【感想・ネタバレ】Qrosの女のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月27日

芸能記者の闇と正義の狭間で様々な人間模様というか、人としての矜持の境界線とはどこなのだろう。そんな思いを胸に抱きながら読んだ。同じ場面でも視点が変わると全然違うものになるし、登場人物の解説が終わって動き出す物語もラストまで見逃せなかった。個人的には栗山さんの妹が本当にツボ。いい味出していたなぁ。

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Posted by ブクログ 2019年08月22日

4.6
好きな感じでした。
ちょっとドロドロするかと思ってましたが、爽やかにまとめてくれています。
とても読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2018年01月10日

CMで話題の謎の美女。
記者たちも何一つ情報を掴めず、ネットには憶測が飛び交う。
そんな中、CMで共演した人気俳優のマンション近くで彼女を発見!?
熱愛スクープだと記者たちは意気込むが。


現代のネット社会を考えさせられる作品。
章ごとに語り手と時間軸が変わり、頭の中で組み立てながら読み進める楽し...続きを読むさがあります。
黒でも白でもない誉田さんかな?

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Posted by ブクログ 2016年10月11日

芸能界やマスコミの世界が舞台の物語。CMに登場した謎の女性をめぐり追いかける週刊誌記者や芸能事務所や所属タレント達の視点を時間軸に細工を加え楽しませてもらった。結末がとても良かった。著者の作品は「幸せの条件」に続きまだ2作目だけどもっと読んで見たい。

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Posted by ブクログ 2023年07月17日

snsの怖さを単純だけど鮮やかに描いてくれた。それだけの内容といえばそうだけれどまぁ面白く読ませてもらった。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

最初なんだかいまいちかも。。と思いながら読んでいたけれど、途中からどんどん面白くなっていった。
ファストファッションのCMに出ていた謎の美女がネットに晒されてからのドタバタ劇。
スピード感があったので展開が早い!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月17日

ゴシップ記事って、追われるほうも追うほうもこんなに過酷なのですね。

どちら側からも複数の人の視点で語られるので、同じシーンを違うほうから見ることができて面白いものの、同じシーンが何度も出てくるせいで頁が増える。「はいはい、さっきも見たよそれ」てな感じになってきたところ、ラスト30頁でまったく予期し...続きを読むていなかった展開に。

そうですかそうですか。嫉妬は何も女性特有ではない。アナタがそんなにも黒い気持ちに染まっていたとは。じゅうぶん満足なヤラレタ感。断罪して終わりじゃなく、すべての人にとって良いように。鮮やかです。

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Posted by ブクログ 2020年07月10日

面白かった!

ネット社会の闇…
でも、逆手にとり日常を取り戻す!

展開に驚きつつ、スカッとする一冊でした

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Posted by ブクログ 2019年05月24日

爽快感味わえました。登場人物みんないい人で、著者には珍しいけど、引き出しの広さに感銘です。瑛莉さんやるな。

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Posted by ブクログ 2017年09月28日

駆け出しの芸能記者 矢口。
芸能記者として、ベテランの域に入っている栗山。
ブラックジャーナリストの園田。

週刊誌が、事件をつくる能力が、
最近もてはやされてるが、その暗部に光をあてる。

なぜ スキャンダルを おうのか?
という疑問をもっている。
栗山には、タレントを自殺に追い込むような記事を書...続きを読むいた
ことがあることで、一度挫折している。
それを、バネにして、人間への優しさを確保しようとしている。
週刊誌の記者なりの矜持があり、
匿名のネットの暴露に対しては 義憤を感じたりする。

何れにしても、誉田哲也のオンナを描くチカラを
物語に 命を吹き込んでいるようだ。
表に出たがらない貧乳の市瀬真澄。
目立ちたがりのオカマの佐々木りん。
小生意気で自己中心の福永瑛莉。
矢口の彼女 トド。
個性がからんで、彩りを添えている。

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Posted by ブクログ 2017年09月06日

CMで一躍有名になった謎の美女をめぐって、芸能記者の栗山がひょんな事から謎の美女を匿うことになり、彼女の問題を解決する。芸能事務所と週刊誌の微妙な関係と芸能記者の大変さが垣間見られる。

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Posted by ブクログ 2016年11月03日

芸能界って面白い!

