【感想・ネタバレ】インビジブルレインのレビュー

あらすじ

姫川(ひめかわ)班が捜査に加わったチンピラ殺人事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人(ホシ)は柳井健斗(やないけんと)」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。隠蔽されようとする真実――。警察組織の壁に玲子(れいこ)はどう立ち向かうのか? シリーズ中もっとも切なく熱い結末(ラスト)!

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購入済み

玲子しゃん

彼のキャラがとてもいい。

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2014年06月25日

Posted by ブクログ

今ストロベリーナイトシリーズを1冊目から順番に読んでいますが、映画化されただけあって、今のところこの作品が一番好きです。
今回は姫川班のメンバーはあまり登場しませんが、玲子とバディを組んだ下井。口は多少悪いけれども、玲子の事を理解し、何かとフォローしてくれる貴重で魅力的な存在でした。

そして何より姫川玲子が惚れてしまうヤクザの牧田。ヤクザでありながら、理性的な牧田もやっぱり魅力的で、玲子が牧田を好きになってしまうのも納得。でもそんな冷静そうな牧田も、玲子に惚れて少年のようにウジウジと悩んでいる姿もギャップがあって、微笑ましかった。
でも刑事とヤクザの許されざる恋愛。最後はやっぱりそうなってしまうよね…
事件の真相も追いつつ、玲子と牧田の切ない恋愛もあり、この作品はストロベリーナイトの特に女性読者が楽しめる作品だと思います。
読んでいる間はずっと竹内さんと大沢さんで脳内再生していましたが、やっぱりまた久々に映画が見たくなりました。

0
2025年06月30日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ。玲子が恋に落ちるなんて牧田はものすごく魅力的な人なんだろうなぁ。映画も見てみたくなりました。

0
2025年05月21日

Posted by ブクログ

大好きなストロベリーナイトの映画化された本作。
竹内結子さんと大沢たかおさん、その他個性的なキャストは魅力的。
読みながら頭の中で再生しながら楽しめました!
姫川玲子はやっぱりカッコイイ!

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ4作目。
今回は牧田というヤクザと姫川が思わぬ展開になっていく事もあり、最終巻のような盛り上がりをみせる。
下井という新しく登場する刑事も魅力的だし、今泉や和田といった上司の熱い思いを感じた。
益々このシリーズが好きになった。

0
2025年03月30日

Posted by ブクログ

映画も何度も見ておりますが、原作を読み返すのは久しぶりでした。
それぞれに良さがあって凄く、良い。とにかく良い。
映画は姫川と菊田と牧田の人間関係が生々しく見えるし(菊田の哀愁漂う表情が忘れられません)、原作は警察の組織力というか、そういうものにグッとくる。

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

映画化されただけあって、すばらしい作品。
ストーリーの展開と視点を変えながら物語が立体感を持つ、素敵な1冊。

0
2024年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を観ていたけど全く一緒みたいな感じではなかったのでより楽しめた。

なんと言っても牧田。やっぱり脳内では大沢たかおさんで再生されるんだけど魅力が大爆発。これは好きになってしまう。
牧田の視点、姫川の視点の両方から語られるシーンが良い。ラブストーリー作品とは違ってキュンキュンよりもギュンギュンで苦しすぎた。
映画では割と最後までいってたけど小説だと途中で電話がなってお預けみたいな感じなのね。菊田も別に目撃したりもないし。

柳井も牧田も過去が過去なだけに私も少し理解できてしまう。姫川も17歳の時に起こった自身の事件で共感する部分があったんだろうなと。

姫川と牧田で幸せになって欲しいけど生きてたとしても叶わないのでどう転んでも切ない。

⚪登場人物
・内田貴代
漫画喫茶で働く。

・ミズグチ
刑事。

・下井正文
暴力団担当。刑事組織犯罪対策課暴力犯捜査係担当係長。
・和田徹
捜査一課長。まもなく定年。

・小林充
29歳。六龍会のチンピラ。
・志村恵美。
25歳。小林の遺体の第一発見者。

・奥山広重
二代目奥山組会長。日本裏社会の首領。

・藤代
検視官。

・川上義則
43歳。牧田の舎弟。
・牧田勲
48歳。初代極清会会長。父は殺され、母は自殺、妹は行方不明。
・謙太、島本秀彦
川上より下のものたち。
・夏木隆夫
・伊藤留美(伊藤滋)
川上のパートナー。仁勇会の渡辺が横恋慕。

