ドルチェ

ドルチェ

605円 (税込)

3pt

元捜査一課の女刑事・魚住久江、42歳独身。ある理由から一課復帰を拒み、所轄で十年。今は練馬署強行犯係に勤務する。その日、一人の父親から、子供が死亡し母親は行方不明との通報があった。翌日、母親と名乗る女性が出頭したが(「袋(ブクロ)の金魚」)。女子大生が暴漢に襲われた。捜査線上には彼女と不倫関係の大学准教授の名も挙がり……(「ドルチェ」)。所轄を生きる、新・警察小説集第1弾。

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ドルチェ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    魚住久江さんを知ろうと思い読み進めていった。
    良い人だ‼︎
    このシリーズは殺人事件ではなく、生きている。生きてくれることに喜びを感じる。という姿勢にとても魅力を感じた。
    派手な殺人事件も面白いけれど、生きて行く事に重点をおいた作品も良い。
    しばらく殺人漬けだったので、心の休憩が出来た。

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    元捜査一課で、現在は練馬署強行犯に所属する魚住久江が主人公として活躍する短編集。
    姫川玲子シリーズと比べるとグロさはあまり無いがその分、現実に近い緊張感や人間模様がより鮮やかに描かれている。
    もし彼女が姫川班に加わったら、どのような化学反応が生まれるのか──今後の展開がますます楽しみだ。

    0
    2025年10月03日

    Posted by ブクログ

    強行犯係の為、ストロベリーナイトのような派手さや残忍さは無いが、殺人一歩手前の心情が虚しい程に表現されている。
    ブルードパラサイトの話が一番好き。奥さんの気持ちを考えると辛い。殴ってくれてありがとう。

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

    元捜査一課の女刑事、魚住久江が主人公。光文社の『ストロベリーナイト』姫川玲子とは異なる感じで、面白かった!

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    魚住刑事の短編集。姫川玲子シリーズと比べると地味だけど、魚住さんのキャラも立っていてまあまあ面白かった。

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    「マリスアングル」を読んで魚住さんの事件捜査の話を読みたくなりこちらを拝読。誰かの死から始まる捜査に嫌気が刺すというのは、ああその通りだよな…とずっしり響きました。魚住さんはべつに人情の刑事というわけでもない、けど、やさしくて、ままならない現実に辟易しながらも理想を追い求める、とても強い人だと思いま

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    オムニバスの最後の辺で、彼女の名前が…
    新たな女刑事やな!って感じで、既に手元にあって、積読本の中から、優先度を最高にして読んでみた。
    捜査一課のラブコールを断り続ける彼女。死んでからやなく、生きてるうちに何とかしたいという思い。

    はっきり言って、姫川さんと比べると、派手さはない!(断言)
    あんな

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    最初の二篇までは主人公のキャラがイマイチ掴めず
    ちょっと地味だなぁと。
    まぁ姫川がキャラたち過ぎてるしな〜_φ(・_・
    そしてジウの2人は嫌いですし笑

    バスストップあたりから、あら?魚住さんいいじゃない?ギラギラしてないし?好きかも…

    40過ぎの独身刑事でタバコ吸って1人鍋だけど
    ちょっと乙女入

    0
    2022年10月04日

    Posted by ブクログ

    中年女性刑事が主人公
    独自の観点から事件を解決していく
    常に柔らかな物腰は読んでいて安心させられる 
    日常に間近にある事件に絡む複雑な人間模様
    どれにも共通しているテーマは 愛情
    愛故に起こしてしまったその行動は法で裁かれはすれども、果たして誰がそれを咎められようか
    人情派刑事の言葉や行動が胸を打つ

    0
    2021年10月03日

    Posted by ブクログ

    3.5
    魚住久江シリーズの第一弾。

    警視庁練馬署強行犯係・巡査部長・魚住久江(42歳)は、かつて刑事の花形・捜査一課に在籍していたが、人が死んでからでなく、死なぬようにする捜査に気持ちが傾き、昇進による移動後あえて所轄に止まっている。

    0
    2021年01月12日

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