島田荘司のレビュー一覧

  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    御手洗のいない中で石岡君が頑張っていたのは良かった(笑)しかし最初の密室の謎とかちょっとどうしたんだ?って感じだった。そして初期の殺人もかなり傍迷惑な感じで。とりあえず里美との出会いや石岡君の独り立ちということで楽しめばいいのかな(笑)

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    2025年10月10日
  • 伊根の龍神

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    そういや暫く御手洗シリーズの新刊探してないなっておもって調べたら出てたので勢いでゲット。
    読み始めてすぐ、最近の作品は社会派・政治色強めなの思い出し「しまったなあ〜今重い話読みたくないな〜…」と思ってたらやっぱりその流れでしたわ。
    ラスト1/3くらいから。ずっと。あ、ミステリー部分はもう私みたいな何も考えない読者ですら、それまでになんとなく「あ〜こういう事なんだろうなあ」程度には答えが分かってしまう……。

    そして御手洗はやはり空気。
    それでも喜んじゃうファン心理……。

    エンタメ本格ミステリー御手洗石岡くんものが読みたいよ〜!
    ははあ!って言って一人テンションぶち上がる御手洗とそれに若干引く

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    2025年10月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ネタバレ

    読者への挑戦状、探偵役に完全に委ねてしまい自分では全く分からなかった。アゾートがあると思うから、6人の死体だと思うわけで、アゾートの存在や平吉の手記自体を疑うなら、首の無い死体こそ犯人と思い至るべきだった…金田一少年を通っていないから、ネタバレ?は踏まずに読むことができた。
    また、時子が失敗しその都度カバーしながら犯行を重ねたため、第一の平吉殺しが逆に不可解になっていたのかとも理解できた。

    ただ、感想ブログにもよくあるように、いくつか疑問点などは残った。
    ①5人が同時にジュースを飲むか?(毒の回りが遅いなどの描写があれば、症状が出る前に全員飲むかもしれないが…)
    ➁結構都合がいい
    時子が本当

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    2025年10月08日
  • 星籠の海(上)

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    御手洗さんも言っていたけど
    石岡くんがさらにバカになっている?
    (とくに女性に対して)笑

    上下巻、のわりに長さは感じず、さくっと読み終えた。
    飽きることなく読めたけど、内容はすぐ忘れてしまいそう。島田荘司作品の文量のボリュームを浴びたかったけど脱線や謎解きは軽め。

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    2025年10月05日
  • 水晶のピラミッド

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    ネタバレ

    この頃の島荘は叙述が過剰気味なのがかったるいですが、謎の創出と演出がに関しては一流ですね、5000年間も謎に包まれたピラミッドの前には密室も天上溺死という異様な状況も霞む。
    ピラミッド○○○説は作中でも示されているように無理がありましたが、密室の方にはガス置換で応用可能なんじゃないでしょうかね 先人が誰かやっていそうですが

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    2025年09月28日
  • 高山殺人行1/2の女

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    初期の吉敷シリーズの様なタイトルなのに実はノンシリーズのサスペンス。 トラベルミステリーの時刻表系は退屈だが、正真正銘のドライブミステリーなので、話の展開もスポーツカー並みの疾走感があって心地良い。1980年代はいろんなジャンルに挑戦してるなあ

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    2025年09月28日
  • 眩暈

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    ネタバレ

    『占星術殺人事件』を読んだのでどうせならと『眩暈』も再読したが、こちらは初読時の感慨を偲ぶこともなく、淡々と読み進めた。手記の魅力もその真相も占星術には叶わないから尚更かな。 教授と御手洗の精神分析や生物・遺伝学談義は興味深く読めた。

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    2025年09月27日
  • 展望塔の殺人~吉敷竹史シリーズ7~

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    ネタバレ

    読み落としていた吉敷竹史シリーズ!しかし吉敷はほとんど名前だけの登場であり、シリーズものの楽しみはない。 表題作の展開は『奇想、天を動かす』を想起させる。受験戦争は「父親の経済力」と「母親の狂気」だと40年前に島田荘司によって既に問題提起されていた。 乱歩『目羅博士の不思議な犯罪』の島荘版とも呼べる『死聴率』や、亡霊と偶然と奇想が光る『発狂する重役』が特に面白い。

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    2025年09月27日
  • 御手洗潔のダンス

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    ネタバレ

    タイトル通り御手洗潔が小躍りするような謎が詰め込まれた短編集 。どいつもこいつも面白い。
    特に2つ。『山高帽のイカロス』は空を飛ぶ幻想画家が20m上空で死亡するという衝撃的な導入と真相でグッと引き込まれた。 『とある騎士の物語』くらい強引なトリックとロマンスが組み合わさると島田荘司といえばこれだなあと安心します。

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    2025年09月27日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ネタバレ

    ミステリー好きにオススメの本を探しており、ネットで検索したところヒットしたので購入。

    良かったところとして、犯人の正体、そのトリックにびっくりさせられたところ。
    最近のミステリーにはない、ぶっ飛んだ感じ。十角館の殺人を読んだ時に違い衝撃でした。

