誉田哲也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
姫川玲子シリーズの1作目。
ミステリー、サスペンス、ノワールと重たいジャンルが混じりあった様な重厚な作品。
今作を読み終えたあと、ひとまず一週間は何も読みたくない!と思えた作品。(本当はシリーズをまとめていくつか読むつもりだったが心が疲れてしまった)
姫川玲子の魅力もそうだが、警察官達の生き様や描写に魅力され、「ストロベリーナイト」という謎と真犯人の真実に救われない様な気持ちになる。
チーム姫川の人選やコミュニケーション、葛藤などもとても見事に描写されており、作品の中に引き込まれてしまう。
誉田哲也作品を初めて体感したが、これ程衝撃的な出会いになるとは思わなかった。
それぞれ登場人物達の描写が生き生きとしており、生きている様な感覚になる。特にガンテツは嫌な中年男性そのものだが心に芯のある、昔ながらのオヤジにみえる。
姫川班のメンバーやそれを彩る人達も個性的であり、今後シリーズ通してどのように躍動して行くかが楽しみだ。
少なくとも「警察」がテーマの作品、女性警官の生き様を描いたストーリーにおいては現時点で「ストロベリーナイト」、「凍える牙」が2大作だ。
なるべく早く「ソウルケイジ」に挑もうと思う。
-
Posted by ブクログ
友人から薦められて読んでみた。
誉田哲也さんは映像化されるような
たくさんの有名作品を書かれているのに
本を読まない私は全く知らなくて
教えてくれた友人に感謝した。
冒頭の書き出しからすぐ
物語の世界に引き込まれた作品。
学生時代のモヤモヤした気持ちや
やり遂げる感動と楽しさが文字だけで伝わる作品。
登場人物も魅力的で、
周りにいたらどれだけ楽しいかと
主人公を羨ましく思ってしまった。
いつも中途半端になる私が
最後まで読み切り
みんなで作り上げる1作品に
一緒になって喜び大人になってから再確認する
学生時代の心の純粋さと懐かしさを感じた。
何かをやり遂げたくなる素敵な作品。