誉田哲也のレビュー一覧

  • オムニバス

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    姫川シリーズの短編集。
    やはり短編集は読みやすい。

    姫川班の他のメンバー視点で事件を見るのは、見え方が違っておもしろかったです。
    人から見る姫川さんって、姫川視点とはまた違いますよね。
    前の姫川班の方がキャラが濃い印象でしたが、今のメンバーも良き。

    「それが嫌なら無人島」は、「ノーマンズランド」から続けて読めば、もっと楽しめたんだろうなと思います。
    読んだのがかなり前で、もはやうろ覚え。
    読み始めて「ノーマンズランド」の事件だってことには気づきましたが、この名前は誰だっけ状態になってしまって。
    短編としてもちろんおもしろかったんですが、より楽しむには「ノーマンズランド」の直後が良いですね。

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    2026年08月05日
  • 首木の民

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    高橋洋一氏の経済論を基に編まれる。まあ財務省事務次官たるもの、抜群の能力にして職務を離れて私的問題に対しあそこまで愚かでは決してないのだろうけど。とはいえ、かつて大蔵省といえばもはや神の領域で、その闇なんぞ不問に付すのが世の習いとして通っていた。現在は、おそらくいい意味で変わったんだろう。まだまだ特会やら埋蔵金やらの問題があって、天下りも残っているけど、実態が晒されだした。もっとも我われ庶民がそれを知りうるよう努めなければ正されんのだね。佐久間係長、ご立派です。あの取り調べの是非については不問に付します。

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    2026年08月01日
  • オムニバス

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    姫川玲子シリーズ 短編集
    ノーマンブランドではっきりとしなかった部分も
    別視点から書かれていて良かった

    姫川班のメンバーからの視点で姫川玲子を
    見ながらの事件捜査
    やっぱり姫川玲子主任けっこう変わり者ね
    って思われてるのかな
    メンバーや上司との関係性も書かれていて
    今後の読み込みに役立ちそう

    そしてまたまた次作新メンバーの予感かな?

    自作は長編でもっと菊田との絡みが読みたい 
    ガンテツとの絡みも。

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    2026年07月29日
  • ノーマンズランド

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    姫川玲子シリーズ
    安定した面白さと読みやすさ
    のなかの重いテーマ
    新しいキャラクターも登場して
    さらに姫川玲子の幅広い活躍の予感

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    2026年07月29日
  • ブルーマーダー

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    姫川シリーズ第6弾。
    前回のスピンオフを挟み、姫川班が解体してから本当に初めてのお話。各自、移動してバラバラになった中、菊田が結婚したのは驚きと寂しさを感じた。

    そして姫川が追う事件の殺人の様子、相変わらずのエグさが出ています。骨をぐちゃぐちゃにすると人間は柔らかくなりカバンに丸め込まれる。確かにそうなんですが想像するとちょっと気分が悪くなってしまいます。

    早い段階で事件解決?となりましたがここからがこの作品のクライマックス。姫川の活躍もいつもながらですが今回は菊田が過去にない位の活躍でした。
    これで姫川と菊田の関係は一区切りついたという感じですかね。

    後、犯人にも少し共感してしまうのも

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    2026年07月26日
  • シンメトリー

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    うっかり『感染遊戯』を読んでしまい、「倉田を知るにはこっちが先でしょ」と思い直して読み始めたシリーズ第3弾。やはりこっちが先だった。

    短編集で全体的にあっさりしていて、いつもの猟奇的な部分も少ない。
    前作で「姫川玲子にカリスマ性がない」と感じていたのが、本作ではガラッと変わって、まるで刑事コロンボのような執拗さ。狙った犯人は絶対に逃さないという、犯人側からしたら鬱陶しいほどの付き纏いを見せる。

    洞察力も増したようで、その分「可愛げ」は無くなったかな。
    しかし、今回は玲子が怒りをハッキリ表したり、罪を犯してしまった者に情を示したりと、人間くさい面が多数あった。

    まさに「人間・姫川玲子」を堪

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    2026年07月20日
  • ルージュ~硝子の太陽~

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    ネタバレ

    事件の酷さ、解決具合は結構胸糞悪いけど
    物語としては面白い。期待通りの誉田作品!

