誉田哲也のレビュー一覧

  • インビジブルレイン

    Posted by ブクログ

    やはり姫川玲子と牧田勲がいい。牧田かっこいいなー。(大沢たかおさん)

    チンピラが殺されたが、上層部の指示で柳井健斗に関しては捜査をするな、と。そこを玲子ちゃんが捜査をしてどんどん核心に迫っていく。そこで牧田と出会ってドキドキしちゃうお話。

    姫川シリーズ、面白い。周りのキャラクターも丁寧に描かれているので、お話しに入り込めるのかな、と思う。

    0
    2025年02月23日
  • 感染遊戯

    Posted by ブクログ

    シリーズ初のスピンオフ作品。
    連作短編集に見せかけた長編小説。
    こういう構成も好きなので、なかなか楽しく読めた。
    まあ玲子がいない分、男臭さは増すけど。
    今回中心となるのはガンテツ、倉田、葉山の三名。
    彼らの関わった三件の事件が、後々パズルのピースとなって大きな絵を描くことになる。
    短編作品だけでも十分面白いけど、全部繋がった瞬間は「なるほど」と感心させられた。
    表題の付け方も上手いよな。

    0
    2025年02月22日
  • フェイクフィクション

    Posted by ブクログ

    なかなか読みやすかった。
    カルト宗教のお話。
    時系列が一緒で、刑事、ヤクザ、じゅんぺいの視点で物語が進む。

    最近、平日も寝る前はスマホをやめて本を読むようにしてるから、読むペースが早くて良いね

    0
    2025年02月22日
  • 感染遊戯

    Posted by ブクログ

     姫川シリーズスピンオフ作品。ハラスメントガンテツの言動には嫌気が差すものの、一周回って何だか好きになってきそうな予感も少々。葉山が主人公の話は牧歌的な事件で安心していたら、『推定有罪』でそう繋がってくるとは。私服を肥やすことに必死な元官僚を狙った事件が一本に繋がっていく様子は見事。詳しく知らなかった薬害感染事件についても興味が湧く。やり方は好かないが、動機に関しては同情の余地あり。外務省って本当にそんな職員ばかりなんだろうか。実態が気になる。

    0
    2025年02月18日
  • インビジブルレイン

    Posted by ブクログ

    このシリーズ4作目だけど、今回はいろんな意味で予想外。
    犯人云々よりも他の事柄が気になって仕方がなかった。
    それに、マキタという男が魅力的すぎて、玲子とのシーンを読む度に心拍数が上がりそうになった。
    …警察小説でときめく日が来ようとは。
    巻末の対談で『マキタ=大沢たかお』と知った瞬間、最高のキャスティングじゃないか!と密かに歓喜しましたね。
    あと、最終的には上手く決着するんだろうなと油断していたので、まさかの展開には驚いた。
    でもこういう結末を用意できる人の作品だからこそ、読み続けられるんだよなあ。

    0
    2025年02月15日
  • プラージュ

    Posted by ブクログ

    このところは起訴後の有罪確率99.9%、その舞台裏を映したものを読んでいました。この作品ではさらにその後、再犯率49.1%(2020年)という現実を生々しく再現してくれています。

    あの人は犯罪者だから。どうせまたやる。ほらね、やっぱり。

    私を含めた世間の目がどれほど無責任か、痛感させられました。「メディアが犯罪を取り上げるほど社会は悪くなる。」有名な保護監察官の言葉です。
    犯罪のなかの0.1%に満たない凶悪犯罪を毎日毎日取り上げる。まるでエンターテイメントのように、です。

    「ルール外」に一度踏みはずした者を怖れる気持ちも事実ある。
    この隙間を埋めるようなソーシャルサポート、そんな関連作品

    0
    2025年02月15日
  • プラージュ

    Posted by ブクログ

    訳ありシェアハウスの人たちの群像劇、様々な前科もち(冤罪も含む)たちが生きづらさをもちながら、少しづつ人間らしさを取り戻していく。刑罰を償っても犯した罪の過去が苦しめる。立ち直るきっかけを作るために運営されているプラージュのシェアハウス、丁寧に心情が語られていきます。ラストに過去の殺人事件の真相が明らかに。

    0
    2025年02月11日
  • ソウルケイジ

    Posted by ブクログ

    姫川玲子シリーズ2作目。
    今回は1作目ほどのスリリングさはありませんでしたが、心にずっしりとくる事件でした。
    このシリーズは、犯人捜査の過程ももちろんおもしろいのですが、登場する各刑事の人間性も細かく描かれていて、途中途中その刑事同士のやりとりで何度も笑わされもしました。
    こんな警察小説はなかなかないので、それもこのシリーズの魅力です。

    0
    2025年02月11日
  • フェイクフィクション

    Posted by ブクログ

    一気読みでした。面白かったし疾走感あって良かったけど、胸糞悪い題材だから個人的には読後にシコリが残った、、、

    0
    2025年02月10日
  • ノーマンズランド

    Posted by ブクログ

    久しぶりに姫川玲子シリーズを読んだけれど、こういうタッチだったっけ?難解だし違和感を感じた。
    シリーズ最初期の頃に感じた血の匂いが漂って来るようなサディスティックな拷問殺戮シーンは大激痛。
    ところで長井祐子の事件は解決したのか?