いやいや、この本が面白かった!

全く興味を持たない芸能界。CMがどのように作られて、芸能雑誌がどのように作られているかなんて待ってく知らないし、まずもって興味がわかない。

読み進めていくと、いつものごとく話が頭の中で繋がっていかない。

登場人物は少ないが、なぜ?となってい...続きを読むる中、半分を過ぎた頃から、「もしや」とい思いが

そして、ふむふむと言う思いに。

しかし、最後にどんでん返しが。

いやー、楽しませて頂きました。

さわやかな文章で、人間の内面を描く、この作風にも共感を持てました。ありがとうございました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月30日

わずかなきっかけでアパレルブランドQrosのCMに出演することになった、女性。
CM出演を秘匿にしたため、謎が謎を呼び一躍謎の美女「Qrosの女」としてネットで騒がれることになる。

本人、追うマスコミ、章毎に視点が代わり描かれていく。
真犯人がイマイチな感じだったのと、「Qrosの女」本人がもっと...続きを読む孤高のタイプの方がよかったかな。

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Posted by ブクログ 2016年10月27日

作品終盤に掛けて、様々な伏線を回収し謎が解けるミステリー。安定感のある文章で面白い作品。誉田哲也氏の好きな方の作品。

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Posted by ブクログ 2016年10月14日

いただいた本です。ストロベリーナイトとか怖いイメージがあったけど、今回はグロさはなかった。すごく楽しく読めました。

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Posted by ブクログ 2016年10月10日

やっぱり好きな誉田作品。
誉田作品としてはエログロバイオレンスが全くないけど、テンポの良さと意外性のある展開はそのまま。
読後感もスッキリしていていい感じ。

映像化するなら栗山は安田顕さんがいいかなぁ。真澄は誰かな…若い頃の小西真奈美さんとかピッタリなんだけどな。

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

キャラも面白く、スピード感もある
展開も終わり方もうまい、
それでももっと面白くなっただろうという印象

園田をトリックスターにもできたろうし
肝心のキュロスの女に魅力がない

なんだかなあ

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Posted by ブクログ 2023年12月05日

誉田哲也作品は大好きでかなり読んでるが、ちょっと異色の作品だった。芸能界の裏側が描かれていて面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

2.75
キュロスというファストファッションブランドのCMに見た事もない謎の美女が出演し、その女性と記者、プロダクション、芸能人が絡め絡まれしていく
読みやすい、こんな事本当にありそうって感じ
現場、こーゆー近しい事で大変な事が起きてるからそーゆーのも考えながら読んでみてもいいかも

