あらすじ
近未来の東京。警視庁第二機動制圧隊に所属する深町辰矛は事件現場で、圧倒的な力で暴徒たちを排除する「黒いダイバー」たちを目撃する。黒いダイバーたちの正体と目的とは?
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作品は近未来の話だが、まさに今起こっていること、これから起こりうるであろうことが書かれている。誉田哲也さん安定の面白さ。歌舞伎町セブン的なスッキリ感。どなたかが書かれていたが、実際はしょうもない政治家を懲らしめられないので作品の中だけでもスッキリ。続編も期待している。
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近未来の描くエンターテイメント小説と思いきや、読みすすめるとこの国で実際に起きていることそのままが描かれていることに気が付く。
いつも思うが、誉田先生はこの国や国民には何が欠けていて何が必要なのかを教えてくれる。
現実は小説の様にはいかない。それどころが悪化の一途を辿っている。
だからこそ、せめて小説の中だけでもスッキリできればと、誉田先生の作品を楽しみにしている。
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日本に不法滞在、無法の限りを尽くす異人VS異人の襲撃によって重傷を負い恋人殺害された辰矛。「ダイバースーツ」を着用し、社会秩序守るため仲間と共に私利私欲に走る権力者に立ち向かう…。とにかく痛快、一瞬で読ませる設定とストーリー、息詰まる展開とテンポの良さはさすがだ!
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麻薬と暴力で荒廃し、悪がはびこる近未来の東京
反社会的勢力「異人」がのさばる世界と化していた
異人たちが勢力を拡大し占領していく
日本人が異人どもになぶり殺されていく
国籍もない奴らが勝手にそこら中に棲み付く
図に乗りやがって、好き放題、やりたい放題やりやがる
こんなの日本ではない!
まるでゴッサムシティやないかい
ゴッサムシティならバットマンが犯罪者たちと戦ってくれる
しかーし、ここは日本
東京だ
バットマンはいない…
だが、バットマンはいなくても奴がいる
漆黒に身をまとった悪魔が
グランダイバーだ!
グランダイバーは悪魔か…、それとも正義の味方か…
これ、面白い!
シリーズ化するのかな?
ぜひしてもらいたい!
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近未来の日本。
不法滞在の外国人が蔓延る東京が舞台。
そういう外国人を「異人」って言っちゃうところは、何だか違和感しかないけど、機動制圧隊の辰矛が主人公ってだけで、何だか「ジウ」の流れを汲んでるようで、序盤からワクワクしてしまった。
ある現場で一緒にチームを組んでいた仲間を失い、失意のどん底にいた辰矛はフロントと呼ばれる、闇組織の仲間入りをする。
フロントも警察と同じく、日本人に危害を加える「異人」を排除する為に動いていた。
警察組織の罠により、フロントのメンバーも失ってしまう。
特にグランダイバーだった西村も死んでしまったのは、ショック。
2代目として、辰矛が本格的にグランダイバーを継ぐとなれば、やはりこれは続編ありきなのだろう。
現在の日本でも不法滞在などによる外国人犯罪が増えてるだけに、近未来の話とは思えない部分もかなりあった。
現在の政治家にも真面目に問題に取り組んでもらいたいものだ。
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ハイ!分かってます!
下唇を噛んで!ダイ、ヴァー!!やな!
掴みはこの辺で(^◇^;)
近未来の日本…
半分、ヒャッハーの世界になっとるな。
不法移民の事は、異人って言うみたい。
国籍もないヤツらが、日本で好き勝手する!
罪もない日本人がなぶり殺し!
許すまじ!
(異人の設定が、言葉も単語の組合せで、日本語喋れんとか極端な気もしなくはないけど)
そこに、颯爽とケンシロウが、ちゃうちゃう、ダイバースーツ着た黒いヤツが!
異人を
「ひでぶー」
「グシャー」
「ボコッ!」
って、感じでやっつける!
必殺仕事人より力技!
やはり、「北斗の拳」に近いか!
グランダイヴァー!日本を守ってくれ〜
しかし、なんか、→→→っぽい気はする。
ただ、やっつけるだけやなく、外国人参政権とか持ち出して、政治色付けなくても…
↓の映画みたいに、スキッとの方が好き!
***************
土曜日は、映画館へ
「バレリーナ:The World of John Wick」
ジョン・ウィックのスピンオフ
なので、ゲップ出るほど、人死にます!
なんで、1人で、こんなにやっつけられんねん!
