あらすじ
葛飾区青戸の女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される――。(「それが嫌なら無人島」) 住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された! 二人の関係は? そして男の不可解な行動の意味とは?(「六法全書」) ほか、姫川玲子が新たな魅力を見せる全7編。
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読みやすいですよね…だから忙しくても私のような遅読でもすぐに読み終わってしまう。今回も姫川玲子らしさ炸裂していたものの、短編集だからかグロさとか辛さはなかったです。新たな姫川班メンバーとの絡みが、次作からの長編のウォーミングアップのように感じられ、そして次?からまさかのあの人が姫川班てことで、これは楽しみ。姫川玲子がそのままの玲子を残しつつ彼女との関わりで確実に成長していくであろう。マリスアングルの文庫化を待ちます。
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姫川玲子シリーズ第10作目は短編集。『ノーマンズランド』のその後を描いたエピソードや、姫川班のメンバーそれぞれの視点から語られる物語があり、人物像がより立体的に感じられてとても面白かった。次はいよいよ魚住久江が加わるのかと思うと期待が高まる。まだ読んでいないので、『マリスアングル』に備えて『ドルチェ』もチェックしておきたい。
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シリーズ第10弾。
警視庁刑事部捜査一課殺人班捜査第十一係姫川班の刑事たちが、オムニバス形式で登場。
文庫も出たので、文庫版で久しぶりに読んでみる。
新作、まだ読めてないので、復習のつもりで。
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姫川玲子と姫川班を描く全7編の短編集。
「それが嫌なら無人島」女子大生殺害事件を追う玲子を阻む別件捜査。
「六法全書」自殺した男の床下から見つかった身元不明の女性。
「正しいストーカー殺人」ストーカーを殺したと自首した女性に隠された事情。
「赤い靴」殺人を自供する女性と、食い違う遺体の状況。
「青い腕」「赤い靴」と同じ事件を別の視点から描く連作。
「根腐れ」覚醒剤所持で自首した人気モデルを玲子が取り調べる。
「それって読唇術?」姫川班の面々と、シリーズのこれからを予感させる一編。
短編ながら事件はどれもしっかり面白かった。中でも「赤い靴」「青い腕」は、同じ事件を日野と姫川、それぞれの視点から描くのが面白い。同じものを見ていても、人によってこれほど見え方や受け取り方が違うのか。二人の視点を続けて読むことで、以前から感じていた微妙な噛み合わなさにも妙に納得してしまった。やっぱり少しズレている。でも、そのズレが面白い。「小説を書くこと」が事件に絡んでくる展開も印象に残った。
『根腐れ』では玲子の感情が爆発。「やっぱりこれがないと物足りない」と思う自分がいる。鋭い筋読みだけでなく、理不尽なものを前に感情を抑えきれなくなる姿も、今では姫川玲子に欠かせない魅力になっている。
そして『それって読唇術?』では、別シリーズの魚住久江が今後関わってきそうな気配も。魚住久江シリーズはこれから読むつもりなので、そちらへの興味と、姫川玲子シリーズの次巻以降への期待が一緒に膨らんだ。
『シンメトリー』『感染遊戯』『インデックス』と読んできたが、長編では拾いきれない人物や関係性に触れ、シリーズの世界を広げながら次の物語へとつないでいく。今回も、姫川玲子シリーズにおける“短編集の役割”を存分に堪能した。
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短編集。初っ端から『ノーマンズランド』の続きの話でした。
