誉田哲也のレビュー一覧

  • 世界でいちばん長い写真

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     姫川シリーズなどのエグい内容の作品が多いイメージの誉田哲也だが、本作はエグくない方の誉田哲也。爽やかな青春小説だ。

     タイトルに惹かれた。世界でいちばん長い写真⋯なんじゃそりゃ? 実話を元にしていると後で知って驚いた。世界一長い写真を撮れるカメラに出会ったことで、主人公の青春が輝き始める。一人称の語り口がライトでスラスラ読み易く、終始楽しく読めた。

     自分って何者? はっきりと言葉にしていたわけではないけれど、誰しもが抱えたことのある(もしくは今も現在進行系で抱えている)悩みだろう。本作の主人公も、そんな悩みに気づいていないながら、のっぺりと日々を過ごしていたが、物語が進んでいく内にどん

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    2026年04月21日
  • 新装版 ハング 〈ジウ〉サーガ5

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    「ジウ」サーガの5作目であり、6作目以降のエピソード0のような作品でした。
    警視庁特捜一係堀田班の津原英太とその同僚は、宝飾店オーナー殺人事件の継続捜査を担当し、自供により容疑者を逮捕。だが直後、班員全員に異動辞令が下され、公判では警察の自白強要があったと証言されてしまう、というお話。

    穏やかな雰囲気からの振れ幅がすごく、主人公の感情が揺さぶられるシーンは、「文字で魅せる」と言いたくなる迫力ある描写で読み応えがすごかったです。
    ジウサーガ1〜3作品目と比べるとかなりハードボイルドで、良い意味で男くさい面白さもありました。
    今後ここからどう新しい世界が広がっていくのか今から楽しみです!

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    2026年04月16日
  • 武士道エイティーン

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    ライバル対決はあっさり。それよりも、主人公2人以外の主観で展開するのは巻数が増えると他でもあったパターン。と思ったけど、この主観がかなりディープな内容、その中で伏線回収もあり面白かった。

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    2026年04月15日
  • プラージュ

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    友樹のギターの腕前はプロ並み
    ジ・アルフイーのメリーアンを奏でて欲しい(高見沢風に)
    伸介はナイスガイ
    これでは流石の美羽もお手上げだ
    律子の正章を思う気持ちに乾杯
    そしてナイスカッポーと声をかけてあげたい

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    2026年04月15日
  • たとえば孤独という名の噓

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    中国怖い。フィクションだけど、本当にありそうだな。

    犯人だと思った人が、コロコロ変わっていって、面白くてサクサク読めた。
    謎を全て回収してくれて、読者がモヤモヤすることなく読み終えることが出来たのが良かった。

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    2026年04月15日
  • たとえば孤独という名の噓

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    誰が嘘をついて、誰が裏切り者なのか?
    公安、捜査一課、所轄の刑事、さまざな立場から事件を追い、裏切り者を見つけ、真相を見つける物語。

    誉田の刑事ものって安定の面白さがあるし、公安の話なら裏切り者を見つけるドキドキを感じれる。

    視点の違う物語が最後には繋がり、同じセリフがこうも意味が違うかとストーリーの面白さに唸る。

    誉田さんの刑事物は、面白いね!

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    2026年04月09日
  • 首木の民

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    社会派経済小説というジャンルなのかな。文体が軽いので読みやすく楽しく、知らない事を丁寧に教えてもらえて勉強にもなりました。首木の民とは。

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    2026年04月09日
  • インビジブルレイン

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    警察小説の姫川シリーズの第4弾。登場する極道に惹かれる主人公姫川警部補。登場する悪役たはかっこいいし、シリーズの前作までではちょっと気になっていた、ライトノベルにありそうなちょっとコミカルすぎるキャラクターの影も薄くて、練られたストーリーを楽しむことができた。

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    2026年04月08日
  • ソウルケイジ

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    姫川玲子シリーズ第2弾!
    父性ってどうやって芽生えるんだろうね。こんなにも我が子を愛した犯罪者はいるのだろうか…確かドラマ版のサブタイトルもこんな感じだったけど…。
    日下の父の姿や、姫川の父との関係…色々な形の父性を、見られるのもまた良かったな。

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    2026年04月06日
  • インデックス

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    やっぱり姫川シリーズは面白いな
    アンダーカバァーでは善悪のつかない詐欺師の取り調べで、最後に落ちを入れるところが誉田哲也らいしね。

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    2026年04月05日
  • もう、聞こえない

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    一気に読み終えた
    登場人物がキャッチーで想像しやすくて気づいたら早く読みたい気持ちになった

    こんな死者と相棒になれるのは楽しそう!