・船山
ドゥービーズエージェンシー社長。
・栗山優菜
ドゥービーズエージェンシー所属。フェイスプロモーションが引き抜こうとしている。
・坂西
松浪組若頭補佐。
・武藤
松浪組若頭。
・飯干武郎
松浪組組長。
・梶尾隆昌
フェイスプロモーション社長。
・梶尾恒晴
隆昌の息子でフェイスプロモーション専務。

・柳井健斗
9年前に起こった事件の被害者遺族。11歳の時に母智子が亡くなる。千恵は2歳上の姉。若松茂之名義の口座を持つ。
・柳井千恵
柳井健斗の姉。19歳で亡くなる。当時小林充と交際していた。
・柳井篤司
柳井健斗・千恵の父。千恵の殺しの被疑者。拳銃で自殺。

・池田晴敏
柳井篤司に拳銃を奪われ後に自殺。
・平松清忠、藤原幸一、三枝亮
柳井の事件関係者。

・竹嶋和馬
六龍会を創設。
・塚田芳文
六龍会の幹部構成員。

・石堂神矢
石堂組四代目組長。
・藤元英也
石堂組若頭。三代目仁勇会会長。殺される。
・山崎恒、安藤信孝、永峰亮一、川田敬次、磯部達郎
相談役。舎弟頭。若頭補佐ら。

・渡辺勇太
仁勇会。
・野際
仁勇会若頭。
・金田幸生
仁勇会舎弟頭。

・三原鉄男
若頭補佐。大政会二代目会長。
・佐伯真一
大東建設。

・井川良和
大西土木の社長。
・徳永晃
徳永一家総長。妻が井川の姉。

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2024年10月01日

Posted by ブクログ

ここまで読んできた姫川玲子シリーズで一番好きだった。実行犯を除いては、被疑者側の人間、柳井や牧田がとんでもなく悪い人間じゃないからかもしれない。そしてやっぱり玲子は魅力的。

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2024年07月22日

Posted by ブクログ

シリーズ5冊目を読んで初めて姫川玲子の女性の部分を垣間見た。極道と解っていながら身を委ねてしまう心情の描写は秀逸です。そしてラストは思わず涙してしまいました。当分姫川玲子シリーズから拔けられそうにありません。

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2024年06月22日

Posted by ブクログ

『シンメトリー』に続き、誉田作品七作目。姫川シリーズ、第四弾。今まで見たこともなかった玲子の姿がとても印象的だ。また和田一課長他、彼らが下した結論には警察官としての矜持が詰まっていた——そう、こうであって欲しいと。熱く切ないラストにシリーズ通して読んできて本当に良かったなぁと思いました(^^)

0
2024年06月01日

購入済み

面白い!

映画を先に見てしまったんですが、どうしても心理が知りたくて原作を読むことにしました。4時間くらいかな?一気に全部読んでしまいました。映画では??と思う場面もあったのですが読んで納得。
牧田は変わらず、いや映画以上にカッコ良くて、仁義があって最高でした。惚れてしまいそう…(≧∇≦)姫川も可愛い部分があり、共感できる部分多数。恋がしたくなりました。
ドラマの菊田が好きでしたが、すっかり牧田派になっちゃいましたね。
いやー本当に面白かったー(^^)

