誉田哲也のレビュー一覧

  • ドルチェ

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    魚住刑事の短編集。姫川玲子シリーズと比べると地味だけど、魚住さんのキャラも立っていてまあまあ面白かった。

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    2024年07月13日
  • ノーマンズランド

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    姫川玲子シリーズ。北朝鮮の拉致事件に関連したテーマで重いテーマだった。新しい登場人物の武見検事との関係や勝俣の怪しい動きもあり、飽きはしなかったが、過去の作品と比べるとやや盛り上がりに欠ける感じかな。

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    2024年07月13日
  • 月光

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    久々に、読み終わるのが惜しいと感じるほどのめり込んだ。野々村涼子は死ぬほど悔しくて、でも妹を守るためには自分が死なないとダメだと考えたのだろうか。作風は誉田哲也でも、今までの警察ものとは異なるジャンルの作品だった。

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    2024年07月11日
  • 新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4

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    連続する殺人事件に、警察vs公安、日本vs北朝鮮など、双方の駆け引きや陰謀が複雑に絡み合う展開で個人的に好きな内容でした。警察の東の不適さと不気味さと泥臭さ、公安の川尻の奮闘の中の葛藤。この作品の結末は初見さんには唐突(⁈)かもしれませんが、楽しく読みました。

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    2024年07月08日
  • ノーマンズランド

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    ネタバレ

    切ない気持ちが溢れてくる。

    人生の何気ない幸せを実現できない無念
    それを知ってしまっても正義を貫かねばならない矛盾
    この国の得体の知れない闇そして国を守ることと個人を守ることが相容れない歯痒さ
    最後は、図らずも恋慕う気持ち

    まあ、私的にはすごい内容でした。

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    2024年07月08日
  • 妖(あやかし)の華

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    この前読んだのは昔の時代設定だったけど、その後の現代設定で、さらに警察も絡んでだいぶテイストが違って、それがまた面白かった。
    井岡とか国奥とか、ストロベリーナイトの人たちも出てきてた?
    あのキンジと200年も生きて、でもキンジが亡くなってたなんてびっくり。
    その3年前の話がまだ読んでない掟だったか。そっちを先に読むべきだったかな?
    でも人間が闇神になって、悪用しようとするとやばいことになる典型みたいなことになって。
    紅鈴はやっぱり素敵で、最後には切なくて最高でした。

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    2024年07月06日
  • ルージュ~硝子の太陽~

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    誉田さんの小説はいつも臨場感がスゴいです。
    今回もあっという間に読み終わりました。
    始まりから複数人の視点で話が進み、点と点が繋がっていくのが面白いです。

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    2024年07月03日
  • ソウルケイジ

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    他の人の感想にもありますが、たしかにグロいですね。でも引き込まれます。
    そもこもこのシリーズを読もうと思ったきっかけが、妻の「面白いよ」という一言。
    うん、確かに面白い。だが、事あるごとに「どう?どう?」と聞かれそれを認めたくない自分がいる。
    そして続編を買ってきているため読むであろう。

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    2024年07月01日
  • 武士道シックスティーン

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    【勝ち負けって何だろう】

    高校の同じ剣道部で部活動に励む2人が主人公。
    「五輪書」を愛読書とし、勝ってこその剣道だと言う負けず嫌いな磯山香織。
    そして勝負にこだわらない対照的な西荻早苗。

    部活を通して学ぶこと、成長が描かれる。
    大人でも、なにかの人生の選択に迷うときにも、考え方のヒントになるような、そんなお話でした。

    過去を振り返ると、自分は部活や学生生活を通して学んだことが明確ではないけれど、
    小説やドラマで読んだり見たりして、
    他者の経験を通して同じような境遇にあることを感じたり、人はどう成長していくのかとかを考えたり。
    自分のことになると難しかったり。
    それぞれの経験があるのだけれ

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    2024年06月29日
  • 新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4

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    刑事警察、公安警察
    街を守る、国を守る
    キレイゴトでは済まない現実
    ひとが直面する現実と理想の矛盾
     現実社会でも、平和ボケした大半の日本人の一切気が付かないところで、こんなことが起こっているに違いない。
    映画“A few good men” のジャック ニコルソンが凄んだセリフが忘れられない。国を守るって….
    まさしく国境事変

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    2024年06月25日
  • インビジブルレイン

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    姫川シリーズ、ハズレがなくてどの作品もとても面白いです。
    今回は人間関係中心で、『ストロベリーナイト』のような事件解決時のスッキリ感は少し少ないですが、玲子の感情が多く描かれており面白かったです。

    自分も牧田がいい男に見えました。菊田がんばれ。!

