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法では裁けぬ悪を始末するという、伝説の暗殺者集団・歌舞伎町セブン。死んだ親友の交際相手の男を殺して――という女性からの依頼が舞い込み、動き出した彼らだったが……。「復讐」という言葉のもとに、数々の人間模様を目の当たりする彼らの日々を描く。新メンバー登場、そして謎の組織も再び動き出す、〈ジウ〉サーガ最新作。
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Posted by ブクログ
初めてこの作家さんの本を読んだ。短編集って言うのかな?それも初めて読んだけれど、なかなか面白かった。本当はグロい内容な筈なのに、なぜサラッと読めるのだろう?文体なのかな?そのシリーズ、全て読んでみたくなった。
ジウサーガの短編集 面白かった。 短編集って気軽に読めるので、やはり一気読み!あっという間に終わってしまった。 セブンのメンバーのそれぞれの一面が感じられてとても面白かった。 これからの壮大な展開を思わせる終わり方に期待を込めて次作を待とうかな。
面白かった! このシリーズがとにかく好きです。長編もいいけど、今回のような短編も最高でした。 特に、歌舞伎町セブンの個性溢れるメンバーの知られざる複数のストーリーにお得感だったのは短編ならだからかな、と思いました。
待望の文庫版。一気読みしてしまいました。 読むまで短編集と知りませんでしたが、セブンとして比較的小さな(?)仕事の物語を知ることができて良かったです。新メンバー加入含めて。 次回作にも期待しています。
誉田哲也『歌舞伎町ゲノム』中公文庫。 〈ジウ〉サーガの第9弾。ジロウ、市村、杏奈、シン、陣内のそれぞれの視点で描かれる5編の連作形式の短編で、現代の必殺仕置人、歌舞伎町セブンの活躍を描く。 今回も法の網をかいくぐり、悪行の限りを尽くす悪党どもに歌舞伎町セブンが胸のすくような正義の鉄槌を下す。 ...続きを読む短編であるがためか、少々物足りない気がする。出来れば長編で歌舞伎町セブンの活躍とスリリングな物語を味わいたいものだ。 『兼任御法度』。ジロウの視点で描かれる短編。三人組の大学のラグビー部OBによる極悪非道なレイプ事件。被害者の女性は自殺し、思い詰めた婚約者の男は歌舞伎町セブンに復讐を依頼する。 『凱旋御法度』。歌舞伎町ナンバーワンホストのテルマが雇ったエジプト人運転手のアイマンが交通事故で死亡する。間近に帰国を控えた人の良いアイマンは何者かに暴行を加えられ、ふらふらになったところを車に跳ねられたらしい。市村は半ば強引にテルマから依頼を受ける。 『売逃御法度』。杏奈の元に来た依頼。29歳の女性からの恋愛相談という触れ込みだったのに、親友の35歳の女性が会社役員の男性に弄ばれて亡くなったので、男性を殺して欲しいという依頼に変わる。報酬は破格の300万。美味しい話には裏がある。 『改竄御法度』。シンが特殊清掃の仕事で処理したのはホストの死体だった。仕事に行く前にヤクザから逃げる少女から預かったICレコーダー。その後、その少女からある依頼を受ける。 『恩赦御法度』。ある夜、陣内にフリーライターの土屋昭子からの助けを求めるメールが入る。もっとも〈ジウ〉サーガを感じた短編。 本体価格740円 ★★★★★
【2023年169冊目】 歌舞伎町セブンを軸にした短編集。すかっとする話から、短編集ながらも登場人物の関係性が大きく前進するものまで、いろいろと詰まっておりました。セブンの7人、みんな好きですね。新メンバーも良い感じです。人間くさくて。だからこそ「始末」ができるんだろうなぁと思ったり。 「売逃御法...続きを読む度」だけ、ちょっと毛色が違いました。欲望と献身の歪みがすごかった。 現代の勧善懲悪話、なんぼでも読みたくなります。
現代版仕事人。ジウ読んだのは結構前だけど、伊藤基子=ミサキが無人格メスゴリラ化しているのが、なんかやるせない。
今回のは、何か壮大な話というより、セブンの仕事ぶりみたいな短編集。 全てのタイトルに◯◯御法度って、御法度が付いてる。 意味は、「法律によって禁じられていること、一般に禁止されていること」を指します。 セブンのやり方も御法度やけど、ここでの意味は、歌舞伎町でのあかん事なんか。 なので、あかん事す...続きを読むるヤツを闇に葬るほんまの仕事人みたいな話で進んでいく。 セブン(7人)が基本なんやけど、この間、一人やられたので、新メンバー登場! まぁ、この人も話の中では、ちょくちょく出て来るので…秘密(^_^)v このメンバーの参加で、揺り籠から墓場まで!になった!ばれたか^^; 後半になって来て、何か怪しい予感が… また、あの組織と対決するんかな? 次も楽しみ! もう少し、東さんも活躍して欲しかったな〜
歌舞伎町を守る伝説の殺し屋『歌舞伎町セブン』。 悪を闇に葬るのにはスカッとする。 上岡の後釜の7人目は、誰⁇ 東⁇ 土屋昭子⁇ と、思っていたら、以外な形で決着。 ジロウ、市村、杏奈…のメンバーにスポットを当て、物語が展開していく… 最後には『NWO』につながっていく。 『歌舞伎町セブン』と『...続きを読むNWO』、どう決着をつけるのか… いよいよ『歌舞伎町セブン』を潰しにかかるのか… 土屋昭子は『歌舞伎町セブン』にどうかかわっていくのか… 東は⁇ 赤坂署に異動となり、何をしているのか⁇ 『NWO』により左遷されたのか⁇ 『ジウX』が楽しみだ。 誉田哲也には嵌められ続けている。
次も楽しみだけど、正にこのために読んできたという感じ。それぞれが深掘りされててこのまま短編刻んでも良いと思うぐらいユーモアもあって面白かったです。→次回待ち →→ノーマンズランドへ
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