誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジウシリーズと歌舞伎町シリーズを繋ぐスピンオフとしての位置付けになるのだろうか。
警視庁捜査一課、警視庁公安外事二課、離島の刑事生安課、3人の刑事が登場するが、三者三様それぞれの職務に対する正義の矛盾と葛藤が描かれる。
姫川玲子シリーズよりもハードボイルド色が強く個人的には非常に好ましい。
大局の正義のためには、個人の犠牲はやむなし。
国益の為には、死するもやむなし。
長崎県対馬市が舞台となる本作では、警察のみならず陸自も登場し、大きなスケールとなる。
公安警察の葛藤する心中が、実に胸を打つ。
もう一度シリーズ一作目から読み直して一気読みしたくなりました。 -
Posted by ブクログ
バンド界隈では良くある話し。
バンド青春ストーリーの光と影。光と影の比率は2:8くらい。
コンプライアンスが現代(2025年)程厳しくなかった1980年代の渋谷や新宿の猥雑な文化的背景が懐かしい。
街の臭いが蘇った。
年代的に近いし、知らない世界の話しではないので、あっという間に読み終わった。
途中、鼻白らむところもなくはなかったが概ね楽しめた。
ブラッディ・アッシュのVoジャックさんのその後が気になる。オーバードーズで死んだか、サツか893にパクられたか、いずれにせよロクなその後を過ごしてはいなさそう。
期待を裏切るスピンオフ希望んぬ。