誉田哲也のレビュー一覧

  • 感染遊戯
    勝俣警部補や葉山巡査部長、元警察官の倉田が主人公のスピンオフ作品。姫川玲子が主人公の作品と比べるとそこまで盛り上がらないが、まずまず面白かった。
  • マリスアングル
    姫川玲子シリーズに魚住久江が合流。
    互いを見る眼差しが新鮮。

    フェイクニュース
    新聞社とテレビ局の関係性
    いつの間にかすごく身近な話題になりつつあるのが恐ろしい。
  • ノーマンズランド
    久々の姫川作品。

    とある高校生二人の淡い恋愛模様から始まり、それが拉致問題へと進展。 姫川達が追いかける事件と徐々に交錯していく。

    恋人を見つけ出す執念が凄まじかった。

    拉致問題解決が難しく、未だに苦しめられいるご家族がいらっしゃることを改めて認識し心が苦しくなった。
  • 武士道シックスティーン
    心の声の言葉選びが絶妙で好き。真山作品は読み漁ってますが、中でもこのシリーズは、情景が鮮明に思い浮かべられる邦画見てる感覚で読み進められる
  • 武士道セブンティーン
    青春〜。
    私もこんな剣友、欲しかった。
    今回は早苗が悩み、香織が支える、と言った感じで友情がさらに熱くなっている。
    同じ学校ではないのに、交流する時間は激減してるはずなのに、毎日ベタベタ会ってやり過ごしてる同世代の女子たちとは比べものにならないくらい、つながりあってる。
    そして、シックスティーンより...続きを読む
  • ヒトリシズカ
    バラバラな殺人事件がパズルのように繋がっていく構成が面白かった!
    育った環境と大人が悪いのだけれど、それを踏まえても巧妙で残酷と思い読み進めると...終盤で明かされる素顔。
    読後題名を見ると切ないな。
  • 武士道シックスティーン
    まぁこんなもんかな?
    磯山の個性が強すぎたかなー。この子の変化が青春なんやろうけど、もうちょい男子が出てきて色恋事があって欲しい。何せ青春やし。

    少年剣道やってたからまだ分かるけど、未経験者にはちょい入りにくいかもね。
  • フェイクフィクション
    新興宗教の犯罪に関わるそれぞれの登場人物の視点で進めていくのは流石!
    でも今半は慌てて回収した感じがした。もう一山あっても良かったかな。
  • マリスアングル

    【誉田哲也 デビュー20周年記念作品】
    警察小説No.1ヒット!
    累計500万部突破の姫川玲子シリーズ最新長編。

    塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。警視庁捜査一課殺人班十一係主任、姫川玲子が特捜に入るも、現場は証拠が隠滅されていて糸口はない。犯人は...続きを読む
  • マリスアングル
    姫川玲子シリーズなのだけれど、魚住久江シリーズとのミックスでもあります。姫川のぐいぐい行くタイプの捜査と、魚住の人間の機微を見定める捜査と、一度で二度おいしい警察ミステリです。
    何者かを監禁していた形跡がある現場で見つかった死体と、身元不明の交通事故被害者。彼らに何が起こったのかを捜査するうちにたど...続きを読む
  • もう、聞こえない
    最初は、普通に事件の解決をしていく話なのかなと思ってたらいきなり幽霊が出る展開になったからびっくりした。現実離れした話はどうも受けつけない……と、思いつつ読み進めたけど、章ごとに視点が変わったりしてすごい読みやすかった
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序
    読み終わった!と達成感。笑
    Ⅲは、サクサク読めて、展開も良く良かった。
    登場人物が多いのでおっと?これは誰だっけ?笑
    となることもあったが、とても楽しく読めた。

    続き感もあるのも良かったし
    まだシリーズは続きそうなのでそちらも読みたい。
  • オムニバス
    姫川シリーズ短編集。
    視点が作品ごとに変わっていくので飽きないし、セリフのキレが良くて、読んでいて気持ちいい。
  • 武士道シックスティーン
    登場人物の心情、会話がたくさんあったのでサクサク読み切れました。
    やっぱり好きなことを好きなようにやってさ、後々結果がついてきたら嬉しいな、くらいがいいよねって再認識。
    印象に残った文は"やりたいことと不安を天秤にかけたときに、どっちに傾くかでやるやらないかは決めよう"でした。
    好きなことを好きなと...続きを読む
  • プラージュ
    脛に傷のある者が住むシェアハウスで起きることを、それぞれの目線で書かれていて面白い。
    誉田哲也にしてはマイルドな物語。
  • 武士道ジェネレーション
    学生の頃にもう少し何かに打ち込んでおけば良かったなーと、あの頃に戻ってやり直したい気持ちになりました。
    登場人物のキャラクターが魅力的です。シリーズ4冊を一気に読み終え、楽しい時間でした。
  • 武士道シックスティーン
    こんな女子高生いるか?って感じの香織。読んでる最初は、「やばいだろこの子、、、」って感じだったけど、もう1人の主人公の早苗と関わることで早苗も香織も成長していった。特に香織はとんでもなく人間的に成長したと思う。悪い意味で女子高生らしくなかった香織が普通の女子高生のようにミスドに行ったり友達ができたり...続きを読む
  • インビジブルレイン
    姫川シリーズの最新刊。相変わらず最後まで飽きさせないデス。次から新天地になりそうですが、どうなるのかな~?
  • 吉原暗黒譚
    誉田哲也氏の時代小説『吉原暗黒譚』
    妖シリーズに通じるこの物語をデビュー当初に書いている事に驚きを隠せない。
    舞台は、吉原遊廓
    花魁の格付け、遊廓の仕組み、女衒と呼ばれる人とは、何が粋で、何が不粋なのか、などなど、読んでいて勉強になり、飽きさせない工夫は、さすがページ・ターナー、誉田哲也ここにあり!...続きを読む
  • ソウルケイジ
    やっぱり面白い…。。
    姫川玲子シリーズ良い!!
    今作はそこまで華やかさのある話では無いものの、父性をテーマにして、感情を揺さぶられるような話になってました。
    前作とは打って変わって姫川と日下がスポットに当たり、それぞれの対比がよく出ていました。
    子を思う気持ち、同じ境遇にある子の気持ち、それぞれが入...続きを読む