あらすじ
現代米国ミステリの最高峰にして、故・児玉清さんのもっとも愛した作家、J・ディーヴァー。本作は彼の代表作「リンカーン・ライム」シリーズの、『ボーン・コレクター』に続く第2弾。FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ……。ダンサーとライムの知力をつくした闘いが、今始まる。
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ボーン・コレクターに次ぐリンカーン・ライムシリーズ2作目、楽しみながら読んだ。お馴染みのメンバーで、ずっと読みやすくもなった。
相変わらず手に汗握る。楽しい。
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うーむ、スリリング!犯罪者VS科学捜査の極限の闘い。特徴があるようでない、万能の殺し屋コフィンダンサーか。上巻で決着がついたかに見せて、そんなわけはないと思うが…続きが気になる。
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「リンカーン・ライム」シリーズの、『ボーン・コレクター』に続く第2弾。
FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ……。ダンサーとライムの知力をつくした闘いが、今始まる。
前作よんでからだいぶん経ってるんですが
シリーズ読み進めてみようかなと。
『スキン・コレクター』で11冊目、12冊目もアメリカで出てるみたいですね
ドンパチ、ハラハラドキドキのフライト、ツイストツイスト
ライムとサックスのラブラブまで盛りますねぇ。
ちょっと軽いかんじも、これだけ盛られると
いやー盛りすぎ、満腹です。
読み始めたら止まらない
1作目と比べるとちょっと劣るけど相変わらずのおもしろさで、読み始めたら止まらなく空き時間を見つけては読み耽っていました。そのちょっと劣る部分というのは、犯人は頭が良いという設定なのに、都合よくちょこちょこミスをするのが残念でした。しかしおもしろかったので3作目を続けて読みたいと思います。
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シリーズ第2作。今回の敵は、正体不明の殺し屋“コフィン・ダンサー”。
序盤からの派手な展開、最新機器を駆使した科学分析、そしてリンカーン・ライムを中心としたチームによる、敵との攻防が常に入れ替わるスリリングな展開。
第1作と違って、序盤からリンカーンがやる気満々です!文句無しに面白い!!
Posted by ブクログ
文春ミステリーベスト10の1位発表を見て、リンカーン・ライムシリーズの記念すべき第1作「ボーン・コレクター」を読んだのが2000年。それから約四半世紀の時を経てシリーズ第2作となるこの「コフィン・ダンサー」をようやく読んだ。キャラ設定など覚えているはずもなく、ほぼ新作のつもりで読んだが噂に違わずとても面白かった。
リンカーンは安楽椅子探偵ならぬ車椅子探偵だ。しかも最先端の機器を駆使して超微細証拠物から科学的な推理を行う。この一見「静」にも見える行動は非常にアクティブで「動」的だ。またアメリアを始めとする動けるキャラクターたちも銃撃戦はあるわ、飛行機は落ちそうになるわで全てが「動」に満ちた作品になっていて、安楽椅子探偵ものという事を忘れそうにさえなる。そして最後までどんでん返しが続くところも巧さがあり、長期シリーズ化されているのも頷ける内容だ。
安楽椅子探偵もので有名どころといえばミス・マープルや隅の老人か。私は歴史系の安楽椅子探偵ものが好きで「時の娘」や高木彬光の「成吉思汗の秘密」はお気に入りの作品だ。
リンカーン・ライムは既に安楽椅子探偵の代表の一人になっているようなので、これから他の作品も読んでみようと思う。
Posted by ブクログ
やっとヒボさんを追ってリンカーンライムシリーズ二弾、コフィンダンサーを手に取りました
直訳して棺桶が踊ってるのか、棺桶と踊ってるのか、はたまた「棺桶ダンス」という頭の上で手を三角に作ってにょきにょきするニュージャンルカルチャーなのか、TikTokで流行ってるのかなんなのか、タイトルだけでなんかもう脳内がブラック企業
本書内では「棺の前で踊る」だった。棺の前でTikTokはいかんだろ
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始まりはフィリップハンセン事件
悪事の証拠がたんまり詰まったパンドラのダッフルバックを破棄したハンセンが目撃者三人を抹殺するために殺し屋を雇う
惜しくも一人は亡くなったが、残りの二人をプロの殺し屋ダンサーから守るため、ライムはロン・セリットーから確保の手伝いを頼まれる
珍しく乗り気(ではないが割かしあっさり頼みを承諾した)ライムだが、どうやら過去にダンサーとの因縁があるらしい
「見られたから殺す」という過激派ジャイアン思考のハンセンの動機でライムvsダンサー第二幕が始まった
ライムとサックスは前作を引き継いで、早速仲睦まじい姿を拝めるのだが、やはりしっかりギスギスしている
捜査となると鬼のライム
彼の手足となるサックスはそりゃもうたまったもんではない同情する 金はやらん
