島田荘司のレビュー一覧

  • 御手洗潔のダンス

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    御手洗作品は長編ばかり読んでいたので、中短編は読むハードルも低く楽しめた。それでいてミステリーの深みがあり、きちんとまとまっている。また、御手洗の魅力が詰まっている作品。

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    2022年06月25日
  • 御手洗潔の挨拶

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    御手洗潔の活躍が存分に堪能できる短編集であった。個人的に紫電改研究保存会が短くても完成度の高いのでオススメ。

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    2022年05月31日
  • 写楽 閉じた国の幻(上)

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    島田荘司さん初読みだったけど、意外と読みやすいんだな。
    美術史ミステリーという情報のみで読み始めたら、序盤でアリ・アスター作品かよという鬱展開があって驚いたけど、引き込まれた。

    ただ、本格ミステリを読むのが久しぶりで、途中頭がこんがらがった…。
    でも丁度そのタイミングでこれまでのまとめの章が入ってありがたかった。

    写楽とは何だったのか、謎が解けたらすごい。

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    2022年05月04日
  • リベルタスの寓話

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    安心して楽しめるミステリー
    流石、島田荘司というところ
    現在、ロシアとクロアチアで戦争が起きており、考えさせられる作品

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    2022年04月02日
  • 改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木

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    ネタバレ

    怪異ものが好きなので最後までスラスラ読めた。
    実際の出来事と手記の物語がうまく混じっていて、長いストーリーだが飽きなかった。
    個人的には、犠牲になった子どもたちのことを考えると供養してほしいし明らかにしてほしい部分もあるけど、御手洗さんの選択がレオナを救ったのも事実なので一刀両断できない話だなあと思った。

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    2022年04月01日
  • 灰の迷宮~吉敷竹史シリーズ8~

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    これは期待以上だ。
    偶然が重なって起こった悲劇。ある暴力団の偽札がこれほどのまでの大事に発展したのだ。銃弾のトリックも面白い。エピローグも胸にじんと来た。

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    2022年03月12日
  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)

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    今作は、なかなか早めにトリックが読めた充実感!

    で、読み進めるとトリックが解けたことなど飛んてしまうくらいにラストの感動。伏線やその前の諸々があったとはいえたった2、3ページの展開であれだけ読者の心を鷲掴み。人間のきれいな愛情を見た気がする。

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    2022年03月10日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    密室トリックを解決していくのではなく、トリックの方法を考えて行く…ちょっと斬新…
    結果密室トリックだけど、それぞれ違う話で面白かったです。

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    2022年03月05日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    謎の絵師写楽の正体は?
    実在する歴史上の謎に対し、小説の体をとりながらも、作者の膨大な下調べと長年の考察による新説をぶち上げる。このような小説を読むのは初めてかもしれない…

    自分は写楽について知識がないので、これが写楽論争に一石を投じ得るものなのかは分からないが、
    読んでいる限り状況証拠もいくつかあるしとても面白いと感じた。もちろん小説家ならではの創造力がその合間を埋めているのはわかっているが。

    なによりこのようなチャレンジングな小説を読んだのが初めてなので単純に感動した。
    実在しない絵師をでっち上げて完全フィクションを作ったのならこんなに感動しなかったろう。

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    2022年02月26日
  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)

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    京都、鳥居といった純和風な舞台で、サンタクロースというアンマッチな題材を持ってきたのが意外とよかった。

    再会のシーンは涙が出ちゃった。
    推理物というより、ヒューマンドラマとして楽しめた。

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    2022年02月23日
  • 御手洗潔の挨拶

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    フォローしている方のレビューを読んで久しぶりに読みたくなった。
    実際に読んだのは単行本だが、文庫本しか登録出来なかったのでこちらでレビューを書く。

    雑誌掲載が1985年~1987年なので、もう四半世紀も前の作品なのだが良い作品は何度読み返しても時代が古くても楽しい。
    この頃の御手洗が一番好き。傲岸不遜でクセが強く周囲を振り回すという、いかにもな探偵キャラクターなのだが彼をフォローする石岡の存在もあって楽しく見守ることが出来る。

    「数字錠」
    3つの数字を組み合わせたリング状の錠前がネックとなり二人の容疑者を逮捕出来ないと嘆く刑事。しかしトリックは斜め上。現代ではルール上できないだろうが。

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    2022年02月18日
  • 御手洗潔の挨拶

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    御手洗潔シリーズの短編集。占星術殺人事件後の話から始まり語り手が石岡くんじゃないものもあり楽しい。三話目がいいな。カラッとしたお話。巻末の島田先生の説明がとても良い。御手洗シリーズを読破しようと決意を新たにした。

