【感想・ネタバレ】シンメトリーのレビュー

あらすじ

百人を超える死者を出した列車事故。原因は、踏切内に進入した飲酒運転の車だった。危険運転致死傷罪はまだなく、運転していた男の刑期はたったの五年。目の前で死んでいった顔見知りの女子高生、失った自分の右腕。元駅員は復讐を心に誓うが……(表題作)。ほか、警視庁捜査一課刑事・姫川玲子の魅力が横溢する7編を収録。警察小説No.1ヒットシリーズ第3弾!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

短編集でとても読みやすく面白かった。
姫川の過去にもふれたストーリーで、ひととなりがよくわかった!次作も読むのが楽しみです。

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2026年07月14日

Posted by 読むコレ

姫川玲子シリーズ第3弾(短編集)
*東京
6年前、玲子が巡査の時の事件。
*過ぎた正義
*右では殴らない
劇症肝炎で突然死した男から違法薬物が検出され
*シンメトリー
半分に轢断された死体が発見された。
*左から見た場合
*悪しき実
*手紙
5年前、玲子が巡査部長の時の事件。

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2012年09月06日

Posted by ブクログ

警視庁捜査一課・姫川玲子を主人公に、本編では描ききれない事件や過去のエピソードを収めた全7編の短編集。

東京:若手時代の玲子が事件に挑む一編。
過ぎた正義:強い正義感を持つ元警察官と、相次ぐ不審死をめぐる物語。
右では殴らない:薬物が絡む男性の連続変死を追う中、玲子が一人の女子高生と対峙する。
ンメトリー:多数の犠牲者を出した列車事故を背景に、復讐と司法が交錯する表題作。
左だけ見た場合:不可解な死と謎めいた手がかりを、玲子が独特の視点で追う。
悪しき実:男性の死を通報した後に姿を消した女性と、その背景をめぐる物語。
手紙:若き日の玲子が捜査に挑む一編。

短編集だからこそ、長編の本編では流れを止めてしまいそうな細かな人物像や出来事まで知ることができたのが楽しかった。そうした断片が積み重なることで、姫川玲子だけでなく、その周囲まで少しずつ輪郭が増していく。シリーズの世界が深まっていく感覚がうれしい。

中でも好きだったのが「右では殴らない」。相手が女子高生でも一切手加減せず、徹底的にやり込めてしまうあたりに、玲子の負けん気の強さと容赦のなさがよく表れていて、実に彼女らしい。

表題作「シンメトリー」も印象深い。短編で終わるのが惜しいほど題材に厚みがあり、長編としてもっと掘り下げて読んでみたくなった。特に印象に残ったのが、なぜ玲子がその場に現れたのかを語る場面。犯人に共感したのではなく、その心理を自分の中でなぞり、自分ならどこへ向かうかを追った結果としてそこに辿り着く。そんな玲子独特の捜査感覚と、それを語るセリフの格好よさが際立っていた。

一方で、短編集という性格上、姫川側、犯人側、周囲の人物たちも含めて、感情が大きく揺れ動くまでの積み重ねはどうしても少ない。感情や背景が重なり、散らばっていた点が最後に一本の線へつながっていく醍醐味は、やはり長編ならではだと思う。

ただ、どちらが優れているということではない。短編には、一つのエピソードを切り取る面白さがあり、本編では拾いきれない人物や出来事にも光を当てられる。これだけの短編だけで一冊が成立するほど、このシリーズの人物や世界が細部まで作り込まれていることも感じられた。長編と短編、どちらが欠けても寂しい。

目次にも、ちょっとしたお楽しみがある。

長編とは違う角度から姫川玲子の世界を楽しめた一冊。シリーズへの理解がまた一段深まり、次作への期待も一層高まった。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ


シンメトリー
姫川玲子シリーズ三作目。七編納めた短編集。
前編通して思っている以上に玲子は人間臭いんだなぁと実感してしまう。

東京
玲子がまだ二十五歳、品川署の強行犯捜査係にいた頃の話。とある学校で起きた女子高生がベランダから転落した事件。そして同じ係のデカ長である木暮。彼の人となりを通じ、合わせて若かりし玲子が描かれる。犯人が誰かというミステリ的な要素は当然ありながら、未成年である学生達が何を隠蔽し、企んでいるのか、それに対して玲子や木暮はどう対処するのか。最後、木暮の心の叫びが印象的であり、誰かを救うとはどういう事かを見せつけられた物語だ。

