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Posted by ブクログ
小説という形をとり『首木の民』たちへ作者からの強いメッセージ。
家庭でも学校でも無論職場でも、なかなか政治の話はされずタブー視されてきた。
そう仕向けてきた側は天空の城に住み、せっせと働く国民の血税を今日も吸い上げて、愚かな国民を見下ろしているのだ。
政治の事は難しいから分からない、興味がない
それはそう仕向けているから
システムを複雑にして難解にし
エンタメやスポーツで目眩まし
考えるのは面倒だし、好きな事だけ考えているほうが楽しいし。。。
でもみんなが目を覚まして気づけば
このマトリックスは崩壊するはず
現実に久和さんのような人が
これ以上命を狙われないよう
目を覚ます人が増えますように
Posted by ブクログ
今年読んだ本の中で今のところ1番勉強になりました。
私は経済に詳しくないので本作のようにわかりやすく説明してもらえる作品はありがたいです。
財務省の何が問題なのかイマイチよくわかっていない人にお勧めの1冊です。
日本経済の問題点や腐敗した政界、そして官僚たちの天下り問題について深く考えさせられます。
財務省解体デモが起こる原因について察することができました。
作者が小説を書く原動力は「怒り」だそうです。
世の中に対する怒りを作品として表現できるのはまさに天才の所業ですね。
ペンは剣よりも強し。
多くの人に読んで欲しい名作でした。
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大学の客員教授、久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。
運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある経済政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取調べは進まなかった。
一方、財布の持ち主を捜していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。菊池は交通事故を探っていたが、その事故には財務省のある人物が絡んでいた。
Posted by ブクログ
超痛烈な社会派小説。
こんなに財務省の闇を暴いて大丈夫なのだろうかと思うくらい。
誉田哲也さんがニュースキャストに、
「私が小説を書く原動力は『怒り』です。今回も、巨大な敵にガンガン喧嘩を売っています。」とコメントを出しています。
その怒り、めちゃくちゃ伝わりました。
前半は事件の進展と久和(くわ)の経済談義が交互に進み、著者が書きたいのは事件よりも経済の話なの?と思いました。
経済に弱いので理解できるか不安でしたがそんな私でも理解ができて、取り調べを担当する佐久間と共に考えながら経済を学べます。
ミステリーの要素は複雑なものではないけど十分に楽しめ、しっかり経済と絡んで国家に切り込んでいき、後半の盛り上がりは興奮しました。
父親に首木の話をされた人の回想がずっと誰なのかわからず、わかったときはそっちか!となりました。
硬い経済の内容と反して、志村署のメンバーの軽口やカジュアルな語りがおもしろいのもポイントです。
この本は財務省内で話題になっていたりしないのでしょうか?
久和のような人がいて、日本の経済を変えてくれたらいいのにな。
多くの人に読んでみてほしいです。
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