島田荘司のレビュー一覧
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昭和52年夏、9歳だった少年ヨウイチはいつだって真鍋さんと一緒にいた…
友だちもいないヨウイチは学校が終わると、すぐに真鍋さんの印刷工場に行き、時には仕事を手伝ったり、一緒に食事をしたり、真夜中まで一緒にいることさえあった
ヨウイチは母子家庭で育ち、母は深夜にならないと帰って来なかったからだ…
ヨウイチは真鍋さんからたくさんのことを教えてもらった!
そんな物知りな真鍋さんのことが、ヨウイチは大好きだった
そんな時、一人の女性が密室から消えてしまう…という事件が起こる
真鍋さんから「透明人間は存在する」と聞いていたヨウイチは、事件に真鍋さんが関係しているのではないか?と不安になる
やがて、あるこ -
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大根奇聞:薩摩で桜島の灰で作物が全滅し人々はバタバタと死んでいく。ある一角の畑で巨大な大根が実るが、役所は人々には分け与えずに盗んだものには死罪を言いわたす。死にかけた矢七と和尚、お嘉婆さんは2人を救いたいために畑から大根を盗み料理して2人に分け与える。大根を食して2人は家まで婆さんが大根を引きずって持ってきた後が家から畑まで灰の道ができてることに気づく。隠したい2人と死を覚悟した婆さんがを救う手立てはあるのか。
奇跡が起きる感動の話。
最後のディナー:NOVAで知り合った男と石岡、里美の3人は交流を深めたが、突然田舎に行くという男が後日神社で殺された。悲しき真実は。
事件より石岡が里美から英 -
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奇想天外なトリックや、意外性もありつつシンプルな仕掛けに舌を巻くのは当然として、真に格別すべきは抜群に読みやすい文体にあるのではないかと思います。
こんなに読み易く、頭にカッと入ってくる文章も、早々見かけません。
古い作品だし、堅苦しくて読みづらさこそを誇示するような小説かもなと先入観を持っていたのですが、全然そんなことはなかったです…!
読み味というヤツですか(初めて使いますが)それがとても良かった。まさに職人ですね。
これは想像ですが、推理に必要な情報を無駄なく、かつフェアに明け渡すために、簡潔な文章を意識して構成していたんだろうなと思います。
大変勉強になりました。
また、それこそ探偵 -
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ネタバレ※過去作のネタバレも含みます
今作もちんぷんかんぷんの物語からスタートするんだけど占星術で鍛えられたので耐え。
御手洗石岡がなかなか出てこないのだけどそれは斜め屋敷で鍛えられたので耐え。
目次を見ても本編と解説しか書いてないので、この奇妙な物語がいつまで続くのか分からずちょっと苦しんだ。
とにかく二人が出てきてからは、御手洗と石岡が積み上げてきた歴史と絆、そして石岡が御手洗のことをよく理解していることが分かる描写がふんだんに盛り込まれていてニコニコが止まらない。
あまりにもよかったので好きな描写一覧を最後に記録。
石岡の語り口や発言から滲み出る二人の圧倒的な相棒感。この凸凹コンビが本当に -
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ネタバレミステリ。御手洗潔シリーズ第一作。
シリーズは『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』は既読。
本作に関しては、あまりに有名なタイトルは知っていたのと、『金田一少年の事件簿 異人館村殺人事件(バイリンガル版)』で言及があったことを覚えていて、すぐにトリックが分かってしまった。
本書で仮説として出てくるベッド吊り上げのトリックまで被るのは流石にやりすぎでは?
トリックが分かっていても楽しめるくらい優れた作品だと思う。
「AZOTH」は読めません。本当に"電話帳を読まされたみたい"。恐らく読まなくても大丈夫なはず。
後から考えると、タイトルも一つのトリックと言えるかも。
予備知識なく読 -