誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ好きな作家さんなので、評価高いです。
久しぶりに平和な誉田哲也さんの作品でした。
ただ、主人公の才能ある行動力がある女性というのが誉田哲也さんらしいですが、誉田哲也さんの作品で何回も見たことあるようなキャラクターだと思ってしまいました。
姫川シリーズや、武士道シリーズなど、。
もちろん面白かったのですが、
今後出版される本で傑作というのは出ないのかなと思いました。
もう1人の主人公の男のミュージシャンが作者の投影なのかなーと思ってしまい、もう出し尽くしたのかなと勝手に考えてしまいました。
大変失礼なことだと思いますが、私が思った感想です。
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Posted by ブクログ
バンド界隈では良くある話し。
バンド青春ストーリーの光と影。光と影の比率は2:8くらい。
コンプライアンスが現代(2025年)程厳しくなかった1980年代の渋谷や新宿の猥雑な文化的背景が懐かしい。
街の臭いが蘇った。
年代的に近いし、知らない世界の話しではないので、あっという間に読み終わった。
途中、鼻白らむところもなくはなかったが概ね楽しめた。
ブラッディ・アッシュのVoジャックさんのその後が気になる。オーバードーズで死んだか、サツか893にパクられたか、いずれにせよロクなその後を過ごしてはいなさそう。
期待を裏切るスピンオフ希望んぬ。 -
Posted by ブクログ
ハイ!分かってます!
下唇を噛んで!ダイ、ヴァー!!やな!
掴みはこの辺で(^◇^;)
近未来の日本…
半分、ヒャッハーの世界になっとるな。
不法移民の事は、異人って言うみたい。
国籍もないヤツらが、日本で好き勝手する!
罪もない日本人がなぶり殺し!
許すまじ!
(異人の設定が、言葉も単語の組合せで、日本語喋れんとか極端な気もしなくはないけど)
そこに、颯爽とケンシロウが、ちゃうちゃう、ダイバースーツ着た黒いヤツが!
異人を
「ひでぶー」
「グシャー」
「ボコッ!」
って、感じでやっつける!
必殺仕事人より力技!
やはり、「北斗の拳」に近いか!
グランダイヴァー!日本を守ってくれ -
Posted by ブクログ
前作『妖の華』の中で紅鈴が楽しかったと語っていた欣治、圭一との青春物語。
真っ赤に血塗られてはいるけれど眩しく楽しい。
『妖の華』の前日譚、エピソード ゼロ。
映画では、こういう構成は良くあるけど小説では初めて。シリーズもののストーリーの組立が上手い。
『妖の華』で既に読者が知っている昔こんな経験をしたらしいという概要に具体性が加わって、リアリティ増し増しになるのが二郎系で嬉しい。体には良くないけど葫と背脂もいっちゃおう!
その先にある破滅に向かって突き進んでいるのを知っているだけに楽しく語られている青春物語の味わいも深まる。
前作同様、気分を盛り上げるためにトマトジュースも欠かせないw
これ