誉田哲也のレビュー一覧

  • ブルーマーダー

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    先にノーマンズランドを読んでしまっていたけれど、やはり姫川玲子シリーズは面白いと再確認し、遡って読んでみた。

    事件自体は残酷だけれど、キャラクターが立っているので読みやすい。
    どんなに自分の正義を信じていても、人は殺してはいけないと思う。
    感染遊戯も読んでなかったかも。

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    2023年12月11日
  • 武士道エイティーン

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    ネタバレ

    シリーズの中で1番好きなのがエイティーン。
    香織 対 早苗、香織 対 怜那、待ち望んでいた試合が
    目白押しだが、個人的なベスト試合は
    インターハイ団体戦、トーナメント1回戦先鋒戦。
    田原美緒 対 黒岩怜那 の一戦。
    全中優勝者で強豪福岡南の絶対的エースの怜那を追い詰め
    対 香織用に開発した必殺の片手引きメンを引き出した。
    この一戦が香織の個人戦優勝に繋がった事は間違いない。
    またエイティーンの中で1番好きなセリフは
    「早苗は……磯山のこと、応援しても……よかよ」
    黒岩怜那がライバル、香織との決勝戦に向かう前に
    早苗に言ったこのセリフ。
    そして本編の合間に挟まれるサイドストーリーは
    早苗の偉大な

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    2023年12月03日
  • 武士道セブンティーン

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    ネタバレ

    セブンティーンでの1番の見どころは
    香織と早苗、それぞれの武士道を持った戦い。
    香織は清水絡みのイザコザから派生した
    不良高校生3人と木刀でのストリートファイト。
    早苗は香織のアドバイスから
    同じ剣道部の盟友であり、香織の仇敵でもある
    黒岩怜那と防具なし竹刀での太宰府決闘。
    武士道を持った2人だからこその戦い方。

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    2023年12月03日
  • 警官の目

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    有名作家さんたちが書く短編警察小説。
    [消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。
    [汚名 五十嵐貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それぞれの思いが苦しかった。
    [シェパード 美羽省吾] 所轄の強行窃盗係の佐田はとんでもなく身体能力の高い窃盗犯に逃げられてしまう。刑事と犯人の追いかけっこがワクワクするほど面白い。
    [裏切りの日 誉田哲也] 刑事課課長の本宮は管内で起きた殺人事件を担当するもなかなか捜査は進まない。そんな中捜査一課長からあることを調べてく

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    2023年11月27日
  • ジウX

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    大好きな誉田哲也さん、そしてジウシリーズの最新作。安定のテンポの良さ、視点の切り替え、残忍さ。歌舞伎町セブンシリーズも読み返したくなった。

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    2023年11月13日
  • ジウX

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    ジウシリーズ 歌舞伎町セブンシリーズ
    痛い場面は顔を顰めたくなるけどやっぱりこのシリーズは
    面白い。
    主義主張が強いところは気になるけど陣内さんやミサキなど歌舞伎町セブンの躍動はわくわくする。
    東さんは仲間に加わるのかな。

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    2023年10月31日
  • 武士道ジェネレーション

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    全巻制覇‼︎やった‼︎
    ほんとに面白かった。
    高校生の時に出会った香織と早苗。
    今回のジェネレーションでは早苗の子供も産まれてもう4歳。
    いったい何年経ったのだろうか?と計算はしないけれど、それぞれの年代にそれぞれの武士道があり、みんながいい方向に向かっている。
    一緒に成長してきた様な錯覚を感じさせてもらい、楽しく過ごして来れたな。
    武士道 しっかりと伝承して繋いで行って欲しい。

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    2023年10月17日
  • 武士道エイティーン

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    高校卒業後の早苗と香織 そして周りの人達の色々。
    登場人物のこれまでの伏線回収的な生い立ち物語や考え方などがわかるとまた違った感覚で楽しめる。親近感もわき、さらに武士道ファンまっしぐら。
    次の“ジェネレーション”が楽しみ。

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    2023年10月15日
  • ノワール 硝子の太陽

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    ネタバレ

    あまりにも悲しい回でした。
    カミオカさん。。(´;ω;`)
    辛くて書けない。。

    主犯逃げたよね?
    許せん。絶対報復してやるからね。セブンが。

    やっぱり次のセブンはあの人かしら。。
    恐らくほぼほぼのレビューに書かれているだろうな。あの人の名前。

    最後の献杯シーンは良かったな。ベタだけど。
    心が温かくなった。
    そして気になるミサキとジロウの言葉。
    「俺たちもすぐ行きますよ」
    や、め、て、ぇ。。と叫んだのは私だけじゃないだろう。

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    2023年10月12日
  • ブルーマーダー

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    ネタバレ

    面白い!

    登場人物4人の視点で切り替えながら描かれている
    序盤はどの視点でも『静か』な印象
    静か、陰湿というような何処か覇気がないような雰囲気
    頻出する惨殺がよりその雰囲気を強く感じさせた

    『ブルーマーダー』となった元警察官
    彼の正義は守られて欲しい、変わらないで欲しい。
    そんな正義だった
    暴力での制裁は許されるものではないが、彼の正義は間違っていないからこそ
    ブルーマーダーは1代で終わったんだと思う


    前作で姫川班は解体されており、事件解決に向けてのチームワーク感は無いものの
    別の事件から繋がっていく元姫川班の姫川と菊田
    2人の変わらない関係、新しい関係に心打たれた

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    2023年09月20日
  • ジウX

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    ネタバレ

    『ジウ』『歌舞伎町セブン』の続きー。

    以下、メモ。
    「新世界秩序」の実行部隊CATが登場。
    経団連やら日本学術会議やらで「脱中国」宣言。
    中国共産党幹部の息子が行方不明。
    ジロウは目をつぶされ、ミサキ(基子)ジロウの目になる宣言。
    ジンさん、色気あるイケオジ公式認定。好き。
    東さーん頑張ってー!思わず応援したくなる。終わり方切なッ。

