誉田哲也のレビュー一覧

  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    日本に不法滞在、無法の限りを尽くす異人VS異人の襲撃によって重傷を負い恋人殺害された辰矛。「ダイバースーツ」を着用し、社会秩序守るため仲間と共に私利私欲に走る権力者に立ち向かう…。とにかく痛快、一瞬で読ませる設定とストーリー、息詰まる展開とテンポの良さはさすがだ!

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    2025年01月25日
  • インビジブルレイン

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    映画も何度も見ておりますが、原作を読み返すのは久しぶりでした。
    それぞれに良さがあって凄く、良い。とにかく良い。
    映画は姫川と菊田と牧田の人間関係が生々しく見えるし(菊田の哀愁漂う表情が忘れられません)、原作は警察の組織力というか、そういうものにグッとくる。

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    2025年01月19日
  • 武士道シックスティーン

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    ネタバレ

    めちゃくちゃおもしろかった。
    剣道部の女子高校生2人のお話。

    まず、磯山香織のキャラクターが良い。勝利にこだわり、剣道に全てを捧げる。宮本武蔵の本を読みながらダンベルで筋トレするのも良い。一方でその香織の良くないところもちゃんと描かれている。
    表紙のイラストレーターが同じの成瀬シリーズがめちゃくちゃ好きで、それがあって今回手に取ってみたのだが、魅力的な側面が多く描かれているみんなのヒーローである成瀬と違って、香織の視野の狭い偏った考え方とかも、特に早苗の視点から見えてくる。

    一方で、勝負にはこだわらず自分の上達を楽しむ早苗。父親の仕事での失敗から、勝負にこだわることを避けて生きている。

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    2025年01月13日
  • ケモノの城

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    『最も怖いのは、全て現実で起こっていたことであろう』

    本作は、北九州連続監禁殺人事件がモデルとなっている。
    そう、つまりあの吐き気を催すような数々の虐待や殺人は、実際に起こっていたことがもとになっているのである。

    ここで、モデルとなった北九州監禁殺人事件について述べよう。
    この事件は、「1人の男」が内縁の妻、またその家族や知人などを脅迫•洗脳し、金を巻き上げ、お互いを虐待、さらには殺しあうように仕向けた、そんな狂っているとしか言い様がないものなのである。
    しかも、「その男の手は一切汚すことなく」だ。

    これら全てを詰め込んでいるのが本作なのである。
    虐待•殺人、それ以降の描写はかなりリアル

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    2025年01月10日
  • 幸せの条件 新装版

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    ネタバレ

    私に何かクリスマスプレゼントを買いたいと考えていたらしい息子が、なぜか本屋さんでこれを買ってきた。誉田哲也さんを読んだこともなかったし、タイトルからしても自分では買わないと思う。でも初めての、息子からの100均ではないプレゼントなので(笑)ちゃんと読みましたところ・・・
    とても面白かったです。そして、泣ける箇所もありました。
    まぁ、だいたい先が読めてしまうところはありましたけど。
    主人公の梢恵は、大学の理学部を出たものの、希望の会社には就職できず、小さなメーカーで社長の雑用のような仕事をしている。特にやりがいも感じないし、社長から必要とされているようにも思えない。だれでもできるような仕事しかし

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    2025年01月09日
  • もう、聞こえない

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    ネタバレ

    表紙とタイトルからグロくて凄惨な事件を想像して読んだら、そんなことなかった。思ってたのとは真逆の優しいミステリーでした。
    言霊(幽霊)と人間という変わったバディに(えっ、そんなー?!)と思いながらも事件の真相が近づくにつれて夢中になって一気読みしました。
    途中で竹脇刑事の心のツッコミに何度もクスッとして、土堂さんの衝撃の告白には大笑いしました。
    そして事件は解決。もう聞こえないのか、としんみりしたら…
    ゆったんはこの後もずっと存在するのかな。それならタイトルにも騙されましたね。