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2013年03月10日

Posted by 読むコレ

再読。今回も見事に手玉に取られたという感じでした。
作者の作風か、シリーズの特色か、今回も殺人事件ものでありながら、トリックや動機などの真相を最後まで大事に抱えている様な展開ではありません。
しかし、いやだからこそ面白い!
本作で大切にされている事は読み手の感情であり、どこでどうしたらドキドキするのか、腹が立つのか、同調するのか……事件の真相解明のタイミングすら、それを操る為の手段でしかなかったと感じられるのです。
道理で夢中になれる訳です。
なので多少陳腐なラストも許容範囲です。
小説と旅は道中が楽しくないとね。

1
2014年02月22日

Posted by ブクログ

さすがの面白さ!相変わらず魅力的なキャラばかりで、なんならヤクザですら良いキャラしてます。

姫川の恋心というかなんというかあれですが、あんまそういうのはいいかなぁとは思っちゃいましたが、、、菊田でいいだろ!的な。笑

まぁでも犯人も予想外でしたし最後まで楽しませてもらいました!

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2025年07月25日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ4作目。
今回は、いつもの軽快な感じではなく、シリアスな内容でしたが、とても良かったです。
姫川が、とても人間臭く描かれていました。

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2025年03月11日

Posted by ブクログ

やはり姫川玲子と牧田勲がいい。牧田かっこいいなー。(大沢たかおさん)

チンピラが殺されたが、上層部の指示で柳井健斗に関しては捜査をするな、と。そこを玲子ちゃんが捜査をしてどんどん核心に迫っていく。そこで牧田と出会ってドキドキしちゃうお話。

姫川シリーズ、面白い。周りのキャラクターも丁寧に描かれているので、お話しに入り込めるのかな、と思う。

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2025年02月23日

Posted by ブクログ

このシリーズ4作目だけど、今回はいろんな意味で予想外。
犯人云々よりも他の事柄が気になって仕方がなかった。
それに、マキタという男が魅力的すぎて、玲子とのシーンを読む度に心拍数が上がりそうになった。
…警察小説でときめく日が来ようとは。
巻末の対談で『マキタ=大沢たかお』と知った瞬間、最高のキャスティングじゃないか!と密かに歓喜しましたね。
あと、最終的には上手く決着するんだろうなと油断していたので、まさかの展開には驚いた。
でもこういう結末を用意できる人の作品だからこそ、読み続けられるんだよなあ。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

 再読だが思い出すのはドラマの雨のシーンのみで、内容については初読時のようにまっさらの状態に戻っていた。こんなに情緒的でグロくない姫川シリーズだったか。菊田が不甲斐ないのは頷けるが、牧田にすぐ惚れるのも唐突でらしくない。運命の相手と言われればそれまでだが、数えるほどしか会っていないのにここまで惚れ込んでしまうのは、それなりにモテてきた姫川のような30代女性の恋愛とは遠い気がする。和田課長が警察官としての矜持を守る部下を庇う姿がとてもカッコ良かった。牧田も不憫だが、柳井健斗はもっと可哀想。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

姫川玲子が恋をした!過去の経験や姫川玲子の性格だから惹かれてることをなかなか認めたくなかったみたいだけど。。お互いの立場を考えて足踏みしてしまっていたけれど。。惹かれ合う。。見たい!竹内結子と大沢たかおの禁断の恋!!ハッピーエンドにならないことが切ないけれど。。なんだか姫川玲子っぽいというか。。最初から結末の見えている恋というか。。作者さん、幸せにしてあげて欲しい。
事件の犯人は予想外で最後まで楽しかった!

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

前作のシンメトリーが全く響かなかったので今作はどうだろうかと不安ではあったが、読んでみるとストロベリーナイト級に面白かった。
やっぱり読ませる力が凄くあるなと。
全く飽きる事なく最後まで読ませてもらった。
今作では姫川班のメンバーはほぼほぼ登場していない代わりに、極道の牧田が魅力を放ちながら突っ走っている。この牧田が人間臭くてそこに魅力を感じてしまった。

