誉田哲也のレビュー一覧

  • フェイクフィクション
    人と人が絡み合いすぎて最後まで楽しく読めた。
    こういうジャンルの小説で出てくる宗教の内部がわからない気味の悪さは結構好き。
  • 月光
    この世には知らない方が
    良い事もあると改めて感じた
    愛する者の為に強く生きて
    愛する者を守る為に自らの命を差出す・・・
    そういう人間になりたいと思うと同時に
    守られた人間、残された人間が
    その事実を知った時どう感じるのか
    知らない方が良かったと思うのか
    辛い事実であっても知れて良かったと思うのか
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  • ブルーマーダー
    誉田哲也といえば「武士道シックスティーン」から入った私からすると、180°趣きの異なる物語に「作家ってスゲ〜」と感服した一冊。

    シリーズものらしく、時々前の作品を読んでいた方がよりわかるシーンもあるっちゃありますが、ストーリー展開がスピーディーでどんどん引き込まれていきます。

    かなりのボリューム...続きを読む
  • ノーマンズランド
    シリーズ文庫最新巻(のはず?)

    いいねえやっぱり、姫川班は。
    お馴染みの面々も続々と登場してくるし、新キャラ(?)もなかなかいい感じで味を出してくれてるし♫

    (何やら複雑に入り組んでいた)事件の内容はまあ、
    このシリーズを読むにはもはや、二の次の関心事項でしかないという(笑)

    姫川玲子の物語の...続きを読む
  • 歌舞伎町ダムド
    <ジウ・サーガ>7冊目。

    “歌舞伎町セブン”の義賊としての一面と、人間らしさが描かれた巻。
    ジウの後継者を名乗る人物<ダムド>が、歌舞伎町で殺戮を繰り返す。
    そして、ついに東弘樹殺害の依頼がダムドに。
    一方、子供を人質に殺戮要員として駆り出されたミサキ、こと伊崎基子も東弘樹殺害を命じられる。

    ...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    高校受験の塾に通っていた時、出題された作品。
    もちろん、内容は切り取られたものだったけれど、あっという間に引き込まれて、翌日自転車を飛ばして本屋に買いに行った思い出の作品。
    作者の誉田哲也さんはストロベリーナイトで有名だが、この作品は全く毛色が違う。
    相反する二人の主人公という、今まで幾度となく使わ...続きを読む
  • ケモノの城
    ものすごい作品。文章の表現力だけでここまで心を滅多撃ちの瀕死状態にできるとは…
    僅かな光が見えたと思ってもすぐに消されていく救いのない話。私は大好きです。
  • ソウルケイジ
    高岡と耕介の関係性がグッとくる。
    日下の意外な一面が見れたのも面白かった。
    読みながら推理して当たっていたりして、非常に楽しみながら読むことができた。
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序
    警察小説。切れ味抜群のアクション満載。女子2人の人情にグッとくる。
    悪漢のミヤジもまた苦悩の果てに大人になった人と2巻でわかっている。
    ジウの来歴は1巻の犯人が語っている。あの生い立ちで、そのセリフは…。何を言ったか美咲が知った時、私も思わず泣けてきた。
    悪い犯罪者だとは知っている。憎むべきだとわか...続きを読む
  • 世界でいちばん長い写真
    作家の名前だけで購入したのだが、武士道シリーズをもっと青春よりの小説にした本で面白かった。ギネスとなった実話を元にした本とか。
    親友が引越して一人になった弱虫の主人公の宏伸。リサイクル店を経営する祖父。変人で一ヶ月も世界を放浪し行方不明になるが、孫娘の従姉妹が店番をし、そこに宏伸は入り浸る。この孫娘...続きを読む
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    それぞれ際立ったキャラクターとテンポの良い展開。キレッキレのアクションも良い。
    誘拐事件の解決に向けた地道な捜査と、SATの訓練、ほんのりロマンスもある。
    ミステリーとサスペンスと、アクション、盛りだくさんなのにとっ散らかってない、緊張感のあるいい小説。
    ジウはどういう人物で、この先どのようになるの...続きを読む
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊
    前作よりちょっとミステリアス。
    Ⅲへの橋渡しになるのかな?これまでのジウの行動について、なかなか曲者の人物を通じて語られる。
    怪しげな思想、理想を語る、前作の犯人。これがこの先どのように影響するのだろう。
  • ハング
    巨悪と殺し屋。
    誰もが、あるようでなくないようであるように感じていることを小説という形で見せた。
    荒唐無稽な陰謀論?
    前半のヌルい海水浴シーンから始まって味方も敵も皆んな死ぬ。
    面白い。
    変な親心出して生かしておくなんてことしないで皆殺しにしたのは大変好ましいハードコアな判断であったかと。
    KILL...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    『独りでは生きる意味を見出だせない』
    ・宮本武蔵の五輪書をガチ読みする剣道部の現代JK
    ・日本舞踊出身の初心者だがなぜか強い剣道部JK
    誉田哲也さん。ホラサス特別賞なのにゆるふわほっこりさせられて感謝。
  • ブルーマーダー
    姫川 玲子シリーズと知らずに読み始める。

    マサさんがどうしてこういう人間になったのか気になります。正義、裏切り、失望 正義とはいえない行動 怖かった。

    ストロベリーナイトで竹内結子さんが演じた役ということで姫川さん登場シーン私の脳裏にも竹内さんが現れてストーリーが進行していきました。ピッタリです...続きを読む
  • 武士道セブンティーン
    前作より好き!香織が確実に成長している。美緒ちゃんがいい味出してる。たまにはさむギャグ?ネタ?もクスッと笑えて良い
  • ボーダレス
    坂系の子たちで実写化したらしいけど

    自分はハロプロ脳なので
    ハロプロの子たちに脳内変換。

    何はともあれ
    片山希莉=小田さくらは間違いない。
  • ストロベリーナイト
    最初の掴みから気味の悪さと先が気になる始まり方で一気に引き込まれた。
    姫川玲子の過去や警察同士の人間関係も面白く
    たまにある犯人目線の不気味で怖い感じ
    サスペンスとミステリーとホラーが混ざった感じでハラハラドキドキ、楽しめました。
    コイツ嫌いやわーと思ってたガンテツ勝俣主任も
    最後のほうで、本当はそ...続きを読む
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    人質事件を扱う特殊犯捜査係に在籍する二人の女性警察官の物語のよう。優しさを持って犯人説得に当たる門倉と、犯人と死に直面して闘いたい伊崎。特に伊崎から見ると門倉に凄い不満を持って見ている。中途半端に解決した事件で、責任転嫁された門倉は別な警察署へ飛ばされる。この事件で解決に導いた伊崎はSATに抜擢され...続きを読む
  • ケモノの城
    物語は全身に暴行の痕が見られる17歳の女性が保護されるところから始まり、監禁されていた部屋を調べた結果、無数の血痕と数名の殺人の痕跡が見つかる。猟奇的な殺人事件の全容がまるでテレビで刑事ドラマを見ている様に描写され、想像力を超えもはや見えて来るように感じられた。久しぶりにゾクゾクさせられたサスペンス...続きを読む