島田荘司のレビュー一覧

  • 星籠の海(上)

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    瀬戸内の小島に死体が次々と流れ着く。
    御手洗清と石岡和己が現地へ赴く。

    まだ上巻だが、とても面白い。
    色々な話が混じりあっていて、この巻を読み終わる頃、
    少しずつ繋がりだけが見えてくる。

    その一遍、一遍がどう繋がっていくのか全く予想出来ないが、
    それら全てが短編でも面白いと思わせられる島田先生の巧みな筆力。

    どれもこれものめり込んで読んでしまうような話なのに、
    これが最後はどう絡むのか!?

    期待度大で次巻へ続く!!

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    2016年05月21日
  • 星籠の海(上)

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    天才型探偵の御手洗さんが、あらゆる謎を見たそばから解決していく。
    謎の宗教団体と星籠という言葉、幕末の謎。
    それがどう結びつくか、楽しみ。

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    2016年04月21日
  • アルカトラズ幻想(下)

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    猟奇殺人の犯人が捕まった、と思ったら孤島の監獄に収容され、脱出したと思ったら、不思議な世界で、気付けば原爆の話になって……、最後にやっと、オチが分かる。
    解説で伊坂さんが語っていた「何がいるのか分からないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような感覚」「物語が線路のように地続きではなくて、ワープに近い」というものがしっくりくる。
    読んでいるうちと、読み終わった直後はもやもやした(特に終盤に差し掛かっているのに訳が分からない時はどうしようかと思った)けれど、読んでから少し経つと「初めての感覚だったなぁ」と少しワクワクしたので星4。
    でも、結局猟奇殺

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    2016年03月17日
  • 奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~

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    初めての島田荘司作品、今さらながらであり今年は島田作品を読み進めることに決めた。

    今作は御手洗シリーズと双璧を成す吉薮刑事シリーズである。タイトルだけは知っていて評判の良さも知っていて、安価であったため初読みをこれにした。安易な理由であり島田作品に申し訳なく思う。が、評判通りのできばえで非常に面白かった。

    作品世界は平成になったばかりの頃、もうけっこうな昔になってしまったが自分には馴染み深い。その頃に30年以上前の未解決事件を追うという筋立てである。ファンタジー然とした挿話が挟み込まれたりして、どんな着地を見せるのか?とはらはらしながら読み進めるも最後はしっかり全てのピースがはまり、謎が解

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    2016年03月05日
  • 龍臥亭事件(上)

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    里見初登場作品。昔の事件を参考に物語を作るという島田氏のお得意なパターン。
    最初の方の女性の描写が島田氏っぽくていい。

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    2016年01月23日
  • 御手洗潔のダンス

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    うーん、島田壮司はやっぱり好みだなぁ。
    突飛の方向性が面白い。
    ラストの2人の日常がいきなり来たときにはちょっと戸惑ったけど(苦笑)。

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    2016年01月08日
  • 水晶のピラミッド

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    御手洗潔シリーズの大作。ボリュームもさることながら、古代エジプト、タイタニック、現代と続く時間と空間の広がりに圧倒されました。ミステリー要素も最後までわからない展開。そしてピラミッドの解釈に驚きです。

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    2015年12月11日
  • 龍臥亭幻想(上)

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    ネタバレ

    龍臥帝事件以来8年ぶりに訪れた貝繁村で伝わる「森孝魔王」伝説
    失踪しコンクリートの下で見つかる少女、両足と首を失い再び現れたナバやんの死体、血溜まりに転がる日照さんの首と右足、人体接合実験を夢見る伊勢やんと獣子として生きた櫂さんのの失踪、鎧を纏って起き上がる片足の死体、動く死体に首を切られた菊川
    上巻は大地震による地割れで少女が出現するまで。巻を締めくくる日照さんとの不穏な会話が彼の内面と事件の火種を物語っている。
    数々の事件を経たことで自己を律し体をはって事件に向き合う石岡先生の成長ぶりたるや。

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    2015年11月24日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    上巻に興奮しすぎただけに、下巻は冷静な評価になったかな。後半のもたつきとすっきりしない感じはちょっと残念。でも上下巻通しての評価はやはり良いです。

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    2015年11月19日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    ページをめくる手が止まらないとはこのこと。有名すぎるくらいの浮世絵師なのに、その実ナゾだらけな人物だということはまったく知りませんでした。ノンフィクションとフィクションの融合ほど面白いものはない。

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    2015年11月19日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    東洲斎写楽の謎を解き明かす歴史ミステリ。

    島田氏自身が導き出した独自の考察なのだろうか、これまで著者の御手洗シリーズなどを読んできただけに、江戸時代の浮世絵や歌舞伎などの分野にも造詣が深いことを知り、驚嘆した。実際の考察についても、素人ながら十分説得力があるように思えたし、読んでいて楽しかった。作中にもチラと名前が出てくる高橋克彦さんの浮世絵シリーズといい、私はこの時代の文化とか歴史がすこぶる好きみたい。
    にしても、後書きを読むと、というか後書きをつけないといけなかったくらい、現代編のストーリーが中途半端。いろいろ裏事情があったみたいだけど、、、連載時はともかく、単行本として出版する際はもう

