誉田哲也のレビュー一覧

  • ジウX
    もうずっとこの世界に浸っていたかった。
    ずっと読んでいたいけど、読み終えたくない、そんな感じ。

    ジンさんと東さんの絡みが好きだ。
    いろんなしがらみから解放されたとして、この2人がどういう関係になり、どんな会話を交わすのかと想像するともう楽しみしかない。

    歌舞伎町セブンの仲間意識というか、もちろん...続きを読む
  • ブルーマーダー
    面白い!

    登場人物4人の視点で切り替えながら描かれている
    序盤はどの視点でも『静か』な印象
    静か、陰湿というような何処か覇気がないような雰囲気
    頻出する惨殺がよりその雰囲気を強く感じさせた

    『ブルーマーダー』となった元警察官
    彼の正義は守られて欲しい、変わらないで欲しい。
    そんな正義だった
    暴力...続きを読む
  • ジウX
    相互主義の法案いいね!
    これ本当に通ったらいいんだけど。

    でも中国人は怖いが、もっと怖いのは日本人?

    本編で、ある大企業を名前を少し変えて出てくるんだけど、
    そこまでしてその名前を出すということは
    現実にその会社は黒い企業なのかな。
    私は大阪人でありその企業は誇りでもあるんだけど
    知らないだけな...続きを読む
  • ジウX
    キョロキョロと厳しい眼差しで周りを警戒しながら街の中を歩きたくなってしまいます。

    しかし、理不尽な話ですね。何の用意もなく読みだしたら、先制パンチを食らっちゃいました。
    厳しい眼差しで注意を怠らないような人になりたくなったら、読むのが良いかも。

  • ジウX
    ずっと待ってました…シリーズ最新作…
    冒頭から身の毛がよだつようなグロテスクなシーンで誉田ワールドに引きずり込まれた…
    また、今回で一気に展開が進んだ感じ。これからどうなるのか。早く次の巻出てー!
  • ジウX
    待望の新作、誉田ワールド全開で一気読みであった。

    権威主義に対する国の在り方をテーマにしているようでNWOの実行部隊としてCATがかなり右寄りに、そして殺戮マシンとして凄惨に描かれている。

    NWOが歌舞伎町セブンとの共闘を持ちかけるなどNWOの組織としてのスケール感も見えた。

    セブンをしてもC...続きを読む
  • ジウX
    『ジウ』『歌舞伎町セブン』の続きー。

    以下、メモ。
    「新世界秩序」の実行部隊CATが登場。
    経団連やら日本学術会議やらで「脱中国」宣言。
    中国共産党幹部の息子が行方不明。
    ジロウは目をつぶされ、ミサキ(基子)ジロウの目になる宣言。
    ジンさん、色気あるイケオジ公式認定。好き。
    東さーん頑張ってー!思...続きを読む
  • オムニバス
    やっぱり、安定の面白さだ。

    本書は短編が7編収録されている、その名の通りオムニバスな作品。視点人物も、玲子だったり、11係のほかの面々だったりと様々だ。
    前作『ノーマンズランド』の続きである「それが嫌なら無人島」をはじめ、もちろんどれも面白かった。