過ぎた正義
ある意味で探偵小説的な面白さがある。
玲子は何故、少年院に赴き、休日に時間を潰すのか。過去に事件を起こした未成年が次々と亡くなる。司法解剖含め事件性はないと判断されるが、玲子は何故か納得せず、当時、事件を担当していた二人の刑事を尋ねる。(相対する相手に対しての玲子の辛辣な評価が面白い)一人は既に警察を退職していて、原因は息子が殺人を犯してしまったからだと聞く。余りにも衝撃的な展開とダークヒーローをテーマにした様な面白い切口。玲子の警察官としての生き様を表した作品だ。

右では殴らない
未成年犯罪者に対する玲子の対応が意外。玲子の勝気な部分や未成年に向けてのやるせない怒りの様なものがありありと表示されている。子供に対して口喧嘩も負けない様子はさすが玲子と思いつつ、最後のオチについてもいかにも彼女らしい結末である。
未確認のドラックが事件全体に関わっており、発生の経緯についても社会的な問題を取り上げた様な内容である。シリーズ通して読んでいるが、一番玲子の人柄がわかる様な作品だ。

シンメトリー
何が正義で何が悪か。100人以上の死傷者を出した列車事故の被害者である駅員が、飲酒運転で事故の原因になった男に復讐する物語。男は死んで当たり前の様に思えるが、駅員自体もどこか陰があり、事故以降闇が深くなってしまった様だ。
玲子の気付き、駅員までたどり着いたプロセスはわからないが、最後、駅員の発言から彼が犯人であると特定する能力はさすがだ。
タイトルのシンメトリーの意味は、駅員の歪んだ復讐心が反映されたかの様な見事なネーミング。駅員のしたことは間違いかもしれないが彼の行動で救われた人達もいるだろう。

左だけ見た場合
マジシャンが殺害された事件の調査。現場から発見された携帯電話の履歴から玲子は目星をつけ犯人を逮捕する。殺害されたマジシャンはさながら超能力の様なトリックを使っていた。玲子はオカルト等一切信じないリアリストであるが、今回の事件解決に用いられた携帯電話からとある事実が発覚し玲子を驚愕される。
物語の最後に山場を持ってくる、短編としては王道の作品であるが、発覚した事実を鑑みれば彼女でなくとも「超能力」を信じざるを得ないかもしれない。

悪しき実
とあるマンションで住人男性がしんでおり、警察に女性から通報がある。警察が駆けつけると男性の遺体は見つかるが通報者はいない。
後日、姫川が怪しい人物を見つけ出し、彼女は住人男性の殺害を自供するが、玲子は発言に違和感をかんじる。
メロドラマじみた構成になっているが、変な捻りなど入れず真っ直ぐに描かれている為、読みやすく面白い作品だった。

手紙
玲子が過去に担当した事件関係者から手紙を受け取り、会いに行く。舞台は過去にうつり、まだ警部補になる前の玲子の様子が描かれる。のちに大きく関わる様な菊田や日下なども登場、日下はこの時点で彼らしさが満載(笑)。玲子が先輩を上手く撒きながら貪欲に手柄をたてる強かさを見る事ができる。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

うっかり『感染遊戯』を読んでしまい、「倉田を知るにはこっちが先でしょ」と思い直して読み始めたシリーズ第3弾。やはりこっちが先だった。

短編集で全体的にあっさりしていて、いつもの猟奇的な部分も少ない。
前作で「姫川玲子にカリスマ性がない」と感じていたのが、本作ではガラッと変わって、まるで刑事コロンボのような執拗さ。狙った犯人は絶対に逃さないという、犯人側からしたら鬱陶しいほどの付き纏いを見せる。

洞察力も増したようで、その分「可愛げ」は無くなったかな。
しかし、今回は玲子が怒りをハッキリ表したり、罪を犯してしまった者に情を示したりと、人間くさい面が多数あった。

まさに「人間・姫川玲子」を堪能する作品だった。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ第3弾!
今作も強く美しい姫川に沢山会えた。ドラマ版でも大好きだったシンメトリーと右では殴らないが収録されていて、個人的にはとても好きな作品でした。

