あらすじ
世田谷区祖師谷で起きた母子3人惨殺事件。被害者が地下アイドルだったこともあり、世間の大きな注目を集めていた。真っ先に特捜本部に投入された姫川班だが、遺体を徹底的に損壊した残虐な犯行を前に捜査は暗礁に乗り上げる。やがて浮上する未解決の28年前の一家4人殺人事件。共通する手口と米軍関係者の影。玲子と菊田は非道な犯人を追いつめられるのか!? 短編「カクテル」を特別収録! (『硝子の太陽R ルージュ』改題)
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久しぶりに姫川玲子を読んだ。
いいですね〜
視点がくるくる変わりつつ、ストーリーが進んでいくってかんじ。
ラストが唐突に感じて、すぐ次の作品を読みたくなりました。
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米軍とか捜査の限界や制限による、過去の未解決事件とリンクさせて、引き込まれてページが止まらなかった。途中、作者の考えが示されていたが、自分と近い思想なんだと感じた。
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今回もかなりグロいシーンから始まるが、姫川シリーズも8冊目にもなると、全然平気になってる。とにかく、面白かった。ベトナム戦争のこと、米軍基地のこと、沖縄の基地の土地の話などなど興味深い。ジウシリーズとのコラボということで、解決してない問題もあるから、あっちも読みたいなぁ。でも、ジウシリーズは全く読んでないので、ジウ1から読んだ方が楽しめるんだろうなぁ。あぁ、悩ましい
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ようやくジウシリーズ読みまくって、姫川シリーズとのコラボまで、追い付いた〜
久々の第8弾!
エグい!エグい過ぎる〜!
やっぱり、戦争なんか実体験してると、平気なんかな…
しかし…しかし…
それも地位協定で守られて…
ずっと前の事件が、現代で、また再現か…
ジウシリーズとコラボって言っても、ジウシリーズの登場人物が出てくるだけで、活躍まではなく…確かに死んだけど…
まぁ、あくまでも姫川シリーズなんで、個性ある両シリーズの凄い絡み合いまでは、あかんのかな…
とは言え、相変わらずの面白さやけど、姫川さん大丈夫かな?大事な人を…(T . T)
敵対関係の警部補も活躍というか何というか…もう一人の最後の発言で、続編もチャンチャンバラバラやるんかな?
ガンテツさん、日下さん!
あのエセ関西弁のおっちゃんも健在!
捜査一課に来るんやから、優秀ではあるんやろな?
大どんでん返しありで、面白かったけど、そんなアッサリと人殺すなよ…
何か、人の心あるんかって感じ。
キツ〜…
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姫川玲子シリーズもついに第8作目。ここまで読み進めてきた達成感。
犯人は、あまりにもサイコパスすぎる。そして、取調室で姫川が思わず叫んだあの場面は、強く心に響いた。
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久々の姫川玲子シリーズだったけど、今回はなかなか話が進まないまま、容疑者が見つかってからあっさり終わった感じがした。
次回から日下が玲子の上司となるようでまた一悶着ありそうだ。
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ある男の悪夢の話から始まり、世田谷区で起こった事件に話が進んでいくが、捜査は暗礁に乗り上げる。事件解決に向けて点と点が結ばれていくのが面白かった
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ガツンとくる推理小説が読みたくなって姫川玲子を。かなりエグい描写が苦手だけど、引き込まれて一気に読んでしまいました。
世田谷で起きた母子3人惨殺事件。28年前の事件とリンクする。
また姫川シリーズ、読みたくなってきた。
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久々に読んだ姫川シリーズ。頭の中には、ドラマの時のキャストが浮かんじゃうなぁ。
それにしても、姫川シリーズは、誉田さんの中でも特に描写がリアルで残忍で悪寒がするくらいこわい気がする。頭に浮かぶ画があまりにも強すぎて、第二章で中断して、2年本棚にそのままだったのを再開。あぁぁぁああーーーー、と思いながらも、次作の読みたくなるこの魔力がこわい。
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オーディオブックで。
実際にあった事件を思い浮かべずにはいられない。
だからこそ、犯人が元米兵であると明確にしていることにびっくりした。作者大丈夫なんか??と心配になった。
その他のもうひとりの犯人、犯人の動機、死者、何もかもが意外で、悲しいけれど面白かった。
最後の短編のカクテルに救われた。
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誉田さんの小説はいつも臨場感がスゴいです。
今回もあっという間に読み終わりました。
始まりから複数人の視点で話が進み、点と点が繋がっていくのが面白いです。
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姫川玲子シリーズ第8弾。
強い正義感と直観力の主人公はある意味私の
憧れに近いものがあります。男性社会でも
自分の信念を通せるタフさ そして決して
孤高な人ではなく 同僚もだんだんと姫川玲子を
理解し 協力していくさまがこのシリーズの
魅力だと思います。殺人事件の描写などは
なかなかキツい時もありますが それよりも
主人公の潔さに引き込まれます。
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**「過去と現在をつなぐ謎解き: 『ルージュ 硝子の太陽』への深い愛」**
『ルージュ 硝子の太陽』は、姫川玲子シリーズの中でも、特に心を揺さぶる作品です。この物語は、祖師谷で起こった母子三人の惨殺事件から幕を開けます。事件の残酷さと、遺体の損壊の徹底さは、読み進めるうちに、ただならぬ緊張感を生み出します。姫川班の捜査が難航する中、28年前の未解決事件とのつながりが浮かび上がり、物語は更なる深みに誘います。
このシリーズに対する愛情は、ドラマやオーディオブックを通しても深まるばかりです。特に、オーディオブックのナレーションが秀逸で、聴き手を物語の世界へと完全に引き込んでしまいます。この物語の力は、視覚だけでなく聴覚を通しても十分に伝わるのです。
姫川玲子シリーズは、ただのミステリー小説を超えた存在です。過去の事件と現在を見事に繋げ、読者を次々と謎解きの旅に誘います。それぞれのエピソードは、単なる事件の解決に留まらず、登場人物の心理や人間関係の掘り下げにも深く踏み込んでいます。
このシリーズがこれからも続いてほしい、というのは、多くのファンが抱く切なる願いです。『ルージュ 硝子の太陽』は、そのようなファンの期待に応える作品であり、これからも長く愛されることでしょう。物語の奥深さ、キャラクターの魅力、そして謎解きの楽しさを求めるなら、このシリーズは間違いなくおすすめです。
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流石の姫川玲子シリーズでしたね。
登場人物各々の心情がよく分かり、物語に引き込まれました。
話の真相は、なるほどそうくるのかと言う感じでした。
まだまだ続編があるので、楽しみです。
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初っ端から誉田節炸裂のグロさ。
今でも姫川は竹内結子で脳内変換される。
登場人物全員キャラが立っていてやはり面白い。重たいテーマの中で井岡が登場すると安心感が芽生える。もはや癒し。井岡もやっぱり生瀬さんで脳内変換余裕です。
順番に読んでおらず姫川を取り巻く環境、関係性の違いに混乱したので、順番通りに追っていきたいと思います!