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    2026年04月04日
  • たとえば孤独という名の噓

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    面白い
    ストーリーが展開するごとに
    謎が深まり そして繋がり
    解決していく
    警察の公安と中国のスパイ
    言わずと知れたハニートラップ

    学生時代の恋愛から繋がる哀しい話
    中国のスパイ一家の事情
    厳しい国のシステムのなかで
    自由に生きることのできない悲しさを
    感じた
    日本はスパイ天国というけど
    高市政権下で変わるのだろうか

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    2026年04月01日
  • 武士道シックスティーン

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    見事に一本決められた一冊。
    主人公の磯山香織と西荻早苗。この二人の正反対な「武士道」がとにかく面白い。
    宮本武蔵を心の師とあおぎ、愛読書は『五輪書』。香織の武士道は「斬るか斬られるか」の真剣勝負。それはもはやスポーツとしての剣道ではなく、武士そのものだ。この時代錯誤な感じが私は好きだ。
    一方の早苗は、勝ち負けにこだわらない「ゆるふわ系」のエンジョイ派。水と油のような二人が、ある試合をきっかけに出会い、ぶつかりながら成長していく姿が最高に熱かった。

    特に試合のシーンは臨場感が凄い。香織のヒリつくような気迫、お互いの息づかい、一瞬の技の読み合い……。鋭い一撃とそれを受け流す独特のリズムが、まるで

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    2026年04月01日
  • インビジブルレイン

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    ネタバレ

    刑事の玲子が暴力団員の牧田勲と惹かれ合う「禁断の恋」がとにかく切なくい。降りしきる雨の冷たさと、その中で燃え上がる危うい熱情、そして逃れられない宿命が、重苦しくも美しい影を落としている。一方で、ベテラン刑事の下井が和田や今泉、さらにはあのガンテツらと旧知の仲であるという背景には、刑事たちの長く深い歴史を感じさせ、物語の質を底上げしている。個人の感情と警察組織の闇が複雑に絡み合う中で、信念を貫こうとする彼らの姿は非常に重厚で、シリーズ屈指の完成度だった。

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    2026年03月30日
  • 警官の目

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    警察モノの著名作家によるアンソロジー。誉田哲也氏の作品は少し物足りない感じでした。背中の蜘蛛に繋がる内容との事???他の三作はどれも秀作だと思います。五十嵐氏、三羽氏の作品は初でしたので、他の作品も内容によっては読んでみたい

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    2026年03月30日
  • プラージュ

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    一度覚醒剤を使用してしまった男の転落劇かなと思いきや、かなり本格的なミステリー&ヒューマンドラマでした。
    前科者に向けられる世間の目や、加害者なりの筋の通し方などが描かれていて、最後まで一気に読みました。
    ストーリーも面白いですが、構成もしっかりしています。
    犯罪者、前科者に対しても、色眼鏡で見ることなく、寄り添っていく社会が必要だなと思いました。

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    2026年03月29日
  • Qros(キュロス)の女

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    疾風ガール、ガールミーツガールと共通の世界観。
    誉田哲也ワールドの混ぜこぜ感が楽しかった。
    芸能界の妬み嫉みからネットに晒される事の怖さを大量に浴びせかけられてお腹一杯です。
    主要人物の視点が混ざり合う感じ、これが楽しくていつも誉田哲也さんの作品読んでます。
    終わり方も綺麗で満足です。

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    2026年03月25日
  • たとえば孤独という名の噓

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    中国女のハニートラップにかかった警視庁の公安警察官佐島賢太。

    佐島の学生時代の友人稲澤敏生の恋人で佐島が片思いした相手、岸本綾。
    女、矢代愛美こと徐若晴は当時事故死した綾に瓜二つだった。

    稲澤の下で働いていた愛美の遺体が見つかり、容疑者となった稲澤の事情聴取を求められた佐島。
    が、聴取後逮捕されたのは佐島だった。

    第1話「レイン」だけで完結しており、公安絡みの短編集かと思ったら、続きがあった。

    1話ごとにそれまでの想定が覆り、翻弄される。

    警視庁内に深く入り込んだ中国秘密警察。

    明らかになった真相は、独裁国家の犠牲となった2人の女性の悲しい運命だった。

    大崎警察署刑組課盗犯係の竹

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    2026年03月24日
  • マリスアングル

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    ネタバレ

    姫川シリーズ やっぱり面白い
    従軍慰安婦の捏造の話は分かっていたほうが読みやすいと思います。吉田清治・朝日新聞の関係図を理解して読むと、とてもストーリーに入り込めます。
    魚住巡査長と姫川主任 この二人が入れ替わり立ちかわり真実に近づいていく終盤は一気読みしてしまいました。
    姫川主任の心の闇がチラチラし、自分の心も闇落ちしそうな絶妙なバランスで読み切りました。面白かった!

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    2026年03月23日
  • ケモノの城

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    梅木ヨシオというケモノがリアルに描かれており、行った虐待行為も想像ができるくらいリアルに表現されていたので読んでいて世界に入ってしまった。
    世の中にはケモノのようななんの感情もない人間もいるのだということを痛感させられた。

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    2026年03月23日