誉田哲也のレビュー一覧

  • 歌舞伎町セブン
    仕事人やん!
    歌舞伎町限定の!
    ジウシリーズなんやけど、何か、趣向が変わって来た気もするな。
    まぁ、面白いから、別に良いけど。
    東さんは、相変わらず現役で嬉しいけど、当初シリーズの登場人物は、もうほとんどおらん。
    舞台が歌舞伎町ってだけで。
    でも、延々に人物が変わらんのも現実的やないのかもしれん。
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  • ハング
    タイトルが…
    そのまま、殺人手段なんや…
    しかし、そんな、あちこち、首吊ってたら、何らかの関連性は分からんの?
    でも、実際に自殺する人多いから、分からんのかな?それはそれで、由々しき事態ではあるが…
    しかし、よく死んでいく…
    当初の仲間がほぼ全滅やん!
    それも、殺された原因が、そんな感じやって!
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  • 春を嫌いになった理由 新装版
     「ストロベリーナイト」で誉田哲也という作家を好きになりました。ドラマも好きでした。姫川玲子役の竹内結子さんがはまり役で、ガンテツこと武田鉄矢さんの演技も圧巻でした。
     誉田哲也さんは、警察モノだけでなく「武士道シックスティーン」のような青春小説も人気を得ており、ジャンルの広さも支持される理由かなと...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    中学生以来の再読。
    内容なんてほぼ忘れてたのに、おもしろいって感じるのは変わらないんだなって思った。
    早苗とお父さん、香織とお兄ちゃん
    2人のかわるきっかけのシーンがよかった。
    特に早苗のお父さんの「好きなもの」についての話はすごく刺さった。好きなものがあるって本当にすごいことだと思う。
  • ストロベリーナイト
    かなり前に読み終わった作品。
    遺体の描写や、格闘シーンなどに結構過激な生々しい表現が多くて、痛々しい気持ちになった。
    姫川玲子が、男社会の警察の中でもがきながらも自分の居場所を作り出し、凜としている姿は同じ女性として応援したくなる。
    文章のテンポがよく、物語も二重三重に謎が重なって先が気になってあっ...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    剣道バカな香織と、ゆるキャラな早苗、中学3年の時に、たまたま偶然、剣道を始めたばかりの早苗が香織に1本とられてしまうという所からストーリーが始まる。
    一章ごとに香織と早苗のストーリーが交互に展開されて、それぞれの気持ちが相反して、とても面白い。

    誉田 哲也という著者はもともとハードボイルド、アクシ...続きを読む
  • ガール・ミーツ・ガール
    「疾風ガール」の続編
    前回は、バンド仲間の自殺がメインだったけど、「ガール・ミーツ・ガール」は主人公がメジャーデビューするという、音楽中心のお話。
    だからバンドやってる自分からすると、こっちの方が面白い。
    ただし、やっぱり続編なので、読むんだったら「疾風ガール」から読まないと面白くないと思う。

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  • 武士道エイティーン
    これは、「武士道シックスティーン」、「武士道セブンティーン」の続編である。

    題名のとおり、香織と早苗の高校3年間の物語。
    とは言っても、途中で転校があってお互いにライバルになったり、この「エイティーン」では、二人を取り巻く家族や先生の物語も織り込まれていてまったく飽きさせません。
    とても面白い小説...続きを読む
  • 背中の蜘蛛
    三部作からなる長編でした。これが伏線か‼︎と感心しながら楽しめた作品だった。
    行動 通信 全てにおいて監視されているだろうこの社会の中に正義がある事を信じたい。誉田さんの作品にはそれを期待させてくれる人物がいて頼もしく思う。
    誉田警察小説は面白い。
  • 月光
    誉田哲也さんの作品でもトップクラスのエゲツなさを誇る作品です。

    R18という文句も頷ける、とても残酷な話ですが、不思議と心が痛まず、物語は静かに進むのに何故か高揚し読む手を止められない、そんな不思議な小説です。この内容で清々しい読後感を得られるのは不思議でなりません。

    自分は「救い」の物語だと感...続きを読む
  • プラージュ
    訳ありと言っても過激な訳ありでした。それぞれが集まったシェアハウスに住む個々の話がすごくうまくまとまっていてわかりやすかった。主人公の貴生のキャラは映像を想像しながら読んでしまいました。プラージュとは海辺といった意味らしく、海と陸、波打ち際での境界線を意味するのかもしれませんね。WOWOWでドラマ化...続きを読む
  • 背中の蜘蛛
    テクノロジーの進化に法整備が追いつかない状況の中で、ワルはやりたい放題。そういうワルを法で認められていないテクノロジー使って懲らしめるなり、被害を未然防止するのは、どうなんだろ?というお話。

    難しいねぇ・・・
  • プラージュ
    運悪く(?)クスリの使用で前科者になってしまった主人公がプラージュというカフェ兼シェアハウスに入居することから話が進む。ここの住人はみんなワケありで、それぞれが何かしら警察のお世話になっている人たち。犯罪を犯してしまった人の人生をやり直そうとするところに立ちはだかる壁などを題材に描かれている。最後ま...続きを読む
  • 増山超能力師事務所
    超能力師が地位を認められている世界。
    面白かった。
    等級試験もあり、ビジネスにも活用されている。
    レベルの高い探偵という感じなのかな?
    超能力を操ることが出来たら楽しいかもなどと思ってみるが、そういう力が無いほうが楽なのかな?とも思わせてくれる。
    誉田作品だけあって、とてもテンポ良く読みたい気持ちを...続きを読む
  • シンメトリー
    ドラマが好きだったから読みたかった作品の1つ。
    短編だから読みやすかったけど
    終わり方が曖昧なモノもあって気になったり…
    短編でミステリーは難しいのかな。
  • 武士道エイティーン
    3年間終わってしまった…青春だぁ。部活っていいよなぁ。

    これまでは、読みだすと一気に読んじゃう という感じだったけど、今作は2人以外の人達のエピソードも入ってたので、じっくり読みたい感じ。
    桐谷先生・吉野先生の話が印象的。
    そーやって繋がるのかぁーー と感嘆する場面が色々散りばめられてた。
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊
    連続児童誘拐事件の黒幕・ジウを追う警視庁。

    実行犯・元自衛官・竹内の取り調べを行う東と美咲。ジウとともに何か得体の知れない組織の存在が…

    一方、特進を果たしてた基子にも…

    ジウの姿が徐々に見えはじめる…
    ジウとともに、姿をあらわす宮路。
    宮路の人生もまた壮絶なものであった…

    警視庁内部にも宮...続きを読む
  • 月光
    読み終わった後、しばらく茫然とした。そのぐらい衝撃のある作品。好き嫌いが分かれると思うが、美しく心の強さを持つ主人公に好感を持った。誉田さんの小説は、いつも引き込まれてしまう。
  • 背中の蜘蛛
    ラストに救いがなくて悲しかった。
    世の中にはこんなに酷いことをする人間が、いや、もっと酷いことをする人間がいるんだろう。
    そんな世界に足を踏み入れずに生きるにはどうしたらいいんだろう。
    小説だけど、それでも娘のことを考える。どう生きたらいい?何をどう教えたらいい?
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    敵と対決する場面は、読んでいてもハラハラドキドキが止まらず、面白かったです。

    誉田さんの作品は、強烈な描写が頭に残るので不快と思う時もありますが、癖になります