    東とガンテツの絡みが見れたのは嬉しい。
    ガンテツが活躍するところをもっと見たかったりなんて、、今回はガンテツのいいところがあんまりうまく出てない気がした。

    林統括が亡くなったのは本当に辛い。
    林から事件解決のヒントをもらうとこもっと見たかった!!泣

    ジウシリーズも読んでみたいと思った。

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    2026年07月20日
  • レイジ

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    音楽に向き合う2人の歩みを追いながら、近さと遠さが揺れ続ける関係に引き込まれる物語。専門的な表現に戸惑うところもあったけれど、礼二と航それぞれの視点が切り替わるたびにモヤモヤする気持ちが残る。読者は両方の立場を感じられるのに、当人たちにしてみれば「アイツにだけは負けたくない」という思いが強く、素直になれない距離感が続いていく。
    中盤までは奈央が2人を秤にかけているのでは、と疑いながら読んでいましたが、最後まで本心が掴みきれないところも青春らしい曖昧さとして印象に残った。
    読んでいる間、自分は何かに本気で向き合ったことがあっただろうかと少しさみしくなりつつ、終盤は「今からでも何か始められるかも」

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    2026年07月20日
  • プラージュ

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    どんなに売れていて人気がある作家さんでも、私には合わないという人が2~3人いる。譽田さんの本は読んだことがなかったので初めて読んでみたが、好きになるかも、と思う作家さんだった。プラージュは再生の物語ではあるが、希望を全面的に感じて終わる話ではない。それでも作者は登場人物たちに愛情をもって書いているなあと思え、それが気に入った。また別の本を読んでみようと思う。

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    2026年07月20日
  • 妖(あやかし)の華

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    誉田哲也氏のデビュー作らしいですね。書店で見つけて、新作だと思って買いました。
    読んでみて、デビュー作というのは納得。

    警察小説の皮をかぶった吸血鬼ホラーみたいな作品で、読んでみて面白かったけど、少し粗さが目立つ感じだった。

    最初に、東京で異常な事件が起こる。獣に首を噛みちぎられたような死体が発見されるも、その場に血痕が見当たらない。

    他所で殺してここに運んだとか、警察は推理するが、実は吸血鬼の犯行で、それに気づいたのが、のちの姫川玲子シリーズにも登場する井岡刑事。

    直接担当する富山刑事は後に悲惨な結果になるんだけど、ここまででも、警察内部と、ヒロインで吸血鬼の紅鈴周辺と、コロコロ視点

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    2026年07月13日
  • あなたが愛した記憶

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    出だしは正直読み進める手が止まり、読もうかすら迷った時もあったが、頑張って読み進めたら途端に一気読みした。なるほと、そう来たか。もうちょっと成長して確信得てから事を成しても良かった気もするけど、期待の後の絶望でもう待てなかったのかもなと。

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    2026年07月12日
  • ジウX 〈ジウ〉サーガ10

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    【2026年91冊目】
    新宿管内で発見された身元不明の死体からは子宮が抜き取られていた――捜査開始から2ヶ月経った今もなお、身元は不明のまま捜査は難航を極めていた。一方、「歌舞伎町セブン」の一人、陣内のもとにNWOの一員である土屋から依頼が舞い込んできて――ジウサーガシリーズ待望の第10弾!

