誉田哲也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
姫川シリーズなどのエグい内容の作品が多いイメージの誉田哲也だが、本作はエグくない方の誉田哲也。爽やかな青春小説だ。
タイトルに惹かれた。世界でいちばん長い写真⋯なんじゃそりゃ? 実話を元にしていると後で知って驚いた。世界一長い写真を撮れるカメラに出会ったことで、主人公の青春が輝き始める。一人称の語り口がライトでスラスラ読み易く、終始楽しく読めた。
自分って何者? はっきりと言葉にしていたわけではないけれど、誰しもが抱えたことのある(もしくは今も現在進行系で抱えている)悩みだろう。本作の主人公も、そんな悩みに気づいていないながら、のっぺりと日々を過ごしていたが、物語が進んでいく内にどん -
Posted by ブクログ
「ジウ」サーガの5作目であり、6作目以降のエピソード0のような作品でした。
警視庁特捜一係堀田班の津原英太とその同僚は、宝飾店オーナー殺人事件の継続捜査を担当し、自供により容疑者を逮捕。だが直後、班員全員に異動辞令が下され、公判では警察の自白強要があったと証言されてしまう、というお話。
穏やかな雰囲気からの振れ幅がすごく、主人公の感情が揺さぶられるシーンは、「文字で魅せる」と言いたくなる迫力ある描写で読み応えがすごかったです。
ジウサーガ1〜3作品目と比べるとかなりハードボイルドで、良い意味で男くさい面白さもありました。
今後ここからどう新しい世界が広がっていくのか今から楽しみです!