誉田哲也のレビュー一覧

  • 背中の蜘蛛
    情報ネットワーク、VRなど現代社会の底知れぬ恐ろしさ、危うさ。どんなに科学技術が進歩しても扱う人間の危うさ、邪悪さが狂気を生みかねない、ゾッとする今そこにある危機。熱情や遊び一見不合理で無駄に思える人間味が余裕を持って許される世の中が続いてほしいと思えた。
  • ソウルケイジ
    面白かったですが、グロいです…。
    思わずそのページは読まずに飛ばしてしまいました。

    終始シリアスなストーリーですが、時々笑わせてくれるところが好きです。
  • ノーマンズランド
    姫川シリーズ…
    もう第何弾か忘れた〜(^◇^;)

    今度もエグいとこもあるけど、20年前の女子高生の失踪から始まる。
    でも、その失踪が、北朝鮮の拉致!
    今まで、このシリーズって、あんまり国家とか、政治思想的なのない気がしたけど、ジウシリーズと絡んだ影響かな?
    もう、一事件としては、規模が…

    玲子さ...続きを読む
  • ストロベリーナイト
    ずっと気になりつつも手を出せずにいたシリーズ。昔ドラマを見てうっすら覚えていましたが、それでも気になる展開で一気読みしました。

    テレビで先にネタバレしてる作品を改めて小説で読むことは稀ですが、それでも読み応えがあり、十分に面白かったです。

    手を出してしまったのでシリーズ制覇しようと思います。
  • ノーマンズランド
    姫川玲子シリーズ。
    映画やドラマは見ていたけども本で読むのは初めてだったから、登場人物などはスムーズに想像ができた。色んな登場人物の視点で書かれているので全てが繋がるときは面白かった。
  • あなたが愛した記憶
    登録前

    ミステリを読みたくて読んだ人は少しがっかりするかも。
    サイコホラー感?が強い。いやむしろミステリでは無いかも。
    内容は面白かった。設定が好きでなおかつ読みやすい。

    この作者さんはタイトルセンスがとても好きです。
    最後まで読んでタイトルまで含めて作品だとおもいました。
  • 妖(あやかし)の華
    妖の掟の後日談だがこちらが先に発売されたとのこと。こちらを後に読んだけど違和感なかった。妖の掟と同じく、設定が好きすぎる。

    まず紅鈴が好き。彼女の闇神としてのキャラが好き。この作品では闇神であることは中盤まで隠されてたっぽいけど。闇神の目線と警察の目線で起こる殺人事件の謎を少しずつ解けていくのがと...続きを読む
  • 歌舞伎町ダムド
    ジウの偽物ダムド
    読み始めは、グロすぎて
    読みながら心の中で
    悲鳴をあげました...

    歌舞伎町セブン
    みんな中々カッコイイ
    その中で、欠伸のリュウが
    気になりました^^
  • ノワール 硝子の太陽
    読んだ順番のせいか、話が分かりやすかったせいか、歌舞伎町セブン系の方が好みなのか分かりませんが、こちらの方がRよりやや面白かった。
    コラボという意味では、こちらの方が姫川シリーズの人間の出番が少なかったような気がしなくもないですが、こういった企画は(著者は大変でしょうが)良いですね。
  • Qrosの女
    最初なんだかいまいちかも。。と思いながら読んでいたけれど、途中からどんどん面白くなっていった。
    ファストファッションのCMに出ていた謎の美女がネットに晒されてからのドタバタ劇。
    スピード感があったので展開が早い!
  • 武士道セブンティーン
    大人になってく、あー高校とかこんな感じやったなーと思いつつ。
    色々詰め込まれてて、飽きない。
    予想外なことは無い王道。
    成長して強くなってく、ライバルも。
    ジャンプの漫画だわ。
    2作目なのに面白い。
  • ノワール 硝子の太陽
    姫川シリーズとコラボ!
    こっちは、ジウシリーズ側からの話。
    歌舞伎町セブンたちと、東警部補が中心に動く!
    コラボというほど、絡んでる訳やないけど、こういうのは微妙に絡むだけで良いのかもしれん。
    同じ世界観ってだけで。

    ジウシリーズも、変形して、今は「歌舞伎町セブン」という仕事人みたいな感じ。
    その...続きを読む
  • 妖の掟
    闇の神で、ヤガミと呼ばれる吸血鬼が主人公の作品。
    面白かったが、妖そのものが主人公なので、あまりホラー要素は感じられず、むしろ身近な存在になっている。
  • ハング
    未解決だった赤坂宝飾店オーナー再捜査に乗り出した、警視庁捜査一課の堀田班。

    容疑者はすぐに見つかり、自供により逮捕…

    が、堀田班は解散となり、各々、異動となる。

    しかし、公判では一転し、容疑者は無罪を主張、自白を強要されたと…

    次々に元同僚たちが…

    納得がいかず深入りする津原たちを待ってい...続きを読む
  • ケモノの城
    北九州監禁殺人事件をそのまま小説にしたような作品。
    手に取った時に思ってたのと違いすぎて、驚いた。
    読むのはつらいが、知っておいた方がいい。
    あまりにひどすぎる事件で、メディアに出せないと言われた事件の全てではないだろうが、参考にして書かれていて、本当にこんなことが実際に起きたかと思うと、怖い。しか...続きを読む
  • 警官の貌
    警察小説、読み切り4編アンソロジー。
    警視庁捜査三課という華のある捜査一課に比べると地味な存在だか、魅力的コンビを登場さて読ませる今野敏。
    浅草署の留置係員の初老巡査部長でラストにはこう来るか!と読ませる誉田哲也。
    警視庁通訳センターの通訳捜査官と保安課の二人は独身寮時代は相部屋、現在は官舎の隣同士...続きを読む
  • フェイクフィクション
    77久しぶりにこの作者のを読んだ。やっぱり簡単に人が死ぬけど、本作は底流に暖かい流れがあってそれが救いになってる。最後の道連れの様子は読んでみたかったけど。
  • 妖の掟
    設定がもろ好み。闇神という日本の吸血鬼と普通の人間の友情、本当に好き。殺人が起こっているにも関わらず、終盤まで心和んで読むことができた。最後は少し心苦しい…ヤクザのシーンは少しグロいところ多いかも。

    紅鈴と欣治、そして圭一の家族のような関係が本当に良かった。これも一種の愛情だよね。

    最後まで読み...続きを読む
  • 背中の蜘蛛
    誉田哲也の作品は、ストロベリー
    ナイト以来だった。
    500ページ超えの長編ながら、
    テンポも良く、あまり説明の描写
    も少なくて読みやすい。
    行き過ぎた監視社会をテーマにし
    ていて、興味深い。
    文庫の帯にあった、秒で犯人がわ
    かる!というのも、読み始めて、
    納得した。
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序
     「ジウⅠ」「ジウⅡ」「ジウⅢ」と連続で読んでしまいました。
     2011年にTVドラマ化されて見た記憶はあるのですが、ストーリーは全く覚えてませんでした。ただ、門倉美咲巡査役で多部未華子さんが、伊崎基子巡査役で黒木メイサさんが共演していたのは覚えていて、本を読みながらずっとお二人が頭の中で躍動してい...続きを読む