しかし、仮にライムの手足が動けばそれだけ必死に動き回るであろう事をサックスもわかっているのだろう
無茶な移動を要求されようが、爆発に巻き込まれようが、チャラい警官に品の無いナンパをされようが、彼女は諦めない
中々頻繁に、そして強めに悪態は着けど、彼の信念を尊敬しその為に動く事に誇りを持っているように感じた 良い関係ですね
上巻はリモートチェスでもしてるのかと言わんばかりの裏のかき合いで平行線のまま幕を閉じた
静かだが壮絶な戦いのせいで忘れかけていたが、目撃者二人の運命と小物感強めな黒幕ハンセンの行く末も見届けたい
何よりも毎朝剃刀負けした顔で出勤する私の最推し、ジェリー・バンクス青年の事で頭がいっぱいなので早く下巻を召喚したいと思います
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【お知らせ】
久々の投稿、最後まで読んで下さりありがとうございました┏○
投稿頻度とログインが激減したにも関わらず、、いえ、自惚れかもしれませんが、いつも久々に投稿すると温かいコメントをくれる皆さんに申し訳がありません。私としてはどんなに間が空いた投稿でも
「あ、いたねこんな変態 またくだらん事書いてはるわ(ノ´∀`*)ぷーくすくす」といつも通り軽めに楽しく読んでいただけたら幸いです。
読書とここのレビュー漁りはやめまてん(´;ω;`)ちゅきだから
これからは何事もなくひょっこりはんするので何事もなく流し読んでくださいでもォォ!忘れないで(´;ω;`)
NORAxx
Posted by ブクログ
久々(約7ヶ月ぶり)にリンカーン・ライム&アメリア・サックスと再会。
そうです、リンカーン・ライムシリーズ第2作です。
シリーズ第1作となる「ボーン・コレクター」をNORAxxさんにオススメ頂き、猟奇と狂気を併せ持つ知能犯とのスピード感満載の対決に興奮しながら読み終え、シリーズ続編を続々と購入し得意の積読と化していましたが、上巻を読み終え、積読にしていたのを後悔させられる程にやはり面白い。
今作でライムとサックスが(上巻ではまだそこまでの直接の絡みはありませんが)対峙するのはコフィン・ダンサー(棺の前で踊る男)と呼ばれる殺し屋。
なにやら警察官時代のライムと因縁めいたものも...
そして始まった知能戦。
45時間の戦いに勝つのはライムとサックスなんでしょうが、上巻では残り24時間までが描かれています。
前作程のグロさはありませんが、変わらずの疾走感と痺れるような知能戦は私を寝不足へと誘う悪魔の囁き。
下巻も楽しみに読み進めます。
説明
内容紹介
四肢麻痺の元NY市警科学捜査部長と女性警官が「棺と踊る者」と呼ばれる凄腕の殺し屋を追う。智力をつくして見出した意外な正体
内容(「BOOK」データベースより)
FBIの重要証人が殺された。四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる殺し屋の逮捕に協力を要請される。巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、ライムは部下を殺された苦い経験がある。今度こそ…ダンサーとライムの知力をつくした闘いが始まる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる
池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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リンカーン・ライムシリーズの第2弾。
証人の口封じに雇われた殺し屋との攻防にページを捲る手が止まらない。下巻の後半でどんでん返しがあり、最後にさらにどんでん返しがあり、後半は一気読みしてしまった。護衛対象の女性には同情すべきなのだろうがこんな頑固な人は警察も嫌だろうなと思った。
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズ第二作。
FBIの重要証人が殺され、因縁のある殺し屋だということで、捜査をすることになるライム。
捜査そのものよりも、罠の張り合いが山場かな。
守るべき重要証人であり、殺し屋の罠の餌、凄腕の女性パイロットを、
アメリアは勝手にライバル視しているところが、
ちょっとかわいらしかった。
(下巻へ続く)
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面白いなー。ライム達の描写も倒錯的な殺し屋側の描写もワクワクさせる。この敵はなかなか楽しませてくれるなー。更にライムとサックスのセックスあわやの描写もあったりなかなか楽しめる。下巻に期待。
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面白い。シリーズの順を無視してこの巻から勧めたくなるくらいだけどそれだとライムという人間の特異性や、科学的捜査の魅力がわかりにくいのでやっぱり最初から読むのを勧める方向で。いや、ボーンコレクターも面白いんですが。
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リンカーン・ライムシリーズ2作目。今回は相手がわかっている状況でのカウントダウン。気がつけば途中で相手にやや肩入れしてる自分がいてハッとなる。面白い!