    このシリーズ、ずっとよんでるけど、どこに向かってくんだろう?
    いつ誰が死んじゃうか分かんない怖さがあってやだ。緊張する。もちろん、そこが面白いんだけども。

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    2023年08月29日
  • ドンナ ビアンカ

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    誉田さんの作品で痛々しい描写と胸糞悪過ぎる描写が多いのだけど、今回の作品は愛に溢れてたので救われました。
    最初は村瀬の事を瑶子を付け回して、勝手に一人で盛り上がってる奴なのかと思ったのだけど、瑶子との間に愛が芽生えて、偽りの関係を本当の関係にする為に誘拐されて、指を斬り落とされて、なんかもう村瀬の瑶子に対する愛情がすごかった。
    まあ結論は人騒がせな事件だったんだけど、村瀬と瑶子の純愛が守られて良かったなあと思った。
    あと、副島は言う事もする事も全部がクソだった。
    村瀬と瑶子と副島の三角関係がどうなるのか、誘拐犯を捕まえる事はできるのか、どきどきの展開が続いて面白かった。

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    2023年08月20日
  • 妖(あやかし)の華

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    吸血鬼として生きる切なさ、急展開なバッドエンド、ダークな世界観
    自分の好きなものを詰め込んでありました。
    シリーズ物みたいなのでほかも読んでみたい

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    2023年08月17日
  • レイジ

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    作者名とタイトルからアウトレイジなバイオレンスものかと思ったら、良い意味で裏切られた。武道シリーズと同様に青春物語だった。
    中学時代に一度だけ加入したバンドでボーカルをやった礼二(レイジ)は、自分に合わないとして脱退する。バンドメンバーのワタルは、レイジの才能に嫉妬してレイジとの接触を断つ。高校時代の学園祭では女性のボーカル松下を加入させる。この松下が最後までレイジとの橋渡しとなる。
    レイジとワタルはメンバーを変えてデビューを目指す。
    幾つもの出会いと別れがあり、夢が破れて現実世界で生きていく中学時代のメンバー達と松下。

    あの時代の空気感を懐かしく思い出し、自分も夢中になって聞いていた洋楽が

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    2023年08月17日
  • 武士道セブンティーン

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    武士道シリーズで一番好きな作品。
    読みやすいし、剣道をやってたから試合の書き方もとてもわかって楽しい。

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    2023年08月08日
  • ノーマンズランド

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    あーやっぱり、誉田哲也の警察小説は、いい。

    姫川玲子シリーズも本書で9作目。玲子は変わらず主任警部補だが、内面の変化や周りの人間の変化が垣間見える。
    構成としては二本立てというか、ある事件と玲子の追う事件が初めは並行して語られ、ある地点で交錯して行くという、まあミステリではよくあるパターンである。

    が、その「ある事件」の方が、実は国家規模の大事件で、それに運命を狂わされた「両親」と「青年」の人生を思うと胸が痛い。
    しかもこの話はフィクションではあるものの、事象としては現実的に起きていることであり、今まさにこの時も、同じ気持ちで日々を送っている人がいる、ということをまざまざと思い出させる。

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    2023年08月02日
  • 武士道ジェネレーション

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    久しぶりに武士道シリーズを読んだけど、やっぱり文句なしに面白い。
    香織のやもすれば ありがちな恋愛なんかに全くブレることなく武士道のみを追求する姿勢が清々しく、桐谷道場が守り続けてきたものもまさに武士道。
    悠太君が倒した宮永が何か気付きを得て欲しかったけれど、そこまで求めたら欲張り過ぎか。
    完結してしまったのが残念だなぁ。

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    2023年06月25日
  • 誉田哲也が訊く!~警察監修プロフェッショナルの横顔~

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    作家の誉田哲也氏が最後まで勤め上げた筋金入りの元警察官、元刑務官計6名との対談書。

    ドラマや映画等の警察監修をする会社「チーム五社」のメンバーと誉田哲也氏の対談内容は刑事小説のファンなら読むべき1冊!

    また、ドラマや映画でリアリティに欠ける場面があったとしてもこの1冊を読んておけば受け入れられるかも。

    現実の捜査一課の刑事ってどんな人達なの?
    一度は思った事のある人にオススメてす。

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    2023年06月12日
  • ルージュ~硝子の太陽~

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    ようやくジウシリーズ読みまくって、姫川シリーズとのコラボまで、追い付いた〜
    久々の第8弾!

    エグい!エグい過ぎる〜!
    やっぱり、戦争なんか実体験してると、平気なんかな…
    しかし…しかし…
    それも地位協定で守られて…

    ずっと前の事件が、現代で、また再現か…

    ジウシリーズとコラボって言っても、ジウシリーズの登場人物が出てくるだけで、活躍まではなく…確かに死んだけど…
    まぁ、あくまでも姫川シリーズなんで、個性ある両シリーズの凄い絡み合いまでは、あかんのかな…

    とは言え、相変わらずの面白さやけど、姫川さん大丈夫かな?大事な人を…(T . T)
    敵対関係の警部補も活躍というか何というか…もう一人

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    2023年06月04日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    ようやくと言っていいかどうかわからないが、第3部になってようやくグロテスクな表現が抑えられ、読みやすかった第三部
    その分、ストーリー展開に度肝を抜かれました

    数あるシリーズもので、ここまで面白かった作品は初めて!
    私史上、最高作品のジウシリーズ‼︎

    同時進行で各持ちまわり役の人々の様子が展開していく様は、圧巻でした✨

    とにかく面白かった〜

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    2023年05月23日