姫川だけでなく、中松・日野・小幡視点での話もあります。中松、日野に関しては元々姫川と距離がある中で少しずつ距離が縮まっていくのを感じ嬉しく思ってました。なのに日野さんそろそろ異動なんですね...。
ジウシリーズもまだ呼んでないのに、魚住シリーズも読まなければ。
『正しいストーカー殺人』だけは以前読んだことがあったため、再読です。前はインビジブルレイン直後に読んでしまい色々とショックでしたが、今回は時系列に沿って再読できたためストーリーを深掘りしながら読むことができました。
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姫川シリーズの短編集。
やはり短編集は読みやすい。
姫川班の他のメンバー視点で事件を見るのは、見え方が違っておもしろかったです。
人から見る姫川さんって、姫川視点とはまた違いますよね。
前の姫川班の方がキャラが濃い印象でしたが、今のメンバーも良き。
「それが嫌なら無人島」は、「ノーマンズランド」から続けて読めば、もっと楽しめたんだろうなと思います。
読んだのがかなり前で、もはやうろ覚え。
読み始めて「ノーマンズランド」の事件だってことには気づきましたが、この名前は誰だっけ状態になってしまって。
短編としてもちろんおもしろかったんですが、より楽しむには「ノーマンズランド」の直後が良いですね。
「それって読唇術?」では、姫川さんの恋愛が出てきましたが、個人的に私は今も牧田を引きずっているので、複雑な思いです。
前に進む方がいいに決まってるんですけどね。
そして他シリーズからの登場。
誉田さんの作品は、シリーズのいくつかが同じ世界線で同じ時系列だってところがいいですよね。
姫川シリーズはここも重なるのかと思うと、続きが楽しみでなりません。
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姫川玲子シリーズ 短編集
ノーマンブランドではっきりとしなかった部分も
別視点から書かれていて良かった
姫川班のメンバーからの視点で姫川玲子を
見ながらの事件捜査
やっぱり姫川玲子主任けっこう変わり者ね
って思われてるのかな
メンバーや上司との関係性も書かれていて
今後の読み込みに役立ちそう
そしてまたまた次作新メンバーの予感かな?
自作は長編でもっと菊田との絡みが読みたい
ガンテツとの絡みも。
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姫川シリーズの短編
本編では姫川玲子のカリスマ感が強いが、短編では普通の刑事な感じがする。
本編の姫川を動物でイメージすると凶暴な肉食動物、短編では爬虫類ってイメージ。
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独特の感性で突っ走る姫川の独特な捜査手法を、いろいろな事件や関係者の目線を通して客観的に見るような短編集。
他の作品との関連も緩やかにあり、なんと魚住さんが姫川班に加入することが分かったり、誉田さんのファンならではの楽しみも入っており、凄惨な事件も多いシリーズなだけに良い息抜きになる作品でした。
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1話目は前作の続きで、女子大生殺人事件の解決編。
前作では有耶無耶になって終わったのでスッキリしました!
その他の話は姫川班の一人一人にスポットライトを当てた内容と、前作でも登場した検事との逢瀬の話。
次作からは新たな姫川班のメンバーが登場するのかな?楽しみです!
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姫川玲子シリーズ久々に読む。
独特の感を持つ、そして行動力がある。吉川英梨の原麻希シリーズの主人公にそういえば似ていることに気づいた。ヒットシリーズには共通点があるもんだねー。
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久々に姫川シリーズ。間空いちゃって前回の話忘れちゃってたが、紆余曲折あって今の姫川玲子になってきたのかな〜って感じ。短編集で色々な姫川見れた!
