誉田哲也のレビュー一覧

  • インビジブルレイン

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    ネタバレ

    姫川シリーズの最新刊。相変わらず最後まで飽きさせないデス。次から新天地になりそうですが、どうなるのかな~?

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    2024年01月18日
  • 吉原暗黒譚

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    誉田哲也氏の時代小説『吉原暗黒譚』
    妖シリーズに通じるこの物語をデビュー当初に書いている事に驚きを隠せない。
    舞台は、吉原遊廓
    花魁の格付け、遊廓の仕組み、女衒と呼ばれる人とは、何が粋で、何が不粋なのか、などなど、読んでいて勉強になり、飽きさせない工夫は、さすがページ・ターナー、誉田哲也ここにあり!と思える作品でした。
    再読ではありますが、改めて感動しました。

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    2024年01月16日
  • ジウX

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    全編に蔓延る残虐さヘヴィさに疲労感が半端ないが、何よりイチオシキャラの東刑事の孤独と虚しさと無力感が想定外で切ない。これは今後の新たな展開への大いなる振りなのか? 続きが楽しみ。

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    2024年01月14日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    ネタバレ

    東京の地理がわからないのがもどかしい。
    歌舞伎町周辺のイメージが頭にあればもっと入り込めそう。
    案外あっけなく新世界秩序が崩壊したイメージ。
    そもそも大した組織でもなかったのか、、

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    2024年01月12日
  • 歌舞伎町ゲノム

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    【2023年169冊目】
    歌舞伎町セブンを軸にした短編集。すかっとする話から、短編集ながらも登場人物の関係性が大きく前進するものまで、いろいろと詰まっておりました。セブンの7人、みんな好きですね。新メンバーも良い感じです。人間くさくて。だからこそ「始末」ができるんだろうなぁと思ったり。

    「売逃御法度」だけ、ちょっと毛色が違いました。欲望と献身の歪みがすごかった。

    現代の勧善懲悪話、なんぼでも読みたくなります。

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    2023年12月30日
  • 主よ、永遠の休息を

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    ネタバレ

    読んでいて苦しいお話だった。
    被害者はずっと苦しんで救われなかった。
    周りがどんなに守ったって、結局こうなってしまう、1人の女の子の人生を狂わせた稲垣の罪が本当に重いと感じた。
    そしてメディアは誇張したり想像で書いたりするこたもある。真実だと思っていたことが真実じゃない可能性だってある。一部を切り取って理解してはいけない。
    子供というのは本当に特別で、傷ついた娘を守りたい一心でとった芳賀の行動が結果として桐絵を追い詰める結果となったのかもしれないが、当時の傷ついた状態の桐絵に罪を償わせることだって難しい。どうすることが正解だったか?


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    コンビニ強盗に居合わせた記者鶴田

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    2023年12月28日
  • 歌舞伎町ダムド

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    【2023年167冊目】
    お〜面白かった〜!ダムドとセブンに東警部補、三つ巴の関係がどのように物語を動かしていくのだろうと思っていたのですが、複雑なようでいてシンプルな構造だったので、理解もしやすく楽しめました。途中で黒幕が察せられるようになってたの、ちょっと珍しかったですけど気づいてからのなるほど感も良かった。なんで7人なんだろうと思ってるんですがあれかな、七人の侍リスペクトなのかしら。

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    2023年12月25日
  • オムニバス

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    葛飾区青戸の女子大生殺害事件。浮上した被疑者は、すでに別件で本所署に留置されていた。勝俣に呼び出された姫川玲子は、本所の案件には触るなと強要される――。(「それが嫌なら無人島」)
    住人の男が自殺した家の床下から、女性の腐乱死体が発見された! 二人の関係は? そして男の不可解な行動の意味とは?(「六法全書」)

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    2025年10月26日
  • 吉原暗黒譚

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    よかったです。連続したシリーズ物になってもイケるんじゃないかと。
    誰を主人公にするか?それぞれの人物が主人公になってもいいんじゃない?

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    2023年12月24日
  • ドンナ ビアンカ

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    ネタバレ

    ちょっと展開は読めてしまったけど、面白かった!
    村瀬と瑤子の純愛な感じと、専務のくずっぷりが対照的でよかったかな。

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    2023年12月23日
  • 背中の蜘蛛

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    ネタバレ

    最初、警察用語、登場人物(役職)多すぎて
    中々読むペースが上がらず。
    また、あっさり事件解決するし、ん?と思いながら読んだ。
    理が登場する辺りから、面白くなってきて、
    その理が、もしやこの人と同一なのかも?と思いながら読み進め、そうだったときは
    やっぱり!と当てられて嬉しかった(笑)

    あの姉弟の結末は残念過ぎる。
    どうにか抗えなかったのか。
    そんな人生辛すぎる。
    しかし鬼兄、本当に鬼畜。

    それにしても
    本宮さん、頭良すぎー
    上山とのやりとりが面白い!

