誉田哲也のレビュー一覧
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ネタバレ北九州連続監禁殺人事件がモデルとなって描かれた小説ということで気になって読んでみた。
実際の事件もこれくらい凄惨で人間の所業じゃなかったようだが、この本の描写もかなりグロテスクだった。
読んでいて泣いてしまったのは、姉が自分の息子の弘夢くんに手をかけるところと最後のやり取り。
子供はただただ純粋な視線をママに向けていて、自分も息子がいるので想像したら涙が止まらなかった。
息子を殺させるなんてあまりにもひどすぎる。
最後、結局ヨシオを殺したのが誰なのかは曖昧なままお話が終わっていたが、もやもやするけどこれはこれでこの作品の良さなのか。
こんな人間性のかけらもない人が存在するなんて怖すぎる。 -
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ネタバレ闇の勧善懲悪(非合法だが・・)の単純な図式なんだけど嵌まってしまう歌舞伎町セブン。最初に『ルージュ』を読んでいたので上岡の件は知っていたので切ない気持ちで読んでいた。
途中、土屋昭子が絡んできたときには彼女は味方?敵?とスリリングな展開だったのも良かった。
花城の正体が謎で終わった事や東と勝俣の間に起きた過去の確執の真相などそれとなく解明していない伏線も残っているので続編に期待が持てる。
最後、6人が上村を弔うシーンは胸にくるものがあった。最初はあまり好感が持てないキャラであった上村が、今では居なくなってしまうのが惜しいキャラになっていたのだろう。 -
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刑事の食レポ 誉田哲也
展開の仕方が好みだったので、ストロベリーナイトを読んでみたくなった!
あなたは知る由もありませんが 辻堂ゆめ
ファミレスでのあれこれが凄い結末を呼ぶのが面白い!
Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳 矢樹純
まさかの結末!ミスリードが上手い!
沼の底、さらに底 川瀬七緒
最低は最悪に繋がる…関わりたくない世界。
神通力 秋吉理香子
詐欺事件がテーマなのにハートウォーミング。おばあちゃんの神通力かぁ…
いじめっ子を殺しに 平山夢明
これだけは胸糞で苦手だった。グロ多すぎて。。誰が誰に何してるのかとかも絶妙に混乱する。 -
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感想
最初に主人公が女性であることにオッとなった。話が進むうちにそう言えば、私が誰なのかを明かしていないなぁと気づく。
中盤になって主人公が明かされ、過去との繋がりも明らかにされていく。
才能があっても開花しないこともあるんだなぁ。など感じながら読んだ。
あらすじ
離婚して誰もいない実家の持ちビルに帰った遥。下町である近所にギタークラフト屋を見つける。
一方、久美子は高校生の時にバンドを組んだ。久美子の家はスタジオをやっていた。バンドメンバーを探すべく、実悠、翔子と出会い、後に瑠香、ヨウと出会う。
遥は、気になっていたギターリペアの乾と知り合う。やがて乾の妹が、バンドをサポートして -
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ネタバレ前科者専用のシェアハウスと聞いて、これはしんどい展開になるぞと覚悟した。
ところが…全くもって読みやすかった。
自身の罪と向き合ったり、住人同士の心の交流に重きを置いているからかな。
たとえ罪を償っても過去の過ちを無かったことにはできない。
それでも社会に戻るため、彼らは努力する。
そんな彼らをサポートするべく、この『プラージュ』という場所は存在する。
そういう温かい場所を用意した潤子さんはすごい、と思った。
フィクションだと分かっているけど不覚にも涙が出た。
物語の終盤、彰の部屋で暴れた美羽も印象的だった。
ずっとロボットみたいに振る舞っていたのに。
あの瞬間、彼女の感情が揺れたんだなと思っ -
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ネタバレ竹内結子はもう居ないけど、玲子は生き続けているのね。
今回タイトルの意味がよく分かんないけど、
マリスは店の名前なのかな??
どう見てもホリエモンがモデルの菅原。
しかしライブドア問題はうっすら知っていたけれど、
慰安婦問題は正直記憶にない。
だから少し調べました。
でも少し調べただけでは正直よく分からなかった。
しかしもう20年も前のテーマをなぜ今頃??
というのが率直な疑問。
誉田さんの本は結構政治的な問題が含まれる話が多くて、
勉強になると言えばそうなんだけど、
なんか主張が強いんだな…という印象にはなる。
玲子がレイプされた過去があるからかもしれな