誉田哲也のレビュー一覧

  • ソウルケイジ
    父性を主題とした事件。姫川と日下のライバル対決はなかなかの展開、一方、菊田とのラブストーリーは興醒め感を拭えず、残念
  • ジウX
    数年ぶりのジウシリーズ最新刊。今回は政治的のも踏み込んだ力作だった。しかし、誉田哲也の描写はリアル過ぎてグロい。
  • オムニバス
    やはり、姫川玲子シリーズは惹き込まれてしまいます。今回彼女が小説を読むのが苦手だと話していますが理由が変わっていてびっくり! 「自分が思ってた結果じゃないと裏切りられた気がして腹がたつし、自分の思ってた通りの結末だとつまらない。著者と知恵比べしちゃう。騙されないようにするのが一番重要になっちゃって全...続きを読む
  • ガール・ミーツ・ガール
    音楽にかける熱い思いがあふれる作品

    前作が事件の推理っぽい内容だったので、同じような展開かと思ったら全然違う。
    ひたむきな音楽への情熱と友情の物語でした。
    続編が出て欲しい本です。
  • ノーマンズランド
    先日、久しぶりに姫川シリーズのオムニバスを読んで、すっ飛ばしていた長編を読んだ。結果、色々繋がってスッキリ。
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊
    基子がどんどん好きになってきた、殺しっぷりが目を背けたくなるような、目が離せないような。
    それにしても導入から何からドラマ的。実際ドラマではどう表現してるんだろう
  • ドンナ ビアンカ
     魚住久江。
     警視庁練馬署の組対課強行犯係所属。階級は巡査部長で年齢は 42 歳。まさに油の乗った捜査官だ。その女性警察官の活躍を描く警察サスペンス。シリーズ2作目。
                ◇
     外食チェーンの専務が誘拐された。犯人は専務の携帯を使い、身代金2千万を要求するメールを社長の携帯...続きを読む
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係
    最初は時代の古さ(セクハラに対する認識とか)に慄いたものだけど、読んでみるとかなり面白い。描き方とかがドラマ的でエンタメだなぁ、と思う。飽きさせないようになっている。美咲と基子の対比っぷりが良い。
  • 背中の蜘蛛
    捜査が難航している事件が、急に解決にいたる。何が起こっているのか、真相を探る話。

    実際に起こっていたらと思うと、ゾッとした。専門用語がちらほら出てきて、少し難しかった。
  • 感染遊戯
    姫川シリーズのスピンオフ
    一息つくのにちょうどいい作品
    ただ登場人物が多く、貴方は何を抱えて…?となる

    ガンテツ中心のストーリー

    彼の傲慢な捜査態度はいかがなものかと思いつつも、本質を見抜くセンスや経験値は群を抜いていて面白い

    薬にまつわる役所・会社の重要人物が被害者となる短編集
    短編一つ一つ...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    シリーズ本は基本読みませんが、見事な別腹枠でした。

    そして剣道を頑張っていた人なら
    よりこの面白さが楽しめるかと思います。
    あさのあつこ以来の文才か!と、ページを捲る手が
    気持ち悪いほど止まりません。
    あっという間にめでたく全シリーズ、読破しました。

    ちなみに私の身内に剣道を教えているしてる人が...続きを読む
  • オムニバス
    姫川シリーズ好き。頭の中では竹内結子さんが動き、喋っている。西島さんや武田哲也さんも出てきて、本当に皆さんハマり役だったな。
  • ドンナ ビアンカ
    「オムニバス」(姫川シリーズ)読んで、最後に登場しそうなこと書いてあったので、魚住シリーズも完読!

    誰かの死の謎を解き明かすことより、誰かが生きていてくれることに、喜びを感じる。
    そういう刑事さんなんで、血ドバドバは少な目なのは、残念な気もする(^^;;

    しかし、捜査一課のラブコールを何度も受け...続きを読む
  • ドンナ ビアンカ
    誘拐事件&恋愛ドラマ。2つの物語が徐々に近づいてく様は読んでて気持ち良かった。人間味もあって所々面白い。ただ、悪く言えば緊張感がなかった。
  • あなたが愛した記憶
    久しぶりのミステリー、それも裏表紙にはノンストップ恋愛ホラーサスペンスと書いてあった。作者のシリーズには「妖」があるので、それが近いかも知れない。
    プロローグで、主人公の探偵が1才にも満たない赤ん坊を殺し、自ら警察に電話して捕まったとある。探偵の友人は赤ん坊にミカンを食べさせたことで主人公の行動が急...続きを読む
  • 背中の蜘蛛
    監視社会、プライバシーに踏み込んだ捜査の是非を暴いていく。IT社会において個人情報は丸裸も同然だが、それを用いた犯罪捜査は果たして認められるべきなのか。犯罪捜査とプライバシーの境界とは?そんなことを考えさせられた。
  • 歌舞伎町ゲノム
    現代版仕事人。ジウ読んだのは結構前だけど、伊藤基子=ミサキが無人格メスゴリラ化しているのが、なんかやるせない。
  • ノーマンズランド
    【2023年101冊目】
    北朝鮮拉致問題が絡んでくるとは露にも思わず、今回もいろいろな事件が複雑に絡まりあって、も〜複雑でした。そして、「ソウルケイジ」のとある描写に血の気を失いながら読んでましたが、今回はもっとやばかった。手の力全部抜けたので、時折振ってなんとかしようとしたくらい。詳細な描写怖い。...続きを読む
  • オムニバス
    【2023年102冊目】
    短編集としては3作目?かな。長編よりも背景等が複雑じゃないのでわかりやすくて助かります。ただ、短いお話の中にも「そ、そんな背景があったのか…!」と驚かされることが多く、やっぱり姫川玲子シリーズは面白いなぁと安心して読めるわけです。

    まさかのダークホース的に浮上してきた武見...続きを読む
  • ヒトリシズカ
    事件を重ねて浮き上がっていく人物像にぞわっとする。それぞれの事件の概要をメモしておけば良かったと思うほど絡み合う5つの話。最後まで静加自身で語られる事のない部分にイヤミスっぽさがありつつも語られないからこそ彼女の暗さが浮き彫りになり魅惑的になるようにも感じた。