誉田哲也のレビュー一覧
-
高校受験の塾に通っていた時、出題された作品。
もちろん、内容は切り取られたものだったけれど、あっという間に引き込まれて、翌日自転車を飛ばして本屋に買いに行った思い出の作品。
作者の誉田哲也さんはストロベリーナイトで有名だが、この作品は全く毛色が違う。
相反する二人の主人公という、今まで幾度となく使わ...続きを読むPosted by ブクログ -
警察小説。切れ味抜群のアクション満載。女子2人の人情にグッとくる。
悪漢のミヤジもまた苦悩の果てに大人になった人と2巻でわかっている。
ジウの来歴は1巻の犯人が語っている。あの生い立ちで、そのセリフは…。何を言ったか美咲が知った時、私も思わず泣けてきた。
悪い犯罪者だとは知っている。憎むべきだとわか...続きを読むPosted by ブクログ -
作家の名前だけで購入したのだが、武士道シリーズをもっと青春よりの小説にした本で面白かった。ギネスとなった実話を元にした本とか。
親友が引越して一人になった弱虫の主人公の宏伸。リサイクル店を経営する祖父。変人で一ヶ月も世界を放浪し行方不明になるが、孫娘の従姉妹が店番をし、そこに宏伸は入り浸る。この孫娘...続きを読むPosted by ブクログ -
それぞれ際立ったキャラクターとテンポの良い展開。キレッキレのアクションも良い。
誘拐事件の解決に向けた地道な捜査と、SATの訓練、ほんのりロマンスもある。
ミステリーとサスペンスと、アクション、盛りだくさんなのにとっ散らかってない、緊張感のあるいい小説。
ジウはどういう人物で、この先どのようになるの...続きを読むPosted by ブクログ -
前作よりちょっとミステリアス。
Ⅲへの橋渡しになるのかな?これまでのジウの行動について、なかなか曲者の人物を通じて語られる。
怪しげな思想、理想を語る、前作の犯人。これがこの先どのように影響するのだろう。Posted by ブクログ -
『独りでは生きる意味を見出だせない』
・宮本武蔵の五輪書をガチ読みする剣道部の現代JK
・日本舞踊出身の初心者だがなぜか強い剣道部JK
誉田哲也さん。ホラサス特別賞なのにゆるふわほっこりさせられて感謝。
Posted by ブクログ -
人質事件を扱う特殊犯捜査係に在籍する二人の女性警察官の物語のよう。優しさを持って犯人説得に当たる門倉と、犯人と死に直面して闘いたい伊崎。特に伊崎から見ると門倉に凄い不満を持って見ている。中途半端に解決した事件で、責任転嫁された門倉は別な警察署へ飛ばされる。この事件で解決に導いた伊崎はSATに抜擢され...続きを読むPosted by ブクログ