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

2025.12.06
姫川玲子シリーズの短編集。
男はこういう女性大好きなはず。その心をとらえながら、警察小説の良さも満載されているのがこのシリーズの人気の秘訣。竹内さんは残念なことになったので、2025年の今、もう一度映像化してほしい。女優さんは可愛さよりも芯の強さを表現できる女性でお願いしたいところ。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

 <姫川玲子>シリーズの短編集。表題作を含め7編からなる。その中にはTVシリーズでドラマ化されたものもある。TVドラマでは尺の関係もあってか、原作にないエピソードや描写があった。原作の方が簡潔でいいと思った。それから目次に注目。表題作を真ん中に左右対称に配置されている。文字数もほぼ合わせてある。「遊び」として面白い。

 それから姫川玲子のイメージは、やはり竹内結子さんだな。身長は170㎝もないけど。作者がモデルにしたのは、松嶋菜々子さんらしい。

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ3作目。短編集で主に姫川が過去に携わった事件が多いか。どの話も姫川の人間性に人間性を深く掘り下げつつ、読み進めやすかった。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

2008年初版。短編集、読みやすかったです。映像作品から入ってますので、姫川玲子は竹内結子さんのイメージが強いです。短編ですが内容は濃いです。楽しめました。

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2025年04月27日

匿名

購入済み

姫川玲子の性格の強さが滲み出る作品でした。
勘が鋭く頭の回転も早く。したたかさもある女性で、なかなかいない女性です。魅力的です。

#カッコいい

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズの短編集。
全般的にあっさりとしてて読みやすかった。
個人的に『右では殴らない』のオチが好みだった。

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

テンポよく読みやすかった
短編ですが人間模様や心情が深く伝わってくる
ただ、この話が続くのかなーと思ってたらつぎの事件になってたのがモヤモヤしました
姫川さんのうまい立ち回りと考察力が読んでいて心地良い

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2025年03月12日

Posted by ブクログ

シリーズ初の短篇集。
読みやすくて意外性もあって面白かった。
長篇に慣れているせいか若干物足りない気もするけど、人間描写が秀逸なので満足。
どの犯人も嫌いじゃないんだよねえ。
『過ぎた正義』では犯人側に肩入れしたくなるし。
でも『右では殴らない』は逆。
あそこまで締め上げた玲子に拍手を送りたいぐらいだった。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

短編でサクサク話が進むので読みやすかったです。
最後の「手紙」はシリーズでは珍しく救いのあるお話でした。

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2024年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集。

長編の方が犯人の感情だったり、物語の伏線が沢山ちりばめられていて面白かった。

東京

姫川が品川署にいた時の出来事。

利充は殉職かと思ったけど病気で亡くなったのね。タバコを買いに行かなくていいみたいなところで察したけど物語そのものが短めなのですぐ病気だということが分かる。余命1年で2年生きたとちうところが好き。

・小暮利充
品川署強行犯捜査係巡査部長刑事。
・小暮景子
利充の妻。
・秋葉伸由
品川署強行犯捜査係巡査長。
・栗原知世
15歳。水着のまま転落。
・水谷彰子
少年係主任。
・大柴
強行犯係長。
・池田
鑑識係長。
・中村義男
強行犯係主任。
・市村、吉井
強行犯係の刑事。
・内海
刑事課鑑識係巡査部長。
・多田美代子
虐められていた。
・篠和恵
木下のことが好き。
・今井多恵
・西本亜紀
・木下圭介
多田のことが好き。

過ぎた正義

吾妻と大場の死と倉田の息子の犯罪。

若さや詐病で刑を免れたもの達。

倉田の気持ちをおもうと複雑。吾妻や大場の事件に携わり被害者の気持ちを理解しながら自分の息子が彼らと似た犯罪を起こし、さらにはその被害者の父が復讐として自分の妻を殺してしまうという。

姫川がいるから倉田は息子を殺さないとおもう。

・倉田修司
警部補。
・吾妻照夫
3人の高校生を誘拐監禁殺人。
・大場武志
4人の女子中学生を強姦し、うち2人を殺害。
・春山弘和
巡査部長。

右では殴らない

右では殴らないのタイトルは怒った姫川が壁を殴り恐らく骨をやってしまったからなのか。

・綱島信彦
29歳。
・三沢光浩
35歳。
・北原萌子
杉並署生活安全課の若い女性巡査。
・下坂勇一郎
49歳。専業主婦の妻明子と17歳の高校生の娘美樹がいる。
・宇田川浩一
美樹に薬を渡した。

