誉田哲也のレビュー一覧

  • 感染遊戯

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    ネタバレ

    ”がんてつ”のスピンオフ小説かと思って読んだら第一話しか出てこない。相変わらず心の声が酷すぎるのが好きなキャラクターだけに残念だ、と思っていたら最終話でまた出てくる、刑事ものの人情短編集かと思いきや、ああ、これ一連の話だったんだってようやく気付く。
    これら仕込みを終えて本編(最終話)に入る作り方はさすがだ、しっかり姫川もちょろちょろ出てくるし笑
    日本の官僚の酷さは今に始まったことじゃないし、それを言い出すと太古から天皇、将軍の臣下なんて魑魅魍魎の世界だったんだから今更潔白執行なんてできるはずもないし、親から子へ、子から孫へ悪銭は受け継がれるし、神も仏もいないんだから悪行で罰が当たることもない、

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    2024年06月17日
  • シンメトリー

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    東京は姫川玲子シリーズで初めて泣きました。左だけ見た場合が中でも引き込まれました。当分姫川玲子から離れられないこと確定(笑)

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    2024年06月15日
  • ドルチェ

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    「マリスアングル」を読んで魚住さんの事件捜査の話を読みたくなりこちらを拝読。誰かの死から始まる捜査に嫌気が刺すというのは、ああその通りだよな…とずっしり響きました。魚住さんはべつに人情の刑事というわけでもない、けど、やさしくて、ままならない現実に辟易しながらも理想を追い求める、とても強い人だと思いました。悲しむ人がいなくなるように、救われますように、と祈りのように事件を捜査しているように感じられた。聖母のようでもあるけど、内面描写があることでちゃんと人間らしく感じられて親しみも持てた。普通であることは大事だなと。

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    2024年06月09日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    ネタバレ

    2がテンポ良く読めなかったから、どうかなと思っていたが面白かった。

    ジウや、宮地の生い立ちから彼らが描く未来まで全て歪んでいて。
    最初のスタートから外れた位置にいた彼らは可哀想だと思ってしまった。
    生まれ変わったら新世界へ。
    彼らがたくさんの人に愛されますように。

    伊崎は『雨宮も新世界側』と思い込み行動してしまったが、愛した物への強い気持ちがあって、揺るがず自己犠牲をもって戦う様がかっこよかった。

    最後、としのり君に言った意味は…?と思う最後だった

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    2024年06月08日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    大好きなJミステリーシリーズ!
    色んな作家さんのミステリーをしっかり読める。
    今回も読み応えあって面白かった。

    個人的に気に入った話
    "千鳥の契り"
    "わたしの最後のホラーミステリ"

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    2024年06月04日
  • 武士道セブンティーン

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    高校1年は磯山香織と共に東松高校で活躍した西荻早苗は、親の再婚で福岡に転校することとなった。ライバルから離れ、剣道強豪校の福岡南へ転入するが、強豪校ゆえの不安とはまた異なった違和感を感じ始める。強い教師に強い同級生だが、ライバルで戦友の香織との剣道が懐かしく感じられていく。

    前作を読んだのはいつだったか。名前も何も忘れていたが、ライトノベルのように一人称視点で自分語りにも関わらず、きちんと過去のエピソードがフォローされるため、まったく問題なく読める。むしろ、口語文と会話が全く違和感なく進むため、かなりのスピード感で読み進められるだろう。

    早苗の苦悩と香織のモヤモヤと、小気味良い話というより

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    2024年05月30日
  • 武士道エイティーン

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    早苗と香織以外の登場人物にのエイティーンにも焦点をあてられて、今回も読み応えあり。緑子と巧の話、電車の中で涙ぐんでしまった。青春のほろ苦さや葛藤、今味わっても十分読み応えありました☺

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    2024年05月28日
  • 月光

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    久しぶりの誉田作品。なかなかに情欲的だった!
    結果は最初から見えているものの、面白く読めたのは、人物設定の深さや、文章の軽快さと奥深さのバランス故だろう。
    大人気ない白々しさを抱えながらも、問題に真面目に向き合おうとしていた羽田(音楽教師)の心の揺れや、菅井(姉を事故で殺害)の若さゆえの考えの甘さや暴力性、好意を自分でも認めないわがままさ、その中にある純粋な部分。読み応えがあった。
    女性ウケはあまりよくなさそうだが、面白かった。

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    2024年05月21日
  • ブルーマーダー

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    爽快、やっぱり好きです。
    時間が経ってしまったので、登場人物うろ覚えでしたが、楽しめました。
    この想いのまま姫川さんの続編買い揃えました。
    また一から読み返す日まで。

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    2024年05月20日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    光文社文庫編集部・編『Jミステリー 2024 SPRING』光文社文庫。

