島田荘司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ニコラス・メイヤー(ほんとうはマイヤー)の"7 percent solution" (『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』)と、ちょっと設定が似たところがあって、初めのうち漱石パートは、え、そこまで行っちゃう?……と、ちょっと居心地の悪い思いをした。
謎解きのあたりは、正典オマージュもあり。
で、そこらへんまでは、さほど乗れなかったんだけど、最後のテムズ河畔の場面にぜんぶ持ってかれた。とてもすてきだった。月9のシャーロックもそうだったけど、なんやらわけわかんないこともホームズがバイオリン弾くとみんな帳消しになるのなんなんだ(笑)かっこいいぞ。
紙切れの謎は、うやむ -
ネタバレ 購入済み
島田荘司、真のデビュー作!!
御手洗潔シリーズが大好きで、ずっと読み続けています。
「異邦の騎士」はシリーズ長編としては3番目ですが、時系列的にはそれより前のお話し。
実際の執筆も最初に書かれたので、文章も若々しく感じますね。
何度か読み返してますけど「主人公、石岡君だったの!!!」っていう驚きが味わえるのは初見だけなのが残念(笑) -
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Posted by ブクログ
「ゴーグル男の怪」
哀しいという言葉を使った意味が分かる。
タバコ屋の老婆が殺された夜。現場付近でゴーグルで顔を隠した男が目撃された。警察はその男を容疑者として捜査を開始する。深い霧と共に現れるゴーグル男は一体何者か。
複数の謎が張り巡らされたミステリ。久々の島田荘司であり、時間をかけて読んだ。一つのテーマに複数の人間が絡む。そのテーマはゴーグル男が抱えるトラウマと大きく関係する。過去に縛られ、苦しめられる。そこから脱する為には、殺しを厭わない、殺すしか術が無い。ミステリとしては大きな仕掛けは無い分、ゴーグル男の苦悩と救いに焦点が当たっている。
もちろん老婆を殺したのはゴーグル男な