あらすじ
“愛”と“絶望”
人が「醜い鬼」になった世界
喜びも哀しみも巨匠は掬い上げる
機械の目だけに映る”真実の愛”――
西暦2091年、謝荷魚は大事故により身体と脳の一部が機械になってしまう。
リハビリを終えた彼を待つのは、人々が“醜い鬼”になった世界。絶望する謝は、唯一の人間・チグサと出逢うが――
胸を焦がす、落涙の純愛ミステリ。
【あとがき「愛しいチグサと、十代の頃の自分」収録】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この作品はミステリーではないと思います。
御手洗潔は出てきません。
私は前情報なしで読んだので、最初の方を読んでいるときは一体何の話なのかさっぱりわかりませんでした。
ジャンルとしてはSFの純愛ものの中編小説でした。
ストーリーはネタバレになるので書けません。
巻末の
『愛しいチグサ』と、十代の頃の自分ーという作者の島田荘司さん自身の文章が興味深かったです。
この作品は2020年にロンドンのレッド・サークルという小さな出版社から刊行された『One Love Chigusa』という本らしいです。
私はこの作品では涙こそ出ませんでしたが妙に心の琴線に触れてくる部分はありました。
星4か5で迷いましたが、5にします。