島田荘司のレビュー一覧

  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    ネタバレ

    このミスベスト10、2011年版2位。作者もあとがきで書いてるとおり、現代編は全然中途半端だし、途中退屈な部分が続き全体のバランスも悪く小説としてはダメなんだけど、作者が長年あたためてた、写楽が誰かについての新説にはとても説得力があるし、仮説にもとづいた江戸編は小説としてもしっかり書き込まれてて、無茶苦茶面白い。後半はなんだかすごく泣きました。ただ、前半は現代編の方がやや面白いが写楽の説明が長く、江戸編は時代の背景説明に終始ばかりでしんどかった。この本が出た1年ぐらいあとに、NHKのドキュメントで長年謎であった写楽が誰だか分かったって言いきってる番組があって、それ観た記憶があったから、こっちの

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    2016年09月01日
  • 御手洗潔のダンス

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    相変わらず御手洗さんはすぐに事件を解決してしまうので警察いらずですね。
    題名通り2人でダンス始めたところはなかなか印象的です。石岡さんの心配具合も板についてきているような気もします。

    最後のおまけの部分で御手洗さんの普段とか色々石岡さんが書いていましたが、ほんとに石岡さんがいなかったときはどうやって暮らしていたのだろうというそっちの謎が深まるばかりです。

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    2016年07月16日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    上巻を読み終わって、ちょっとどうしようかという気持ちだったけど、
    下巻は楽しく読めた。

    上巻に比べて、江戸編のボリュームが多く、
    この江戸編がものすごく面白く、よく出来ていて
    島田作品特有の作中作の面白さは健在だった。

    江戸編だけで良かったんじゃないかと思わざるをえない。

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    2016年07月05日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    ネタバレ

    そこで終わりますか!感がすごかったです。
    江戸編の描写は好き。
    高橋克彦や夢枕獏の同時代の作品を読んでると特に。
    現代編はどうも煮え切らない感じがな~。
    子供の事故とか夫婦仲とか謎の美女あたりが消化しきれなかった感じ。
    最初の切っ掛けになった絵もなんだかうやむやだし、それに対する教授の態度も微妙だし。
    続編あるのかなぁ…。

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    2016年07月02日
  • 星籠の海(下)

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    話全体の謎より上巻の小坂井くんの章が回収されたところが面白さのピーク
    急に話がえげつなくなったので少し読むのが苦痛になった
    御手洗さんは昔の方が変人で面白かったな〜
    石岡くんはますます何故いるのか分からない

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    2016年06月26日
  • 星籠の海(下)

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    事件の真相は半ば予期していたものの、読み進むには辛いページだった。できればこの予想は当たらないでほしいとさえ思った。
    それを耐えてたどり着いた星籠の意味が解けるシーンは、孤独な二人が通わせた心情も相まってせつない美しさでいっぱいだ。最後まで読んでよかった。
    星籠の海が奏でる音楽は鎮魂歌なのかもしれない。

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    2016年06月03日
  • 星籠の海(上)

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    瀬戸内の小島に死体が次々と流れ着く。
    御手洗清と石岡和己が現地へ赴く。

    まだ上巻だが、とても面白い。
    色々な話が混じりあっていて、この巻を読み終わる頃、
    少しずつ繋がりだけが見えてくる。

    その一遍、一遍がどう繋がっていくのか全く予想出来ないが、
    それら全てが短編でも面白いと思わせられる島田先生の巧みな筆力。

    どれもこれものめり込んで読んでしまうような話なのに、
    これが最後はどう絡むのか!?

    期待度大で次巻へ続く!!

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    2016年05月21日
  • 星籠の海(上)

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    天才型探偵の御手洗さんが、あらゆる謎を見たそばから解決していく。
    謎の宗教団体と星籠という言葉、幕末の謎。
    それがどう結びつくか、楽しみ。

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    2016年04月21日
  • アルカトラズ幻想(下)

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    猟奇殺人の犯人が捕まった、と思ったら孤島の監獄に収容され、脱出したと思ったら、不思議な世界で、気付けば原爆の話になって……、最後にやっと、オチが分かる。
    解説で伊坂さんが語っていた「何がいるのか分からないジャングルの中に放り投げられたうえ、どこからか物凄い磁石の力で、ぐいぐい引っ張られるような感覚」「物語が線路のように地続きではなくて、ワープに近い」というものがしっくりくる。
    読んでいるうちと、読み終わった直後はもやもやした(特に終盤に差し掛かっているのに訳が分からない時はどうしようかと思った)けれど、読んでから少し経つと「初めての感覚だったなぁ」と少しワクワクしたので星4。
    でも、結局猟奇殺

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    2016年03月17日
  • 龍臥亭事件(上)

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    里見初登場作品。昔の事件を参考に物語を作るという島田氏のお得意なパターン。
    最初の方の女性の描写が島田氏っぽくていい。

