最後に真実が明かされるが、犯人も知らない被害者の父親が、14年間娘桐江と史奈の過去を葬った為、犯人を野放しした現在を鶴田記者が犯人を追い込んでいく。桐江は強姦され、史奈は相手にもされずに、史奈は強姦され自らを失っていた桐江に殺され、実の父か、真実隠そうと、史奈を畑に遺棄して、父親は、強姦されたビデオが出回らない様に監視していたが、14年後、稲垣から再度強姦受けて、桐江は自殺する。真実は闇に葬られたが、全てに立ち会った稲垣記者に公開はまかされた。が???????o??????y
「警視庁池袋署記者クラブ」
「鶴田吉郎です。共有通信の」キャップの宮武氏、南関新聞の稲葉さん、時事報道の及川、この三人が日替わりで警戒電話を担当する。朝陽の大木さん、大塚暑の副署長、本富士署の刑事課長。機動捜査隊池袋分駐所の前島、組織犯罪対策課の暴力団対策係佐野巡査部長、函館支局長やってる真壁さん、元記者のカトリって奴
コンビニサンキューバイト仲間チカちゃん、芳賀桐江ちゃん直哉の彼女?店長森田恒男さん。父芳賀宏、バイト鈴木くん、ビール男改め、下柳達郎、犯人逮捕の50代コバヤシさん、
コンビニエンスストア、サンキュー、目白二号店において発生した、強盗事案。現場で逮捕された、被疑者の氏名は、自称、タテシマ、ゴロウ立嶋五郎
「……鶴田さんは、大和会系の暴力団で……山城組、というのを、ご存じですか」、
栗田泰夫。年は三十歳前後だという。
「……山城組、若頭補佐、
「なんだ、お客さん、栗田さんの知り合いっすか。でも、俺のバイク褒めてくれたのは、栗田さんじゃないっすよ。舎弟の、ツボイケンジくん坪井健二の方です」、シンタってデブがいますけど、
「火曜の夜に泥棒が入って、水曜の朝に、ツボイくんがボコられたんす」
ようやく思い出した。稲垣満といったら、あの有名な、女児誘拐殺人事件の犯人じゃないか。記者として大丈夫か、俺。
被害者は鈴木史奈ちゃん、九歳。東京都世田谷区の会社員、鈴木学氏の一人娘。しかし事件が起こったのは、千葉県木更津市下烏田。
稲垣事件の遺族関係者を調べたら……あんたにたどり着いた。ハガヒロシ……稲垣満に殺された、鈴木史奈のオジ。あんたが目を離した隙に、史奈って子は稲垣に連れ去られたそうじゃないか」
「あ、ええ……すみませんでした。そうです。私、本名はハガ、ヒロシといいます。あの夜……」
「強盗に入られたコンビニに、芳賀、桐江さんという方が、いるんですけど」
「はい……桐江は、私の娘です」
「……被害者は、私の亡くなった妻の、兄の一人娘でした。鈴木、史奈という子です」
確かその義兄の名前は、鈴木学だったと思う。
もう記者は辞めちゃってるけど、カトリって奴が、新大久保で店やってるよ。真壁さんが当時県警キャップで、カトリはその下にいた人間だから、詳しいと思うぞ』
十四年前、捜査に係わった何者かが犯行ビデオを発見し、それを如何なる理由からかは不明だが私物化した。その何者かは今になって、ビデオの公開に踏み切った。
本当は、実の娘……あの映像に映っているのが史奈ちゃんじゃなくて、桐江さんだから、だからこそ……あなたは自らの身の危険も顧みず、栗田の事務所を襲撃した……そうなんでしょ、芳賀さん」
稲垣の母親。ものの本で調べたところによると、稲垣久子。
誘拐殺人、被害幼女、桐江の生存。そして、史奈の死──。
十四年前の真実を隠すために芳賀が犯した罪は、決して小さくはない。だが、それを責める気には、俺はなれなかった。
----------------------|------------||
通信社の東京支社社会部に勤務、池袋警察署の記者クラブに詰める鶴田吉郎。コンビニ強盗現場に居合わせて犯人逮捕をスクープし、店員の芳賀桐江と知り合う。逮捕に協力して立ち去った現場で遭遇した男から、暴力団事務所の襲撃事件について訊ねられた吉郎は、調査の過程で、14年前に起きた女児誘拐殺人事件の“実録映像”がネット配信されていたことを知る。犯人は精神鑑定で無罪とされていた……。静かな狂気に呑み込まれていく事件記者の彷徨を描いた傑作!