    第5弾となる人気ミステリー作家たちの新作書下ろし短編6編を収録した贅沢なアンソロジー。

    本体価格1,200円ということは6編収録だから1編200円に相当するが、書下ろしであれば妥当なところだろう。誉田哲也、五十嵐律人、真梨幸子と素晴らしい短編が並び、1編200円も破格ではないかと思ったのだが、青柳碧人、五十嵐貴久、澤村伊智と駄作と凡作が続き、前半と後半の余りの格差に驚いた。

    誉田哲也『心のお話』。姫川玲子シリーズの最新作。『ドルチェ』で主役を務めた魚住久江が姫川の部下として登場する。この短編の山場での姫川のLGBT

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    2024年05月19日
  • シンメトリー

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    『ソウル』に続き、誉田作品六作目。シリーズ第三弾。短編集。短篇って基本的に嫌いなのであまり読まないのですが、これは良かったですね(^^) 玲子が今までどんな事件に出会い、どう思ってきたのか——より深く彼女を知ることが出来て、ますます好きになりました!シリーズものにはこういう短編集が必要なんだなぁと初めて感じた、そんな作品。

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    2024年05月18日
  • 主よ、永遠の休息を

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    ネタバレ

    重い内容。
    終盤にかけては、謎がどんどん明かされていって救いがなくなっていく感じがなんとも言えませんでした。
    子持ちの親が読むにはかなりしんどいです。

    救われて欲しい、救いがあってほしいと思うけれど、どんな事をしても被害者が救われるなんてないんだなと思いました。

    0
    2024年05月18日
  • もう、聞こえない

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    ジェットコースターのような小説でした。

    あぁ青春だなぁとホワホワした気持ちで読んでいるうちに、カタカタと高いところに持っていかれ、次の1行でガタンと落とされる。

    そんな風に、スピード感があるということではなく、ゆっくりゆっくり、噛み締めるように物語を楽しませてくれていたかと思うと、急降下で一気に物語に引き込まれる、それを何度も味わえました。

    そういった実験的な構造を持ちながらも物語はしっかりと誉田哲也さんクオリティ。

    物語としても読書体験としてもおすすめです。

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    2024年05月13日
  • ブルーマーダー

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    ネタバレ

    ここまでのシリーズで一番面白かった。
    登場人物の様々な視点、時系列の変化など複雑に絡み合っているのに分かりやすい。さすが誉田哲也。
    面白い話を考え付くだけではなく、それをどう伝えるか。そんな小説の面白さの要素を考えさせる作品だった。


    池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。シリーズ第6弾。

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    2024年05月12日
  • シンメトリー

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    ソウルケイジとは異なり短編集のようなストーリーで、一つ一つの話は繋がってはいませんでした。それでも十分に楽しめる内容でした。
    Audiobookを利用しました。

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    2024年04月30日
  • ジウX

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    久々のジウのシリーズ
    歌舞伎町セブンの活躍はすごいんだけと、これだけの事件が、無かった事の様にされ納得いかない東刑事さん
    虚しい

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    2024年04月28日
  • オムニバス

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    前作で解決してなかった事件が1話目であっさり解決。「赤い靴」「青い腕」が面白かった。日野との絡みも楽しく、長編にしてもいいくらいだった。7話目の最後にえっていう人事の話があり、嬉しいのと残念なのとが同時に訪れた。あのシリーズも読みたいなぁ

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    2024年04月28日
  • 武士道エイティーン

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    今年ベストになりそう
    2人の章に加え今回は4人の章が入ってる、これが邪魔してない、そして粋な計らい、待ちに待ったインハイ、頂き、最高潮‼︎かっこよすぎかよ‼︎‼︎スタンディングオベーションよ
    私の中の熱が若干冷めて行こうとしていた…
    ほぅそうだったのね‼︎ポロッ
    唐辛子‼︎ポロッ
    尊いラスト
    他の作品を読んだことないから読書家さんからしたら推理小説の方が有名なんだろう、解説の有川浩氏のように飼ってると私も思ったw
    言葉遣い、試合運び、揺るがない姿勢、成長全部が熱い
    もし中学の時読んでたら良いも悪いも違う人生だっただろう

    好きなフレーズ引用
    緑子の気持ちくらい、俺、全部分かるよ
    その二人が

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    2024年04月24日
  • ヒトリシズカ

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    犯罪を繰り返す美少女が連作短編の形で描かれる。悪女である。『白夜行』の雪穂や『嗤う淑女』の美智留を思いだした。最後はもの悲しい『ヒトリシズカ』である。

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    2024年04月24日
  • 妖(あやかし)の華

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    作品順じゃなくて、掟に続いて時系列で読んだ2作目。いつもそうだけど、誉田哲也さんの作品読むときには、落語のごとく頭の中に描写が映像みたいに浮かぶんだけど、このシリーズは、いつものようにしすぎると吐きそうになるくらいは描写がエグい。けど、裏切られる話の運びで、読み進めるのが止まんない

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    2024年04月21日