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月25日

矢口慶太
「週刊キンダイ」と記者契約をしている。人事異動で政治班から芸能班に鞍替えになった。

中里
慶太の大学の先輩。テレビ太陽のディレクター。

石上翼
業界全体に多大なる影響力を持つカリスマ。大手芸能プロダクション「プロダクションWing」の代表。

藤井涼介
人気俳優。QrosのCM出演者。...続きを読む

福永瑛莉
モデル出身の人気女優。QrosのCM出演者。

島崎ルイ
シンガーソングライター。QrosのCM出演者。父は映画監督の島崎潤一、母は昭和の大女優の香川よう子。

近藤サトル
イケメン格闘家。QrosのCM出演者。

大倉清二
QrosのCMを撮影した監督。

堀井
渋谷にある高級焼き肉屋「鳥幸」の店員。

村井保子
慶太が駆け出しの頃にジャイアンツの取材をして知り合った。

園田芳美
業界では有名なホラ吹きオヤジ。伝説のフリー記者またはブラック、ジャーナリスト。栗山が「週刊文秋」をやまるきっかけになった嘘の写真を掴ませた張本人。

斉木昭三
「スマッシング・カンパニー」の社長。園田に負けず劣らずの悪代官面した大狸。

十和田晴敏
ここ数年で驚異的に規模を大きくし、のし上がってきた中堅芸能事務所「GOプロモーション」社長。

芳村
キンダイの後輩記者。

加藤剛史
関東テレビのプロデューサー。

芝田絵美
キンダイの政治班の島で電話番をしているアルバイト。

中尾
キンダイ芸能班のデスクj。

池野
キンダイ芸能班社員編集者。

松山
キンダイ契約記者。

栗山孝治
慶太の先輩記者。生粋の芸能記者。

とん平
キンダイの古株警備員。

桑島隆平
海外でも評価の高いファッションデザイナー。クワジマリュウヘイオフィシャルシリーズの略でQros。Qqosのチーフ・エグゼクティブ・デザイナー。

遠藤千春
久岡リナの姉。新百合ヶ丘のクリーニング店で働いている。

久岡リナ
遠藤亜矢。栗山がスキャンダルを一本抜いた女優。記事が原因で自殺未遂を起こす。

林田。
週刊キンダイ編集長。

梶尾
フェイス・プロモーション専務。

橘ミク
梶山がニューハーフ・ショーパブ「エンジェルダスト」で撮った写真に写ってるQrosの女に似てる人。佐々木凛太郎。


「スマッシング・カンパニー」の現場でタレントのケアをするマネージャー。

倉持澄子
大が三つもつくくらいのベテラン女優。

沢口宏美
病院の御曹司と結婚したが女優業に対する認識のズレから離婚。栗山がインタビューした。

市瀬真澄
栗田が『罪の形』で福永瑛莉にインタビューした時にコーヒーを淹れてくれた女性。二十四歳。

栗山志穂
栗山孝治の妹。

岩崎智弘
「スマッシング・カンパニー」のチーフマネージャー。

内村千明
「スマッシング・カンパニー」の経理。

中畑
もとは「梅田興業」という大阪のお笑い系プロダクションの社員。

中沢壱子
「フェイス・プロモーション」のグラビアタレント。

アキヤマ
園田にQrosの女のプライベートを暴けと依頼。

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Posted by ブクログ 2020年08月16日

仕事で偶然会ったことがある女性が実はCMに出演している謎の美女で、更に偶然が重なって自宅に住まわせながら守るって、なんて男の妄想がたっぷり詰まった作品なんだろう。
芸能界にまつわるダーティーなエピソードがかなり登場するのですが、ワイドショーやゴシップ誌に全く興味を感じないので、あまり面白いと思わなか...続きを読むった。
ただ、ネット社会の気持ち悪さには共感できた。

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Posted by ブクログ 2020年07月26日

誉田さんは、とても器用な作家さんだと思う。バイオレンスものから青春ものまで幅広く書けてしまう。しかも面白く。

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Posted by ブクログ 2020年05月02日

3.5
主要登場人物それぞれの視点で… 一人称が次々と入れ替わり進んで行く推理?小説。

芸能事務所・スマッシングカンパニーの事務職・市瀬真澄は、たまたまヘルプで入ったファッションブランド・QrosのCM撮影の現場で、クライアントに見染められ急遽人気俳優・藤井涼介の相手役に抜擢される。
結果、CM...続きを読むが予想を大きく上回る好評を得た事で謎の共演女優「Qros」の女を探る声がネット上で盛り上る。
この事態に向けたスマッシングの看板女優・福永瑛莉の猛烈な敵対心を受け、事務所は一切の情報を遮断し全てを無かった事にしようとするが、ネット上の追跡は過激さを増し、もはや真澄が身の危険を感じる程に至ってしまう。