って言わずに強さを楽しむべし!
復讐で組織壊滅させる!
ちょっとだけ、キアヌも登場します。当然、ジョン・ウィックとして!
内容より、格闘シーン楽しむもんかな!
しかし、何人死んだんやろ?
本も映画も死人だらけ…(^◇^;)
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過激な表現や移民問題の是非などはともかく、一気に読み終えた。「労働人口が足りないから、外国から誘致する。それ自体が欧米人の発想…大昔は他国に戦争を仕掛け、国土を奪い、原住民を奴隷として働かせ、巨万の富を築いてきた。だが近代になって戦争を否定し、人種差別を否定し多文化共生という綺麗事に酔いしれた欧米人が捻り出したのは、労働力として外国人を受け入れるという愚策だった。要は、外に奴隷を狩りに行くのではなく、おいでおいでと優しく言って招き入れ、働かせようと企んだだけの話だ」
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バトルスーツの戦隊モノかと思ったが、意外にも戦闘シーンは少なく警察小説としての読み応えもあった。敵が組織力と戦闘力を強化して続編を作って欲しい。
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表題から想像していたイメージと違い、誉田作品にしては、ダークさが少し軽いかなと感じた。恋人との関係性も淡い。ストーリーの世界観は、流石で、続編期待している。
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誉田哲也は怒っている、日本の近未来の話にはなっているが実のところは現在の日本である、異人はクルド人であり鯉沼総理は岸田でありアメリカ大使はLGBT法案を通したアメリカ民主党政権だ、幸いトランプ政権に変わったが日本は岸田より酷い石破政権になってしまった。日本もいい加減に目を覚まさなければならない、著者は日本人は殺さないが異人は殺すと言っている、それで良いんじゃないのそれが嫌ならとっとと自国へ帰れと言いたい。
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舞台は暴力が支配する近未来
警視庁機動制圧隊の深町はダイバースーツと呼ばれる装甲防護服に身を包み反社会的勢力の異人の生捕りを任務としていた
誉田のダークバイオレンス系
ダメな人は全くダメなジャンルだと思う
自分は好きなので楽しく読んだが、まぁ純粋にバイオレンスエンタメって感じ
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バットマンみたいな感じかなと思ってあまり期待しないで読んだが、人物描写や事件の背景などがしっかりしていて、かなり面白かった。
さすが誉田哲也氏。
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感想
日本人は島国国家だったからやはり外国人は馴染まない部分がある。人数が増えすぎると独自のコミュニティなんかを作り出して怖いな。
この手のやつは最後に主人公にしっぺ返しがくるが、生き延びたということはシリーズ化されそう。
あらすじ
深町は外事四課の機動制圧隊に所属している主に日本に正式に入ってきていない異人を取り締まる部署だ。ある日、異人の取り締まりに向かったが、異人に返り討ちにされる。そこで同僚の女性の吉山を失う。記憶には鬼のような姿の人に助けられる。
深町は二度目の異人襲撃の際にまたも謎の人物に助けられて、ボスの元へ連れて行かれる。ボスは議員の赤津だった。メンバーを集めて私的に異人狩りをしているという。深町を助けたのは西村という男で特殊なスーツをまとい、薬を射って身体を増強しグランダイバーと名乗ってていた。深町は、CRFという異人狩りの集団に加わる。
ジェイという異人の大物を狩るべく出動したが、情報が筒抜けで撤退するも警視庁の部隊に囲まれて退散するも多くのメンバーが逮捕され、西村は亡くなる。
CRFの残党はヤサを変えつつ、深町がグランダイバーとなって、活動を続ける。そんな中、総理大臣から外国人参政法が提出される。公安外事四課の芹澤は独自で捜査して、米国駐日大使のマーコートが黒幕であると突き止める。芹澤はその情報を深町に流す。CRFはマーコートの別荘を襲撃してジェイを仕留める。
マーコートを誘導し、外国人参政権を取り下げさせる。
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現代の移民難民問題を近未来を舞台に、より強調してエンタメ化した作品。
エンタメ気質が強いのでしょうがないかなとは思うけど、政府が外国人参政権制定に向かうくだりがかなり安易で幼稚に感じた。
グランダイバーの活躍はスカッとするし、展開がスピーディーなので読み物としては面白い。
