あらすじ
殺し屋「コフィン・ダンサー」は執拗に証人の命を狙う。リンカーン・ライムは罠を張って待ち構えるが、ダンサーは思いもよらぬところから現れる。その素顔とは? そしてライムと、その手足となって働くアメリア・サックス巡査の間に芽ばえた愛情の行方は? アメリアにダンサーの魔手が迫る!
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面白かった。スティーブンに途中同情しそうになった。あれ?ジョーデイってこんなに簡単に裏切る?一緒に、コーヒーとジュースを飲もうって…確かに友情の芽生えをかんじたのに…というザラザラ感がなるほど!こう繋がるんだ。と驚いた。
パーシーは気に入らない。自分勝手で、護ってくれる人達を危険にさらす。
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(下巻でもやっぱり)
パーシーをブン殴りたくなり、アメリアにいたっては羽交締めしてビンタしたくなること度々。
そんなジャジャ馬娘たちですが、バッチバチに「しごでき」女子を見せつけて読者を魅する活躍をします。
物語は前作同様どんでん返しの連続で、犯人はコイツ黒幕はアイツ、オチはこうなる…なんて予想はバンバン覆され、いくつも敷かれていた伏線に気付き「え"っ?!ちょっと待ってよ!」と回収される前に何度もページを遡って確認しに行きたくなります。な る は ず!!
ちなみに、
今作初登場(次回作以降レギュラーになるのか未読なので分からないけど)のローランド・ベルに当てはめる脳内配役はマッツ・ミケルセンで。原作の設定をガン無視しているのは重々承知です。
原作設定ガン無視の脳内配役というなら前作からずっとトムは吉沢亮だしね(笑
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FBIの重要証人であるパイロットが亡くなった。残された妻であり自身もパイロットである航空会社の社長を狙う殺し屋“コフィン・ダンサー”は、四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムにとって因縁の相手で……。シリーズ2冊目
前作から一年後の話。サックスがすっかりライムのバディ感が出ていて読みやすい。あと、ライムは車椅子でまぁまぁ自由に動いている。だからなのか、物語にスピード感があって楽しい。
証人であるパーシーがいいキャラで、ライムとサックスの間に入って(とサックスが勘違いして)いるのもたのしい。
ミステリとしても裏切らない。下巻後半のバタバタ変わる景色は楽しいし。え?まさか?はい?って脳がバグる展開はクセになる(笑)
楽しいよー。リンカーン・ライムシリーズ、めちゃくちゃ娯楽小説感あって楽しい!!
私の今作の推しはベルです( *´艸`)
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リンカーン・ライムシリーズ2作目下巻。
どんでん返しの王と言われてるけど、下巻の途中で「いやいやいや、それはありえんでしょう‥」となったが、終盤に向けてそこからまた二転三転。
最後まで夢中で楽しめた。
サックスとの続きも気になるし、早く次作を読みたい。
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いやー、すごかった!途中から、文字を読んだ記憶がない。ライムやサックスたちが動き回る映像はばっちり残っているのだが…。息もつかせぬ、なんだってー!の連続。いやー、いい体験した。
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久し振りに予想を裏切らた推理小説。面白いと思いました。ボーンコレクターは残酷なので読んでいて嫌でしたが、これはそこまで残酷な描写はありません。
ジェフリーさんの本は高校時代に読んでましたが、今こうして読み返しても面白いです。
リンカーンシリーズは電子書籍化されているので、有り難いです。全て完読したいです。
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『ボーンコレクター』に続くリンカーン・ライムシリーズ第2弾。ディーヴァーだから、騙されないぞ!って先を予想しながら読むんだけど、やっぱり騙されてしまう驚いてしまう、それが嬉しい。
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飛行機の専門用語は省略しながら読んでしまいました。
上巻の最後から下巻にかけて、グングンと面白くなっていきました。
ベルとデルレイが良い役でした。
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如何にして読者を欺くか。ミステリ作家の腕の見せ所であり、読者はエンターテインメント小説として〝気持ち良く〟騙されることを望む。単に複雑なプロットを盛り込んだだけでは成功しない。シンプルなストーリーでも逆転の手法が冴えていれば幾らでも面白くできる。常に高いクオリティーを維持し、現在も第一線で活躍する希有な作家の一人、ジェフリー・ディヴァー円熟の腕が冴える。
科学捜査官リンカーン・ライムシリーズ第2弾で1998年発表作。四肢麻痺であるライムが捜査活動の手足とする女性警察官アメリア・サックスと組み、知能犯と対決する骨子は、いわば現代版ネロ・ウルフといった感じか。ズバ抜けた知識と頭脳で謎を解くウルフと最先端科学を駆使するライムでは捜査法に大きな違いはあるものの、犯行現場を殆ど見ることなく犯人を追い詰める安楽椅子探偵として共通する部分は多い。
物語の軸はライムと犯罪者の知恵比べだが、ディーヴァーは読み手自身に〝この真相が解けるか〟を挑んでくる。二重三重を遥かに上回る仕掛け、微に入り細に入り潜めた伏線、ラストに向かって疾走しつつ全ての謎を回収/解き明かし、鮮やかな大団円へと繋いでいく。その技法はミステリ作家の中でも飛び抜けており、文章/構成そのものがミスディレクションとなって読み手を翻弄する。サブ・ストーリーとなるアメリア・サックスとの恋愛模様などは、ややサービス過剰な感じはしたが、まあ娯楽小説として割り切ればよい。
本シリーズ最大の魅力は、主人公の知能に匹敵する〝好敵手〟との対決。エッジの効いた展開は尽きる事がなく、本作でもディーヴァーの真髄が存分に味わえるだろう。
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正体不明の殺し屋“コフィン・ダンサー”VS “最強の頭脳”リンカーン・ライム。お互いの次の手を読み合う頭脳戦は二転三転。一方、アメリアは一度は苦渋を舐めた相手に勇気を持って立ち向かう。飛行機の話など新しいガジェットも交えつつ、事件は予想だにしない展開に。気持ちよいほど騙されました。面白過ぎる!