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葛飾区青戸の女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される――。(「それが嫌なら無人島」)
住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された! 二人の関係は? そして男の不可解な行動の意味とは?(「六法全書」)
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姫川玲子シリーズ第9作。
玲子さん視点の4つと姫川班のメンバー中松、日野、小幡の視点での話の計7編の短編集。
相変わらず筋読みが冴えわたる玲子さんだが、その直観力や行動力に対する部下3人の心の声がなかなか微笑ましい。
解決した目の前の事件が過去の事件の謎を呼び、現場から押収したパソコンに入っていた大量のテキストデータが2つの話をつなぐ「赤い靴」と「青い腕」が読み応えがあり。
覚醒剤所持で自首してきた売れっ子女性モデルを木っ端微塵にする「根腐れ」に玲子さんらしさが溢れて一番好き。
前作の感想に『初めて登場した検事の武見と玲子さんがどういった関係になっていくのか、かなり心配』と書いたが、最後の「それって読唇術?」を読めば、まあ、それなり。話としては、魚住久江巡査部長の姫川班への合流予告のサプライズに持っていかれたみたい。
「ドルチェ」を読んでなくて、読まねばと思うところが、既に作者に転がされているようで、いささか癪(と思って登録すれば、“この本を読み終わった人は、次にこの本を読んでいます!”の一番に「ドルチェ」が出てきたので、みんな同じかと笑ってしまう)。
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オムニバス
姫川シリーズ。短編集。
それが嫌なら無人島
前作「ノーマンズランド」で解決されなかった女子大生殺人事件の続き。ガンテツから警鐘されるが玲子はいつも通り。「ノーマンズランド」ではこの事件をきっかけに大きく話が飛躍、北朝鮮の拉致問題にまで踏み込んだが事件自体は未解決だった。今回、解決をみるが、残念ながらミステリーとしてはそれなりの面白さでしかない。なんだかよくわからない事件になってしまった。
六法全書
中松の目線から事件が進む。彼が玲子をどの様に考えているかは面白い。謎の腐乱死体が発見されてその事件の解決に向けて動いていくが、少し玲子の推理が突飛に映るのは今作を際立たせる為だろう。余りにも勘が冴えすぎている様な印象。また、中松のイメージが少し変わった作品だった。
正しいストーカー殺人事件
ストーカー被害に遭ったと思われる女性。しかし彼女の雰囲気に闇を感じた玲子は彼女に関わる人達を中心に事件の捜査を開始する。
最後のオチは面白い。井岡はいずれ殺害されるだろう(笑)
赤い靴
女性が殺人を自白し、警察署に出頭してきたが取調べに対して何も打ち明けない。玲子は日野と一緒に他署の応援として彼女の取調べを担当する。
日野目線で物語が進んでいくのが新鮮。彼女が玲子をどの様に捉えているのかが面白い。
被害者が推理小説家である事も面白く、これがきっかけで次の事件に繋がって行く。
青い腕
「赤い靴」にて判明した内容を元に過去に起きた事件の真相に迫る。連作になっているが姫川シリーズらしいといえる作品。背景に暴力と薄暗さもありながら反面、人間ね優しさや愚かさも見える作品。
この作品ちぃ少し日野と玲子の溝が小さくなった様な印象だ。
根腐れ
有名女優が薬の所持で自首してくるがどうしても辻褄が合わない。相手が有名女優の為、男性捜査官では取り調べにならず、玲子に役が回ってくる。久しぶりの下井からの依頼だ。
玲子の取調べは容赦なく進み、彼女が隠していた真実、本性を炙り出す。小幡の目線で描かれているが、玲子の恐ろしさを存分に堪能できる(笑)
それって読唇術?
いつのまにか武見と仲良くなっているようで。武見の見え方が少し変わった作品。彼が玲子を守りたいと葛藤した背景に過去に失った恋人への想いがある。今後、二人の関係がどの様に変わっていくのかが楽しみだが、最後のダジャレはいただけないかな(笑)
魚住さんの名前が出てきたので次作よりも先に「ドルチェ」と「ドンナ ビアンカ」を手につけようかな。
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赤い靴と青い腕がいつもの感じ、他は軽めのストーリーで短編も良かった。どうしても姫川シリーズ読むと竹内結子が思い浮かぶなー。新シリーズ見たかったな。
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姫川玲子シリーズはやっぱり長編物がいいとはおもっちゃうけどおもしろかった。
・六法全書
・それって読唇術?
