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何度も壊されるレストランの便器と、高名な声楽家が捜し求める美女。無関係としか思えない2つの出来事の間に御手洗潔が存在する時、見えない線が光り始める。御手洗の奇人ぶり天才ぶりが際だつ「IgE」のほか、大学時代の危険な事件「ボストン幽霊絵画事件」など、名探偵の過去と現在をつなぐ4つの傑作短編を収録。
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Posted by ブクログ
御手洗潔シリーズの短編シリーズ。トリックがすべて秀逸で、普通の小説としても楽しめます。挨拶、ダンス、メロディと、3冊とも最高です。いきなり御手洗潔シリーズの長編は長くてキツいので、これからスタートするとベストかと。
IgE、ボストン幽霊絵画事件は展開がある程度想像出来る。うまいこと重なるもんだと思うが、可能性はゼロではないし、そうなるべくしてそうなっている。 SIVAD SELIMに関しては、石岡君のビートルズの選曲がズバリ的を射ているので、とても清々しい。 さらば遠い輝きは御手洗石岡コンビが大好きな私はもう何...続きを読むも言わない。御手洗潔を横浜の馬車道に戻そう(提案)
SIVAD SELIMの、スピーチを前にした石岡くんの緊張が手に取るようにわかり、ハラハラしつつも面白おかしく読めた。 ボストン幽霊絵画事件は奇譚のような話かと思ったらそうではなくて、御手洗事件の中で特に好きな話だった。 どの短編も楽しめた。
シリーズを総括すると、何度でも楽しめる短編がもっとも読みやすいという。玉木宏のイメージは間違ってはいない。
一見つながりのない事件が綺麗につながる「IgE」や御手洗潔の人柄が窺える「SIVAD SELIM」などバラエティに富んだ短編集。 マイベストは「IgE」かな。 やはり御手洗潔シリーズは面白い。ハズレがない。 ただ、御手洗が海外に行ってしまうのは少し寂しい気もする...
御手洗潔シリーズの短編集とは言ってもミステリでないものも含まれています。今までのシリーズ作品をそれなりに読んでいないとそれほど面白くはないかも知れないですね。作者自ら著したファンブックに近いものとも捉えられます。しかしながらミステリ部分はさすが、しっかりと読み応えがあります。
嫌みな程御手洗潔が活躍する短編集。 いやそんだけの手がかりじゃあ普通は全く解けないだろう!というような謎をスラスラと解いていくのはもはやご愛敬か。 でも謎がいちいち島田荘司らしい奇想天外ぶりだし、御手洗潔の奇天烈なキャラも一度ハマると虜になるという不動のシリーズ。 推理小説としてではなく、一つの読み...続きを読む物としてもかなり面白いのは島田荘司の文章の巧さに尽きると思う。特に「SIVAD SELIM」や「さらば遠い輝き」などのサイドストーリー的な小作品が、オールタイムベストで上位に位置するというのも納得する。 「さらば遠い輝き」で終盤あの名作に通じるエピソードが描かれているのだけど、これがまた泣ける。レオナじゃなくても泣けるってそりゃ。 御手洗シリーズはどんどんその世界を広げて行くのだ。 この短編の中では、御手洗潔がホームズばりに相方とのディベイトでささいな事件から大きな殺人事件を論破する「ボストン幽霊絵画事件」が好き。 御手洗潔はホームズに似ていると思う。ジャンキーではないけれど。
長編と比べるとかなり読みやすい。ミステリーではない、短編も2編。 でも、最後はうんちくもあって、さすが。
今回も新書版。4編収められている。島田荘司作品のストックはこれでおしまいだ。 作品は「IgE」「SIVAD SELIM」「ボストン幽霊絵画事件」「さらば遠い輝き」。個人的には、これまで読んだどの島田作品より「すばらしい」できだと思う。最高傑作といってもいいだろう。 マイルス・デイビスが出てきた...続きを読むり、シュワちゃんが出てきたりと、非現実的な描写が多い。トリックだって、すぐにわかってしまう(特に絵画事件)んだが、とにかくストーリー・テリングの妙に尽きる。 「IgE」は、御手洗のスーパースター振りがまさにホームズを連想させる。茶目っ気たっぷりな名探偵がとてもかわいい。「SIVAD」は、心温まるすばらしい作品。ヘヴィメタルロック・アルバムのなかにすばらしいバラードがあるような感じだ(わかるかなぁ、この感じ)。「ボストン」は、ワトソンのそれ。まさにそのテリングがとにかく懐かしく、生き生きとよみがえる。問題はエンディングの「さらば」だ。先の(といっても私が「先」に読んだというだけだが)ヒロインが登場するのだが、恋愛ロマンスっぽくて、さっぱり意味がわからない。 いずれにしても、これで在庫が切れてしまった「島田作品」だが、週末にでも本屋で続く作品を買ってこようと思わせるに十分な作品集だった。よかった。ミステリーなんだが、それとは一味違ったよさを感じることができて大正解だ。
この短篇集は一概に”ミステリ”ではないものが含まれている。 もっとも、御手洗潔の若かりし頃の事件や、謎解きをしない時の御手洗がわかって面白かったのだが。
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御手洗潔のメロディ
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島田荘司
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