Posted by ブクログ
実は読み終えてたんです下巻
最近とても慌ただしくて、移動時間だったり 長引く美容院でだったり 休憩時間だったりにコツコツと読み進めていました 正に点滴穿石
そしてこのレビューはなんだか眠れないそんな15の夜にヒャッと綴っているので変態仕様です
ダンサーとの最終決戦
内容が記憶中枢からやや漏れ出しているのは否めないのだが、完全に鼻血ブーした事だけはしっかりと覚えている それはもう上巻のレビューを読むと赤面しちゃう程に
私は飛行機に全く興味が無いのだが、本書はダンサーのターゲットであるパーシー・クレイを主軸とした要所要所で中々濃密な飛行機描写がある
確信したが、私は飛行機に興味が無いのではなく ただ単純に全く理解できない事に気付いた
エンジンの話をされても、機材の名称を並べられても知識として存在していない
いつもフルスクリーンの脳内社畜が全く機能しない いきなりの休日をどう過ごせと?
という私の低スペック脳を受け止め、状況把握を捨て、愛情は全てライムとダンサーに捧げる事にした 比率は3:7くらい
決着は一瞬
勝負がどんなに長引こうとも、首を摂られる時は一瞬だ しかしなんとまぁ、ライムの戦いはまるで将棋みたいだ
静かで激しい読み合いの心理戦
ライムが放った「王手」の一声は、確実に「勝利」の二文字に変換される
この瞬間、飛ぶぞ
因みに、下巻を読み始めてすぐ書き留めていたメモにこんな物がありました
【残りの生存者パーシーの存在がサックスとライムの仲を掻き回す!うひょ!】
この時の自分のテンションが思い出せません
Posted by ブクログ
スタンディングオベーションでパチパチパチパチパチパチ...(拍手)
いやぁ、面白かった。
前作「ボーン・コレクター」は3日間、本作はそれをも上回る45時間の疾走劇です。
濃いぃ〜
ダンサーとリンカーンの息詰まる知能戦。
怒涛のラスト。
詰め込んで来ましたねぇ〜
どんな感じで詰め込んだかというと...
!!(゜ロ゜ノ)ノ
そんな...
!!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ
マジで⁉︎
!!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ !!(゜ロ゜ノ)ノ
そうだったんだー‼︎
こんな感じです^^;
いやはや、参りましたm(_ _)m
説明
内容(「BOOK」データベースより)
殺し屋「コフィン・ダンサー」は執拗に証人の命を狙う。科学捜査専門家リンカーン・ライムは罠を張って待ち構えるが、ダンサーは思いもよらぬところから現れる。その素顔とは。そして四肢麻痺のライムと、その手足となって働くアメリア・サックス巡査の間には愛情が育っていくが…。サックスにダンサーの魔手が迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ディーヴァー,ジェフリー
1950年シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻、雑誌記者となる。大手の法律事務所で弁護士として働いた後、40歳にしてフルタイムの小説家となる
池田/真紀子
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by ブクログ
面白かった!
鑑識内容、飛行機諸々の難しい事は理解する事は諦めてます!もう読んでるはなからすっ飛んでますが笑
二転三転でんぐり返し!
いったい何人死んだ?
このシリーズの中毒性はヤバい∑(゚Д゚)
Posted by ブクログ
このミス海外編2001年版10位。ご存知リンカーン・ライムシリーズ2作目。推理、アクション、ロマンスとエンタメ要素満載の大型娯楽小説。もちろんミステリーであり、リンカーン・ライムと殺し屋の推理合戦がみどころ。殺人事件の目撃証人達殺害を請け負った殺し屋が凄い勢いで処理していくんだけどその超人的な行動で捕まりそうになりながらしらーと逃亡して犯行を重ねていく。結局目撃証人3人中2人が殺されてしまうが最後の一人は守って犯人も捕まえて終わる。これって警察完全に負けてますね。犯人が実はもう一人いたり、殺人犯を雇った黒幕や動機が意外だったりと終盤はどんでん返しの連続で何がなんだかわかりません。あと、犯人と被害者のこだわりが半端なく、もっと簡単に殺人できるやろうとかもうちょっと家でおとなしくできるやろって突込みどころ満載。これでも2作目でまだましな方で、シリーズ進むと犯人とリンカーンの無双ぶりがさらにエスカレートしていくのです。
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上巻はダラダラと読んでしまったけど、下巻は一気読み。
まさかの展開にえっ?ってなって、まだページ残ってるから何かあるかも…と思ったら案の定!