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    2016年01月23日
  • 御手洗潔のダンス

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    うーん、島田壮司はやっぱり好みだなぁ。
    突飛の方向性が面白い。
    ラストの2人の日常がいきなり来たときにはちょっと戸惑ったけど(苦笑)。

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    2016年01月08日
  • 水晶のピラミッド

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    御手洗潔シリーズの大作。ボリュームもさることながら、古代エジプト、タイタニック、現代と続く時間と空間の広がりに圧倒されました。ミステリー要素も最後までわからない展開。そしてピラミッドの解釈に驚きです。

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    2015年12月11日
  • 龍臥亭幻想(上)

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    ネタバレ

    龍臥帝事件以来8年ぶりに訪れた貝繁村で伝わる「森孝魔王」伝説
    失踪しコンクリートの下で見つかる少女、両足と首を失い再び現れたナバやんの死体、血溜まりに転がる日照さんの首と右足、人体接合実験を夢見る伊勢やんと獣子として生きた櫂さんのの失踪、鎧を纏って起き上がる片足の死体、動く死体に首を切られた菊川
    上巻は大地震による地割れで少女が出現するまで。巻を締めくくる日照さんとの不穏な会話が彼の内面と事件の火種を物語っている。
    数々の事件を経たことで自己を律し体をはって事件に向き合う石岡先生の成長ぶりたるや。

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    2015年11月24日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    上巻に興奮しすぎただけに、下巻は冷静な評価になったかな。後半のもたつきとすっきりしない感じはちょっと残念。でも上下巻通しての評価はやはり良いです。

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    2015年11月19日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    ページをめくる手が止まらないとはこのこと。有名すぎるくらいの浮世絵師なのに、その実ナゾだらけな人物だということはまったく知りませんでした。ノンフィクションとフィクションの融合ほど面白いものはない。

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    2015年11月19日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    東洲斎写楽の謎を解き明かす歴史ミステリ。

    島田氏自身が導き出した独自の考察なのだろうか、これまで著者の御手洗シリーズなどを読んできただけに、江戸時代の浮世絵や歌舞伎などの分野にも造詣が深いことを知り、驚嘆した。実際の考察についても、素人ながら十分説得力があるように思えたし、読んでいて楽しかった。作中にもチラと名前が出てくる高橋克彦さんの浮世絵シリーズといい、私はこの時代の文化とか歴史がすこぶる好きみたい。
    にしても、後書きを読むと、というか後書きをつけないといけなかったくらい、現代編のストーリーが中途半端。いろいろ裏事情があったみたいだけど、、、連載時はともかく、単行本として出版する際はもう

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    2015年10月28日
  • リベルタスの寓話

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    ネタバレ

    リベルタス~もクロアチア人~も面白かった。
    どっちも他国の人ゆえのグロさと難解さがあった気がする。
    義手はちょっとトリッキーすぎる感じもあるが、嫌いじゃない。

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    2015年10月17日
  • 漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

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    もし、夏目漱石がロンドン滞在中にシャーロック・ホームズに出会っていたら、、、。

    ワトソン目線と漱石目線でホームズ像が交互に描かれる。漱石目線のホームズがかなりトリッキーではあるんだけれど、これはこれでアリ、と思わせてくれるのが凄い。むしろ、ワトソンが描いたホームズ像の方が実は脚色付きなんじゃないかな、なんて。にしても、ワトソンが書いた記録の方は、コナンドイルが書いた本物のホームズの作品を読んでいるかのように違和感がなかった。かの御手洗潔を生み出した方なので、ホームズ好きなのは想像できたけど、ここまでとは思わずちょっと感動。

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    2015年10月13日
  • 龍臥亭事件(下)

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    ネタバレ

    龍臥亭事件下巻。

    島田荘司の本を読むたびにこの人のトリックってトンデモだよなぁと思う。実際にやろうと思っても絶対できんだろ、という。でも、それが全然嫌じゃないのがすごい。むしろ、「待ってました!」という気持ちになる。もはやお家芸だと思う。

    それはわくわくするような設定と上巻から下巻にかけて着々と積み上げられてきた情景描写によるものだと思う。ロマン溢れる人里離れた温泉宿、そこにある伝説、謎の死…そういった現実離れした設定にのめりこんでいると、最後トリックがトンデモだったとしてもむしろOKとなる。そういう世界観だから、という感じだろうか。

    けなしているように感じるかもしれないけれど、私は島田

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    2015年09月29日
  • 龍臥亭事件(上)

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    島田荘司の本は設定がすごくいいなと改めて思った。
    龍臥亭の説明だけでもうわくわくしてしまう。
    架空の旅館なのに行ってみたい気持ちになる。
    (事件は悲惨だけど…)

    詳しい感想は下巻で。

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    2015年09月29日