島田荘司のレビュー一覧

  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    改訂完全版は未読だったので再読
    御手洗潔は超然としていて傲慢な変人ってイメージが強かったけれど、一作目では意外と繊細な人物として描かれていた
    初めて読んだときはトリックの秀逸さに驚いた記憶があるが、改めて読むと事件の構造も動機も物語として綺麗に整いすぎてるようにも感じた
    ただ、その印象も含めて本作の完成度の高さなのだと思う

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    2026年09月25日
  • 改訂完全版 寝台特急「はやぶさ」1/60秒の壁

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    死亡推定時刻、殺された女は寝台特急「はやぶさ」にいた…。時間の壁と完全犯罪に、警視庁捜査一課の吉敷竹史が挑む。社会派の舞台に大胆なトリックを取り入れ、島田荘司の天才性を鮮烈に刻んだ記念碑的作品の完全改訂版。
    やっぱり名作は何年経っても色褪せない。不可解な殺人事件に真正面から挑む吉敷竹史が、本作で鮮烈デビュー。そして、キー・パーソンとなるベテラン中村刑事や朴訥な味が堪らない牛越刑事が登場することで、作品に奥深さが出ている。約40年ぶりの再読だが、読書する高揚感を味わった。

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    2026年09月22日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

    A

    購入済み

    面白かったけど
    この部分必要かなと感じるところに
    結構なページ数を割かれていて
    間延びしている印象を受けるのが
    とても勿体無い。

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    2026年09月21日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    ネタバレ

    傾いて建築された屋敷。荒唐無稽なトリック。現実にはあり得なくてもそこを楽しむのが屋敷ミステリーの醍醐味かなと思う。
    犯人は途中明らかに意図的な動きをしているので分かりやすいが、動機は最後の犯人の告白まで予想できない。トリックがこんなん無理だよ~って言いたいくらいビックリなものなので、動機がしっかり描かれていたことで物語に重みが出て良かった。

    刑事たちの会話部分が長くだらだらと続いて辟易してしまったことと、社長と秘書のシーンの描き方が不快なこと(昔なので仕方ないかな)はマイナスだけど全体的にはとても読みやすく、描写も好きだった。

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    2026年09月21日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    時は1979年、43年前の占星術殺人事件/アゾート殺人事件が未解決のまま、
    それを記した書籍が出版され、ミステリー好き立ちが挑んでは、挫折という
    解決できないで年月が経過していた。
    そんな折、占星術を生業とする、御手洗のもとへ、友人の石岡が入手した手記を
    携えやってきた。その手記には、事件に関連することが書かれており、
    これを基に、事件の捜査を始める。

    冒頭の事件に関連する内容が、結構複雑と言うか、占星術なので、
    星座に関することなどいろいろと覚えようとすると大変なことが、
    次々出てくるので、そこら辺は真面目にとらえず、主人公が登場する、
    ところから本格的に読み進めればと言う感じになります。

    事件はすでに時効を迎えているため、解決したところで逮捕となることはない
    にしても、解決すると言うことは警察にとっても悲願ではある。
    いろいろ難解な部分も、読み進めると分かっていく?って人ばかりでは無い
    かもしれませんし、自分もそんなにわかりながら読み進められませんでしたが、
    解決に向かっていくにつれ徐々にわかり、改訂完全版では、図解により、
    文章だけでは理解が大変なところをカバーしてくれていたのが助かりました。
    文字量とページ数で、結構大変ですが、読み終えてみると達成感を得らますし、
    ミステリー好きなら程度は違え面白かったと思うのではないでしょうか。

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    2026年09月20日
  • 御手洗潔のダンス

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    御手洗の探偵としての振る舞い方はかなり惹かれますし読んでいて気持ちがいいです。石岡との掛け合いもよく短編も非常に満足できました。
    最後の御手洗のファン同士の会話はどこか昔らしい雰囲気もあり微笑ましいです