強調していると書いたけど、現実においてもボケーっとしていたらこれに近いことは起きてもおかしくないとも思う。
『共産主義は文化を壊す』という言葉にはハッとさせられた。
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日本に馴染まず、日本の法規を守らず、国籍すら不明で日本を侵食する「不法滞在外国人」を「異人」と呼ぶ。その無法と裏に潜む「巨悪」に立ち向かう謎の武装団。
おお、そこまでいうか、よくこんな思い切った設定出版出来たなとまず思った。
左の人権派の方々が一斉に発狂しそうである。
実際に日本で起こっていること、起こる可能性のあることを、問題意識を持って警鐘するために敢えてエンタメで、荒唐無稽な展開にしたのかと思って読んでたんだが。
いや、もしかしてただ、面白滑稽小説厨二的な、安普請の機龍警察みたいなものを思いついたんで適当に設定持ってきただけかもと思い直した。
人物設定も関係も掘り下げが希薄。薄い。
展開も予想の範囲を全く出ずどこで持ってくるかだけだったし、事件の背景が今どき子供向けのアニメでももうちょっとマシなもん持ってくるぞっていうレベルの、本当に低俗な滑稽小説なのかと思った。
うーん、作者の本音はどこなんだろう。まあ作品と作者はリンクさせて考える必要もないのだが。
主人公の性格の変化もアレだったし、分量もさほどないのだから、もっと、個人的な復讐に展開を絞って、背景描写に留めておけば変わったのかなとも思いつつ。
滑稽部分を除けば、生々しくてなまじ笑えないところは確かにあって、そこは怖いわ。
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一日で読破できるので、面白い
でも、中身は使い古しだし、先が読めてしまうし、大事な部分は語られないまま
次巻があります的なプロローグなんでしょうね
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・タイトルがおどろおどろしく、吉山さんの件も含め「主よ、永遠の休息を」的なしんどいものかとビビってたらそうでもなかった。むしろポップな感じすらした。
・ただ人が多くどこの人なのというのは正直あった。
深町辰矛
吉山恵美
富樫
奥田
高岩
大迫
種田 分隊長
芹澤孝之
池本 外事四課
黛 管理官
伊藤
戸倉
西村潤司 グランダイバー
四井絵留
赤津延彦 大和一新会上院議員
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相変わらず、ぶっ飛んだ発想、
近未来の東京、荒廃する世界で、彼は立ち上がる
世界は同じ歩みを繰り返す…
島国の日本は、少しずつ労働力を国外から受け入れ、徐々に侵食されていく…
交配を繰り返し、反社会的勢力 異人と化していく
麻薬と暴力に染まる世界
警視庁機動制圧隊の彼は、「ダイバースーツ」と呼ばれる装甲防護服に身を包み、職務を全うする
異人に、瀕死の重傷を負わされ、彼女を目の前で撲殺、そんな地獄から彼を救ったの漆黒のダイバー
絶望の淵から生還
復讐のために彼は立ち上がる
Posted by ブクログ
タイトルと帯を見てダークヒーローものを想像して読んだんですが、まったく違う。敵を悪として書き切ろうとした結果、敵が薄っぺらくてそれを殺す主人公側の葛藤も皆無。
むしろ作者がここまで敵を悪として書こうとした意図はなんだ? プロパガンダか? とそっちのほうが気になる。いっそ敵は地球外生命体かエイリアンのほうが楽しく読めたかも。作者の思想が終始したたり落ちてるような作品。
この作者さんの本は初めてだったんですが、多分二度目はないような気がします。
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妖シリーズの近未来版と言ったところか。
タレントやテレビ局のスキャンダルを延々と引っ張る裏で、ビザとか墓地とかなにやらキナ臭い方向へどんどんと推し進めようとしている昨今。
本作を荒唐無稽と思っていられるままでありますように。
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麻薬と暴力で荒廃した近未来の東京。
「ダイバースーツ」と呼ばれる装甲防護服に身を包み、反社会的勢力「異人」の生け捕りを任務としていた警視庁機動制圧隊の深町辰矛は職務中、異人グループから襲撃を受けて瀕死の重傷を負い、同僚と恋人を目の前で殺されてしまう。
そんな地獄から辰矛を救ったのは、異人をも凌ぐ暴力で敵を薙ぎ倒す「漆黒のダイバー」。
で、辰矛は絶望の淵から生還し、復讐のために立ち上がり、自らも「漆黒のダイバー」になる訳なんだけども、バンバン殺し過ぎじゃね?
まぁ、小説の中だけくらい、思う存分やっちゃってもいんじゃね?って感じかもだけど、やっぱりなんだかな…。