ジェフリー・ディーヴァーのレビュー一覧

  • ソウル・コレクター 上

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーは大好きな作家さんなのですが、リンカーン・ライム・シリーズの長編を読むのは初めてです。
    短編は「クリスマス・プレゼント」の中に有ったかな??
    私は基本的にシリーズ物はあまり好みません、何故なら必ず主人公が勝からです。
    まあ、大体の小説はそうなのですが、ハラハラ感が少し減る感じがします。
    しかし久しぶりに典型的な勧善懲悪的エンターテイメントも良いかと思い読んで見ました。

    面白かった。
    やはり、ディーヴァーのスピード感は凄いですね。
    今回はインターネット情報社会の怖さがテーマですが、同じようなテーマでは「青い虚空」の方が面白かったかな。
    シリーズ物特有のサイドストーリーも

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    2012年11月03日
  • 獣たちの庭園

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    ナチス政権下のベルリンの閉塞感と、主人公がどう行動するのか…ドンデン返しもありで浸った。結末はびっくり。
    獣園ーティアーガルテンを散策する機会があったらこの作品を思い出して負の歴史を体感するんだろうな。

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    2012年10月31日
  • ソウル・コレクター 上

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    ネタバレ

    ジェフリー・ディーヴァーの作品はハズレなしだ。犯人の顔は全く見えないが、ハラハラドキドキしながら、頁をめくっている。今回はコンピューターを駆使した最新の技術との対決だ。

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    2012年10月28日
  • スリーピング・ドール 下

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    ここで話が終わったのでは、というところでも
    ページ数がそれなりに残っていたので、
    まだまだ、まだ、どんでん返しがあるの?と最後まで興味津々でした。
    面白かったです。
    主人公の女性(キャサリンダンス)も魅力的です。
    ★5とまではいかなかったけれど、5に近い4です。
    ウォッチ・メーカーを読んでみます。

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    2012年09月24日
  • スリーピング・ドール 上

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    出だし100ページぐらいはあまり波に乗れなくて
    そこを過ぎたぐらいから、とても面白いと感じるようになりました。
    下巻までまっしぐら、です。

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    2012年09月24日
  • 青い虚空

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    ハッカー vs クラッカーな物語。コンピュータの犯罪ではあるが、ウェイトを占めるのはソーシャルエンジニアリングという名の詐術。2002 年に書かれた本で、若干古い部分はあるが、骨子は古くなってない。
    カタカナの人名が多くて若干、混乱するが、慣れれば問題ない。

    本書では実在の会社名がいくつか登場するが、そのうち Sun microsystems は Oracle に買収されてしまいました T_T
    でもでも Oracle は助けただけで、Sun は自滅したんです。それでも、本が書かれた時は輝いている企業だったんです。きっと。このころに apple 株を購入していれば...

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    2012年08月25日
  • 追撃の森

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    シリーズ物以外の長編を読むのは初めてでしたが、流石はディーヴァーと言ったところか。
    最後まで隙の無い構成に見事な展開、そして得意のどんでん返しと引き付けて離してくれませんでした。
    ただ、ちょいちょい訳で気になるところがあったので、やっぱりいつもの池田さんの方がいいなぁと思ってしまったりも…

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    2017年06月03日
  • 12番目のカード 下

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    ネタバレ

     やっぱりジェニーヴァのキャラクターの魅力がすごい。
     ホントに物語を牽引している。

     後半の「え? あれ? は?」みたいな展開は見事。
     このシリーズも1巻から読むしか。
     久しぶりに読み応えのある本でした。面白かった。

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    2012年07月01日
  • 12番目のカード 上

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    ネタバレ

     うん? 何が起きているんだ? いったい何なんだろうと思いつつ読み進めると、事件と言うより、各個人のキャラが濃い(良い意味で)。
     ボーンコレクターのシリーズモノだったのか。

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    2012年07月01日
  • 青い虚空

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    ネタバレ

    見えざる敵。見えているはずなのに「見えざる敵」。
    何でもありじゃん!と思ってしまう「ソーシャル・エンジニアリング」は活字で表現されてこそ恐ろしさが増す。かつてマヌエル・プイグ『蜘蛛女のキス』を読んで、最後の電話のシーンでぞっとしたが、見えないものを想像させることや空白を埋めさせるような想像力のかき立て方は上手い。「青い虚空」という邦題も良い。

    息もつかせないほどのスピード感や、構成の緻密さは言うまでもない。作者の作品がいつも分厚いのはあまり読書をしない人にとっては困りものだろうが、「序盤のゲームオーバー感」などのどんでん返しの連鎖は多くの人に味わってもらいたい。

    この作品で最も良かったのは

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    2012年06月24日
  • 魔術師 下

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    リンカーンライム第5弾、今回の敵はヤバいことにガチの手品師。ということで、ヤバい敵との相変わらずな壮絶バトル、今回も凄かった。

