誉田哲也のレビュー一覧

  • インビジブルレイン

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    前作のシンメトリーが全く響かなかったので今作はどうだろうかと不安ではあったが、読んでみるとストロベリーナイト級に面白かった。
    やっぱり読ませる力が凄くあるなと。
    全く飽きる事なく最後まで読ませてもらった。
    今作では姫川班のメンバーはほぼほぼ登場していない代わりに、極道の牧田が魅力を放ちながら突っ走っている。この牧田が人間臭くてそこに魅力を感じてしまった。

    そうそう、柳井健斗が調べているものが何かということは最初の方で想像がついてしまったし、事件の黒幕の存在も容易に分かってしまっていた。というか分かるもなにもそれしかないだろうってかんじで。そこが残念だとまでは思わないが、読み終わった後にもう少

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    2024年12月07日
  • インビジブルレイン

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    姫川が本音を出した感じだが、想像していたキャラから少しだけ外れて、んーん、悲しいやら、楽しいやら。ストーリーは面白い。

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    2024年12月03日
  • ケモノの城

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    展開を予想しながら読み進めていくけれど
    やっぱりそうかと思ったら裏切られ
    納得しかけたら疑念が生まれるというストーリーで思わず一気読みしてしまった。

    グロテスクな事件でしかも、実際に起こったことがモデルとなると、本当に気が滅入るし不安になるけれど、読んで後悔は無い。

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    2024年12月01日
  • フェイクフィクション

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    3.9

    信仰宗教の怖さ、悪徳感の書き方が惹きつけられた。

    話の展開も良くてどんどん読み進むが、何故か途中から深みが足りない気がしてしまった。

    一つ前にテスカトリポカを読んでしまったからかも

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    2024年12月02日
  • 武士道ジェネレーション

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    武士道、言葉にすればたった三文字、これを理解するのに必要なものは、知識なのか、修練なのか、一生の中で分かるものなのか、死の間際に悟るものなのか、日本人に生まれて、普段意識すらしていないことだけど、きっと、世界に誇れるものだ、ということだけは分かる。それを感じさせてくれる作品であり、シリーズでした。読めて良かったです。

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    2024年12月01日
  • 月光

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    最愛の姉が同級生の運転するバイクに轢かれて死んだ。不可解な事故死に疑問を抱いた妹が、自身の高校生活を賭して辿り着いた残酷過ぎる真実とは…。

    途中残酷な描写に頁を飛ばしたいくらいだったが、読後感は悪くない。登場人物の描き方が素晴らしく、どの人物の心情もリアルに伝わった。
    『知ることは、ときに罪である』
    妹にとって、真実を知らないままの方が幸せだったのか、それとも知るべきだったのか…この問いには明確な答えは出ない。

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    2024年11月30日
  • フェイクフィクション

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    それぞれの視点が途中で交わり、白熱のラストへとつながる構成はさすが誉田哲也だった。宗教から抜け出した女性が救われてほしい。

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    2024年11月26日
  • 武士道エイティーン

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    早苗と香織のエピソードのみではなく、周囲のキャラクターのエピソードも盛り込まれ、気になっていた面が明らかとなっていった。なぜ、美緒が平正眼にこだわったのかも、なぜ、緑子が別れたのかも。三部作全て読んでみて、あっという間に読破し、寂しい気持ちもあるので、ジェネレーションも読もうと思う。

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    2024年11月22日
  • もう、聞こえない

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    今までの誉田哲也作品とはちょっと違った作風だったが、これはこれで面白かった。
    またホラー小説(?)もあまり好きではないが、あまりそれを感じさせないストーリーで、さらに最後にそれも!、これも!と細かくひねったオチになるほど…と思わされた。

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    2024年11月20日
  • 武士道セブンティーン

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    剣道の永遠に議論されるであろうことを、若さゆえの葛藤としてオブラートに包みながらも表現している。これは、歳を重ねてもずっと悩み続ける剣士もいると思う。少しのきっかけで気づいた者、気づきたくない者、伝統か革新か。

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    2024年11月19日
  • フェイクフィクション