    長編でドーンと一件の事件を描くよりも、こまごま...続きを読む
  • ドンナ ビアンカ
    誉田さんの作品で痛々しい描写と胸糞悪過ぎる描写が多いのだけど、今回の作品は愛に溢れてたので救われました。
    最初は村瀬の事を瑶子を付け回して、勝手に一人で盛り上がってる奴なのかと思ったのだけど、瑶子との間に愛が芽生えて、偽りの関係を本当の関係にする為に誘拐されて、指を斬り落とされて、なんかもう村瀬の瑶...続きを読む
  • レイジ
    作者名とタイトルからアウトレイジなバイオレンスものかと思ったら、良い意味で裏切られた。武道シリーズと同様に青春物語だった。
    中学時代に一度だけ加入したバンドでボーカルをやった礼二(レイジ)は、自分に合わないとして脱退する。バンドメンバーのワタルは、レイジの才能に嫉妬してレイジとの接触を断つ。高校時代...続きを読む
  • ボーダレス
    面白すぎて3日くらいで読んじゃた。いつも2週間くらい掛けてゆっくり読むのにすごい速さ。色々な視点で話が進んでいって後半交わってくタイプ大好き。読んでて気持ちがいい。記憶力がないからページをぱらぱらして戻る作業もまた楽しみでもある。紙ならでは。皆が人生の主人公って当たり前だけど忘れがちだから、1日を無...続きを読む
  • 妖(あやかし)の華
    吸血鬼として生きる切なさ、急展開なバッドエンド、ダークな世界観
    自分の好きなものを詰め込んでありました。
    シリーズ物みたいなのでほかも読んでみたい
  • 武士道セブンティーン
    武士道シリーズで一番好きな作品。
    読みやすいし、剣道をやってたから試合の書き方もとてもわかって楽しい。
  • ノーマンズランド
    あーやっぱり、誉田哲也の警察小説は、いい。

    姫川玲子シリーズも本書で9作目。玲子は変わらず主任警部補だが、内面の変化や周りの人間の変化が垣間見える。
    構成としては二本立てというか、ある事件と玲子の追う事件が初めは並行して語られ、ある地点で交錯して行くという、まあミステリではよくあるパターンである。...続きを読む
  • シンメトリー
    姫川玲子シリーズの短編集
    短編というボリューム感の読みやすさと
    一つ一つの物語がちゃんと面白い

    本のタイトルにもなっている短編の1つ、『シンメトリー』
    車との衝突による電車の脱線事故をきっかけにした殺人
    『シンメトリー』の意味を持つ描写を全て把握できたか分からない
    答え合わせが出来るならしてみたい...続きを読む
  • オムニバス
    姫川玲子、姫川班の中松、日野、小幡、それぞれの視点で描かれた作品集。

    会話の合間に心のツッコミが盛り込まれているので、プッと笑ってしまう場面が多く、暗くて重い事件もサクサクと読み進められるやりとりになっていて面白かった。

    次回の姫川シリーズは、新章になり、『ドルチェ』『ドンナ ビアンカ』の主人公...続きを読む
  • 武士道ジェネレーション
    久しぶりに武士道シリーズを読んだけど、やっぱり文句なしに面白い。
    香織のやもすれば ありがちな恋愛なんかに全くブレることなく武士道のみを追求する姿勢が清々しく、桐谷道場が守り続けてきたものもまさに武士道。
    悠太君が倒した宮永が何か気付きを得て欲しかったけれど、そこまで求めたら欲張り過ぎか。
    完結して...続きを読む
  • 妖の絆
    妖シリーズはそんなに好きではなかったが本作品でどっぷり沼に浸かった感がある。吉平さんの切なすぎる描写に胸を衝かれた。まさに純愛。紅鈴の優しさと残酷さが入り交じり、欣治が闇神となった経緯もこれで納得。悪役がホントわかりやすく感情移入も容易だった。あとは吉原暗黒譚を読んで総仕上げをするとしよう‼️
  • 誉田哲也が訊く!~警察監修プロフェッショナルの横顔~
    作家の誉田哲也氏が最後まで勤め上げた筋金入りの元警察官、元刑務官計6名との対談書。

    ドラマや映画等の警察監修をする会社「チーム五社」のメンバーと誉田哲也氏の対談内容は刑事小説のファンなら読むべき1冊!

    また、ドラマや映画でリアリティに欠ける場面があったとしてもこの1冊を読んておけば受け入れられる...続きを読む
  • ルージュ~硝子の太陽~
    ようやくジウシリーズ読みまくって、姫川シリーズとのコラボまで、追い付いた〜
    久々の第8弾!

    エグい!エグい過ぎる〜!
    やっぱり、戦争なんか実体験してると、平気なんかな…
    しかし…しかし…
    それも地位協定で守られて…

    ずっと前の事件が、現代で、また再現か…

    ジウシリーズとコラボって言っても、ジウ...続きを読む