    話の元になるネタがあるのかな?
    もしそうだとしたら
    プライバシーなんてあったもんじゃないね。

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    2023年12月20日
  • 月光

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    1日で読みました。重いテーマと、月光。どの登場人物も、何か悲しいものを持って生きてました。
    他の作品と少し違う感じがしてましたが、ラストまで読んだ今、やはり誉田哲也さんの作品だなって思います。おすすめ。

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    2023年12月19日
  • ノワール 硝子の太陽

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    小川、上岡の動きはルージュで補完ですね。

    両方読むことでしっかり一つにまとまるまさに良作。
    ルージュ再読しよう。

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    2023年12月14日
  • 背中の蜘蛛

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    後味悪い…。
    章ごとの話の繋がりは人物以外はほとんどない。
    路上での殺人事件、ライブハウスでの爆殺事件。両方に共通しているのは事件解決のいとぐちとなった「出所不明のタレコミ」。途中まで読めば、誰がどうやって調べたかは想像つく。
    視点を変えた数人の主人公のうち、素性の分からない1人もどう言う人物かはそれなりにすぐに想像がつく。
    背景や流れは想像はついたけど、最後の展開は胸糞悪すぎた。決して小説としてストーリーが破綻しているわけでもなく、しっかりしてるんやけど、社会の底辺でもがいてるやつらにもう少し救いがあっても…と思わずにはいられなかった。でも引き込まれたので★4つ!

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    2023年12月12日
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊

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    【2023年155冊目】
    唸るほどに面白い中編。約10年前に読んだ時もその面白さに圧倒されましたが、やっぱり面白い!誰が語り部かわからない状態の心情描写からの、その人物の正体が明らかになる建付けは、誉田哲也さんお手の物の技巧なのではないでしょうか。

    新世界に取り込まれてしまったのか。内通者は誰か。そしてジウが見ている世界とは。

    読み進める手を止められない、面白すぎる。

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    2023年12月08日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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    【2023年154冊目】
    なんとおよそ10年振りの再読です。面白かった記憶だけはありつつ、内容はちっとも覚えてませんでした。新鮮。

    美咲、基子の二人の女性を中心として物語は進みますが、なんとも対象的な二人です。どっちも友達にはなれなさそうだな、なんて思ったり。誉田哲也さんの作品は結構油断できないので、油断せずに読んでたらやはり、な展開でううっとなったりしました。ジウは全部で三部作なんですが、この一作目の不穏な感じからどんどん惹き込まれて行ったのを覚えています。

    さて、引き続き混沌の中へと入っていきましょうかね。

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    2023年12月08日
  • ブルーマーダー

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    暴力団や半グレ中華系マフィアの幹部が次々と殺害される事件が発生。その容疑者として浮上したのはブルーマーダーという男。正体不明の男を追い女性刑事姫川が難事件に挑む。

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    2023年12月08日
  • もう、聞こえない

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    もう、聞こえない

    刑事ものと思って読み始めましたが、良い意味で期待を裏切られました。架空の物語りですが、やり取り等、それならできるかと違和感なく、現実の物語りの様に読み進みました。最後どう落とすのかと一気に読んでしまいましたが、なるほどでした。菊田の奥さんが登場していたのと、ラストまだ一緒に居れたのが嬉しかったです。続編も期待しています!

    #泣ける #切ない

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    2023年11月30日
  • インビジブルレイン

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    惹かれるよね、安全よりも危険に。

    恋というには成熟すぎる男女の恋初めが、花だなあ。
    ここまでのストーリーがこの恋を描くための序章とするのは言い過ぎか。

    最後の幕引きは作家のロマンか。

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    2023年11月29日
  • ノーマンズランド

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    シリーズ第九作。久々にこのシリーズを読んだが、やっぱり面白い。今回は女子大生殺人事件の捜査のはずが、北朝鮮の拉致問題にまで話が及んだ。主人公・姫川玲子は美人で、捜査能力の高い優秀な刑事なのだが、一方で危なっかしく、また一方ではユーモラスなところもある。悪役、ガンテツこと勝俣刑事の存在感が増してきた。

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    2023年11月29日