シンメトリー

列車事故の原因となった男への復讐。
シンメトリーが解決のための糸口に。

・小川小春
定期を落とした女子高生。
・横山友紀
電車の事故で死亡。
・米田靖史
飲酒運転によって電車の事故を起こす。
・徳山和考

左だけ見た場合

指紋が残されていなかったなぞ。超能力を信じない姫川だけに不思議なラスト。

・渡辺繁
吉原秀一の電話帳に登録されていた。
・青木伸介
渡辺同様吉原の電話帳に登録されていた。
・田山敦志
吉原の隣人。
・相良康江
高島平署刑事組織犯罪対策課強行犯捜査係員。

悪しき実

岸谷が自殺したあとに寄り添っていた春川を思うと切ない。

・春川美津代
110番通報をして消えた女。
・岩倉孝信
白楼会の若頭。
・中谷優子
会社社長。
・木村純一
シャブの密輸。
・岸谷清次

手紙

明らかに武田が怪しかった。

殺された杉本のいじめが怖すぎて武田が可哀想。

・杉本香苗
42歳。ワダ電設で働く。
・高野真弓
34歳。盗犯係員。
・伊藤静江
41歳。事務員。
・中村知子
35歳。事務員。
・武田由貴
28歳。事務員。
・田口俊一
香苗に携帯を渡された男。
・斉藤雅治
ワダ電設の社員。

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2024年09月28日

Posted by ブクログ

姫川シリーズ1作目から読み進めてきて、あんまり自分にはこの作家さんは合わないなと思ったけれど、この短編集は良かった。主人公の恋愛とか余計な要素省いてるのが気持ちよく読める。
解説は相変わらず軽い文体でナナメ読みすらする気にならない文章で辟易するが。

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2024年08月27日

Posted by ブクログ

本のタイトルにもなっている「シンメトリー」、原作だとどんな感じだろうと、この本手に取りましたが、短編集と気付き少し拍子抜け。

でも、これはこれで面白かったです。
サクサクと読めて、すぐ読み終わりました。
右では殴らない、の姫川と女子高生の取調室でのやり取りは笑ってしまいました。

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2024年07月25日

Posted by ブクログ

右では殴らない、の姫、かっこよかったー!相手を冷静に観察してる時の心の声が好き。ただ短編より長編の方が私は好き。次はインビシブルレイン楽しみ。

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2024年07月21日

Posted by ブクログ

ストロベリーナイトシリーズの短編集。目次を開くとタイトルの意味が分かり、思わずニヤリ。舞台が東京都北区周辺で知っている場所でもあるので、楽しめました。滝野川といえば浅見光彦もそうだったなあ。

2026.3 再読。モデルとなったお店が今はなかったりして、時の流れを感じました。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

短編集ながら、一冊を通して「選択と責任」というテーマが繰り返し変奏されている。殺意を行動に移すかどうかの選択、知らなかったでは済まされない責任、罪から目をそらす不誠実さと、それを引き受ける覚悟。加害者側の家族にも被害者側の家族にも筆が割かれていて、事件が当事者だけのものではないことが静かに伝わってくる。
派手などんでん返しよりも、人の思いがどう波及し、どう選ばれ、どう引き受けられるかを丁寧に描いた短編集だった。最後の「手紙」で、償いの先にある「赦された実感」という理想にたどり着くのが、この一冊の着地点として綺麗だった。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

バラエティ豊かな7編を通じ、姫川玲子の鋭い感性や歩んできた道程が鮮明に想像できた。「右で殴らない」も印象的だが、特に「左だけ見た場合」の視点の面白さに惹かれる。キャラクターへの理解が深まり、短編としての完成度が非常に高かった。

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2026年03月25日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ第3段。
今回は短編集という事もあり前2作と異なり、あっさりしすぎる印象。
元々、事件解決方法が姫川の直感の傾向が強い中、短編だとそこまでの過程が少なすぎてちょっと物足りない。また、日下部、ガンテツなどの曲者が登場がちょっとなのも残念の一つだった。