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    2024年06月21日
  • シンメトリー

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    昔子供ながらに観ていたドラマ版がとても面白かったので、今回手に取りました。

    短編集で読みやすかったですが、どの話もとても読み応えがありました。

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    2024年06月21日
  • オムニバス

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    安定の姫川シリーズ
    短編だけど、一個一個が短いながらも
    よくできた物語である
    姫川シリーズの全てを最初から繋げてドラマにして欲しい
    ガンテツは武田鉄矢でお願いしたい

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    2024年06月20日
  • 新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4

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    ジウから2年後 在日朝鮮人殺害の事件で
    ジウで美咲ともに 活躍した東刑事と
    公安外事2課の川尻との ヒリヒリなやり取り
    そして切ないラスト。 映画を観たような読後感。

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    2024年06月18日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    ジウシリーズ 面白かったです
    最初は 美咲と基子 2人の対照的な刑事が
    どちらも 好感が持てなくて ページの進みも
    遅かったけれど 途中から加速し どっぷり
    ジウの世界観に浸りました。
    誰が黒幕と繋がっているのか?もう最後は徹夜しました。
    さらに ジウサーガも読みます!

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    2024年06月18日
  • 感染遊戯

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    ネタバレ

    ”がんてつ”のスピンオフ小説かと思って読んだら第一話しか出てこない。相変わらず心の声が酷すぎるのが好きなキャラクターだけに残念だ、と思っていたら最終話でまた出てくる、刑事ものの人情短編集かと思いきや、ああ、これ一連の話だったんだってようやく気付く。
    これら仕込みを終えて本編(最終話)に入る作り方はさすがだ、しっかり姫川もちょろちょろ出てくるし笑
    日本の官僚の酷さは今に始まったことじゃないし、それを言い出すと太古から天皇、将軍の臣下なんて魑魅魍魎の世界だったんだから今更潔白執行なんてできるはずもないし、親から子へ、子から孫へ悪銭は受け継がれるし、神も仏もいないんだから悪行で罰が当たることもない、

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    2024年06月17日
  • シンメトリー

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    東京は姫川玲子シリーズで初めて泣きました。左だけ見た場合が中でも引き込まれました。当分姫川玲子から離れられないこと確定(笑)

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    2024年06月15日
  • ドルチェ

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    「マリスアングル」を読んで魚住さんの事件捜査の話を読みたくなりこちらを拝読。誰かの死から始まる捜査に嫌気が刺すというのは、ああその通りだよな…とずっしり響きました。魚住さんはべつに人情の刑事というわけでもない、けど、やさしくて、ままならない現実に辟易しながらも理想を追い求める、とても強い人だと思いました。悲しむ人がいなくなるように、救われますように、と祈りのように事件を捜査しているように感じられた。聖母のようでもあるけど、内面描写があることでちゃんと人間らしく感じられて親しみも持てた。普通であることは大事だなと。

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    2024年06月09日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    ネタバレ

    2がテンポ良く読めなかったから、どうかなと思っていたが面白かった。

    ジウや、宮地の生い立ちから彼らが描く未来まで全て歪んでいて。
    最初のスタートから外れた位置にいた彼らは可哀想だと思ってしまった。
    生まれ変わったら新世界へ。
    彼らがたくさんの人に愛されますように。

    伊崎は『雨宮も新世界側』と思い込み行動してしまったが、愛した物への強い気持ちがあって、揺るがず自己犠牲をもって戦う様がかっこよかった。

    最後、としのり君に言った意味は…?と思う最後だった

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    2024年06月08日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    大好きなJミステリーシリーズ!
    色んな作家さんのミステリーをしっかり読める。
    今回も読み応えあって面白かった。

    個人的に気に入った話
    "千鳥の契り"
    "わたしの最後のホラーミステリ"

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    2024年06月04日