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    2022年02月16日
  • ネジ式ザゼツキー

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    ネタバレ

    御手洗はストックホルム大の教授になっているが、非常に島田荘司らしい作品。
    現実とは思えない内容の物語を、血なまぐさい現実に落とし込む。解説では最大のカタルシスは「ビートルズの代表曲がベースになっている」と判明するところだと言っていたが、自分はやはりスペースコロニーの中だというところだと思う。
    スキップする大人たち、三メートル近いひまわり、南北方向にはなぜ直線道路がないのか、といった謎が一気に一つにつながる。まさしく"奇想"だ。
    そしてここまでが第一部といった感じだろうか。
    第二部は、切られた首にネジを組み込まれた死体。
    仰角45度で接射され、二つの穴を開けた三発の弾丸に関す

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    2022年02月06日
  • セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴―名探偵 御手洗潔―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    重すぎる小説の連続、積読本のうちライト小説を選択・堪能。ロシア・ロマノフ王朝のダイアモンドの長靴、それを巡る少女誘拐、宝さがし、少女と名探偵・御手洗(みたらい)の対峙、それぞれが結びつく。少女が誘拐され、少女の親がダイアモンドの長靴を繁華街の花壇に埋め、犯人にそれを渡そうとするが、犯人は受け取れず。そこには多くの思惑があった。さらに御手洗の名推理によりミステリーが一気に解決する。エピローグで女帝・エカチェリーナ2世の豪快な行動には驚愕した。また女帝に会うことを許された大黒屋光太夫の話しも興味深かった。④

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    2022年02月03日
  • 鳥居の密室―世界にただひとりのサンタクロース―(新潮文庫)

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    初島田荘司。
    ミステリうんぬんというより、人生ドラマ。状況はイメージしにくかったが、ドラマチックで面白い。

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    2022年01月16日
  • 写楽 閉じた国の幻(下)

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    ネタバレ

    生き生きと描かれる400年ほど前の江戸町人に、羨ましさを感じる。著者の作品は初めて読んだが、歴史考証が飽きずに読める筆力。重くなりがちな歴史的な謎を、写楽作品への想い入れを消すことなく、娯楽作品として描いておりワクワクしながら読むことが出来た。他作品も読みたい。

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    2022年01月03日
  • 屋上

    nk

    購入済み

    島田荘司さんが提言する本格ミステリーの定義として「最初に幻想性のある謎が提示され、最後にその謎が論理的に解決される」というものがありますが、本作で提示される謎は凄いです。何しろ自殺する理由などこれっぽっちも無い人たちが、その建物の屋上に水を撒きにいくと何故か次々に頭から飛び降りてしまうというものなのですから、尋常ではありません。その内容から「ロウモン街の自殺ホテル」や乱歩の「目羅博士」を想起させまして、それらの作品は実は秘密の抜け穴があったりとかファンタジー性の強い解決だったりとか、ちょっと本格ミステリーと呼ぶには厳しい内容なのですが(そもそもロウモン街の方は実話ベースなので仕方がないのですが

    #笑える

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    2021年12月20日
  • 透明人間の納屋

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    最後のタイトル回収が秀逸。透明人間とは…。

    過去への憧憬とともに語られる、子供の目線だからこそ分からない大人の事情。
    子供だった自分と世界がいかに残酷か、大人になってから気付くやりきれなさ。
    頼り甲斐のある大人の有難さ…。

    子供向けと思い少々見くびっていた。
    漢字にはルビがふってあり、子供向けに作られてはいるが、際どい描写があるにはあるので注意が必要?

    表紙・挿絵のおどろおどろしさも良い。綺麗な装丁と相まって手放し難い一冊。

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    2021年12月15日
  • ネジ式ザゼツキー

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    記憶喪失の男、奇妙な童話、怪奇の事件、全部を合わせて解決に導く。分厚い本でもサクッとあっという間に読めました。御手洗シリーズをほぼ読んだことがなくても繋がりなく読める。
    トリックよりも、雲を掴むような童話から、特定の人と事件を結びつけた鮮やかさと、その事件の奇怪さの衝撃が強い作品。30年の年月とヨーロッパとアフリカとアジアを簡単に飛び越える発想のすごさで、読んでて面白かった。ネジ式ザゼツキーという題名がおどろおどろしくていいなぁー

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    2021年12月12日
  • 漱石と倫敦ミイラ殺人事件 1

    無料版購入済み

    まるでシャーロックホームズが実在の人物であるかのように錯覚してしまう、謎の説得力に満ちた作品。漱石も今後どのように絡んでくるのか非常に楽しみです。

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    2022年09月30日