    0
    2025年02月07日
  • マリスアングル

    Posted by ブクログ

    自分とは違う部分で凄い人が現れると自分がダメな人間に思えてしまう。でも、そうではなく、人にはそれぞれ秀でる部分や劣る部分があって成り立っている事を理解し、しっかり大地を踏みしめて弱っている人を助けて進め。ちょっと違うかな。

    0
    2025年02月08日
  • フェイクフィクション

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。フィクションとは思えない感じ。
    純粋さゆえに引っ張られたりするんだろうな

    フェイクフィクションっていうタイトルはどんな意味がこめられてるのか
    いまの時点ではわかんないけど

    0
    2025年02月06日
  • ケモノの城

    匿名

    購入済み

    同棲してる家に彼女の父親が転がり込んで来る。話は交差しながらもう1つの事件へと繋がってゆく。保護された少女から恐ろしい事件の内容が明らかになってゆく。マインドコントロールされた人達、肉親なのに、そこまで酷い事ができるの?と、何度もゾッとしました。恐怖でそこまで人を支配できる事が怖かったです。

    #ダーク #怖い #ドロドロ

    0
    2025年02月06日
  • 武士道シックスティーン

    Posted by ブクログ

    ぶった斬るとか口悪いけど、言われたら嫌やけど、思うは思う。だから最高。
    剣道も野球も好きになれんかったけど、好きになると続けれるよね。今も迷う事あるけど、やっぱり好きを大切にしないとなって。
    好きだと楽しいよね、忘れガチ勢になるけど。
    続きを読も。

    0
    2025年02月04日
  • プラージュ

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて

    2度と繰り返すことのない1日が尊い
    私も一度しかない人生
    もう少し情熱を持って生きても良いかなと思った

    犯罪を犯す者と犯さない者
    実はそこには隔たりがほとんどなくて、
    いつ自分がそっちに行くか分からないことに思いが至る
    運良く犯罪犯して無いけど、運が悪かったらそうなっててもおかしくない

    トモキだけは前科もないし完全に貰い事故で可哀想
    まあ幸せになってよかったけど

    0
    2025年02月03日
  • マリスアングル

    Posted by ブクログ

    頭の中では実写でやっていた竹内結子と魚住は松下由樹で展開…
    どっちも好きな主人公なので良かったんだけど、一緒の班だともったいないというかどっちつかずというか…。警視庁と所轄でたまに一緒になるくらいでよかったかなぁ。
    でも今回は姫川を救うためには魚住が必要だったのかも

    武見諒太は実写だと誰かなぁ

    0
    2025年02月02日
  • ソウルケイジ

    Posted by ブクログ

    姫川玲子シリーズ2作目。安定の面白さです。
    左手だけが見つかり、その後胴体が発見される。捜査は難航するが、後半どんどん進んでいく、
    父性の想いが全ての事件の鍵となる。登場人物が丁寧に書かれているので、たぶんシリーズを続けて読むとグッと面白さが増すんじゃないかなと思ってます。

    0
    2025年02月01日
  • 歌舞伎町ダムド

    Posted by ブクログ

    ジウシリーズは素直に面白い。
    ページターナーとはまさにこのシリーズ。
    ストロベリーナイトで初めて誉田氏に出会い
    他の本が進まないと彼の本を手に取ってしまう。
    このダムドの次にゲノムが控えていてとても楽しみ。
    歌舞伎町セブンの面々の素性が垣間見れた今回は特に惹かれた。
    ジウ①のときから
    東警部補は私の中では岡田准一一択。

    0
    2025年01月26日
  • シンメトリー

    Posted by ブクログ

    シリーズ初の短篇集。
    読みやすくて意外性もあって面白かった。
    長篇に慣れているせいか若干物足りない気もするけど、人間描写が秀逸なので満足。
    どの犯人も嫌いじゃないんだよねえ。
    『過ぎた正義』では犯人側に肩入れしたくなるし。
    でも『右では殴らない』は逆。
    あそこまで締め上げた玲子に拍手を送りたいぐらいだった。

    0
    2025年01月21日
  • プラージュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前科のある人が生きづらい日本社会をテーマにした内容で、登場人物それぞれの人柄や機微を、細かく描写しているところが印象的でした。

    ただ最初読んだときには、誰が潜入記者なのか。その潜入記者も殺人を犯していたこと。美羽と貴生(主人公)が恋に落ちるのが雑な流れだと感じましたが、いやいや、どうして。もう一度読み返すと、だから記者もプラージュに入居したのだと、改めて深く考えた上でのストーリーだと、感心しました。

    ちなみにタイトルのプラージュは前科ものが集まるシェアハウスです。そして、特に印象に残ったフレーズも、タイトルのくだりでした。

    「プラージュ」はフランス語で「海辺」。海と陸との境界線。曖昧に揺

    0
    2025年01月20日