そうそう、柳井健斗が調べているものが何かということは最初の方で想像がついてしまったし、事件の黒幕の存在も容易に分かってしまっていた。というか分かるもなにもそれしかないだろうってかんじで。そこが残念だとまでは思わないが、読み終わった後にもう少し読者を悩ませてもよかったのかな、とは思った。

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2024年12月07日

Posted by ブクログ

姫川が本音を出した感じだが、想像していたキャラから少しだけ外れて、んーん、悲しいやら、楽しいやら。ストーリーは面白い。

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2024年12月03日

Posted by ブクログ

今作も相変わらず面白かった。
姫川玲子の女の部分が見れる作品でした。
警察組織の闇と、反社組織のいざこざと、恋愛模様と
謎解きミステリーよりも人間模様が中心に描かれていていました。
心に重くのしかかる感じが何とも切なかった…。
今後の展開も気になる…!!

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ、ハズレがなくてどの作品もとても面白いです。
今回は人間関係中心で、『ストロベリーナイト』のような事件解決時のスッキリ感は少し少ないですが、玲子の感情が多く描かれており面白かったです。

自分も牧田がいい男に見えました。菊田がんばれ。!

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2024年06月21日

Posted by ブクログ

主人公の姫川玲子をはじめ、それぞれの登場人物目線で進む刑事もののストーリー。

とても読みやすく、私には、心情や情景などの描写もちょうど良く感じました。

前作シンメトリーのような短編より、一つのストーリーになっている方が好きなので、こちらの作品の方が好みでした。

Audiobookで聴きましたが、声優さんが凄い上手いなと思います。

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2024年05月22日

Posted by ブクログ

「マリスアングル」を読み終えて、またイチから姫川シリーズを読んでみようと、これで4作目。
映画も観てみたいな~。

姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。ところが、上層部から奇妙な指示が下った。シリーズ第4弾。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

ソウルケイジ読み終わって、すぐに読み始めました。
主人公以外の登場人物も、皆キャラが立っていて、それぞれの人物でスピンオフがいくらでも作れそう。…ガンテツ主人公の話描いてくれませんか?誉田先生。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

班で捜査して、会議でお互いに調べたことを報告し合うのが好きなので、今回は単独捜査だったので少し物足りなかったなぁ。途中、暴力団の組の話が結構長くて、読みにくかったけど、牧田と姫川が会った辺りからは引き込まれた。柳井の話は切なかった

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

姫川シリーズの最新刊。相変わらず最後まで飽きさせないデス。次から新天地になりそうですが、どうなるのかな~?

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

惹かれるよね、安全よりも危険に。

恋というには成熟すぎる男女の恋初めが、花だなあ。
ここまでのストーリーがこの恋を描くための序章とするのは言い過ぎか。

最後の幕引きは作家のロマンか。

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2023年11月29日

Posted by 読むコレ

映画を観てから原作を読んだ。結果がわかってても面白かった。
姫川班がバラバラになってしまったのは なんだか寂しいかな~。

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2013年02月24日

Posted by ブクログ

姫川玲子の恋の行方が気になる、、といういつもとはちょっと違った読み方でした。
最後の和田課長格好よかった!

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2025年06月22日

Posted by ブクログ

映画化された作品とのことで期待していたのですが、ちょっと拍子抜け…
ラスト3割くらいはおもしろかったけど、それまでが長かったです。

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ4作続けて読みましたが、ミステリー要素は控えめで、どちらかというと人間模様にスポットがあたる感じですかね。
謎解きを期待する者としては少し物足りなさを感じますが、その人間味に引き込まれていきますね。

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2024年07月16日

Posted by ブクログ

★★★
今月3冊目
姫川シリーズ。
なんか気がついたが最初のストロベリーナイトは面白かったけど、このシリーズで面白いか?
やばいまだまだ持ってるよ

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2024年03月07日

購入済み

面白かったけど

前半は面白かった、後半は何か駆け足で無理に終わらせた感じ、何か残念。映画ではいい意味で原作を裏切って欲しい。マキタに大沢たかおさん、イメージ通り期待大。

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2012年08月12日

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