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    2025年01月06日
  • 首木の民

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    「ザイム真理教」批判が、エンタメ小説の世界にも及んできました。
    日本の金融について分かり易く説明されている部分もあり、これはいま読むべき小説であろうと思います。
    ただ、アベノミクス以前は日銀が批判されており、日銀の金融政策をなんとかすれば日本経済が良くなると思われていたのですが、あれだけのことをしたにもかかわらず(日銀批判の代表的論客を日銀副総裁にまでするなんてことも)、金融緩和の目標であったインフレ率上昇は長年実現せず、ここ最近、主として海外要因によって上昇してきたという経緯にかんがみますと、財務省が主導する政策だけをひっくり返せば日本経済が立ち直るのいうのは、やや楽観的な見方と思えてしまい

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    2024年12月31日
  • あの夏、二人のルカ

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    3人の視点で過去と現在を行ったり来たりします。
    一人目のルカはすぐに出て来るが、二人目のルカが最初登場せず、早く知りたいと思いながら読み進めました。
    あの夏に対するノスタルジックな気分になれました。

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    2024年12月29日
  • 武士道セブンティーン

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    2年生になっても勢いそのまま、今作も最高に面白い青春スポ根小説でした。転校により離れ離れになった2人の関係はどうなるかと思いましたが、2人の信じる「武士道」を通して、より一層絆が深まっていく流れは本当に素晴らしいですね。2人の関係性、本当に好きです。

    結局、早苗は東松に戻ることはなかったですが、戻っていたら福岡南の人たちって結局何だったのとなりそうなので、結果的に良かった気がします。2人の公式戦での一騎打ちも見てみたいですしね。まだまだレナや吉野先生のキャラが深掘れていないと思うので、その辺りにも触れるであろう3年生編に期待大です。

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    2024年12月28日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    麻薬と暴力で荒廃し、悪がはびこる近未来の東京
    反社会的勢力「異人」がのさばる世界と化していた

    異人たちが勢力を拡大し占領していく
    日本人が異人どもになぶり殺されていく
    国籍もない奴らが勝手にそこら中に棲み付く
    図に乗りやがって、好き放題、やりたい放題やりやがる
    こんなの日本ではない!

    まるでゴッサムシティやないかい
    ゴッサムシティならバットマンが犯罪者たちと戦ってくれる

    しかーし、ここは日本
    東京だ
    バットマンはいない…

    だが、バットマンはいなくても奴がいる
    漆黒に身をまとった悪魔が

    グランダイバーだ!

    グランダイバーは悪魔か…、それとも正義の味方か…


    これ、面白い!
    シリーズ

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    2024年12月26日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    誉田哲也先生の作品が好きな人はぜったい気にいると思います、歌舞伎町セブンの未来版といった感じでとっても面白かったです

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    2024年12月18日
  • 幸せの条件 新装版

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    誉田哲也の幸せの条件を読みました。

    就職に失敗して何とか小さな化学会社には入ったけど仕事も恋も中途半端な梢恵がヒロインです。
    突然社長からバイオエタノールを作るためのコメを作付けしてもらえるように農家を説得して契約を取ってくるよう指示されます。

    右も左もわからないまま長野の穂高村に来た梢恵ですが、訪問した農家に軒並み門前払いをくらってしまい、意気消沈してしまいます。
    翌日、農業法人「あぐもぐ」でも門前払いをくらった梢恵ですが、社長の奥さん君江さんから暖かい言葉をかけてもらい、「あぐもぐ」で農業の手伝いをすることになってしまいます。
    都会育ちの梢恵には初めてのことだらけですが、だんだん農業の

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    2024年12月05日
  • ソウルケイジ

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     姫川シリーズは『ルージュ』まで既読だが、今作が一番普通でまともかもしれない。トリックはぶっ飛んではいるものの、そこに目を瞑れば現実にも起こりそうな事件。贖罪や実の息子の代わりとしての愛だったとしても、その愛情の深さに敬服する。ただ、他にも多くの方が書かれているが、菊田が拗ねて姫川が機嫌直しのためにキスをする(職場で)シーンが本当に陳腐で不快。日下を嫌う理由も然り。このような姫川の若い女性らしさが、リアルで魅力の一つなのかもしれないが。姫川を好ましく思われる読者は少なそうな一方で、こんなに人気があるのも不思議。

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    2024年12月03日
  • 武士道エイティーン

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    ネタバレ

    武士道シリーズの3作目、主人公たちの18歳の青春を描いています。早苗のお姉ちゃんの恋バナやモデルとしての意識や姿勢。桐谷先生ならびに桐谷道場の歴史。吉野先生の過去の武勇伝まで。登場人物それぞれのスピンオフ物語も描かれていて、さらには過去にリンクしていたりもしていて、これまでの2冊と同様、ぐいぐいと引き込まれました。

