歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして、不穏な空気とともに広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」……。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。戦慄のダークヒーロー小説。〈解説〉安東能明
Posted by ブクログ 2021年11月21日
なるほど。今回はダークヒーローものなのか。
歌舞伎町のルールを守らない、己の益のみを優先して好き放題やるそんな輩を、密かに始末する「自警団」歌舞伎町セブン。
『ジウ』三部作に連なるサーガの一作。東警部補、今回は影薄めだったな。笑
影の正義というか、いわゆる必殺仕事人系の話はよくあるといえばある。表...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月06日
4.6
面白かった。
ジウシリーズを読んでハングを読んで、続けて読もうと思ってましたが先に硝子の太陽も読んでしまったので、ちょっと順番おかしく混乱しました笑
歌舞伎町セブンの成り立ちがやっと分かりました。
東といい陣内といい、おっさんが良い味出してます。
ミサキは基子だろうが、この時点ではシャバにい...続きを読む
いやー、面白かった。新宿5代目、隣街の生まれ育ちですから出てくる場所も人も出来事も殆ど実在と顔見知り、よく知っています。
だからなのか?この街の匂いをスゴく感じました。。。
Posted by ブクログ 2023年05月07日
仕事人やん!
歌舞伎町限定の!
ジウシリーズなんやけど、何か、趣向が変わって来た気もするな。
まぁ、面白いから、別に良いけど。
東さんは、相変わらず現役で嬉しいけど、当初シリーズの登場人物は、もうほとんどおらん。
舞台が歌舞伎町ってだけで。
でも、延々に人物が変わらんのも現実的やないのかもしれん。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月29日
面白れぇ。
勝因は舞台を歌舞伎町に据えたこと。
七人の侍、荒野の七人から現在に連なるバディ(チーム)ものであることだろう。
思わず顔をしかめてしまうような陰惨で痛度の高い場面は多々あれど、朗らかな気持ちで読み進められてしまうのは"慣れ"か"麻痺"か"...続きを読む