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    登場人物の描写がしっかりとしていて動いてくれるので、
    のめり込んで読めました。
    参考文献がなかなか恐ろしい…
    カルトはフィクションではないのだと気付かされますね。

    それまで不穏すぎるストーリーだったのに最後は納まったな、と思ってしまった。
    これで良かったんですけどね。

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    2024年11月16日
  • 武士道シックスティーン

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    剣道を続けていれば、また、どこかで会える。
    競技は違えど、そのような出会いにこそ励める理由があるような気がします。
    葛藤の中にも爽やかさが感じられる。
    続編も読みたいです。

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    2024年11月15日
  • もう、聞こえない

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    昔よく読んでた作者さんの小説を久々に読んだけれど、さすが、という感じ。
    テンポも良く、出てくる人物のキャラもよく、さくさく読んでしまう。こういうしっかりした刑事ものはやはり好きだなと。

    セリフや展開とか、ところどころで感じていたなんとなく引っかかるところが、後で回収されて、わかると気持ちいいくらいの読後感。

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    2024年11月12日
  • ジウX

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    ジウサーガシリーズ。歌舞伎町セブンのメンバーとNWO構成員が激突。まだ始まったばかりで何も終わっていないのに、終わりにさせられる。何が正しくて、何が間違っているのか…主義主張とは。

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    2024年11月12日
  • 感染遊戯

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    ネタバレ

    勝俣ことガンテツがややメインの今作。
    姫川玲子の登場が少なめなのでやや物足りない。

    『シンメトリー』の倉田や部下の葉山も物語に関わっていて本当にパズルのピースがハマっていく感じ。

    ネットが発展している今なら有り得ない話ではないなと思う。

    特命班の西島、竹内、武田はキャストの西島秀俊、竹内結子、武田鉄矢から来てるのかな?

    ⚪登場人物
    ・未希
    勝俣の一人娘。

    ・長塚淳
    大手製薬会社「濱中薬品」の社員。何者かに襲われ失血死。
    ・長塚利一
    淳の父。厚生省保健医療局長。後に労災施設事業団に天下る。
    ・ケイコ、森尾敬子
    淳の彼女。淳と同じ東大卒。22歳。
    ・鈴木良江
    家政婦。

    ・岩田
    警部補。

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    2024年11月08日
  • 背中の蜘蛛

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    誉田さんの作品はいつも面白い。
    警察組織のことなんて全然わからなかったけど、誉田さんの作品を読んでいくうちにぼんやりながらわかるようになってきました。上下関係や組織の軋轢などなど、しがらみ多そうな職場だなぁと。

    今回はフィクションなのかノンフィクションなのか、警察が堂々と国民を監視(盗聴)する社会。フィクションであってほしいけど、もうありえるなぁと思ってしまう。

    面白かったけど、やっぱり姫川班が読みたい…

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    2024年11月07日
  • マリスアングル

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    姫川シリーズ。新たに配置された海住巡査部長との関係が今後も楽しみ。ストーリーとしては、監禁中の描写がもう少しあるとイメージもしやすいが、この分量であれば致し方ないか。スピード感のある展開で読みやすい。慰安婦問題の発端など考えもしなかっただけに、メディアの怖さも垣間見せる作品でした。

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    2024年11月07日
  • ソウルケイジ

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    ミステリーにおいては、警察は無能なことが多いですが、警察小説においてはそんなことはありません。
    地道な捜査で、一歩ずつ真相に近づいていくのは、推理小説とは違った面白さがあります。
    そして、今作も個性豊かな刑事たちが登場します。

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    2024年11月06日
  • オムニバス

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    姫川シリーズ短編集。ただ前作からの続きもあり、間を開けないで読んでよかった。
    長編もいいですが、短編もサクサク読めてこれもまたよし。

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    2024年11月05日
  • プラージュ

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    誉田氏ということでストロベリーナイト系のストーリーかと思いきや全然違った。
    が、シェアハウスに住む訳アリ住民の話。ミステリー要素もあり、考えさせられる内容ありとおもしろかった。

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    2024年11月02日