が良かった。
武見が出てきて嬉しかった。
こういう男いるよなー
二人がどう言う関係になるのか気になる。
下井さんもいたなそういえば。
元気そうで良かった。
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・姫川玲子→警視庁の警察官
(殺人班11係 35歳)
・小幡 →姫川部下
・武見諒太→東京地検の検事(44歳)
初作家さん
サクサク話が進んで
余計な説明とか無く 知りたい情報が
勿体ぶらず出てきて 凄く読みやすかった
会話のテンポが良くて
暴言も含め楽しかった
姫川玲子シリーズは
読んだ事無かったけれど 面白かった
最近小説を買う時 左の活動家ぽい人や
グローバリストぽい人の本を
うっかり買わないように
気をつけているけれど
SNSをタマタマ見て
多分大丈夫だろうと思い
購入してみた
姫川の部下目線の話とか
幾つかの話 オムニバス
"赤い靴 ”と "青い腕“が
繋がっている話
最後の
"それって読唇術?”が
姫川と武見検事の
「これから2人は恋人とかなるのかな?」
みたいな話だった
解説で
他のシリーズの魚住久江が
姫川班に加わり
新しい話が展開するかも…と
面白かったので
又 購入しようと思った
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姫川シリーズ、短編集。
作者の主人公じゃない人達からの視点を書くのは凄くて、楽しい。
しかも、その視点を時系列でちゃんと書かれるのだから、やはり凄い。
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姫川玲子シリーズ第10弾
これまで刊行された作品のその後や、また別シリーズからの登場人物のクロスオーバーも誉田作品の面白いところ。
本作品は全体的に静かな印象だ。
次作から大きな展開が広がる凪いだ時間というのだろうか。
今回の短編の中でも特に印象的だったのが、登場人物が小説を書くことにより自己表現や自己陶酔すること、また、素人とプロの違いについてなどが描かれる場面がある。
これこそ、自身に言い聞かせているのか、「誰か」に向けた示唆なのかとも考えてしまう。
物語を紡ぐ上での、厳しさを教えられた気がしました。
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姫川玲子シリーズの短編集。
「ノーマンズランド」とリンクした話や新しい姫川班のメンバーの視点で進んでいく話はなかなか面白かった。
また、玲子といい感じになりつつある検事の武見との絡みも興味深い。
しかも、今後の展開として、あの魚住久江が姫川班にやってくるとか…どんな風になるのか楽しみしかない。
2025.8.31
Posted by ブクログ
私の好きな姫川玲子シリーズの短編集。7話から構成されている読みやすさ。まわりの捜査官たちの「姫川玲子観」が長編にはないコミカルな内容も散りばめられていて面白く読めました。もちろん、刑事姫川の爽快かつ鋭い捜査のメスも読み味わうこともできる本作でした。
最後の7話目に次回作につながる展開が垣間見えて、気分が上がりました^^
Posted by ブクログ
短編集ではあるが前作からの続きの為引っ張り出して読み返すことに… ついでに自分の好きなシーンまで遡り結果的に一冊半分読むことに。各パートで目線は違うが話(事件)は繋がっているのが面白い。 最終章にまでもつれ込むかと期待した事件は何処へやら…。 デートシーンの覗き見かと思いきやまだそこまでの関係では無かったのね。 次の新メンバーで別の作品へ誘導されるとは… 本屋へ行くか。
Posted by ブクログ
各編で現在の姫川班の面々が脇役をつとめていく。
事件の真相を見抜いていくのは玲子であるが、それを中松・日野・小幡の視点でも語られるのは中々良かった。
以前の姫川班はほぼ全員が玲子を疑いなく認めていたのがわかり中々良かったが、現在のようにそれぞれが複雑な感じで玲子をみているのも現実感があって良いと感じた。
特に『赤い靴』『青い腕』の2編は事件自体は後味の良いものではなかったので玲子&日野の展開は女性同士のちょっと複雑な感じが出ていたが、それ程嫌みな展開でもなく良かったと思う。
Posted by ブクログ
姫川班の刑事たち、相変わらず待機なのに仕事が回ってくる。
姫川は、いつものキレ味の良さとインスピレーションを発揮してサクサクと犯人を落とす。
さすが彼女の集中力と行動力は凄い。