誉田哲也のレビュー一覧

  • ボーダレス
    話の一つ一つが、どう繋がっていくのか検討もつかなくて、えっ!ここで繋がった。もうそれからは、焦るように読み進めて、後は、一気読みでした。面白かったです。
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー
    警察小説を得意とする実力派作家にて固められた警察小説アンソロジー。
    一言で警察と言っても色んな組織があり、本作においても、公安刑事、警察犬担当、新任刑事、県警本部捜査刑事、交番勤務の警察官、県警本部刑事、公安刑事とバラエティ豊かな内容。
    短編ならではのキレ味鋭いオチ。短編らしからぬ味のある余韻を持つ...続きを読む
  • 誉田哲也が訊く!~警察監修プロフェッショナルの横顔~
    「刑事ドラマに3割のリアルを」

    を合言葉にドラマなどの警察監修を手掛けるプロフェショナル集団チーム五社の主要メンバー6人に誉田哲也さんがインタビュー

    フィクションを尊重しつつも、リアルな現場から大きく逸脱しないようにすることで、犯罪の抑止やエンタメの味付けなどそれぞれの方の仕事の矜持みたいなんが...続きを読む
  • あなたの本 新装版
    短編集でしたが、まぁ色んなジャンル書けちゃうんですね!最後の特別収録もあの短さで、おー!と思わせる、凄い
  • 妖の絆
    誉田哲也の妖シリーズ?を初めて読んでみたのでした。
    結論からすると、紅鈴という不老不死の最強妖怪を中心に、それと対峙する人間との戦いを描いたような内容で、なかなかに面白かったです!欣治という少年と紅鈴の交流という流れもあり、妖怪でありつつも人間味もある紅鈴の姿が恰好良い作品で、他のシリーズ作品も読ん...続きを読む
  • 主よ、永遠の休息を
    偶然コンビニ強盗の事件現場に居合わせた新聞記者が犯人逮捕をきっかけに、14年前に起きた幼女誘拐殺人事件の真相に迫っていく

    14年前の本当の被害者と加害者が同じという残酷さ

    桐江ちゃんは14年前の記憶が蘇った時点で死ぬ以外の救済が見つけられなくなったんだと思った。
    タイトルはそんな桐江ちゃんへの追...続きを読む
  • ソウルケイジ
    誉田さんの作品は実に読みやすくスルスル読み進め、かつ続きが気になりすぎて読むのを止められなくなる

    姫川玲子シリーズは順番ぐちゃぐちゃでいくつか読んでるけど、1つの作品ごとで事件が終結してるから問題はナシ

    良くも悪くもキャラクター自体にあまり感情移入しないような作り方になっていて、単純に事件の展開...続きを読む
  • ノワール 硝子の太陽
    姫川シリーズと歌舞伎町セブンシリーズが交錯する作品。とてもよく出来ていて、新鮮でした。表現は少しグロいけど許容範囲です
  • 歌舞伎町ゲノム
    次も楽しみだけど、正にこのために読んできたという感じ。それぞれが深掘りされててこのまま短編刻んでも良いと思うぐらいユーモアもあって面白かったです。→次回待ち  →→ノーマンズランドへ
  • ノワール 硝子の太陽
    最後にパタパタパタっていく感じと、自分と葛藤する感じとゴールデン街の何とも言えない退廃的な感じが最高です。→歌舞伎町ゲノムへ
  • 背中の蜘蛛
    終始落ち着いた小説という感じ。

    面白い。

    カバーがもはやネタバレな感じがあるのがちょっとw

    視点を切り替えて物語を進めていく作品はいつも面白い。
  • 歌舞伎町ダムド
    やっと色んなことが一つになった感。スッキリしました。でも続くのですね。次は姫川と合流らしい。→ノワールへ
  • ヒトリシズカ
    ヒトリシズカ 誉田哲也
    この本では、女性の強さを感じました。1人の女性が徐々に闇に染まっていく描写であり、最後の結末は、誰もが予想しないのではないかと思います。
  • 妖の掟
    妖の華も読んだけど、すっかり忘れてるわ。17年も前やもんなぁ。
    でも、キワモノ感は無いし、実にしっくりと頭に入って来たわ。
  • 妖の絆
    吸血鬼な紅鈴のシリーズの3作目ですが、内容は紅鈴と欣治の出会いを描いた、物語のスタートとなる作品。時代は江戸時代なので、ある意味時代小説っぽいところもあります。吸血鬼となるも、心の底に眠る温かい人間性も心を打たれる味わい深い作品。
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    都内の住宅で人質籠城事件か発生。
    警視庁捜査1課特殊犯捜査係、門倉美咲、伊崎基子も出動した。

    差し入れ役として、犯人と人質のもとに向かう美咲…

    犯人は『利憲くん誘拐事件』犯行グループのひとりだった…

    明らかになる『ジウ』という中国人の存在…
    不気味な存在感…
    全く姿を見せていないのにも拘らず、...続きを読む
  • 妖の掟
    紅鈴のキャラが「妖の絆」となんとなく変わっているような気がした。200年もたてば変りもするか(笑)。
    「妖の華」も読んでみたくなった。
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    読みやすく一気に読んでしまいました。
    続きを読みたいところですが他の積読もあるので
    続きはまたの機会に
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊
    全貌が何となく見えて、それぞれの立場で対決してます。場面を同時展開させながら進める読ませ方は圧巻です。→ジウIIIへ
  • 背中の蜘蛛
    解説ではなく感想を。

    ズバリ、この長編大作はいい!
    盗聴、監視カメラ、情報化の現代において、全ての電子データはダダ漏れで正義も悪も活用しているってことをあらためて認識した。
    本編、池袋署の刑事課長•本宮が主人公として展開される殺人事件から始まり、次の事件は組対を主とした2話となる。それぞれの事件の...続きを読む