その頃、Qrosの女を追っていた週刊キンダイの記者・栗山は業界の取材で得た情報からQrosの女にそっくりなニューハーフ・ミクと出会い、その眼鏡姿からヒントを得てついに「Qrosの女」特定に至る。
そしてその追跡中に園田の家から逃げ出た真澄を助け、自分のアパートで匿う事になるのだった。

一方、ネット上のQrosの女特定に大きく関与したゴロツキジャーナリストの園田は、自分のネタが手元を離れ一人歩きした事に激怒し、勝手に拡散させた依頼主を突き止めようと行動を開始する。
ある日、策を弄し、まんまと真澄に接触する事に成功するが自宅に連れ込んだ所をヤクザに襲われ真澄を置いて逃走する。

真澄を中心に、栗山、園田、事務所、人気俳優、それぞれがそれぞれの抱えている「思い」で絡んで行く。

ネット拡散の犯人…
そしてその結末は…

◯栗山孝治…生粋の芸能記者。過去に自分の記事が原因でアイドルを死に追いやった事を悔いている。

◯矢口慶太…週刊キンダイの芸能記者。栗山のサポートでQrosの女のスクープをゲットしたと思いきや…。

◯市瀬真澄…スタイル抜群で美人。芸能事務所に勤めているが、芸能界入りには全く興味がない。

◯栗山志穂…栗山の妹。突然連れ帰った真澄を軽いノリで受け入れ信頼を得る。IT関連に強く犯人特定に助力。

◯園田芳美…業界で有名なブラックジャーナリスト。
過去、栗山がアイドルを死に追いやった記事のガセネタを掴ませた男。

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Posted by ブクログ 2018年11月12日

ラノベ?と思うほど設定がポップ。純文学ほど深く人間の心を描いていない所にエンターテイメントの楽しさがあるのかも知れないが、ややご都合主義のストーリー展開からは、出版業界や芸能界の描き方も、適当な妄想?と思ってしまうが、それでも読んでいると漫画のように楽しい。

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Posted by ブクログ 2018年09月30日

文春×ジャニーズ×芸能裏話、みたいな話だった。
さっと読めるし、面白いけど、それだけかなー。作者に何を求めるのか、というところなのかも。

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Posted by ブクログ 2017年10月25日

ネット上で話題の謎のCM美女「Qrosの女」をめぐり、週刊誌記者が奮闘するサスペンス長編。
魑魅魍魎の世界である芸能界が舞台だけに、お互いに敵か味方か分からない状況が展開を面白くする。各章ごとに主人公が異なり視点を変えることで、同じシーンが立体的になるという3D小説になっている。やっぱり誉田哲也氏は...続きを読むただ者ではない。

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Posted by ブクログ 2016年12月08日

途中まで けっこう面白いと思って読んでたんだけど 最後が締まらない感じだったなぁ。
誉田哲也は やっぱりストロベリーナイトと その次のやつ あれがベストというのは変わりなし。

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Posted by ブクログ 2016年11月07日

誉田さんらしく、テンポよく展開していくので、どんどん読み進めていく。でも、ラストはちょっと物足りない感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年10月17日

芸能界と週刊誌の裏側の話という感じ。つくづく芸能人って大変だなあ思う。。人のプライベートをリークして何が楽しんだか。週刊誌は嫌い。でもそれを楽しんでいる読者がいるのも確か。
読みやすかったけどQrosの女の正体もすぐ分かっちゃうし、最後にオチでもあるのかと思ったらそうでもなくて、チャンチャンって感じ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年10月08日

誉田哲也の長編エンタメ作品
謎のCM美女を追う週刊誌記者と、追われる美女それぞれの視点からの展開を、時間軸をずらしながら描いていきます。
第三章あたりから一気読みの展開でしたが・・・
クライマックスの落とし所というか、何かリアリティに欠ける結末が少々残念な読後感でした・・・

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