    文章は盛りだくさん、少し古い言い回しもあり読みにくさが若干ありました。

    あと探偵や登場人物に感情移入がしにくかった、かな。(本を読む時の自分の癖なので、ここは好みによりますが)

    ミステリー好きにオススメですが、私は⭐︎3です。

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    2025年09月04日
  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    御手洗シリーズのキツさを想像すると別物なんですが、これはこれで、御手洗自身の若さも感じられる気がしてにっこり…☺️
    そしてあったかいラストで、血生臭さを期待する身にはじんわりと違う良さを感じられる素敵な作品でした…。

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    2025年09月03日
  • 御手洗潔のダンス

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    読んだ本 御手洗潔のダンス 島田荘司 20250901

     おなじみの御手洗潔シリーズ。そして短編集。おなじみの引っ張る系のトリックなんかもありつつ、「ある騎士の物語」はなかなかいい話だったな。唯一トリックを見破れそうなお話ではあったんだけど、なんとなくこれが材料だよなと思いつつ、目星は付きながら全部をつなぎきれない。けど、欲得と愛情の対比が物語として効いてますね。
     謎解きとしては、ちょっと解けないだろうって感じだったんで不完全燃焼ですが、御手洗潔シリーズのベーシックが詰まった一冊って感じでした。

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    2025年09月01日
  • 伊根の龍神

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    御手洗シリーズ相変わらず面白かった。
    今回はちょっと毛色が変わっていたなぁ~
    ストーリーテラーは変わらずグイグイと読ませるのが上手ですな。

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    2025年08月28日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    占星術殺人事件で御手洗シリーズが気になって読み始めたから、御手洗が出てこなさすぎて正直しんどかった〜!
    つまらないとかじゃないんだけど、御手洗見たさに手にした本だったから、まさか300ページ以上も、名前すら登場しないとは思わず、、、。
    すごく勝手だけどまだかな…とガッカリ気味の気持ちで読み進めてしまった。
    名前が出たのは313ページ、描写が出たのは316ページでやっと喋ったのが317ページ、、、長かった…。
    占星術殺人事件がおもしろくて、御手洗もキャラ立ってるし次も読もうと思って何気なく読み始めただけで、別に御手洗の大ファンとかでもないはずなのに、ここまでが長すぎて登場した時めちゃくちゃ嬉しか

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    2025年08月24日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    御手洗潔シリーズ第1作目。御手洗潔シリーズにハマればいつかは読む作品。奇想の源流はここにあり。途中で眠くなりましたが、最後まで読んでぜひトリックに目を見張ってください。

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    2025年08月22日
  • 屋上

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    驚天動地のトリック。それはないだろう、と思うのですが、ゴッドオブミステリーの島田荘司先生なら許される。

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    2025年08月22日
  • 伊根の龍神

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    久々の御手洗潔!
    恐竜や重力、惑星の自転の話や、始皇帝と徐福にまつわるエピソードのひとつひとつが面白い。
    龍神というファンタジーな要素を上手く田舎の舟屋と絡めリアリティをもたせる世界観の描き方はさすが島田先生。政治色も強く社会派ミステリは得意ではない私ですが臨場感でするすると読めました。
    御手洗の登場でいつものことながら安堵。
    涙腺ゆるんじゃう情けない石岡くんが好きだなぁ。
    麗羅ちゃんも良い起爆剤になってくれました。石岡くんが未来の幻と評した彼女が私は存外好ましいです。

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    2025年08月19日
  • 水晶のピラミッド

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    御手洗シリーズ!
    壮大、壮大だった。時代も国境も超えて色んな場面で事件が起こる。
    ほとんどが外国人名だから、海外文学っぽいかも。
    エジプトとかピラミッドに関心があるとより楽しめるかもしれない。前作の「暗闇坂〜」が1番好きなんだけど、まさか今回レオナさんが出てくるとは、!
    御手洗といい感じ(?)になる要素もあったし、今までのシリーズとはちょっと違う感じ!
    御手洗の安楽椅子探偵ぶりが凄かった

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    2025年08月16日
  • 伊根の龍神

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    御手洗シリーズ。
    女子大生のキャラと彼女に振り回されすぎる石岡さんにはちょっとイラっとした。
    最近の御手洗シリーズは歴史の勉強になるような、知らなかった詳細についての驚きもあるし怖さもある。その辺りはさすがです。

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    2025年08月14日
  • 水晶のピラミッド

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    テーマが 大好きなエジプト
    そして文庫本の分厚さに
    大いに惹かれて購入
    読み終えたあと エジプトについての本を
    読み返したくなった

    最後の最後まで気が抜けない
    読み応えのある作品
    ちょっと頭の中で整理が必要だけどw

    物理学や量子力学などの
    こ難しい所は苦手だったけれど
    不可能に思われた事件が
    解決していくところは驚いた。。。
    さすが!と

    そして 時代背景の違うストーリーたちが
    また なかなか良かった
    とても興味深く読んだ
    ただ エジプトのお話は…
    ……輪廻転生。というやつか?
    そうだとしても ちょっと
    もうちょっと救いを持たせてほしかったなぁ
    なんか悲しい気持ちになった


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    2025年08月06日