    なんというか、大丈夫ですか、作者さん消されませんかね?と心配になるほど切り込んだ一作。いや、フィクションですと言ってしまえばそうなのかもしれませんけど、あまりにも現実を反映しすぎていて、「こ、ここまで書いちゃって大丈夫なの?!」と思ってしまいました。

    気になる続きは、次に刊行予定の11作目に持ち越され

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    2026年07月11日
  • 首木の民

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    事件/刑事モノの小説という形をとっているが、本質は財務省の問題の分かりやすい解説書。
    ここまで分かりやすい説明もそうそうないと思うが、それでも理解するのは難しい。
    失われた30年、そして失われ続けていくであろうこれからの何十年が本当に残念。

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    2026年07月11日
  • ケモノの城

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    ネタバレ

    読んでいて何度も目を背けたくなるほどグロテスク。鮮明に想像しながら読むのはおすすめしません。
    「人間はここまで他者を踏みにじれるのか」という恐ろしさが強く印象に残った。読み進めるのが苦しくなる場面も多かったが、それでも先が気になって最後まで一気に読んでしまった。

    物語の終盤では事件の真相が明らかになったが三郎と聖子のその後については詳しく描かれておらず、「結局この二人はどうなったのだろう」と少し物足りなさも感じた。苦しみ続けてきた二人だからこそ、幸せになった姿や穏やかな日常を見届けたかったという気持ちがあるが、あえてその後を描かなかったことにも意味があるのだろう。事件が終わったからといって、

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    2026年07月11日
  • ブルーマーダー

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    ネタバレ

    姫川シリーズ第6弾
    これまで私は菊田の良さがいまいちわからんと言っていたのですが、今回の菊田はかっこよかった…!
    寝ずに3日も張り込みができるなんて、シリーズ6作目にして初出し情報では?!

    菊田お前良い男やん…と気づいた今作ですが、既婚者に
    姫川がまた誰かを好きになることはあるのでしょうか

    ブルーマーダーの手口は凄まじく惨いもので、被害者の接点もなかなか見えてこず、とんだサイコパスかと思いきや、動機が明らかになりはじめるとダークヒーローのような魅力を感じます。
    最期が胃がんだなんて切なすぎます。

    解説のキャスティングがはまっていておもしろかったです。
    ただ、木野に関しては、町田啓太をキャ

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    2026年07月08日
  • ジウX 〈ジウ〉サーガ10

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    誉田ワールドに久々に浸かった気がします。かなりグロテスクな描写もありつつ、一度読み始めると止まらなくなる誉田さんの文章はさすがミステリーの天才だなとファンとしては改めて感動しました!

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    2026年07月08日
  • たとえば孤独という名の噓

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    やっぱり面白かった。
    このところ疲れているので、サスペンス物はキツイかなと思ったけど、短編集のような構成でいろいろな角度から話が進んでいって、すっかりハマってしまった。

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    2026年07月07日
  • ジウX 〈ジウ〉サーガ10

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    シリーズ待望の新作文庫化待ってました
    相変わらずの寄り設定にちょいグロ
    序章感がアリアリだったけどそれも含めて
    期待値上がって良かった

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    2026年07月07日
  • ジウX 〈ジウ〉サーガ10

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    誉田哲也『ジウ X《ジウ》サーガ10』中公文庫。

    ジウ・サーガの第10作。

    今回は政治色が強く、そんな中で『新世界秩序』の暗躍と『歌舞伎町セブン』に迫る危機が描かれる。

    余りにも感情が感じられない猟奇的殺人の描写は非常にグロい。

    突っ込みどころはある。2ヶ月もの間身元不明だった女性の惨殺死体の身元がある人によりあっさり判明してしまうという不可思議。一般人は拉致されて直ぐに殺害されるのに『歌舞伎町セブン』のジロウは激しい拷問を受けるが殺されないというのも腑に落ちない。『新世界秩序』と『歌舞伎町セブン』では組織の規模が釣り合わないと思うのだが、『新世界秩序』側が苦戦するという不可思議。

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    2026年07月07日
  • プラージュ

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    2026初読書になってしまった
    色んなストーリーを感じられて、最後は衝撃だった
    大人になってもああいう距離の近い関係っていいよね

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    2026年07月05日