Posted by ブクログ
【2023年100冊目】
もう少し犯人側の「罪の心理描写」が欲しかった〜!と思うのは私が読み切れていないのかもしれませんが。
誉田さんの作品はしっかり社会課題とも言える事実を反映してるので、小説という架空の世界でありながら「フィクションでしょ」と言いきれない恐ろしさがあるんだよなぁ…と今作でしみじみと実感しました。
狂っていたから、罪を犯したーー。
というのは言い逃れに過ぎないので、やっぱわかりやすい理由が欲しかった、そして納得したかった。でもきっと、納得できないことってたくさんある。他人の心なんてわかる筈もない。
あと、ストロベリーナイトのこともあったので、ある意味もうねぇだろって安心してたんですけど、そうでしたこれ警察小説でした、油断した私が悪かったです辛い。
本編の後の「カクテル」、非常に短い話なのになぜこれをわざわざ別題までつけて入れてきたのか気になって仕方ない。
読めば読むほど面白いシリーズです。
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姫川シリーズ
今回は別小説シリーズと並行に進んでおり、その別小説が読みたくなった。相変わらずではあるが、徐々にハマっていく感覚、ゆっくり走って、どんどんスピードが上がっていく感覚が懐かしかった。最後駆け上がる感覚がいい。
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姫川シリーズ読み進めてきてまして、ようやくここまできた。
面白いは面白いんですけどね。
あと数冊ありますが、ちょっと疲れたので西加奈子さんへ浮気します。。笑
Posted by ブクログ
あ、そっちか!
完全にミスリードされた。
一つは気づいたんだけど、もう一つあったのね。
なんか旧姫川班の頃よりも菊田と葉山が頼もしくて良いな。
それにしても今回は嫌な事件だった。
母子三人を殺害し、その遺体を損壊する。
犯人なりの理由があったとしても、やはり抵抗を感じる。
あと、個人的にマズイなと感じたのが日米地位協定を知らなかった事。
あまりに無知すぎて普通に反省した。
Posted by ブクログ
最初は一家惨殺の場面から始まり、それが一旦は悪夢かと思いきやその後の元米兵の語りから現実の事件であることが分かる。
28年後、似たような一家惨殺事件が起き、あるライターの記事から玲子が関連性に気づく。
今回の元米兵の回想も犯人の語りも全くもって自己中心的であり、読んでいて(フィクションと分かっていても)「勝手な事を言うんじゃない‼」と言いたくなる。なので最後にあった玲子の怒りの言葉は「よく言った‼」と賞賛したい。
しかし林刑事が殉職してしまったのはショック、玲子の理解者がまた1人亡くなってしまった・・
日下が玲子の上司になった行は続編以降、どんな化学反応が起きるのか楽しみでならない。
やはりこのシリーズは刊行順に読んだ方がかなり楽しめる。
Posted by ブクログ
ガンテツ登場でワクワクしたが、思いの外盛り上がらなく物足りなさは感じた。
なんだろ、他の長編作と比較すると全体的に地味目だったからそう感じたのかな。
Posted by ブクログ
姫川シリーズ番外編といった位置付け。
今までで一番グロい描写が多かったと感じたが、それもこのシリーズの特徴。
盛り上がりという点では少し物足りなさを感じたが伏線は散りばめられていたんですね。
「ノワール硝子の太陽」とは話がクロスしているようなのでぜひそちらも読んでみよう
Posted by ブクログ
姫川シリーズ第8弾
他作でもお馴染みの、他シリーズのキャラクターが相互登場する。
さらに、他シリーズと同じセリフ、同じ場面が描かれるもの、それぞれの立ち位置で、読み取れる内容が異なる。
各時間の年表を作成し、齟齬なきようにされているとのことだが、実に丁寧に物語を組まれており素晴らしい。
早めに次作を読みたいと思います。
Posted by ブクログ
ジウシリーズとのコラボで陣内とか東が出てくる。
ノワールも読んでみようかな。
内容は在日米軍人による一家惨殺事件。
玲子の理解者であった林統括主任が殉職。
巻末で日下(天敵その2)が新たな上司になることになる。
世田谷区祖師谷で起きた母子三人惨殺事件。共通する手口と米軍関係者の影。玲子と菊田は非道な犯人を追いつめられるのか!? シリーズ第8弾。