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    2026年09月19日
  • 世界怪奇実話傑作選

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    ボリュームがあって、知ってる事件も知らない事件も、資料としてだけでなく小説としてストーリーを追いながら知ることができた。普段から未解決ミステリーのドキュメンタリーを見てたりするので面白く読めました。

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    2026年09月18日
  • 御手洗潔の挨拶

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    4編話から成る短編集です。
    それぞれが「成程」と思わせられる、満足度ある話の集まりです。
    短編ならでわで、探偵御手洗潔を存分に味わえる作品です。
    新たな御手洗の魅力と個性?を堪能したい方にお勧めです。

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    2026年09月16日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    ネタバレ

    初めて本格ミステリを読みました
    推理して読む癖が全くないド素人が読んでいい本なのか……?と思いつつ読みましたが、トリックが奇想天外すぎて全てがふっとびました。読んでいて「すげーーー!!!」となりました
    私のような者が評価するのも烏滸がましいような気さえする、重厚かつ軽快な、(なんと矛盾した感想なんだ……)本格ミステリでした。面白かった!

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    2026年09月15日
  • 水上都市の冒険

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    御手洗少年が、昭和30年代の横浜を舞台に大活躍!御手洗のクラスメートで川に浮かぶ船が家の、"水上生活者"である江口少年が語り手で、もう1人、えり子という女の子と3人で、横浜で起きる事件を解決していく。

    とはいえ3人とも中学生なので、御手洗の指示の下、地道に横浜を駆けずり回って「捜査」をしている過程はなかなか微笑ましい。江口もえり子も御手洗を信用し切っているので、めっちゃ頑張る。
    もちろん警察には、子供のくせにと邪険にされるけど、全然負けてない御手洗。頼もし過ぎる。

    御手洗少年は学校では成績トップなので、授業では先生のサポート的な事をやらされたり、多少のことは大目に見られていたり、おおらかな時代の良い面を感じる。逆に、今の感覚だったらコンプラ的にアウトでは、というような描写や考え方も躊躇なく披露されていて、良くも悪くもこの時代の空気感がよく表されていると思う。

    御手洗は天才的な頭脳の持ち主なのだけど、まだ中学生なので、さすがに子供らしい素直さや可愛さも見せてくれる。→この少年が、ああなるのね〜と‥ちょっと遠い目になる笑)

    事件関係者だったもう1人のクラスメートとも仲良くなるのだけど、御手洗、江口、えり子の3人の物語はまた読みたいなと思った。

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    2026年09月13日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    いわゆる本格・新本格と呼ばれるミステリはあまり好きではない。世評のいい「屍人荘の殺人」なども私は全く面白いと思わなかった。
    読者がミステリに求めるものが違うので、これを駄作と決めつけるつもりは全くなく、トリックだけを取り上げればとても素晴らしいと思う。しかしどんな形態をとっても人間や人間関係がうまく描けていなければ、小説として未完成だと思う。

    そこで本書だが、古い作品なのでちょっと冗長かなと思う部分があるものの、探偵役、ワトソン役を含め登場人物のキャラクターが面白く描かれている。トリックやミスリードも上手く、トラベルミステリーの要素も加味されていて、これはさすがに名作と呼ばれるだけのことはある。
    京都弁と大阪弁が変なのはご愛敬。

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    2026年09月12日
  • それはそれはよく燃えた

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    積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。

    ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。

    リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。

    特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。

    ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をしている自分ごと、恋そのものに精一杯恋をしているような書きぶりがとても素敵な文章でした。

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    2026年09月11日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    2026.09.09

    挑発的な作者からの文章が後半に挟まれており、ムキになって謎を解こうと自分なりに奮闘したが、全くわからないまま、止まらず真相まで読み終えた。

    真実を知ってもなお、ややこしすぎてどういうことだかわからないがなんだかすごい緻密に考えられた計画だったのだと感服した。
    この時代にしか成し得ないミステリーだったなと思う。