    ただ、面白いけど少し飽きてきたのも事実、6と7はしばらくあけてから読もうかなぁ。うーむ。

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    2012年06月03日
  • 石の猿 下

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    リンカーライムシリーズ、第4弾、かな?中国人蛇頭が今回の敵で、登場人物の名前も多く犯人ゴーストがそもそもなんでそんなに暴れてるのかイマイチ不明で(これはラストに明かされる)すっと物語に入りにくかった為、前半はきつかった。けど、後半はさすがのドンデン系で最後はホロリもあり、結局なかなか良かった。外れないねぇ、このシリーズはしかし。中国人刑事ソニー・リーが非常にかっこ良く、まさかのライムと打ち解けて今後レギュラーか!?と思ったけどそこはさすがのディーヴァー先生、でした。

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    2012年05月18日
  • 青い虚空

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    シリコンヴェレーの有名女性の惨殺事件。犯人はハッカーと断定。
    コンピュータ犯罪課の刑事は、服役中の天才ハッカーに協力を要請。
    ゲームで高得点を狙うように難攻不落の対象のみを狙う連続殺人犯。
    天才ハッカー同士の息詰まる一騎打ち。。。

    題名「青い虚空」blue nowhereとは
    blue→コンピュータを動かす電気
    nowhere→実在のない世界
    でコンピュータの世界。サイバースペース。
    この世界を自在に駆け巡る天才達の攻防戦は、ディーヴェーの本領発揮。
    犯人の共犯者が誰か登場人物を疑いすぎて誰も信用できない。ぐったりです(笑)

    ブルー・ノーウエアにいればなんでも望むものになれるし
    真実を話さ

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    2012年05月17日
  • スリーピング・ドール 下

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    上巻で気になった女性三人のうちの一人は外れたけれど、まあまあいい線だった。

    本著は100ページ残し事件解決、その後の大掛かりなどんでん返しはないものの、もうびっくりさせられる事はないだろうと思うページ数でコネタがいくつか。

    それから最後の方でキャサリンがギターの「マーチン00-18」を弾く場面が出てくるが、これは000(トリプルO(オー))のことかなと思ったけれど、調べてみるとビンテージで「00-18」もあった。

    著者の作品はリンカーン・ライムシリーズと本著キャサリン・ダンスシリーズしか読んでおらず、やはり初期の作品から全部読もうと「汚れた待ちのシンデレラ」を用意しておいたのだが、本著の

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    2012年05月07日
  • 青い虚空

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    ネタバレ

    小説としての完成度は高い(ストーリーが練られていて無理がなく、伏線のはり方もソツがない)と思います……が、最後まで「世界に入れない」感覚が残りました。

    最初の方で、アンディ・アンダーソンがいかにも主人公(読者の視点を共有する人物)といった風格で登場したため、彼とジレット以外の印象が薄くなってしまったのがその原因かも。そのため、一章だけでアンダーソンが退場したら、後はキャラの区別がつかなくなってしまったのですよ(涙)

    犯人の「共犯者」の正体は? という所で、彼らの結びつきの強さから、共犯者は女性なのか、それとも彼はゲイでアッーなのか、と思っていたら……なるほど、そう来ましたかって感じでした。

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    2012年11月17日
  • 青い虚空

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    面白かった。ディーヴァーなら当たり前かもしれないですが。
    いろいろと怖い要素がたくさんあったけれど、なにを言ってもネタバレになりそうな…一番怖かったのは作中、発売中止になり、シリアルキラーが真似たゲーム<アクセス>が、えらく面白そうだったことかもしれない。やってみたいわー<アクセス>。

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    2012年03月12日
  • 石の猿 上

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    上巻の途中まではなかなか読み進まなかったが、一度はまったあとはすぐに読みきってしまった。

    最後の謎解きのパートでいまいちよくわからない部分もあったけど、全体的に読みやすく面白かった。

    10年くらい前の作品だけど、密入国の状況は変わってないのだろうか?

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    2012年02月23日
  • 石の猿 下

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    上巻の途中まではなかなか読み進まなかったが、一度はまったあとはすぐに読みきってしまった。

    最後の謎解きのパートでいまいちよくわからない部分もあったけど、全体的に読みやすく面白かった。

    10年くらい前の作品だけど、密入国の状況は変わってないのだろうか?

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    2012年02月23日
  • 12番目のカード 下

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    リンカーン・ライムシリーズ第6作目。
    もー「魔術師」読んでからJ.ディーヴァー熱が下がりません。

    ハーレムに住むある女子高生が、先祖の記事が載った古い雑誌を読んでいたところを、犯人に襲われる。現場に残された品から、犯人の動機や居所を突き止めようとするリンカーン率いる捜査チーム。しかし、更なる事件が捜査チームを待っていた。

    この作品もディーヴァーならではのスピーディーでスリル溢れる作品なのですが、個人的に一番魅力だったのは、ハーレムの街並みの描写や、ハーレムの高校に通う生徒達の日常が描かれていること。NY・ハーレムの空気を感じ、興味をそそられました。
    あと、ライム・チームの他のメンバーのキャ

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    2012年02月18日
  • 青い虚空

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    犯人の片腕の正体について、最後までミスリーディングがつきまとう。わかってしまえば納得なのだけど、そんなシステムが構築できるのか?そんなクラッキングが本当に可能なのか? という疑念は残る。

    が、作者も後書きに残しているように、ことごとく打ち破られたコンピュータ界の常識が、疑問符を取去ってくれることだろう。

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    2012年02月15日