誉田哲也のレビュー一覧
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姫川シリーズ最新!
今回から、魚住久江さん参加!
(ドルチェ/ドンナ ビアンカの主役)
章毎に、語り手が、姫川さん、魚住さんと代わるので、ちょっと混乱したけど、2人共、人間観察バッチリやわ。
今回は、姫川さんより、魚住さんの方が活躍したんかな。
人間力もなんというか、なんか凄い感じ。
今回の事件は、慰安婦問題に絡めた感じで起こってる。
作者の想いもあるのか、新聞媒体とテレビ局の関係もチクリと。
「日刊新聞法」の問題点と絡めて。
そうなんか。創業家が力持つのか…
姫川さんの尖った感じのやり方。
魚住さんの包み込むようなやり方。
取調べでは、顕著に出るのかな。
さすが、今泉さんが、頭 -
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ネタバレ微笑みに死す(三上延)
晴子さんの覚悟が凄まじい。
時坂家の血は繋ぎつつも正夫さんの拠り所を否定しないように守った。
祖父の明太郎さんは正夫さんが晴子さんを死なせたと考えたけど、晴子さんの自殺は正夫さんの為であっても正夫さんのせいではないだろうな。
でも正夫さん気付いてしまったんですよね。
名もない男(長岡弘樹)
頑なに名前が出ないと思ったけどそういう事か。
姓と名の区切りが重要。
いくら名前が羨ましかったとしても許されることではないだろうに。
ただでさえ嫌な思い出しかないのに自分が目指してた俳優になったって聞いて感情がぐちゃぐちゃなところ、地味に上からの許してくれよな。なんて言われたら手が -
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永井豪の『デビルマン』や『バイオレンス・ジャック』『酒呑童子』を思い出さずにはいられないストーリーにすっかりヤられた。
紅鈴の脳内キャストはsuu_22_か橋本環奈。おれはずっとsuu_22_で読んでた。
出血量は、そこらのスプラッター映画を軽く凌牙。血みどろ。大出血サービス。
知らなくはない中野、新宿、池袋が舞台というのがこれまたリアリティを倍化させる。
ラストシーンはやや尻切れトンボな感が否めないかなぁ。
けれど、アメリカン・ニューシネマを彷彿させるこういうエンディングは嫌いじゃない。と、いうか好き。
影響受けやすいもんで本書を読書している期間はトマトジュース飲んでた。美味いうまい。わっは -
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今年も夏はホラー!第三弾
しかし前作でもそうであったが、物語を考えるとホラーかな?しかし前作でも感じた事で分類は「ダークファンタジー」だと思う。
シリーズエピソード0。自分の中では一番良かった
まず、時代背景や設定にどこか懐かしさや素朴な人間味非常に入りやすい。
ストーリーも非常にシンプルで展開も速い、「絆」の意味も伝わる、冒険活劇の要素を全般に、人ならざる者の暴力、人情、哀愁、主人公「紅鈴」の魅力、登場人物の個性、何処をみても素晴らしい。
シリーズが完結している事が残念で仕方がない。
読み進めていく途中では、「シリーズ一番最初に読んでおけば良かった」と思っていたが、読後これはこれ最後に読ん