Posted by ブクログ
久しぶりに一気に読んだ。
前作のボーンコレクターの映画版は、デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーだったが、2作目のこれを読んで思い浮かぶのは、デンゼル・ワシントンと(なぜか)ジョディー・フォスター(の若い頃)。
羊たちの沈黙とごっちゃになってる・・・。
面白いのだが、もひとつ入り込めない。
あくまでも殺し屋VS 警察で、深みがないからか??
ミレニアム1の「ドラゴンタトゥーの女」の方が良かったかも・・・
Posted by ブクログ
サックスの登場シーンが大分後になって、それだけでも焦らされてる感じで読み入ってしまいました(笑)
前作のボーンコレクターは頭のいい犯人でしたが、今作はちょっと抜けてる感じを醸し出していて、この後のどんでん返しが楽しみです。
Posted by ブクログ
安楽椅子探偵雰囲気のあるライムが現場証拠から犯人であるコフィン・ダンサーを追い詰めていく。一つ一つの細かい説明がリアリティーを積み上げている。力強い文章力が感じられる。
構成としては映画っぽいストーリーを意識しているのだろう。三幕構成を基本とした起承転結が組み立てられていて厭きずに最後まで読まされる。
ライムの実質の手足であるアメリアは完璧超人かと思いきや人間臭さ、小市民っぽさ俗っぽさが描かれていて悪くは無い。
また、パーシーの会社へのこだわりは違和感があるものの一途さは悪くは無い。会社への想いをもう少し費やしていればもっと納得が出来るとは思うけれど。
エンタメとして間違いなく最高レベルにある作品だとは思ったが、ハリウッドの良質の映画を見たときに感じる楽しさしか残らなかった。
感動とか驚きとか笑いとか飛び抜けた感覚が無かったのが良作なだけに残念としか言いようがない。
明らかにチープでわざとらしいおセンチモノの方が心に残る場合もある。そういうことだ。
Posted by ブクログ
《リンカーン・ライム》シリーズ2作目。
コフィン・ダンサーは変幻自在の殺し屋。
成長著しいアメリア・サックスとともに
ダンサーを追い詰めることは出来るのか?
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『フリーの殺し屋だ。棺の前で踊る男と呼ばれている』
ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズ第2作。
四肢麻痺の天才科学捜査官リンカーン・ライムと、
その代わりとなって現場に赴くアメリア・サックス。
この名コンビが挑むのは、「棺の前で踊る男」と呼ばれる殺し屋。
FBIの重要証人が一人殺された。
残る二人の証人を、大陪審まで守りきらなければならない。
残り時間は45時間。
『月曜の午前7時までに、私たちがダンサーを捕まえているか、証人が二人ともダンサーに殺されているか、そのどちらかがかならず起きる。それ以外の可能性はない』
ライムとダンサーの先の読み合いが凄まじいです。
どちらが相手の一歩先を行けるか。
読み誤ることが許されない駆け引きが続きます。
そして、ライムとサックスの関係にも変化が・・・
Posted by ブクログ
コフィン・ダンサーの読み味良かったー。
初っ端から事件が起きるまでの疾走感。
その後犯人像が不明瞭な下巻冒頭までよくわからない巻き込まれた傍観者みたいに読み進めるけれど、犯人とジョーディの下りになって初めて世界観に入り込めた気がした。
章題ごとにカウントダウンが為されるので、その差し迫った感覚。
そして相手の一歩先を読み合おうとする思考合戦。
主人公を支える多彩なサブキャラクター。
そして四肢麻痺と言うハンデを背負っているが上の意志と相反する現実の壁、仲間の危機、自分への憤りなど見るべきところが多かった。
ラストを文字で表してしまうとどうボヤかしても未読の人へネタバレになってしまうのだけれど、コフィン・ダンサーのバックグラウンドにも厚みが欲しかった。
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リンカーンライムシリーズ第2作。
主要な登場人物はほとんど1作目と一緒。
犯罪学者であるリンカーンライムと犯人との「知恵比べ」というスタイルで進むストーリーもボーンコレクターと同様。
比較すべきはライム自身の存在感。ボーンコレクターの時に感じた圧倒的な(優れたもしくは冷徹な)犯罪学者としての存在ではなく、血が通ったひとりの人間としての側面が多く描かれるようになった。
とはいえストーリーは短時間に起こる犯行を緻密に凝縮しており、疾走感は失われてはいない。
ライムの機微にどのように触れるかを楽しみにしながら下巻へ!