    久々にのめり込んで読んだ本作。
    忘れた頃にまた読みたいと思う。

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    2026年09月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    名作中の名作と名高い本作。気にはなってたがやっと読めました。
    古い作品ではあったものの、あまり古さは感じず中弛みもなく楽しめた(言葉遣いや、通信手段などぎないとかは置いておいて)

    トリックはもちろん解けなかったけれども、後世の他作品でオマージュしたものに先に出会ってしまってたのが、いささか残念ではあったけど、それなりの衝撃を受けました。

    まさに、本格ミステリというべき作品でした。

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    2026年09月06日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ネタバレ

    40年前に起きた一家鏖殺事件。最初に殺害された芸術家の手記から、占星術に関連した犯人不明の事件として多くのミステリファンが真相解明に挑んだが、解決に至らなかった。そんな中、占星術師である御手洗潔の下に、事件の新たな情報が舞い込んでくる。40年前の事件を、御手洗は解決できるのか?

    トリックは言われてみれば単純だが、周辺情報が特殊であるために今まで誰も見破れなかったとのことだった。しかし、トリックも複雑なので中々理解しながら読み進めるのが難しかった。情報に惑わされずに事実のみ着目して見るべきなのだなと感じた。


    以前読んだ「六枚のとんかつ」がネタバレになっているが、マジでネタバレなので注意だ。

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    2026年09月02日
  • 御手洗潔のメロディ

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    ネタバレ

    さらば〜は当時、一部お姉さんのファンたちが盛り上がっただろうなとの印象。なんとなく噂には聞いていたが、これは確かに盛り上がっただろう。当時の様子を思い浮かべながら読んだ。だんだん潔が超人と化していく(笑)慣れてきた。会場を変えるぐらいなら花粉の薬を服用した方が労力は少ないと思ったが、それをいうのは野暮か。

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    2026年09月02日
  • 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪

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    ネタバレ

    読みごたえがありました
    警察お手上げ状態からの御手洗さんが馳せ参じるシーンが読んでてニヤニヤしちゃいましたね
    ただ個人的には、占星術殺人事件の方が種明かしシーンの衝撃が強かったです
    これは絶対、換気口と見せかけて外からロープ使ってるだろう、犯人は体力そこそこあって身軽で屋敷のことよく分かってる英子だろう、なんて思ってたら、まさかの床に10cmの隙間があるとは、、そして家主の仕業とは、、確かによーーーーーく図を見たらそれっぽい書き方されてたけど、これは分からん(笑)
    その為に建てたなんて、執念の強さにはゾクゾクしましたね

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    2026年09月01日
  • 水上都市の冒険

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    2026年。
    御手洗潔の中学時代。横浜。昭和30,40年頃?
    水上生活者、日米混血の子、米兵相手の水商売。なるほどそういう時代だったのか、と思う。
    御手洗くんが推理し、同級生たちと行動を起こす。成績はいつも一位。うんうん、そういう子供時代だったんだね。

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    2026年09月09日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ネタバレ

    最初の手記で離脱しそうになったが、手記を読み終えた後はスラスラと読めた。とても完成度が高い作品だと思った。読者への挑戦状の時点で、さっぱり分からず悔しかった。トリックがしっかりと練られていて、作者の脳みそが見たくなった。トリックは今まで読んだミステリーで、一番納得できた。

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    2026年08月30日
  • 御手洗潔の挨拶

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    やはり御手洗潔のキャラクターは非常に魅力的で読んでいて楽しかったです。
    特に数字屋の話は大変良かったです。それ以降で紅茶ばかり飲んでいる2人もすごく好きです。

    このシリーズはやはり長編が素晴らしいですが、トリックに目が行きます。この作品は、トリックもいいですが、登場人物たちがより際立つのでぜひ呼んで欲しいです。

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    2026年08月27日