誉田哲也のレビュー一覧
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それぞれの剣道を真摯に歩いている二人の少女の、高校最後の物語。
いよいよ天王山、それぞれの道であがいてきた二人が、全国という舞台で相対します。
- すべての道は、この武士道に通じている-。
笑いながら向き合うことができるなんて、幸せな関係、ですね。
そうそう、外伝として差し込まれる手書きの章がいい味出してました。
守って、破って、離れる、いい言葉だと思います。
- 負けは死でも、恥でもない
ただ優劣を競うだけではない、連続性のある"道"の上で人として交わっていく。
そんな事を感じさせてくれました、19歳の物語がいつか出ることを、信じています。 -
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ネタバレ短編集。初っ端から『ノーマンズランド』の続きの話でした。
姫川だけでなく、中松・日野・小幡視点での話もあります。中松、日野に関しては元々姫川と距離がある中で少しずつ距離が縮まっていくのを感じ嬉しく思ってました。なのに日野さんそろそろ異動なんですね...。
ジウシリーズもまだ呼んでないのに、魚住シリーズも読まなければ。
『正しいストーカー殺人』だけは以前読んだことがあったため、再読です。前はインビジブルレイン直後に読んでしまい色々とショックでしたが、今回は時系列に沿って再読できたためストーリーを深掘りしながら読むことができました。 -
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インデックス
姫川玲子シリーズ七作目。短編集。
アンダーカヴァー
玲子が捜査一課から外れて間も無くの事件。
玲子が取調べしている男はどんな質問にも反応が鈍くどことなく自分ごとでは無い様にみえる。
とある町工場の社長が首吊り自殺。彼の会社の契約書を調査せると詐欺被害にあっていたことが判明する。玲子は上司に頼み、自身でお金をかけて品の無い何処かのバイヤーに扮し、詐欺犯を炙り出す為の行動を開始する。
善と悪は色々とあるが、私たちが社会という海原でしか生きられない魚の様に思えてしまった作品だ。
女の敵
ストロベリーナイト事件で殉職した大塚巡査と姫川の出会いのきっかけになった事件についての回想。
玲 -
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姫川玲子シリーズ第10作。
前巻で魚住久江の合流が予告されてから、「ドルチェ」も「ドンナビアンカ」も読んで、この本が文庫になるのを待ってました。
『民家で男性の死体が発見された。証拠は徹底的に隠滅され、捜査の糸口はない。謎に包まれた事件に、捜査一課主任・姫川玲子と、姫川班新入りのベテラン・魚住久江が挑む!』ってお話。
二人と犯人(?)の視点で進む話は、複雑な構図をうまく捌いてサクサクと読める。玲子をはじめとしたお馴染みのメンバーに対する久江の視点がなかなか鋭くて面白い。
玲子と久江、もしや個性がぶつかりやり合うかと思っていたが、いやいや、どちらも相手に対するリスペクトを持って互いに良い影響を -
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誉田哲也さんにこういった作品のイメージがなく、ちょっと意外に思いながら手に取りました。泥臭くも爽やかなお仕事小説でありながら、日本の農業の問題提起もされていて、読み応えありました。
無気力で鈍臭くて要領悪くてマイナス思考(言い過ぎ)な、今どきの若者っぽい梢恵ちゃんに勝手ながらシンパシーを抱き、事務からいきなり現場に放り出されて文字通り泥臭く働くことになる展開にこちらも不安を覚えつつ……
出会った人たちと与えられた仕事に向き合い、その中で確かな自分の居場所を見つけて、農業やエネルギーの問題、自分自身や社長達との関わり方も変わっていく姿が素敵でした。見習いたい。
浅学にして、食料自給率はカロリ -
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ブルーマーダー
姫川玲子シリーズ六作目。
まとめて読むとかなり面白いが、組織図が欲しい(笑)
今回はヤクザの親分が殺害され、半グレ集団や中国系のマフィアの様な連中も次々と消されていく。
冒頭では犯人は得体の知れない人物で、聞いた事がない様な武器をつかい、人をぐちゃぐちゃにして椅子の様に丸めてしまう。余りの恐怖にヤクザからも恐れられ、ヤクザや半グレの活動量が小さくなるほど。
前作にも登場していた下井さんが今作のキーマンとして再登場。警察とヤクザの関係、立場わ全く正反対に見えるが、組織や個人の野心は似ている部分があると痛感。下井の刑事としての生き様というか、彼らが生きた時代を証明している様な活