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ジェフリー・ディーヴァー、彼は人を引き込む話を書くのが非常にうまい。 緻密な構成。拘った細部。緊迫した展開。その全てでもって、読者を絡め取り本の世界に落とし込んでいく。 ページをくる手がどんどん早くなり、時間が飛ぶようにすぎて、気づけば寝食を忘れて一気読み。 そういう作家だと思っている。
今作も、そのジェットコースターぶりは健在だった。 素晴らしい推理戦とタイムリミット。練り込まれた騙しのテクニックに見事してやられ、読書の娯楽としての側面を大いに楽しめた。
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リンカーン・ライムシリーズ2作目。
以下ネタバレあり。
都合3回のどんでん返しですが、何点か気になるところが・・
・スティーヴンとジョーディの廃屋での初対面の場面では、犯人目撃者として殺されていてもおかしくないよね
・さらに裏切者ジョーディにやり手狙撃犯スティーヴンがあっさり殺されすぎ
・リンカーン・ライム宅への人の出入りが激しいが、厳しくチェックしている形跡がない
・しかも、その場所でジョーディが殺したい人物が一堂に会しているチャンスをなぜ見送った?
・最後のどんでん返しも、殺人者を雇ってまで殺そうとする動機が弱い
しかし、航空パニック劇が秀逸だったのと、リンカーンがサックスとの親密な関係を避けていた理由にも一ひねりあったのでもちろん及第点です。
Posted by ブクログ
a lot of 'why?' in the first. The Coffin Dancer, Lincoln Lime Series, is next to The Bone Collector.
Posted by ブクログ
久しぶりに日本に帰国して買った本です。
アメリカもそうだけど、日本もジェフリー・ディーヴァーの人気は高いのね~。
とりあえずは、リンカーン・ライムのシリーズを制覇しなくては。。。
コフィン・ダンサーという殺人犯を追う話。
ちょっとスロースタートでじれったく読み始めたけど、だんだん面白くなってきたーー。
スティーブン・ケイルは、コフィン・ダンサーなのか。。。。
妻。って文字が太字になってるのがちょっと意味深だわ。
さあ、下巻に突入します。
Posted by ブクログ
リンカーン・ライムシリーズ第二弾。
今回も、厄介な事件に取り組みます。
それにしても、どいつもこいつも、
リンカーンに負けず劣らず、
とんでも無い頭脳派の犯人ですねぇ。
って言うか、リンカーン自身も、
警察官(厳密には、民間人だけど)でなければ、
とんでも無い人物ですけどね。
Posted by ブクログ
先日「ソウル・コレクター」を読んで面白かったので、リンカーン・ライムシリーズで評判の良い「コフィン・ダンサー」読んでみました。
面白かった。
流石、ディーバー。
スピーディーな展開と計算されたストーリーとお洒落な会話で楽しめました。
お話は、ご存じ肢体麻痺の天才鑑識官リンカーン・ライム率いるチームが犯人を追い詰める。
今回の犯人はコフィン・ダンサーと呼ばれる凄腕の殺し屋。
FBIの重要証人を狙うコフィン・ダンサーをチームが追う。
何故にリンカーン・ライムが民間人(元警部)なのに潤沢に資金があり、警察が彼の指示に従うのか、イマイチ不明(未読の「ボーン・コレクター」に書いてあるのか?)であるが勧善懲悪&スリリングなストーリーで面白い。
登場人物も魅力的な設定が多いのは海外人気作家の傾向か?
最後のどんでん返しが、多少好みに合わなかったので★はチョット低め。