しかしながら、『東京』の亡き相棒、木暮利充の話や『手紙』のラストなど少し人の温かみに触れる話は良かった^_^

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

オーディブルで聴きました。いい感じに面白かった。

ここのところ、読者に衝撃を与えることが一番の目的で、どれだけいやぁ~な気分にさせるかを競うようなグロい表現を使う作品をたくさん読んでしまったので、そういうのがないのがよかった。

めちゃくちゃ引き込まれるということもなかったけれど、どのお話もそつなく面白かった。

姫川さん、優秀で美人で仕事に一生懸命で気持ちがよい。何読もうかな〜と思ったときに、とりあえずで選んでも後悔しないシリーズだと思う。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

ストロベリーナイトの流れから久しぶりに短編小説。長ければ長いほど好きな自分からすると短編小説っちゅうのはなんともあっさりしてて感情移入も難しく、少し躊躇する部分があるんだけどもこれはどの話しもうまいことまとまってて面白かった。さすがです。

姫川がもう竹内結子さんでしかない。そんでもって女子高生にそこまで言わんでもと思ってしまった。笑

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

内容濃い短編集。
解説読んで目次を見返して驚き。全く気がつかなかったです。
『過ぎた正義』はドラマの印象が強くて、ここで終わるのかと驚きました。
『右では殴らない』が良かったです。取調室でのやり取りも圧巻。姫川がかっこいい。そしてオチが最高でした。

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

今回は姫川玲子シリーズの短編集。
1作目、2作目の長編に比べると重厚感には欠けますが、日頃の姫川玲子の姿を見れた感じで、ちょっと新鮮でした。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

7編から成る短編集
ほとんどがドラマ化されており、以前観た内容であったがそれでも細部を忘れていたので充分楽しめる内容であった。7編それぞれ、玲子の様々な顔がみられる作品。
玲子が援交していても悪ぶれない女子高生を追い詰める『右では殴らない』と元警官が息子が犯した罪に苦しむ『過ぎた正義』が好み。
『手紙』の若き日の玲子は手柄が欲しくてかかり気味であり、嫌な部分が出ていた。本来、被害者のPCは玲子が調べる前にもっと念入りに調べるのではないだろうか、とも思った。

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2025年02月10日

Posted by ブクログ

姫川玲子の短編集。読み易いが私は長編の方がいいかなー。でも若い頃の玲子ちゃんや、まわりの人たちとの出会いとか、いろんなエピソードがあって良かった。

東京 過ぎた正義 右では殴らない シンメトリー 左だけ見た場合 悪しき実 手紙

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2025年02月06日

Posted by ブクログ

姫川玲子シリーズ3作目にして、初めての短編集。
姫川玲子の過去の物語があったりと、それぞれが独立したストーリーとなっています。
サクサク読めました。

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

 表題作も良いが『右では殴らない』が一番のお気に入り。賢いお小遣い稼ぎ感覚で売春し、自分がばら撒いたクスリで死人を出しても何の責任も感じない少女に喝を入れる姫川が好き。グロさがないので本書から読み始めるのもアリだと思う。『過ぎた正義』は中途半端な終わり方だが、倉田はまた出てくるんだったか。『左だけ見た場合』は青春時代をガラケーと共に過ごした年代にはすぐピンと来るかも。悪くはないが別に姫川が主人公でなくてもいい事件ばかりなので、やはり姫川シリーズは長編の読み応えがある。

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2024年12月09日

Posted by ブクログ

姫川玲子の過去の事件の短編集かな?調度仕事が忙しくあまり本を読めてないので短編でちょうどよかったかも。一つ一つの話もそれなりに満足感あり楽しめました⭐︎なんだかこのシリーズの本続けて読んでたら自分が姫川玲子の部下になったような気分になってきた笑。

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2024年11月21日

Posted by 読むコレ

再読。短編集。
自分が本作に感じたのは、作者の「読み手の感情を揺り動かしていくぞ」という決意表明めいたメッセージでした。というのも全ての短編に一貫して、そこに良し悪し問わず一石を投じようという意図が透けて見えたからです。
それが強引というか多少あざとさを感じるものもあり、だからこそむしろ強い意図として感じるのでした。
それは過去2作の痛々シーンからも読み取ることができますが、この感性は自分が物語に求めるものとも合致しており、そこが面白く感じさせてるんだろうなぁ、と得心した次第。
今後が益々楽しみになる一冊でした。

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2014年02月18日

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