人と思われる男の子が気持ち悪いな、と思うぐらいで、退屈である。
    続く下巻に期待。

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    2021年01月05日
  • 12番目のカード 下

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    このミス海外編2007年版6位。リンカーン・ライムシリーズ第六作。文庫だと上下2分作の大作。黒人少女が複数の殺し屋から狙われるパタン。凄腕殺し屋を捕まえたと思ったら別の殺し屋が出てくるし、殺しの目的を偽装して本当の目的を隠して捜査を混乱させるというシリーズで前にも出てきたパタン。今回は現在の殺人の動機に140年前の先祖の事件が関連しておりその謎解きも同時に進めていく趣向。いつもながらドンデン返しのために、複雑な偽装などを繰り返すんだけど、小娘一人ぐらいもっと簡単に一発で殺しときゃ偽装とか何人も殺し屋用意したりする必要ないじゃんと思ったりしてしまう。殺人の動機もちょっと変。本筋の周りに刑事がトラ

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    2020年12月06日
  • スリーピング・ドール 下

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    下巻に突入してもダンスとペルの一進一退の攻防は続き、物語は未だ山場を見せないが、中盤を過ぎて一気にギアが入る。ペルの真の共犯者が判明し、肝心の【スリーピング・ドール】ことテレサも満を持して登場。そこからはどんでん返しの連続による怒涛のノンストップサスペンス。成る程、後半で畳み掛けてくる作家なんだ。しかし、こう二転三転すると作品の色合いは大分変わってくる。後半は【人間嘘発見器】と評されるダンスの本領発揮だが、折角の心理戦も割と駆け足。目一杯詰め込んでいる分、読者が入り込む隙を与えて貰えないのも良し悪しかな。

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    2020年11月27日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    アメリカのホッパーの17枚の絵画にインスパイアされた物語を17人の作家が其々紡ぐと言うアンソロジー。一編が短いので、どこからでもすぐ読めるし、絵を見ながらどのように物語を膨らませるか、どんなストーリーになるか想像するのもワクワクする。一石三鳥くらいに楽しめた。

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    2020年11月12日
  • 魔術師 下

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    このミス海外編2005年版2位。リンカーン・ライムシリーズ5作目。ドラマの24みたいに凄い勢いで事件が起こって片っ端から現場の遺留品分析して、次の事件の発生現場を推測して事件発生の邪魔をしていく。スピード感あふれる活劇と登場人物の家族がらみのエピソードなどが時々挿入されるTVドラマのような雰囲気。シリーズものの性か、このシリーズを特徴づけるどんでん返しがエスカレートしてきて、犯人と探偵が超人すぎてちょっと興ざめしてしまうこともあるし、犯人の目的達成のための手段が複雑すぎてそんなんできるねやったら、もっと簡単に目的達成できるやんって思ってしまう。あと分量があって前半はちょっと退屈でした。

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    2020年10月11日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    作家17人による「画家エドワード・ホッパーの作品を主題にした短編」アンソロジーなので、さまざまな文体・内容の作品がおさめられているのだが、全体として強烈に【アメリカ】を感じた。
    行ったことのない国だが、長く暮らして骨を埋めるのはつらいかもしれないな・・

    それぞれに印象的でしたが、なかでも『海辺の部屋』『夜のオフィスで』が好きです。どちらも本質として慈愛をかんじる美しい話でした。
    好き、とは違うのですが『音楽室』はぎゅっとつまって短く、きりりと怖く、よかった。

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    2020年02月28日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵画から生まれた十七の短編。
    それぞれ全て異なる作家の手によって物語が編み出されており、短編好きも、絵画好きも、うまく取り込まれてしまう。
    正直なところ、絵画を眺めているだけでも楽しい。
    絵画は、18枚修められている。一枚は、読者が自分で話を作ってみてね、という序文の心憎さよ。
    翻訳物なので、独特のクセがある。
    決して変な日本語ではないし、つまらないわけでもない。
    翻訳者も12人(贅沢!)いるので、この翻訳者だと合わない、といったことがあるわけでもないのだが、やはり「ニュアンス」「空気」という見えないものを取り入れることは、難しいのだろうか。

    「キャロラインの話」はある

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    2020年02月23日