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    2015年10月28日
  • リベルタスの寓話

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    ネタバレ

    リベルタス~もクロアチア人~も面白かった。
    どっちも他国の人ゆえのグロさと難解さがあった気がする。
    義手はちょっとトリッキーすぎる感じもあるが、嫌いじゃない。

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    2015年10月17日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    もし、夏目漱石がロンドン滞在中にシャーロック・ホームズに出会っていたら、、、。

    ワトソン目線と漱石目線でホームズ像が交互に描かれる。漱石目線のホームズがかなりトリッキーではあるんだけれど、これはこれでアリ、と思わせてくれるのが凄い。むしろ、ワトソンが描いたホームズ像の方が実は脚色付きなんじゃないかな、なんて。にしても、ワトソンが書いた記録の方は、コナンドイルが書いた本物のホームズの作品を読んでいるかのように違和感がなかった。かの御手洗潔を生み出した方なので、ホームズ好きなのは想像できたけど、ここまでとは思わずちょっと感動。

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    2015年10月13日
  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    龍臥亭事件下巻。

    島田荘司の本を読むたびにこの人のトリックってトンデモだよなぁと思う。実際にやろうと思っても絶対できんだろ、という。でも、それが全然嫌じゃないのがすごい。むしろ、「待ってました!」という気持ちになる。もはやお家芸だと思う。

    それはわくわくするような設定と上巻から下巻にかけて着々と積み上げられてきた情景描写によるものだと思う。ロマン溢れる人里離れた温泉宿、そこにある伝説、謎の死…そういった現実離れした設定にのめりこんでいると、最後トリックがトンデモだったとしてもむしろOKとなる。そういう世界観だから、という感じだろうか。

    けなしているように感じるかもしれないけれど、私は島田

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    2015年09月29日
  • 龍臥亭事件(上)

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    島田荘司の本は設定がすごくいいなと改めて思った。
    龍臥亭の説明だけでもうわくわくしてしまう。
    架空の旅館なのに行ってみたい気持ちになる。
    (事件は悲惨だけど…)

    詳しい感想は下巻で。

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    2015年09月29日
  • 切り裂きジャック・百年の孤独

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    DNA鑑定によりジャック・ザ・リッパ-の正体に迫る試みが行われ、正体が確定されたという報道も目にすることがあるが、作家的構想力でリッパ-の正体に迫る。

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    2015年07月11日
  • ネジ式ザゼツキー

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    分厚い推理小説は、複雑な筋立てや登場人物の多さに途中で投げ出すことが多いんだが、本書はほとんど息継ぎなしで読み切れた。首にネジが埋め込まれた死体という異様きわまりない状況が、まさかああいう解決になるとは。島田荘司、さすがの名人芸。

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    2015年06月20日
  • 最後のディナー

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    ネタバレ

    『里美上京』里美からの好意、常にうしろむきでとぼけたかんじの石岡語が和む。最後の会話の真意が掴めなくて悔しい~
    『大根奇聞』里美を介して知り合った大学教授が追いかける謎。酒匂帯刀が幼少期経験した天保の飢饉と薩摩の大根、嘉婆の人情。過去の物語の臨場感、物語性が相変わらず秀逸。
    『最後のディナー』
    里美に連行され通い始めたNOVAで出会った大田原老人の人となりと死について。異常に英語を苦手とする石岡先生の言動心理がすさまじくて笑える。老人と親しくなる過程の描写がゆったりとして、石岡先生の視線の暖かさが印象的。

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    2015年06月08日
  • アルカトラズ幻想(下)

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    猟奇殺人事件の犯人・バーナードは、凶悪犯の巣窟アルカトラズ刑務所に収監され、やむ得ず脱獄劇に巻き込まれる。その行き先は不思議な街・パンプキン王国だった。
    解説の伊坂幸太郎氏の「僕には書けない」という言葉が的を得ている。まさか、まさかの展開が次から次へと起こり、最終的にはストーリーが破綻することなく、見事な着地を見せる。特に本作品は島田荘司氏の底力がをまざまざと見せつけられた。感服の一言。

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    2015年05月11日
  • 最後の一球

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    最後の一球、読み返したら人にオススメしたいくらいにはおもしろかった。前編は御手洗石岡くんのやりとりが楽しめるし、後編はばったり御手洗さん出てこなくはなるけど御手洗シリーズのテーマの一つとも言える「社会的な弱者に寄り添う」ということが端的に表されている。優しさに溢れた作品だと思います。
    そして文庫版のこの表紙は秀逸!派手さやおしゃれさはないけど、じっくり見てしまいます。

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    2015年05月11日