誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
参考文献を見れば、高橋洋一氏、三橋貴明氏、森永卓郎に康平親子等々が並んでいる財務省批判の痛快エンタメ犯罪小説、というか、経済小説?
現実にもこの夏の参院選を前に、国民負担率の高さを軽減すべく主張される減税や消費税廃止等に対し、その批判として必ず出てくるのが、日本は借金漬けでこのままでは国が破綻する、この借金を子や孫迄先送りすべきでない、という財務省の言うワニの口理論、プライマリーバランスの話。本作では、これらの話は財務省が意図的に流しているデマだ、と主張する財務省出身の学者が内閣官房参与になる前に逮捕されるところから始まるが、この学者が取調べの場で延々と説明する国の歳出、歳入、財政法第四条、M -
Posted by ブクログ
ネタバレ姫川シリーズの第6弾です。相変わらず手にした本から読んでしまうので、これで、8、1、6の順に読んでしまっています。なんで姫川班から大きく変わってしまったのかをまた前シリーズを読まなければならなくなりました笑
誉田ワールドはそのままに構成はその都度変わりますが、大きくは外れる事がないので安心して読めます。
相変わらず狂気殺人というかエグイ殺戮描写がウリともなってしまっている誉田ワールド、犯人側、警察側と場面が交互に切り替わりながらどこで交差するのだろうとワクワクしながらよんでしまい、がんてつは今回は現れないのか?と思いきややっぱりいいタイミングで登場します。やっぱりこの人いないとね!。ブルーマー