写楽 閉じた国の幻(下)
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写楽 閉じた国の幻(下)

781円 (税込)

3pt

謎の浮世絵師・写楽の正体を追う佐藤貞三は、ある仮説にたどり着く。それは「写楽探し」の常識を根底から覆すものだった……。田沼意次の開放政策と喜多川歌麿の激怒。オランダ人の墓石。東洲斎写楽という号の意味。すべての欠片が揃うとき、世界を、歴史を騙した「天才画家」の真実が白日の下に晒される──。推理と論理によって現実を超克した、空前絶後の小説。写楽、証明終了。

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写楽 閉じた国の幻 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 写楽 閉じた国の幻(上)
    781円 (税込)
    世界三大肖像画家、写楽。彼は江戸時代を生きた。たった10ヵ月だけ。その前も、その後も、彼が何者だったのか、誰も知らない。歴史すら、覚えていない。残ったのは、謎、謎、謎──。発見された肉筆画。埋もれていた日記。そして、浮かび上がる「真犯人」。元大学講師が突き止めた写楽の正体とは……。構想20年、美術史上最大の「迷宮事件」を解決へと導く、究極のミステリー小説。
  • 写楽 閉じた国の幻(下)
    781円 (税込)
    謎の浮世絵師・写楽の正体を追う佐藤貞三は、ある仮説にたどり着く。それは「写楽探し」の常識を根底から覆すものだった……。田沼意次の開放政策と喜多川歌麿の激怒。オランダ人の墓石。東洲斎写楽という号の意味。すべての欠片が揃うとき、世界を、歴史を騙した「天才画家」の真実が白日の下に晒される──。推理と論理によって現実を超克した、空前絶後の小説。写楽、証明終了。

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写楽 閉じた国の幻(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    写楽の正体を小説したてで提示した作品。どこまで史実に沿っているのか分からないけれど、物語として引き込まれた。

    0
    2018年11月12日

    Posted by ブクログ

    写楽とはだれか?

    その人物がその年の江戸に来ているのか
    その確証もないまま執筆を開始したという作者のあとがきを読む限り、
    ほんとうにその勘と執念だけで掴み取ったんだなぁ、と深い感動に包まれます。

    以前いちど挫折してるから
    読んだタイミングが良かったのかもしれない。

    主人公の佐藤同様に
    私も相当

    0
    2016年07月25日

    Posted by ブクログ

    下巻はとても面白かった。上巻を読んでいるときは、けっこう惰性で読んでいましたが、下巻はすごかったですね。何がよかったかと言うとこの小説の仮説の説得力。後書きまで読むとこの物語のすごさがわかります。伏線やらあのときの話はどこにいかされたの?必要だったの?と思われるところもありましたが、それを含めても読

    0
    2016年02月03日

    Posted by ブクログ

    初めての島田荘司作品

    浮世絵にも興味が無かったし、写楽の正体が謎だったなんて、この本を読むまで知らなかった。。。
    これをきっかけに写楽をもっと知りたいと思った(^^)

    0
    2014年04月05日

    Posted by ブクログ

     上巻では写楽の通説が一通り紹介された。下巻では作者の独自論が展開されている。

     この写楽=○○論は、別の方もしているようだが、アプローチの仕方が全く違う。


     作者の方法は、文献学の王道というか、現存する史料を分析して、この結論にたどりついている。
    この史料が作者の想像だと、全く物語として成立

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    謎の絵師写楽の正体は?
    実在する歴史上の謎に対し、小説の体をとりながらも、作者の膨大な下調べと長年の考察による新説をぶち上げる。このような小説を読むのは初めてかもしれない…

    自分は写楽について知識がないので、これが写楽論争に一石を投じ得るものなのかは分からないが、
    読んでいる限り状況証拠もいくつか

    0
    2022年02月26日

    Posted by ブクログ

    名前を聞いたこともあるし、絵も見たこともある。
    でも知っているようで知らない『東洲斎写楽』。
    そもそも写楽別人説が色々語られるほどの謎の人物で有名ってのも初めて知った。
    それ以外にも浮世絵で知っている有名どころ葛飾北斎や安藤広重、喜多川歌麿がある程度近い時代の人達で顔見知り的な存在であったことも。

    0
    2018年11月11日

    Posted by ブクログ

    写楽について何の知識もなかったけど、すごく面白かったし、写楽の謎は本当に興味深かった。

    蔦屋と写楽の関係や、蔦屋さんが命を賭けてでも一石を投じなきゃ気が済まなかった政府や時代をひっくるめた鎖国中の日本そのものへの憤りは、私の胸にもじわじわ来るものがありました。

    作者後書きを読めば多少は納得もでき

    0
    2018年02月25日

    Posted by ブクログ

    写楽とは誰だったのか?を追い求め、やがて大胆な説にたどり着く。
    説は非常におもしろい。過去にこのような説があったのかどうかはわからないが、色々なピースがよくもうまくはまっていったなと感心する。と言うか、実在の資料でさらにこの話で取り上げられている日付などは本当のことなのか、よくわからない。けど、本当

    0
    2017年04月19日

    Posted by ブクログ

    下巻も佐藤さんの欝々した状態と長々した説明に苦戦を強いられる。
    しかし。蔦重がお上や千両役者達に対する鬱憤や怒りを、命がけで写楽を世に出すエネルギーにしたように、現在編のなかなかなストレスがあるからこそ、江戸編の蔦重達の心意気の清々しさや夜の歌舞伎場面の艶やかさが、よりイキイキと感じられるのかも。

    0
    2017年01月23日

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