ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
さらし首の名所だった「暗闇坂」にそそり立つ樹齢二千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだのか。近寄る人間たちを狂気に駆り立てる大楠の謎とは。とうてい信じられない怪事件に名探偵・御手洗潔が敢然と挑む。しかしながら真相に迫る御手洗も恐怖にふるえるほど、事件は凄惨を極めるものだった。本格ミステリーの巨匠が精力を注いだ大傑作。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
怖かった。うん。怖かった。 けど御手洗シリーズで1番好きかもしれない。 ぶっ飛んでるけど理にかなってるトリックがクセになる。 とりあえず御手洗がすき!
この分厚さを苦にせず読ませる完成度に⭐︎5! ホラー演出、コミカル石岡君、相変わらず大がかりなトリックに、カッコ良さが増し続ける御手洗潔! 挿話のバランスも良し! 御手洗シリーズの一つの到達点って感じだね
文庫の厚さに読みきれるか不安でしたが、勉強と仕事の合間を縫って何とか読みきれました! 楠の狂気に振り回される、御手洗たち。 果たして犯人は?そして、謎は解けるのか……
四半世紀ぶりに読んだがいい具合に忘れていて、たいへん楽しんで読めました。この人特有の、一見関係ない場面に飛んでしまう構成も、このくらいの間隔や分量であれば効果的。最後のちょっとしたオカルトも高木彬光っぽくていい。
長い! 厚い! なんだこの読みごたえは! 時代をいったり来たりするので、続けて読まないと頭の中にクエッションが飛び交います。休日にじっくり腰を据えて読むことを勧めます。なにより御手洗にぞっこんで長い付き合いになる、彼女の登場回でもあるわけで。 じっくり読まない手はないのでは? ここから40年の付き合...続きを読むいになるなんて当時の読者は考えても居なかったのでは? なんて言葉がチラチラ脳裏をよぎっていました。
西洋館の屋根に跨がった死体が発見される。その前には昔少女を飲み込んだという伝説を持つ大楠があった。 現在と過去、日本とスコットランドの謎を御手洗が解く! 久しぶりの御手洗シリーズ。ものすごく雰囲気があるホラー?ミステリー。いやもう、最高でした。→ 御手洗は変わらずかっこいいし(一本筋が通った感じ、...続きを読む最高に好き)石岡は相変わらずかわいい(サイトシーイングのくだりとか最高でしょ)ラストのしんみり感もいいなぁ。余韻がすごい。 なかなか悲しい物語だよね……。
御手洗潔シリーズ。人を呑み込む巨木といい過去の手記といいホラー&オカルト要素が強いがキチンとミステリーとして解決されている。現代における殺人よりも過去編の真相がヤバい。その事で御手洗の優しさが分かるというのが良かった。 現在横浜市在住であるので、舞台からして興味を引いた。
御手洗さんが出てくるのが早くてうれしい。私としては、半分以上読んで、満を持して!というよりは、これくらいで出てきてほしい。
久しぶりに長めのミステリーを読んだ。御手洗潔ものは独特の味わいがあっていいね。話としてはホラーっぽい雰囲気たっぷりなのだが、石岡氏がこわがり過ぎというふうにも思えた。トリックは相変わらず作者の作風が表れていてニヤリとする。ちょっとご都合主義的なところもあり。真相は全然想像のつかないものだったが、明か...続きを読むされ方のせいなのか、「そうだったのか!」という驚きはそれほど大きくなかった。
ジェイムズ・ペインの誘拐の家の秘密はなかなか面白かった。単純なのに固定観念で全く気づかなかった。 非常に面白かったし、作品の世界観も好みだったが、西洋館の上の卓と、大楠の上の譲が計算してそうなったのではなくたまたまその位置に落ちたというのがすこし残念だったので★4にした。たまたまで納得するものもあ...続きを読むるが、今回は大楠という象徴的なものが中心にあったので、神秘的な秘密に対して個人的には計算づくのトリックが存在するものであって欲しかった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木
新刊情報をお知らせします。
島田荘司
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
吉敷竹史シリーズ〈4~16合本版〉
占星術殺人事件 改訂完全版
奇想、天を動かす~吉敷竹史シリーズ11~
御手洗潔のダンス
[対談]本格ミステリーの深淵を覗く
試し読み
飛鳥のガラスの靴~吉敷竹史シリーズ14~
新しい十五匹のネズミのフライ―ジョン・H・ワトソンの冒険―(新潮文庫)
網走発遙かなり 改訂完全版
「島田荘司」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲改訂完全版 暗闇坂の人喰いの木 ページトップヘ