このシリーズ、全部読むな、きっと。
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(上巻より)
殺し屋と言えば、ゴルゴ13的な固定観念の持ち主としては。
なんだか不安定な殺し屋だとは思っていたが、
まさかそれも囮だったとはまったく気がつかなかった。
高度を下げると爆発する爆弾を避けるため、
高度のあるデンバー空港に着陸したのは面白かったけど、
コロラド州は砂漠の州?
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ライムシリーズ二作目
卑怯なくらいどぎついどんでん返しを
仕掛けてきて、思わず二度見した。
コレは…と思いつつ面白くて読んでしまう。
ボーンコレクターとの合わせ技で
シリーズを全巻読むことを決意させられた作品
Posted by ブクログ
え、まじ?そいつがコフィン・ダンサー?いやそれ予想もしなかったけどさ、じゃああの新兵は何よ、あいつに割いたページ数は何よ?って感じでトリックにはめちゃ驚いたけど話としてはなんか腑に落ちない部分あるだろ。でもラストまで息もつかせぬ展開で一気に読んだ。
Posted by ブクログ
上巻から引き続き面白いし、勢いあるままラストまで突っ走れるんだけど、いや。このオチはどうなんだろう。確かに意外なんだけど、意外さ優先すぎて物語のカタルシスが失われているような……。
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面白かった。
ただ、ホントに映画を観ているような小説ですね。次どうなるかとか考えるまもなく次々とステージが変わっていくので、えーっ??と感じる余韻に浸る間もなく終わってしまいました。
もし余裕があれば続編も読みたいですね。
Posted by ブクログ
上巻を読み終えた時点では、現在進行形の犯罪vsベッド上のリンカーン・ライムかー、あんまり前回と代わり映えしないなーと思ったけれど、下巻の中盤から面白くなってきたなー。
デルレイの活躍やセリットーの友情が良かったし、ベルの使命感はもっとよかった。デルレイはすっかりこっちの人になったね。
パーシーたちの昼ドラ人間模様もちゃんと伏線に組み込まれてる……
スティーブンやジョーディーもいいキャラだった。キャラクターの魅力!
ライムとアメリアはおめでとうだけどすれ違ってたほうが読者としては面白いから、またギクシャクしてほしいなー。
ジェリー・バンクス?
Posted by ブクログ
いやーん!また最後だと思ってたら最後じゃなかったどんでん返し‼️ディーバー読んでると、他のミステリー読んでも余計に勘ぐってしまうという弊害(笑)
Posted by ブクログ
『目くらましだと。そんな下らん理由と引き換えに、善良な人間が命を奪われていいわけがない。絶対に』
上巻から続く、ライムとダンサーの死力を尽くした駆け引き。
残り時間が少なくなっていき、物語は佳境へ。
そしてついにダンサーがその姿を現す!
予想のできない展開に次ぐ展開。
明らかになる真実。そして決着のとき。
ライムは?サックスは?ダンサーは?
上下巻であることを忘れてしまいます。
読者の予想を鮮やかに裏切ってくれる手腕はお見事。
Posted by ブクログ
物語に疾走感も、スリルも、驚きも盛りだくさん。
けれど、どこかお腹いっぱいな感がある。
ジャンクフード食べすぎたかなというような。
パーシーが意志を通さず飛行機に関することを一旦諦めれば、警備の人たちや貨物の臓器を必要としていた多くの命が助かったのでは?と感じ展開に入り込めない。経営者の判断としても、かなり危うくリアリティがないのではと思ってしまう。
総じて、見せ場を作るためのキャラクターの動きに違和感を感じてしまう。
今作がたまたま読んだ時期や相性が合わなかった、という見方もできるので、諦めずに少し時間を置いてまた、巨匠ジェフリーディーバーの作品を読んでみたいと思う。
Posted by ブクログ
前回読んだ食わず嫌いだったリンカーン・ライム シリーズの「ソウル コレクター」が面白かったので
ディーヴァーファンとしてはライム シリーズの中で面白いと言われている
「コフィン ダンサー」と「ウォッチ メーカー」を読んで見ることに。
そこそこ面白かった。
Posted by ブクログ
ボーンコレクターが縦の軸の展開とすると、コフィンダンサーは横の軸で読ませる展開でした。
(縦は時間、横は人物として特に意味はありません)
伏線回収やあっと驚く仕掛けなどはミステリーには必須ですが、今回読んだ「コフィンダンサー」に求めたものは、シリーズとしての主人公を含めた登場人物の変化でした。リンカーンライムに抱いていた幻想は、「ボーンコレクター」の時よりも良い意味でも悪い意味でも近しい存在となり、次の作品でどんな変化を遂げるのか楽しみなシリーズになりました。
衝動買いした「ウォッチメイカー」から読み始めずに、「ボーンコレクター」から読んだ自分の勘に感謝!