    特に、以下のワードが印象的でした。どこかで使ってみようかな(笑)

    オバパワー
    鼻ツン
    お気楽不動心
    コピーのごたる
    武運長久を祈る

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    2024年12月01日
  • 武士道シックスティーン

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    青春スポーツ小説の決定版。学生時代に読んだ記憶はあれど、正直どんな話か忘れていたので読み返してみたら当時の記憶が蘇る蘇る!悩みに悩んで、それでも大好きな剣道に向き合う二人の主人公。その成長と葛藤がもうベタベタに面白い!

    自分の娘もこれから勉強やスポーツ、習い事に挑戦し、本気で打ち込みたいと思うものに出会うと思うんですが、その時にもし壁にぶつかり、好きという気持ちを忘れそうになったら、スッとこの本を差し出したい。そんな素敵な一冊でした。

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    2024年11月30日
  • Qrosの女

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    ひょんなことからCMに起用されてしまった彼女は、その美貌ゆえに「Qrosの女」として有名になり、徐々にプライバシーを侵されていく。彼女を陥れようとしている闇、救おうとする男…こういうの何小説っていうんでしょう?でもさすが誉田哲也先生、面白かったです。

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    2024年11月16日
  • マリスアングル

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    久々に姫川シリーズを読みました。
    最初に『ストロベリーナイト』を読んでからだいぶ経ってしまっているので記憶が曖昧なのですが、シリーズの始めの方の作品と比べるとここ最近の作品はどうも軽い感じがすると言うか、姫川玲子がずいぶんと明るくなったような気がします。
    『ストロベリーナイト』の時はもっとクールで陰のある、女ターミネーターみたいな感じだったと思うのですが。
    昔の姫川玲子も、今の姫川玲子もどちらもいいんですけどね。
    またシリーズの最初の方に戻って読んでみたくなりました。

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    2024年11月06日
  • マリスアングル

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    ネタバレ

    姫川玲子シリーズ第10作。

    玲子と魚住久江が出会う。
    玲子、良かったねーという感じ。
    たぶん、最後の屋上シーンにたどり着かせたかったんだろうなぁ。
    姫川も好きだけど、魚住さんも好きなんだよね。

    従軍慰安婦の件は、実際はどうななってるんだろう、、、勉強不足で知らなかったわ。
    後でちょっと調べて観よう。

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    2024年11月05日
  • 武士道セブンティーン

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    ネタバレ

    前作、『武士道シックスティーン』を読んだのがかなり以前だったので、前作も横に置きながら、登場人物やあらすじを思い出し、確認しながら、読み進めました。

    新たなライバル、レナの登場。「本当に正しい理論は、簡単に説明できると」との、ランチでのお姉ちゃんからのシンプルだけれど、深い言葉。武士と武者のちがい、武士道とは、など。なるほど、と頷く、学ぶべき内容も多かったです。

    一方で、天満宮での決闘、不良を木刀で退治する場面など、情景をイメージしながら、ワクワクしながら読み進むことのできるシーンも満載。ユーモラスな心の声。主人公2人の視点が交互に入れ替わる構成など、読みやすさも抜群でした。

    そして殺意

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    2024年11月05日
  • ブルーマーダー

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    ネタバレ

    ヤクザ絡みが多いと思いつつ今回は半グレ集団や不良中国人を巻き込んだ物語。

    誉田さんの物語のテンポの良さと情報量が凄い。
    登場人物の名前をここぞという時に出して読者にハッとさせる感じ。予想が当たった時や分かった時の快感。

    まさかの菊田結婚はショック。
    結婚したのに玲子の事ばかり結局考えまくってる菊田よ。
    最後の最後では立てこもり事件に巻き込まれた菊田を玲子が救い、玲子の本音を菊田が聞くという熱い展開。
    エピローグてきな菊田、玲子、梓が良かった。菊田と玲子のやり取りを聞いていたであろう梓。これからどうなるんだろうか。

    強い正義感故にこうなってしまった木野が切ない。

    勝俣ことガンテツは初期よ

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    2024年11月03日